仙谷官房長官は記者会見で、アメリカ軍普天間基地のある沖縄県宜野湾市の市長が移設問題に関連し、国に損害賠償などを求める裁判を起こす方針を決めたことについて、「堂々とお受けし、裁判所で判断してもらうことが正しい道だ」と述べました。

　沖縄県宜野湾市の伊波市長は、市の面積の４分の１を占める普天間基地について、住宅地に隣接し飛行場としての安全性を欠いているなどとして、国が普天間基地をアメリカ軍に提供するとした合意の無効と損害賠償を求めて裁判を起こす方針を決めています。これについて、仙谷官房長官は記者会見で「訴訟は、オープンな場で第三者の判断を求めるということであり、どういう請求の趣旨になるのか。まだ見ていないが、伊波市長の立場に立っても、訴訟を起こすのは難しいのではないかと経験上は思う」と述べました。そのうえで、仙谷官房長官は「裁判で決着をつけることは、どなたにも付与されている権利であり、それは堂々とされたらいい。政府のほうも、もし出されたから堂々とお受けし、政府としてよって立つ考え方を述べ、裁判所でちゃんと判断をしてもらうということが正しい道だ」と述べました。(NHK)

　鳩山前総理大臣は普天間基地移設問題での大背信によりネットでの支持をも失った。そのため鳩山おろしという政局に相なった。しかるに次の内閣はその大背信を堂々と引き継ぐにとどまらず上記ニュースでの仙谷の発言。ハトさんとしたら何のために辞めたんだと言いたくなるだろう。

コメント
01. 2010年7月07日 06:57:31: y2SPy6IwBg だから弁護士はきらいなのだ。 こんなものは、法に照らし合わせるのではなく、 国民の声と照らし合わすものです。 本当に今の政権には思いやりが全く無い。

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