本当に分かっているのは亀井大臣だ。

民業圧迫だとして完全民営化を言っているのが、みんなの党だ。

競争社会である事実をいいくるめ、世を勝ち抜こうという意識の希薄な日本人が王手をふって歩くような日本になった。
資源のない日本が世界で生き残るためには競争しかなくよって勝者と敗者は淘汰の面で仕方がない。敗者を敗者たるがゆえに必要以上に目をかけてやるような同情こそ、今の弱い精神力の若者たちを生み出した。
政治家は無能で有能な者たちの可能性を潰す。社会は平等だのなんだのいうが勝者がいて弱者を守るのが世の習い。弱者同士で群れるなど勘違いもはなはだしい。ましてやセーフティーネットなどというものは言語道断。

見た限りの記憶なのでおおまかに書いたが某掲示板を覗いていたらこんな陳腐な台詞に同意する連中がけっこう多く書き込みしていたりする。
しかれども同意と賛同する連中もどちらかといえば敗者いわゆる負け組みという一群の側にいるのである。
どこまでも性懲りのない日本人気質の仇という気がする。

パソナの女社長も貧乏な出自ではない。
だいたいスチューワーデスになった奴は、採用に家柄も重視されるから
元々は、金持の子女である。
勿論パソナの女社長のすべてを否定するつもりはない。
彼女も人脈作りとか派遣会社を大きくすんのに努力したのであろう。
でも親が貧乏で満足な教育も受けなかった、体力が人並みはずれて
あり佐川急便で稼ぐほどの力もなく、もしくは、立ち回りがうまくなく
不器用な人で一生懸命がんばったけど、派遣切りとか
現状のつらい状況にある人は大勢いるのである。
この動画の丸顔の元トラック青年も自衛隊にいて国防のために命を張った人のようである。
命張った青年にこの仕打ちは酷いと思う。
昔見たランボーの最初期のスタローンに通じる思いがある。

パソナの女社長は、後者のような人とは前提条件が違うのである。
勝ち組連中の許せないのは、前提条件がまったく違うにもかかわらず
自分の恵まれた前提条件を棚にあげて、
恵まれない前提条件の人を努力が足りないなどと抜かすのである。

僕は、ベーシックインカムに向けて動くべきだと思う。
ただその前段階として、ハローワークと生活保護窓口を早急に一本化
すべきである。
諸悪の根源は、ハローワークがきちんと職場を斡旋できない現実
と生活保護窓口の本当に生活保護を受けるかどうかを判断する能力の欠如にある
と断言する。
生活保護窓口とハローワークを一本化して、生活保護希望者で働ける能力が
あるというならば、生活保護窓口が窓口担当者の責任と裁量で
きっちりお前が職場を斡旋し就業まで面倒みてやれと。
現状のハロワークは、職場を斡旋してなおかつ就業まで面倒をみる義務はないのである。こんなのがあるよ、ちょっと面接までのアポとっといてあげるね。
それだけである。だから職業紹介能力にかけるバイト程度の担当者が増えるし
仕事の中身も単なる事務作業になってしまう。
結果も出せないから、失業者が多いにもかかわらずハローワークの予算が削減され
規模も縮小傾向にあるのである。

そもそもテレビに出ているような人は、雨宮氏を含めて本当に困っている人の気持ちを同情しているのはわかるが、理解しているとはいえない。
それは、この人たちは、どこの業界へいっても採用してもらえる職業能力
をもってるし、コネや人脈もある。
この人たちは、就業システム語る時、意識していないんだが、
人ははどこへ行っても金が稼げるという立場の人を前提にしているふしがある。
悪気はないんだがおごった部分がある。それは湯浅氏だってそうである。
東大でてて表現能力豊かなら、編プロでも出版業界でも企業の販促担当でも
どこでも雇ってくれる。もしくは請負自営だってできる。

まずは郵政の非正規の皆さんが正規化されることを期待します。

それと０４さん。
湯浅さんは、確かになんにでも就業・転職できる力があるかもしれませんが
（その気になれば政治家にも学者にも）
にもかかわらず自らの意思で、今の仕事を選んだんですよ。
おごっているようには見えませんが。

かっての金美麗とのＴＶ対談では、
おごり高ぶる自己責任？論者たちへの
深く激しい、静かな怒り・・を感じました。

私は彼の類まれな行動力と知性を、大いに尊敬します。

なぜ働かなければいけないんですか？と聞く人たちは働く意味がわからないのではなく動機付けが見つからないのだが、動機付けというと夢ということになるが、この際の夢とは起業家やコンサルタントのいうやりたいことではなく、夢そのものより働く意義を見出せない人が本当に一定低度いることを頑張るからの解放と捉えなおせば日本人も少しは変わるのかもしれない。
額に汗して働くことは誰のためでなくただ自分自身のためというちっぽけな動機付けでさえ尊いのだということさえ今の派遣は奪われている面が確かに存在する。

日本の労働者収入が、激減し
消費と税収が、低下し続ける以上
公務員、大企業、スペシャリスト。
日本国内では、どれも安泰ではない。
僅かな時間差で、等しく滅びを迎えるだろう。

国外資産の所有者や海外用スペシャリストが
新たな勝ち組になるだろう。

労働者層を分断している者もされている者も
共通の生活圏（日本）が崩壊しているのに、気が付いていないのだろうか？

彼ら、炊き出し活動は、悪いとはいわないし、悪人ではないと思う。
湯浅氏・雨宮氏がよりよい社会にしたいとか、彼らを救いたいと強く思っている
のは嘘ではないでしょう。一方で
炊き出しの件でも、もらったお金でパチンコなどをやってすった人もいるという
情報もあります。
彼らの活動も完璧ではないのです。
しかも彼らから、ハローワークの問題点の指摘も余り聞かないし
生活保護担当者の非道ぶりは、強調したとしても
じゃあ893に生活保護を断り本当に困ってるひとだけがピンポイントに支給されるような体制にする仕組みやシステムにする提案があったためしがないんです。

あきらかに自分がどこも行く先がなく困ってつらい思いをしたことがないのです。
困れば誰かの紹介でいきてくことは可能な職業能力を持っていたりするからです。
雨宮氏も千原ジュニア氏も引きこもり経験をネタに活動されていますが
支援者がおり本当の意味での引きこもりとは異なります。千原氏は、社交的で対人対応に長けている兄に全面的に庇護を受け助けられているのです。
先輩芸人の体育会系的恫喝・いじめはほぼ兄がフォローしているので苦労していないのです。

>>07　勝ち組の多くは、やはり恵まれた条件もしくはプラットフォームが
あった上で成功してることが多い。
特に高度経済成長以降は。
かつて戦争直後、ゼロから成功者は多かったしれないが、今はちがう。
勝ち組成功者も勿論努力はしている。勉強もしているそれは認める。
でも底辺にある者と前提条件は違う。あきらかに恵まれている。
ワタミも元々は金持ぼんぼんでスポーツマンの体力自慢、
貧乏になったかもしれんがある年齢までは高い教育受けているし、
体力があるから佐川急便で働ける。佐川勤務の経験あれば金は貸してくれる。
運送業に就いてる知人にでも聞いてみると良い。佐川急便は、並みの体力の者は勤まらない会社であると。
生活倉庫の堀の内も元々金持の息子
彼は、プラモデル趣味が高じて手が器用になりストーブ修理が
きっかけで成功している。ニトリも家具店のせがれ。一文無しから出発したわけではない。

誰でも恵まれた場面はあったのである。運が良かったのと、才能と。
それらが何もない人をどうやって救うか、もしくは才能を見つけ
社会の役に立てさせるかが、本当の意味での社会運動・政治である。