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(回答先: 消費税率引き上げ「国民も理解」 野田財務相、米駐日大使に説明 投稿者 めっちゃホリディ 日時 2010 年 6 月 25 日 15:53:35)
産経や日経の記事の書き方では、誰が誰に言ったのかさっぱり分からぬ。ロイターの記事はちゃんとしている。
産経や日経の記事では、記者団が会議に同席したかのごとき書き方である。もしくは、野田が記者団に語ったように読める。
ロイターでは・・「会談では、ルース大使から・・質問があり、野田財務相が・・説明した」と「会談に同席した財務省筋が記者団に明らかにした」いうように誰が誰に言ったことかが明確である。
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説明した中身もロイターと日経・産経とでは違っている。「消費税を含めた税制の抜本見直し・・税率についてのやりとりはなかった」と「消費税率引き上げの議論」とでは全然違うと思う。「国民は理解し始めている」発言はロイターにはない。
ロイターでは・・「ルース大使から・・質問があり、野田財務相が、選挙後には消費税を含めた税制の抜本見直しを行うことになっていることや「歳出改革だけでなく歳入改革も必要になってくるので、参院選では国民にしっかり訴えていく」と説明した」だけだ。
産経では・・「消費税率引き上げの議論について、「国民もだんだん理解し始めている』」
日経では・・「消費税の議論は日本ではこれまでタブー視されてきたが、国民にだんだん理解されてきた」
＊ 『消費税率引き上げの議論について、「国民もだんだん理解し始めている」』発言は本当にルース氏に語ったのだろうか？
＊ それとも、ルース氏との会談の後で記者団からの何らかの誘導的な質問にたいして「国民もだんだん理解し始めている」と述べただけなのではないだろうか？
＝＝＝
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK040562520100625
ルース駐日米大使が野田財務相を表敬訪問、Ｇ２０対応や消費税が話題に＝財務省筋
2010年 06月 25日 13:07 JST
［東京 ２５日 ロイター］ 野田佳彦財務相は２５日、ルース駐日米大使と財務省内で１５分程度会談し、週末にカナダで開催される２０カ国・地域（Ｇ２０）首脳会議などでは、新成長戦略や財政運営戦略を説明し信認を得ることにしっかり対処したいと表明した。会談は新任の野田財務相への表敬訪問で、ルース駐日米大使の申し入れによるものだった。会談に同席した財務省筋が記者団に明らかにした。
会談では、ルース大使から消費税引き上げの議論に関する質問があり、野田財務相が、選挙後には消費税を含めた税制の抜本見直しを行うことになっていることや「歳出改革だけでなく歳入改革も必要になってくるので、参院選では国民にしっかり訴えていく」と説明した。税率についてのやりとりはなかったという。
野田財務相の消費税や財政運営戦略についての説明に対して、ルース大使からは評価や感想など特に発言はなかったという。
また野田財務相が日本経済について「自律的な回復の基盤ができつつあるが、油断はできない」とし、閣議決定した成長戦略に関連して「限られた財源の中からしっかり予算付けしたい」と説明した。
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http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C9381949EE0E7E2E7918DE0E7E2E4E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2
野田財務相とルース米大使が会談 消費税やG20が話題に
2010/6/25 12:44
野田佳彦財務相は25日午前、省内でルース駐日米大使会談し、消費税を巡る政府・民主党の対応について「与野党間で議論したい。歳出改革だけでなく歳入改革も必要になるので（議論の必要性を）参院選でしっかり訴えたい」と説明した。
そのうえで「消費税の議論は日本ではこれまでタブー視されてきたが、国民にだんだん理解されてきたので、このようなタイミングで議論するのは大切だ」と語った。
今週末にカナダで開く20カ国・地域（Ｇ20）首脳会議に関しては「菅直人首相を中心に日本の成長戦略や財政運営戦略を説明し、各国や市場の信認を得たい」との考えを示した。
会談はルース大使からの申し出で実現した。〔ＮＱＮ〕
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