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政治家にも「引き際の美学」というものがあるだろう。 文藝評論家・山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/438.html
投稿者 行雲流水 日時 2010 年 7 月 12 日 19:21:46: CcbUdNyBAG7Z2
 

http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20100712/1278904508

2010-07-12 12:15
政治家にも「引き際の美学」というものがあるだろう。


菅直人が参院選惨敗にもかかわらず、意地汚く居座りを続け、つまり続投を早々と宣言し、ますます恥を曝しそうな気配だが、しかも惨敗の原因は消費税増税を突然提案したことと、その提案のタイミングや方法が悪かったからであって、菅直人に対する「no」ではないと言い訳したいらしいが、この未練がましく地位に恋々とする態度を見ていると、やはり最近の政治家の思想的未熟さと決断力の欠如を感じないわけにはいかない。いつ頃から、政治家が、選挙という国民からの審判が明確になっているらにもかかわらず、それを認めようとせずに、恥も外聞もなく地位に恋々とするようになったのだろう。参院選惨敗直後に、総辞職という大方の予想を裏切って、それこそ意地汚く続投を宣言したが、二、三ヶ月も経たない内に精神的に追い詰められて、政権を投げ出すという前代未聞のドタバタを演じた安倍晋三元首相の例を思い出す人は少なくないだろうが、僕が思い出すのは、選挙結果を受けて「チクショー」という苦悶の声と共に辞任宣言した橋本龍太郎の例だが、まだあの頃までは政治家にも「引き際の美学」とでも言うべきものが残っていたのだろう。おそらく日本の「政治」や「政治家」が、急速に幼児化し、痴呆化していくのは、この「引き際の美学」の衰退と連動しているのではないかと思われる。国のトップが、選挙という国民の唯一の国政参加のチャンスと、その厳しい審判を無視・黙殺し、悠然と責任放棄した上で居座り続ければ、国民は絶望し、無力感に襲われるだけだろう。さて、菅直人は、内閣組閣にあたって、高杉晋作の「奇兵隊」にちなんで、「奇兵隊内閣」とか呼んで悦に入っていたようだが、実は菅直人は、郷土の先輩であるにもかかわらず、高杉晋作が、肝心な場面になると、いつも「逃げる男だった・・・」という秘話を知らなかったらしい。今、まさに肝心な場面に直面し、責任転嫁と言い訳を繰り返しながら、そこから必死で逃げようとしている菅直人なわけだが、やはり菅直人はその程度の人間だったということだろうか。どこまで逃げられるものか、じっくり観察するのも悪くない。菅直人よ、大いに恥の上塗りを演じてくれよ・・・と思う、今日この頃である。


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コメント
 
01. 2010年7月12日 20:25:18: bkERWrn3nY
次の世論調査で支持率35%前後、9月の支持率は20%前後になるであろう。
支持率重視の内閣、党役員はどういういいわけをするのか。
菅総理は9月頃野たれ死ぬか、9月の代表戦には出ないのではないか。
国民の大半は菅総理を全く信用していない。それがわからないのが総理自身なのだ。

02. 2010年7月12日 21:05:36: wuiFKNWm5k
菅直人や仙石・枝野には「美学」の片鱗もない。
あるのは・・・狡猾、さもしさ、詭弁・・・底辺に有権者軽視。

今、あっさりやめれば、復活の道は残されている。しかし、にっちもさっちも行かなくなり、放り出すのは見えている。石もて追われる身だ!その場合、二度と復活の道はない。

どっこい、狡猾な菅はあっさり谷垣と野合するかも知れない。その時はその時で
共倒れだ。どちらにせよ、見苦しい!

こんな菅に有権者は嫌気をさしているのだ。


03. 2010年7月12日 22:54:45: sAwfDUTlTU
支持率が落ちれば、菅政権は、アウト。

アメリカが、見捨てるだろう。

つまり、有権者の責任が重い。

また、有権者をダマシテ、操作しようとする。


04. 2010年7月12日 23:30:59: 60oFMlgYaA
管氏と枝野氏は支持を失うでしょう。

でも、まあ、また、捲土重来です。

また頑張ればよいじゃないですか。

また、明日があるものです。


05. 2010年7月13日 06:40:09: 87GDJSc0ao
橋本龍太郎の悔しさをにじませた「チクショー・・・!!」は鮮明に覚えている。
選挙は戦いなのだ。負けて悔しいのは洋の東西を問わずだ。
ワールドカップを見るがいい。負けた国のほとんど、人種、国籍の違いに関わらず歓喜を挙げる勝者の横でへたりこんで悔し涙で嗚咽を洩らし顔を手で覆う敗者の選手が映し出される。
決勝リーグに出たチームとなればそれは勝ち進むにつれて当然、次のステージの生き残りをかけた壮絶な戦いがそれを加速させる。
涙を流して負けを惜しむのも終わったことを自分に言い聞かせて悔しさを呑みこむのも、それが懸命に必死に戦った選手であれば自然こちらもなにがしらの感動、切なさを共感できるものだ。
そして当然、負けたチームの指揮官は選手をねぎらい選手の状態を気遣い、負けた敗因とすべての責任を指揮官、監督のものとして引き受け去っていく。

菅直人や内閣執行部は戦うということの意味を考えたことが一度でもあるようには思えない。
恥を知らない指揮官やスタッフが居座ればサポーターが辞めさせるべく圧力をかけるのがサッカーだが、これは勿論政治の世界も同じだろう。
ましてやはっきりいって選挙に勝てる布陣として選ばれたのだから押して知るべしではないか。
それとも猛妻と呼ばれる女房殿に言われないと理解できないのか?


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