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「小沢の沈黙が意味するもの」 政治評論家 平野貞夫 《特集 自壊する菅政権》 『月刊日本』8月号
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投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 7 月 29 日 08:45:35: qr553ZDJ.dzsc
 

http://gekkan-nippon.at.webry.info/theme/f8d87a0196.html
月刊日本編集部ブログ
平成22年7月23日発行(転載了承済)

小沢の沈黙が意味するもの 政治評論家 平野貞夫


鳩山、小沢退陣劇の裏側に何があったのか

 ── 鳩山退陣、高支持率でスタートした菅政権の急激な凋落、民主党の参院選大敗による「ねじれ国会」の現出と、わずか二ケ月の間に政治が激変している。
平野 驚くべきことではない。民主党が政権運営で迷走することは、鳩山政権成立時から予測されたことだし、私も『月刊日本』誌上で指摘してきたことだ。
 ことの本質は、小沢一郎という政権交代を成し遂げた実力者を鳩山政権がマニフェストの根幹に反して内閣からはずしたときに始まっている。
 権力の力学として、実力者を権力の側につけておかないと、弾かれた実力者に負の権力が集まるようになる。それが政治の力学というものだ。
 内閣の一員ではなく幹事長という立場に追いやられた小沢氏が、多くのマスコミが報じるように「隠然たる力を発揮した」のには、こうした政治力学を理解していない鳩山氏の能力不足のためだ。 鳩山退陣に至るまでには、沖縄の普天間基地、マニフェストの不履行、マスコミが騒いだいわゆる「政治とカネ」が問題となった。

 実は、私は今年5月末の段階で内密に、小沢氏から首相交代にあたって、政治空自を作り出さないようにするためにはどうすればよいか相談を受けていた。そもそも不測の事態、天災に備えて政治空白はあってはならないものだし、さらに北朝鮮情勢も緊迫とヨーロッパの深刻な経済危機もあった。
行き詰った鳩山内閣を交代させるにあたって、もっとも政治的混乱、政治空白をもたらさない、手続き的にうまい方法を小沢は早くも4月末ごろから考えていたようだ。
 小沢氏は鳩山氏の次は菅氏を立てて、菅氏の下で挙党一致体制を作ることを目指していた。小沢氏のシナリオ通りであれば、菅新内閣は参議院選挙で大敗するどころか、うまくいけば民主党による単独過半数、悪くても与党での過半数を維持できただろう。小沢氏が当初から参議院選挙の目標議席数を「与党による単独過半数」と定めて、選挙戦略を立てていたのには、それなりの計算と裏づけがあったのだ。

 鳩山首相を辞任させるにあたって、鳩山氏が自分も首相をやめるから小沢氏にも辞任を迫った、と報じられているが、真実は逆だ。この辞任劇はすべて小沢氏の脚本、演出によるものだ。鳩山首相は辞任すべきであったのに、なかなか辞任しないことに小沢氏は頭を悩ませていた。日本の首相として格好もつけさせてやらなければならないから、小沢氏が悪役になることで、辞任の大義名分を与えてやったわけだ。

 実は、まったく同じことが平成14年(2002)の「民由合併」、当時の民主党代表であった鳩山由紀夫が自由党代表であった小沢一郎に非自民党勢力の結集を謳って合併を申し込んだ時にも起きていた。この時、鳩山氏は民主党内での事前調整もろくにせずに合併を申し込んできた。小沢氏は、せめて役員会で了解を取り付けてきてからにしてくれ、と追い返した。ところがその後、私のところに鳩山氏から電話があり、「これから役員会に諮るが、それに際して、『小沢氏から民主党に合併を持ちかけられて、その際には政策もこちらの言い分を丸呑みするし、党名も民主党に統合するとの提案があった』という話にしてもらえないか」と言うのだ。
 私も驚いて、「小沢も全力で合流に尽力する」程度の表現にとどめてくれと答えた。結局、この時と同じことが繰り返されたわけだ。鳩山氏の顔を立てるために小沢氏がダシに使われた。もっとも、小沢氏もそのことをよく理解して、甘んじてその役目を引き受けたのだ。それは、歴史的政権交代の理念を実現するためだった。


 人格的欠陥が民主党惨敗を招いた

 ── 鳩山退陣後、6月2日に菅氏が代表に就任すると、菅氏による「小沢氏は静かにしていたほうが良い」という発言が飛び出した。
平野 これは党内政変であると同時に、人格罵倒であり、表現の自由、行動の自由を次期内閣総理大臣という最高権力者が制限するという、小沢氏の人権をないがしろにするような許しがたい発言だった。

 菅新政権の本質、参議院大敗の根源はここにある。私の政治の師であり人生の師である故・前尾繁三郎(元衆議院議長)は「政治家である前に人間であれ」と遺言した。これは、政治家としての駆け引き、手腕以前に、人間としての見識、判断力、人格こそが問われるということだ。菅氏、そして幹事長に就任した枝野幸夫氏に決定的に欠けているのはこうした人間としての資質だ。国民は本能的に、しかし鋭くこうした人格の高低を見抜くものだ。

 平成19年から二年間、菅氏に請われ、また小沢氏から頼まれたこともあり、菅氏に「国会対策のキーポイント」についてレクチャーしていた。だが西松事件が発生し、小沢氏の大久保秘書が逮捕されると、菅氏から連絡も相談も一切、ぱったりとなくなった。私は西松事件について、「麻生政権の政治捜査で、政権交代を阻止するための謀略」と論じてきたが、菅政権成立と同時に「小沢切り」を本格化させたところを見ると、西松事件のときから菅氏は「小沢切り」の準備を着々と進めていたように思う。
 実際、菅氏が首相に就任して打ち出した政策は、小沢氏の政策を真っ向から否定するものだった。「国民の生活が第二という理念に代わり、「強い経済、強い財政、強い社会保障」などと言い出したが、最後の社会保障など刺身のツマのようなもので、狙いは消費税増税発言に端的に表れているように、「強い経済、強い財政」という新自由主義の復活、小沢政策の全否定に他ならない。まず政局的に小沢氏を切り、次に政策的に小沢氏を切り捨てるということだ。政局的に、そして政策的に切るとは、小沢氏を政治的に葬り去るということだ。

 参議院選挙大敗直後の記者会見で菅氏は「財務大臣としてギリシア経済危機の深刻さを知り、財政再建が急務だと考えた」と消費税発言について苦し紛れの弁明をしているが、ギリシアと日本の国情がまったく異なることは誰でも知っていることだ。言い訳になっていない。
 要するに、選挙の先陣に立った菅氏、そして共に小沢切りに動いた枝野幸夫幹事長の人間性が満天下に暴露されたのが、今回の参議院選挙だったのだ。端的な例は一人区での結果に現れている。多くの一人区で民主党は当初は優勢であったのが、消費税発言以来、一気に情勢は急変した。原因の一つに、自民党と公明党との選挙協力がある。実は、公明党は創価学会の方針として自民党との選挙協力を指示してはいない。だが、各県連各選挙区の公明党支持者が自発的に選挙協力を行った。これは民主党を倒すというよりも、「何としても菅・枝野体制を倒さねばならない」という意識の発露だった。菅氏・枝野氏への人間性への不信がそのまま投票結果に表れたのだ。

 小沢切りという政争のために国民に痛みを強いる消費税増税を持ち出す、政治家以前に人間としての低劣さに、国民が拒否反応を示したのだ。これは、野党各党との舌戦においても如実に表れていた。菅氏、枝野氏の発言は、口喧嘩にもなっていないレベルのものだった。自分の言論に対する誠実さなど微塵も感じられず、問題点を指摘されると屁理屈ではぐらかし、不利になると相手の古傷に指を入れて罵倒し、逆襲する。この様子は昭和四十年代の、無秩序に陥いり、とにかく相手を潰しさえすればよいという大学紛争や、平成七年の過激新興宗教団体広報担当の「ああ言えばこう言う、こう言えばああ言う」という詭弁を髣髴(ほうふつ)とさせ、背筋が凍りつくものだった。
 こうした姿勢のため、野党は菅政権に対する信頼を完全に失った。要害政治を共有できる人間ではないという、菅・枝野両氏に対する不信が決定的となった。

 ── 政治不信以前に人間不信が蔓延している。
平野 議会政治とは何かが、菅氏はまったく分かっていない。
与党は、野党の言い分を聞いて、それなりに評価して、お互いの信頼関係の上に成り立つものだ。「ねじれ国会」と言うが、憲政史上、むしろ「ねじれ」など何度もあった。ここで参考にすべきは、海部・宮沢政権時だ。この時は与野党が徹底的に話し合い、信頼関係を作ることで、PKO法案を始めとする重要法案を与野党協力して通している。信頼関係のないところに議会政治はありえない。

 もちろん、与野党間に信頼がなかったのは自民党政権末期も同じだった。与野党間に信頼がないからこそ、衆議院の三分の二議席を悪用して、本来国家の緊急時以外は用いるべきではない再議決を乱発し、そのために国民の信頼を失って下野したのが自民党だった。
 今回、参議院で大敗したが、憲法上、菅首相に辞任する規定はない。だが、菅氏に対する人間不信、国民、野党からの決定的不信感がある以上、重要法案を通すことはできないだろう。必ず菅政権は行き詰る。
 短命政権が続いたものだから、もはやこれ以上政権を短期で変えるべきではないという有識者もいるが、それは本末転倒だ。愚か者が長期で政権を握るほうが遥かに国家・国民にとって有害だ。もともと菅内閣は選挙管理内閣だ。選挙管理に失敗したのだから退陣するのがスジだ。


 政権担当能力とは自己抑制能力だ 

 ── 菅氏が反省して、不信を払拭するという方法はありうるか。平野 人間は一朝一夕に正反対の人格に変われるものではない。変わったとしたら、それは、自分の本心を隠してウソをついているということに他ならない。それほどの卑劣、国民への愚弄行為はない。
 菅氏は「最小不幸社会の実現」などと言っていたが、最小であっても「不幸」を前提とする社会などあっていい訳がない。「不幸」を撲滅するのが政治の目標だ。たとえ遠いものであれ、高い理念のない政治に正当性はない。今さら何を言っても、背氏の人間としての資質は、すでに明らかになっている。むしろ、ここでスパっと退降したほうが、菅氏にとっては後に再浮上できるチャンスを残すことになるだろう。
 
 ── そもそも民主党の政権担当能力自体に疑いの目が向けられているのではないか。
平野 ガバナビリティー(政権担当能力)のgovernとは「感情などを抑制すること」と『新英和辞典』(研究社)にあることを思い出す。権力には、自己抑制能力が不可欠だ。だが、民主党政権は自己抑制するどころか、権力の行使に淫し、この10ケ月で政権発足時よりはるかに劣化してしまった。政権交代の理念など踏みにじられてしまい、ただの権力闘争に堕してしまった。

 ── 小沢氏が目指した政権交代による新しい政治とは、何だったのか。
平野 それは平成18年(2006)4月、民主党代表選で小沢氏が語った言葉に表れているように、共生社会の実現だ。
小沢氏はこう言っている。
「小泉政治は自由と身勝手を混同した結果、弱肉強食の格差社会という妖怪を生み出してしまいました。本当の自由とは誰もが共に生きていける『共生』の理念が前提であり、それを保障する規律と責任を伴うものであります。その『共生』のルールが公正なのであります」と。この理念が、「国民の生活が第一」という言葉に結実したのだ。

 政権交代を成し遂げたものの、民主党内部にはこの理念を共有しない者、理解できない者もいた。そのような矛盾を解消するためにこそ、参議院選挙で今一度、理念を高く掲げ、挙党一致内閣を実現させるべく、小沢氏は参院選に邁進していたのだった。だがそれも菅一派によって裏切られ、地に塗れた。いわば「裏切られた革命」であり、裏切られたのは国民なのだ。


 消費税が年金崩壊を招いた

 ── それにしても菅氏の消費税発言は、信じられないほど愚かなものだった。
平野 税制を政争の具に使おうという発想が、すでに狂気の沙汰だ。19世紀イギリスの政治学者ウォルター・バジョットが「税制の根本は政治制度を規定する」と述べている通り、税制改革とは政治のあり方そのもの、政治思想そのものの変革なのだ。
 なぜ、消費税に手をつけようとした多くの政権がそのために倒れ、竹下内閣が討ち死に覚悟で消費税導入を断行したか、その歴史と政治思想的意義を菅氏はまったく理解していない。
 戦後、GHQによって税制改革(シャウプ勧告)が進められたが、これは直接税に重きを置くものだった。だが、歴史の必然として直接税中心主義では限界があり、いずれ間接税の導入が必要となることも、当初からわかっていたことだ。
 大量生産・大量消費という経済構造はいつか必ず転換を迎え、選択的生産・選択的消費という成熟した経済構造へ変化する。いわば、経済の中心は企業主体の重化学工業から個人の多様な消費とそれに応じた生産という情報産業へと転換していくことになる。このときに、法人税・所得税という直接税に依存していては税収は必ず破綻する。間接税によって税金の最大の目的である所得再分配を行うことが必要となる。
 竹下内閣に至るまでの歴代内閣は、こうした理念を国民に訴え、消費税がなぜ必要か、時間をかけてコンセンサスを得てきた。当時の大蔵官僚も、税制が政治体制の根幹に関わることだということを理解していた。だが、どうやら菅氏も、菅氏に消費増税を吹き込んだ一部の財務官僚も、まったくこのことが分かっていない。特に財務官僚など、自分たちの失策を消費税を国民から搾り取ることで穴埋めしようという、国敗的発想をしており、それに菅氏が愚かにも乗せられたわけだ。

 実は、私は消費税導入にあたって、衆院事務局で実務を担当したから、消費税の裏も表もよく知っている。正直に言えば、現在の消費税は不完全なものだ。このように不完全な形でしか消費税を実現できなかったことには忸怩たる思いがある。だからこそ、消費税改革は現行消費税が学んでいる問題を解消するものとして議論されなければならないのだ。

 ── 現行消費税の問題とは何か。
平野 大きく二点を上げると、第一に、高所得者より低所得者の税負担が大きくなること(逆進性)、公平さが確保できないことだ。消費税に一律の税率を設けることには反対だ。
生活必需品への税率と毛皮やダイヤモンドのような奢侈(しゃし)品への税率が同じというのはおかしい。戦前には芸者への花代には30%の税がかけられたし、遊郭で遊べば200%の税がかけられた。富裕層が贅沢を楽しみたいのなら、それなりの税を負担してから楽しんでくれ、という「奢侈税」の思想があった。このように、物品によって税率に弾力性を持たせることによって、消費税による所得の再分配を行わなければならないのだ。

 第二は、消費税制度の成立の政治的取引の中で4000億円もの特別養護老人ホーム(特養)への補助金を拠出することになった。それを機に、食料、おしめなど必要物資は特定業界団体を通さなければ特養に納入できない仕組みを厚生官僚に作らせてしまったことだ。この業界団体から当時の小泉純一郎厚生大臣、次の丹羽雄哉厚生大臣らを始めとする厚生労働省へ群がる政治家たちへ資金が吸い上げられていく構造ができてしまった。大変な税金の無駄だ。そしてこれらは厚生官僚が政治家と結託して作ったものだから、政治家たちは厚生官僚に弱みを握られ、何も言えなくなってしまった。この結果、厚生官僚の悪事が放置されることになった。平成八年の岡光厚生次官の汚職事件など、氷山の一角だ。もっと悪いことに厚生官僚は年金を食い荒らした。その結果現在の年金崩壊があるのだ。消費税と年金崩壊は、実は深いところでつながっているのだ。この構造を完全に整理する必要がある。
 逆に、こうした事情を踏まえずして消費税について議論するなど不可能なのだ。


 アメリカの新世界戦略が普天間問題を打開する

 ── 普天間問題について、八月末に日米合意の履行が迫っている。この問題はどうなるのか。
平野 菅氏は、オハマ政権内部に未だに巣食うプッシュ政権の残滓・ネオコンと手を握ったと私は見ている。彼らは強硬に普天間移設の履行を求めてくるだろうし、菅氏もそれに従うだろう。
 だが現在、アメリカ政府内部では深刻な内部対立が起きている。クリントン国務長官らとネオコンの間で大論争があり、
クリントンらは沖縄住民の大反対のど真ん中に、高いコストとリスクをかけてまで基地を移設することに反対している。
 ネオコンは従来型の日米同盟を機軸として世界秩序を保とうという勢力だ。だが、これには莫大な経費がかかり、世界的経済危機にある中、アメリカもそこまでの経済力がなくなっている。そこで、オハマやクリントンが目指しているのが新世界戦略の構築であり、早ければ10月にも発表されるとの情報もある。これはネオコン流の軍事による秩序維持をやめ、環境・経済などに広げ、世界秩序はその責任を国連、G8、G20、APECといった国際組織に分担していくという考え方で、「みどりの同盟」などとも呼ばれるものだ。実際、ネオコンと決別すべく、ゴールドマンサックスを始めとする、ネオコンと深く結びついた巨大金融資本への規制をオハマ政権は強めている。
 アメリカの内部抗争の行方次第で、沖縄基地問題はまったく新しい解決を見る可能性が高い。それは、小沢氏がかねてから唱えていた国際安全保障論、国連中心主義に親和性の高いものになるだろう。

 ─── 日本政治が世界政治の潮流についていけていない。
平野 冷戦が終結したとき、ポスト冷戦の世界をどのように構築するか、対応するかが政治の課題だった。当初は比較的楽観論が多かったのだが、実際には9・11で激変し、激動の時代となった。
 現代はもはやポスト・「ポスト冷戦」時代という新しい時代に入っている。強い経済力と軍事力を背景にアメリカが世界を牛耳るという構造から、世界秩序維持の責任が各国に分担されるという時代になっている。この流れを理解していないと、菅首相も、そして旧態依然の日米同盟に固執する自民党も大恥をかくことになるだろう。この新しい時代に政治家に求められるのは、政争などにうつつをぬかすことではなく、自らの生命を日本のために投げ出すことだ。


 仙石官房長官は民主党の「野中広務」だ

 ─── 日本の政局に戻るが、今後、大連立、あるいは政界再編が起るという観潮もある。
平野 大連立は戦争などの極限の国家的危機において成立するものだ。現在の政争レベルでは大連立など起きないだろう。
また、小沢氏の復権を牽制するために自民党と民主党の一部が政界再編を目指す動き自体はあるかもしれないが、それが成功することはない。すでに述べたように、民主党は野党各党から信頼を完全に失っているからだ。信頼のないところに共闘はない。

 ─── すると、今後、菅政権はどうなるのか。
平野 菅政権のキーパーソンに注目することだ。それは、仙石由人官房長官だ。仙石氏は上昇志向が強く、ポストに執着を持つ人だ。そこから、三つの動きが考えられる。
 第一は、官房長官という地位にまで登りつめたことで満足し、いわば悟りを得て菅政権と共に退陣するケース。
 第二は、ここまで来たのだからとさらに欲を出し、今の体制を何とか維持して、菅氏の後継総理を目指すケース。
 第三は、同じく総理を目指すにしても、今の体制では総理は無理だからと、菅氏を斬って捨てて、その返り血も乾かぬうちに小沢氏と手を組もうとするケース。実は、純粋な菅グループには仙石氏への不信感が強く、氏を官房長官に登用したとき、菅グループからは不満が噴出した。仙石氏を信用したらいつ寝首を掻かれるかわからない、というのだが、この場合、その不安が的中することになる。
 日本の政治史で言えば、仙石氏がもっとも資質的に近いのは、自民党で錬腕をふるった野中広務氏だ。その政治家としての評価・功罪はともかく、権力の中心に居続けるためにありとあらゆる政治力を発揮し、寝技を使う点は共通している。


 なぜ小沢氏は沈黙しているのか

 ─── その場合、小沢氏は手を握るだろうか。
平野 それはないだろうし、あってはならないことだ。小沢氏が自らの政治理念を捨てることはない。
 結局、菅政権とは歴史のあだ花だった。そこには何も政治理念がない。政権交代の原点、理念は徹底的に裏切られ、踏みにじられた。このため、小沢氏は民主党の指導者たちに深い失望感を抱いていることだろう。

 ─── 参議院選挙の大敗以降、小沢氏は沈黙を守っている。
平野 民主党内では敗戦責任を問う声も上がっているが、小沢氏にしてみれば、責任というものは人にとやかく言われてからとるものではなく、自らが考えて行動すべきものだということだろう。責任を感じているのならば身を退くべきだし、身を退かないのは責任を感じていないということだ。
もちろん、小沢氏は9月の民主党代表戦のこともきちんと考えているはずだ。小沢氏の政治家としての歴史的使命は、「裏切られた革命」を権力の簒奪者から取り戻し、今一度政権交代の理念に立ち返ることにある。そして、小沢氏の理念の背景に、国内政治的には『共生社会』の実現、対外的にはポスト・「ポスト冷戦」という新時代への対応という大きな軸があることは、繰り返し強調しておきたい。p-35


平野貞夫(ひらの・さだお)1935年生まれ)法政大学大学院修士課程修了。園田直副議長秘書、前尾繁三郎議長秘書などを経て、92年に参議院議員初当選。自由民主党、新生党、新進党、自由党などを経て、2003年民主党に合流。04年に政界引退,著書は『平成政治20年史』『国会崩壊』など多数。

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※鈴木宗男氏、植草一秀氏、佐藤優氏、山崎行太郎氏…等が執筆されています。
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コメント
 
01. 2010年7月29日 10:24:50: 5ewtnZ4geY
平野貞夫氏の評論の内容、特にアメリカ国内での議論に注目するべきだろう。 既にアメリカですら従来のネオコンの主張が後退しつつあり、そのことはこれまで世界を支配してきた国際金融の支配が終わる可能性があることを示していると思う。 国連・IMF・世銀・WTO・BISなどの国際機関は、NYのウオール街とLDNのシテイーを拠点とする国際金融機関のために存在して来たものであり、アメリカやイギリスなどの一握りの超富裕者を王族・貴族とする奇妙な帝国をつくりあげるための機構に過ぎないものであろう。 グローバリズムと金融市場原理主義が、その帝国の世界支配の原理であり、世界中の国の政府などはその帝国に隷属する地方自治体に過ぎないものとされてきつつあった。 LF氏がいうニュー・ワールド・オーダーと言うものの実態は、世界に君臨する金融市場原理主義帝国の別名に過ぎない。 彼等自身の失敗によってこの帝国は現在破綻寸前の状態にあり、それ故に彼等は帝国の支配を維持するべく悪辣な謀略を試みているが、その試みも失敗に終わるだろう。 日本でも彼等の試みは失敗しつつあると見て差し支えない。 去年八月の衆議院選挙での自民党の敗北は、彼等にとって衝撃的な事件であった。 従順だった日本人が彼等の支配に対して叛乱を起こしたと見たのであろう。 叛乱の首謀者を小沢一郎氏と見て、彼等の支配下にある日本人協力者に命じて小沢排除を試み、同時に民主党を分裂させ政権を乗っ取らせたと考えるべきである。 その試みも今や破綻しそうになっているだけでなく、お膝元のアメリカですら方向転換が要求されてきていると見ても良さそうである。 世界を支配する闇の帝国を夢見たのかも知れぬが、所詮は時代錯誤の妄想に過ぎない。 アメリカの巨大な軍事力は、冷戦が終結した時点以後は不要かつ有害なものでしかないと思う。 N.T

02. 2010年7月29日 11:08:42: UQTmO8wN5k
 いつもながら平野貞夫氏の情報力と見識・洞察に基づく分析力には脱帽するばかりです。01、NT氏のコメントにも感謝します。

03. 2010年7月29日 11:54:33: FSyPN1ESQM
「食料、おしめなど必要物資は特定業界団体を通さなければ特養に納入できない仕組みを厚生官僚に作らせてしまった」
「消費税と年金崩壊は、実は深いところでつながっているのだ。」

悪政の極みですね。こういうのをたたくのがホンモノの黄門さまです。

それにしても「鈴木宗男氏、植草一秀氏、佐藤優氏、山崎行太郎氏…等が執筆されています」で、「月刊日本」を買いたくなっちゃったじゃないか。
保守でもないのに。


04. 2010年7月29日 14:35:04: Ev7EUCtW1M
高野孟氏が主宰する 「 THE JOURNAL 」 は, 混沌とする政治状況と一線を画して, 新企画 《 KALEID SCOPE 2025 》 を開始するそうだが, 恐らくは主宰者が, 菅直人首相に今後3年間の続投を期待する, という見当違いの誤った政治的判断をしたために, その見識のなさを誤魔化して, 照れ隠しするために, 姑息な戦法に出た, と考えられる。 従って, 「 THE JOURNAL 」 の読者, 寄稿者は, このような誤魔化しの企画に欺かれてはならない。 「 各界の著名人・政治家・ジャーナリスト達」 総動員された諸氏の, 「 15年先の日本に向けての大胆な提言」 を, そこに真の思想性があるかないか, 私達は徹底的に究明しないといけないだろう。 総動員される論者達に, 私自身は全然期待はしていない。 どんな連中が登場するか, わかりきっているからである。 故フーコー級の日本の思想家がお出ましになるのなら, 大いに楽しみに待つのだが。 そんな卓越した人物が顔を出す訳がない。平野貞夫氏が中心となるブログ「日本一新の会」が早く立ち上げられる事を希望する。<良心派>

05. 2010年7月29日 14:42:00: PMdrnQmxwE

空き缶内閣が、現状 汚物 仙石内閣になっています。


中から、崩壊してきている。

終わりは、近い。


06. 2010年7月29日 15:27:53: rnxoCeviYQ
「裏切られた革命」懐かしいですね。

世界史の中の「トロツキー」のストーリーに比べると、何の理念もない、お粗末な「裏切り」ですが、この裏切りを脱するのは容易なことではないでしょう。

結局「嘘つき官」は正しい表現だった。そして誰も信じなくなった。
国民からも野党からも信用を失った政治家に、政権に復権の可能性はない。
それらの「とりまき」もふくめて、「淘汰の時代」が始まっている。

この平成革命後の数ヶ月間に、かつてなかったようなネットメディアの活性化は、間違いなく燎原の火となって、更にわが国の津々浦々まで攪拌するし、させねばならない。
その広がりの中で、革命と反革命を暴き出す必要がある。

「国民が第一」なのか「嘘つきが一番」なのか、自明の話である。

「風」です。


07. 2010年7月29日 17:57:57: 1vzZKcLqZ6
大手町の奥の院が中曽根の代理の与謝野を使者に
小沢を抱き込んで自民民主の大連立をやろうとして
小沢も一時乗ろうとしたけど民主内の反発が強くて
壊れて、それでこんどは奥の院が管直人に目をつけて
裏で抱き込んで、小沢を追放抹殺して、民主自民の大連立を
やって増税法案など、どんどん通して経営危機の新聞社を
救済することなんだよ。昨日の死刑執行にしても裏に管首相、奥の院の
意向があったんだと思うよ。奥の院は死刑推進論者だから。
平野さんは管直人の背後に奥の院がいるのを知っているけど
事情があって言わないんだよ。

08. 2010年7月29日 18:05:48: EMzXytPluA
メディアが報ずる「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」報告書原案なるものと先に発表された「2+2」合意は平仄が合っていない。
平野氏が指摘するアメリカ内部での、オバマ・クリントンとネオコン残党との暗闘がそのまま菅内閣の下でも起きていると見るべきなのであり、そしてその収斂の方向は、「小沢氏の政治家としての歴史的使命は、『裏切られた革命』を権力の簒奪者から取り戻し、今一度政権交代の理念に立ち返ることにある。そして、小沢氏の理念の背景に、国内政治的には『共生社会』の実現、対外的にはポスト・『ポスト冷戦』という新時代への対応という大きな軸があることは、繰り返し強調しておきたい」という平野氏の指摘に尽きるのだと思います。

09. 2010年7月29日 18:39:13: GhA73ALjnM
公明支持者ならずとも菅・枝野の人間性には不信を抱かざるを得ない。
なぜこれほどまで軽薄な輩が政権の中枢を担うことになってしまったのか?
国民のレベル以上の政治家は持てないというから、悲しいかな、これが私たちの現在のレベルなのだろう。
思えば、小沢・福田による大連立会談のとき、いみじくも小沢氏が言い放った「今の民主党には政権を担う能力がない」という言葉が、正に至言であったことが良く理解できる。
本格派の振付師をないがしろにした鳩山政権は自ら奈落へ足をすべらせ降板を余儀なくされ、いまや日舞の舞台でドジョウ掬いを踊って観衆から失笑を買う不始末状態。
やだねえ、近頃の出し物は。役者がずぶのトーシローばかりじゃねえか。とてものことに見てらんねえや、帰ろ帰ろうぜ。

>>04さま
「THE JOURNAL」座からは客足がどんどん遠のいてるようで。
なに格好つけてんだかねえ。
投稿はレギュラー陣の伝言板に成り下がっておりやす。
いやだいやだ。


10. 2010年7月29日 19:09:37: 42iNRbCfxc
さすが土佐の志士平野さん。良いところを見ています。ポイントを的確に把握していて「なるほどな」と勉強になります。平野さんの今後のご活動に期待しています。

11. 2010年7月29日 21:32:51: 2162A8ifdA
現空缶内閣のかなりの部分及び党幹事長らは標準的な政治家の基準からするとかなりトッポイ部類に属する。故に害務・罪務官僚あるいは【箱根駅伝起点の奥の院】などバイキンマンを発生源とする汚染を容易に受ける。官房長官は一定の強抗体性があるとはいえ、本人自身に発毒性が見受けられ、あまり褒められたものではないようだ。斯くの如き病原性を有する内閣は早晩持たないだろう。過去与野党含めて政治家が疾患しやすい疾病は本人の【強欲さ】が主たる原因であったが、ここ10年来「ネオコン」という猛毒性の外来種がCIA、ジャパンハンドラーといったパイプラインを通じて永田町のみならず、霞が関、赤レンガ、マスコミ、御用評論家からおバカタレントに至るまで満遍なく汚染してきた。だが、星条旗の下、御本家では既にその勢いが失われつつあるようであり、いましばらくの辛抱かもしれない。

12. 2010年7月29日 22:23:11: rnHeIJUeWo
平野氏の政界ルポは経験にもとづく鋭いものがありますね。
なかでも、
第二は、消費税制度の成立の政治的取引の中で4000億円もの特別養護老人ホーム(特養)への補助金を拠出することになった。それを機に、食料、おしめなど必要物資は特定業界団体を通さなければ特養に納入できない仕組みを厚生官僚に作らせてしまったことだ。
ということころに、
他の阿修羅の板で、厚生省の役人が長妻大臣支持が1%という理由がよくわかりました。
厚生官僚というのは、国民のためというよりも、自らの特権を守る意識がとくに強いのですね、
もしかしたら、村木さんは、上司は逮捕されずに、村木さんだけが逮捕・起訴されたのは、地方大学出身なのに、頑張っている彼女を蹴落としたいという、陰険な厚生官僚もいたのかもしれません。
長妻大臣にも、復職になった村木さんを事務次官くらいにして,厚労省改革をさらに徹底的にやってほしいものです。
平野さんの政界ルポを期待しています。

13. 2010年7月29日 22:36:35: UTKPlQ5x9Q
とにかく、評価に値しない馬鹿総理って事はたしかだ、

最小不幸社会って? 今最高に不幸だけど不幸を少し取り除く為に

消費税アップって?、菅って言う奴は馬鹿を通り越してるね。

その取り巻きも同類の馬鹿グループ。


14. 2010年7月29日 22:42:13: kbjD6Oqr1Y

空き缶も汚物も、早く一掃してください。


15. 2010年7月29日 23:05:38: ZsUNOgGnko
民主両院総会:党内対立鮮明に 小沢グループ激怒

 責任論をいったん棚上げし、9月代表選で再選を狙う菅直人首相。責任論を追及しつつ、「菅降ろし」を図る小沢一郎前幹事長支持派−−。29日の民主党両院議員総会での白熱した議論は、民主党内の「執行部VS小沢グループ」の対立構図を鮮明にさせ、「9月決戦」に向けて火ぶたを切った権力闘争の実像を強く印象付けた。【須藤孝、竹島一登】

 「昨年の政権交代の原動力となった、民主党の原点とも言える『国民の生活が第一』の政治にまい進する」

 菅首相は両院議員総会の冒頭、「責任」と「おわび」に3回ずつ触れる一方、「決意」として語ったのは、参院選で自身が訴えた「元気な日本を復活させる」ではなく、小沢氏が代表時代に掲げたスローガンだった。

 菅首相は参院選で、小沢氏の代表時代に封印した消費税論議をいきなり焦点に持ち出して敗北し、これに小沢氏は不満を隠さなかった。公約見直しに批判が集まることを予想した執行部は、枝野幸男幹事長が「消費税発言や参院選公約の内容が(昨年の公約の)基本から外れたものと受け止められた」と陳謝し、理解を求めた。

 これに対し「誰も相談されていない。いつから民主党は北朝鮮になったのか」(小泉俊明衆院議員)、「多くの有権者が公約変更と判断したことが、消費税発言への反感につながった」(福島伸享衆院議員)と批判が噴出。枝野氏は釈明に追われた。

 実際には、参院選に向けた公約の見直し作業が始まったのは鳩山政権下の3月末。それでも、首相の消費税発言に対し「政権を取れば財政や消費税に触れないのは無責任だ」(山井和則厚生労働政務官)とする擁護論は少なく、菅体制で党中枢から排除された小沢グループの怒りの声にかき消された。

 ひとまず批判の嵐に耐えた首相だが、子ども手当や高速道路無料化など、巨額の財源が必要な衆院選公約に引き戻された対価は小さくない。首相は「公約をできる限り追求したい」と発言したが、高速道路料金で政府と対立した川内博史衆院議員は「結局あきらめていると思わざるを得ない」と反発した。

 菅首相にとって8月末の11年度予算概算要求が正念場となる。政府が閣議決定した「一律10%削減」の概算要求基準に対しても「まだまだ(特別会計などの)埋蔵金は出せる。その検討もせず消費税論議が出ることが官僚主導だ」(福田昭夫衆院議員)とけん制する意見も出た。

 仮に代表選を切り抜けても、参院で少数に転じた「ねじれ国会」では、野党の協力がなければ法案は通らない。党内と国会で、綱渡りの政権運営となるのは確実だ。

 ◇代表選本格化、対抗馬に4氏浮上
 民主党両院議員総会で菅首相が9月の党代表選出馬を表明したことで代表選に向けた動きが本格化する。党内では複数候補による本格的な代表選実施を望む声が強く、小沢一郎前幹事長による対抗馬擁立の動きが焦点だ。

 菅首相の対抗馬として取りざたされているのは、6月の代表選で善戦した樽床伸二国対委員長に加え、このときの代表選で名前があがった原口一博総務相、海江田万里衆院財務金融委員長らだ。いずれも小沢氏を支持するグループが擁立を検討した。樽床氏を擁立した中心メンバーの松本剛明衆院議運委員長も浮上している。

 4氏はいずれも小沢氏支持グループ所属ではないが、「革命的改革」を唱える小沢氏に近い存在で知られる。一方、小沢氏側近の高嶋良充前参院幹事長や松木謙公国対筆頭副委員長らは小沢氏自身の出馬を促している。

 関係者によると、小沢氏が狙うのは78年の自民党総裁選予備選の再現とされる。初の党員参加で実施され、小沢氏が所属した旧田中派が支援した大平正芳幹事長が、現職総裁の福田赳夫首相を引きずり降ろした政変劇だ。ロッキード事件で訴追された田中角栄元首相は他派閥から首相候補を擁立して求心力を保った。

 小沢氏は政治資金規正法違反事件を巡る検察審査会の結論次第で強制起訴になる可能性があり、行方が重くのしかかる。自身の出馬について小沢氏は一切語っていないが、周辺には否定的な見方が強い。

 また、4氏も出馬については「複数の候補が議論を交わすことが大事」(原口氏)など明言を避けている。小沢氏には世論の反発も強く、代表選に出馬しても「小沢氏のかいらい」というレッテルが張られる懸念もある。

 これに対し、すでに「しっかりした参院選総括」などを条件に鳩山由紀夫前首相が菅首相続投を支持し、29日には岡田克也外相が自身の不出馬と菅首相支持を表明している。両院議員総会では、菅執行部側も反執行部派も「9月が決戦の場」が共通認識となったことが浮き彫りとなり、今後はさらに攻防が激しさを増すとみられる。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100730k0000m010115000c.html


16. 2010年7月29日 23:33:12: ZsUNOgGnko
菅首相再選支持で一致=9月の民主代表選で前原グループ
7月29日23時25分配信 時事通信

 民主党の前原誠司国土交通相を中心とするグループは29日夜、都内のホテルで会合を開き、9月の党代表選で菅直人首相の再選を支持することで一致した。 


17. 2010年7月30日 01:15:07: wx0ZDcabFA
9月の代表選行くぜ。

前原?ふざけるな。

手ぐすね引いて待っている民主党員は多いはずだ。


18. 2010年7月30日 03:03:01: rzST5DuFMs

社共の支持者ですが、小沢一郎氏(と亀井静香氏も)は本物の政治家であり別格
ですね。

それに、平野貞夫氏も政治評論家として最高級で、平野貞夫氏の論評は格調高く、
いつも感心させられます。

逮捕=起訴された石川氏や秘書の方々も、早く冤罪であることが暴かれると
良いですね。


19. 2010年7月30日 08:07:42: 3YvGdNRICk
今の時代これ程の真摯にして正義感のあふれた人間性を有する政治評論家が存在する事に驚かされた。今まさに平野氏のような評論家が必要な時です。エネルギー
の続く限り、もともっと発信して頂ければ日本の夜明けも見えてくるように思います。

20. 2010年7月30日 10:06:25: ROzUCQFW7s
かっての小沢、鳩山、菅のトリオの

難破寸前の船の上で必死の演技のTVCMが、

何か虚しさを感じるね。


21. 2010年7月30日 11:17:26: GqpYIyKStI
>>食料、おしめなど必要物資は特定業界団体を通さなければ特養に納入できない仕組みを厚生官僚に作らせてしまったことだ。この業界団体から当時の小泉純一郎厚生大臣、次の丹羽雄哉厚生大臣らを始めとする厚生労働省へ群がる政治家たちへ資金が吸い上げられていく構造ができてしまった。大変な税金の無駄だ。そしてこれらは厚生官僚が政治家と結託して作ったものだから、政治家たちは厚生官僚に弱みを握られ、何も言えなくなってしまった。この結果、厚生官僚の悪事が放置されることになった。


知らなかった・・・。
もうね、アタマの中のほとんどが怒り。モノが考えられないほど。


22. 2010年7月30日 12:34:11: R4AQss2HHU
しかしホント、これまでの官僚と政治家の悪事を暴き、当然現政権を転覆させるのはどうしたらよいのでしょうかね。
日本人の質が低下したのか政治家では顕著な気がする。当然官僚の質も低下しているわけで、日本の未来はお先真っ暗。
馬鹿を自覚できず優秀だと思い込んでて、人を陥れるずるさにだけは長けていて、自分中心で他人を思いやる心を持っていない人間が指導者などと、、溜息しか出ない毎日。
大新聞に負けない、フィルターにかけられずに国民の思いを集められ、公表し共有できる、そんなものが必要ではないでしょうか。
集会やデモが必要だと思いますね。


23. 2010年7月30日 12:44:10: slrvPocCjU
>21さん
厚生官僚は奥の院ですからね。最終関門となるでしょう。
そのまえに国民の多数犠牲もあるかも。
農水省などまだ赤ちゃん低度。
この国に巣くった鬼退治は時代の大波という自壊作用が加わらないと、外からだけじゃもう力不足。
厚生行政には日本中の利権利益団体が絡み合っている。ポットでの政治家などが乗り込んだって赤子の手をひねられる(苦笑)ばかり、
名が妻さん、もう大変でしょ。チリも雨量の世界ですよ。日本の厚生賊巨大魔界と別名があるとか?

平野貞夫著
坂本龍馬と10人の女と・・・
昨日読みました。なるほど、奥には平将門にも通じる妙見信仰があったとは。
長く押し込められていた怨霊の失地回復の時?
ヤマタノオロチとかウシトラノコンジンにも通じる、鬼や邪の登場か。
いずれにしての支配体制側にとっては鬼神に見えるわけだ(笑い)


24. 2010年7月30日 12:48:24: 5OBgVoxZmo
今の政治の現状を見ても、デモ一つやらない大学生とは何なのか。これだけ考える力のない学生が増えてしまっては、日本の未来はやはり暗い。イエスマンと無気力人間ばかりの若者では、破綻の日も近いのかもしれない。教育の成果だ。

25. 2010年7月30日 14:00:10: Jw6ZuJPN12
良心派 様
小生もオリジナル民主党絶対支持の「the journal]主宰 高野 孟に決別して
平野先生の下に師事すべく心の整理をしています
それにつけても、総理になった途端にマニフェストをひっくり返すし、消費税を言い出すやら、これぞ、世紀の裏切りであって、侍時代であれば、後ろからの袈裟斬りであろうに、言い訳節のオンパレードで打ち首の難を暫し逃れた感ありである
9月に向けての覚悟として、鳩ポッポは120%信用してはならない事だけは
認識しておくべきである。 但し、政治信条の違いから半分以上は小沢グループに
流れる可能性大である。  今の政治状況を考えたら純粋に国を憂える国士が必ずや現れるであろう、希望を持って平野先生の下に全員集合!!

26. 2010年7月30日 14:38:27: oEQ6cSJvwQ
何回も拍手したくなりました。

小沢さんは、余計なご苦労が多すぎます。
小沢さんの労力は国家・国民のために使われるべき物なのに、私欲を満たす事しか考えていないつまらない政治家やマスゴミに使われているのは、まじでむかつきます。


27. 2010年7月30日 15:28:29: rX9v1XnIME
ひるおびで、生方をゲストに呼んで、結束を乱すのは、小沢系ばかりで、小沢系は理不尽な事ばかり言って、ゴロツキ扱いだ。そして、民主党は結束すべきだ。お前たちは、菅の続投を支持しろ。それが世論・国民の声だ。わかったか。とお約束の菅内閣擁護論を煽る。

28. 2010年7月30日 15:32:51: zh6lolvkwU
今週のサンデー毎日の見出しはなんですか?「ねじれ鉢巻き菅に巻きつくタコ小沢」だと。
小沢氏をタコと同等に考えているなんて、毎日新聞はふざけているんですか?
しかもチラッと読んだんですが、座談会に参加した4人は名前を公表せず、A、B、C、D表記しています。
本当に議論したのかも疑わしいじゃないですか。勝手に議論したように見せかけた言いたい放題の記事じゃないんですか?
岩見の居る毎日新聞は気に食わないが、こんな出版物しか出せない毎日は早く潰れた方が良いですね!!!
これは抗議物ですよ!!!

29. 2010年7月30日 15:45:15: ZsUNOgGnko
民主党代表選、9月14日投開票に2010年7月30日14時30分

 民主党は30日、菅直人首相の党代表任期満了に伴う代表選を9月1日に告示、14日に投開票とする日程を固めた。立候補表明した菅氏への対抗馬が出れば、2002年以来となる党員・サポーター投票が実施される。週明けの党常任幹事会と代表選管理委員会で正式決定する。

 代表選は、党所属国会議員413人と地方議員のほか、5月末で締め切られた党員・サポーターの約35万人が有権者になる見通し。
http://www.asahi.com/politics/update/0730/TKY201007300308.html


30. 2010年7月30日 15:52:36: 489ZXmhLSw
小沢議員の選挙区の県が発行する岩手日報は、注目ですね。
特別会計剰余金29・8兆円  有効活用が課題
国債の償還費を除いて9兆円あるそうです。
記事が偏向してなくて中立っぽいですよ。

http://www.iwate-np.co.jp/newspack/cgi-bin/newspack_s.cgi?s_politics_l+CN2010073001000413_1


31. 2010年7月30日 15:57:13: rnxoCeviYQ
私も、「The Journal」とは決別したひとりです。
「官房機密費」から逃げたあたりから胡散臭いと思いましたが、ことここに至っての「オリジナル民主擁護=反小沢」論陣は、「ばけの皮はがれたり!」です。

昨年の「平成無血革命」も所詮「オリジナル民主の革命」、としてもてはやしただけのようです。「国民第一」なんてはなから関心はなかったのです。だから今回の参院惨敗についても総括ができない。枝野や仙石や官を避難できない。言い訳で取り繕うとして、おまけに2025年なんてタイムスパンを持ち出してはぐらかそうとする。
「差し迫った課題は何か」悠長な話に付き合うほど国民に余裕はない。


同時に、別に「小沢信者」とか「下馬評」云々で小沢氏を非難する前に
そもそも「政治的センス」としての小沢氏への評価があってしかるべきなのに
田原同等の政治論しか展開できないところが、高野氏の限界そのものです。

この平野氏の慧眼の政治分析とは雲泥の差があります。
さらにあの「the jornal」には官房機密費やらの「政界工作」の匂いがプンプン漂ってきました。


32. 2010年7月30日 15:58:32: rX9v1XnIME
高野にしても、大谷にしても、週刊朝日の山口にしても、マスコミ全体で完全に菅擁護・小沢を排除/離党させる方向に進み出した。仙谷が機密費をばら撒いたのかな。

33. 2010年7月30日 16:02:11: VesSYyqohs
デイビッド・ロックフェラー / 田中 角栄

http://257.teacup.com/newsda/bbs/t4/l50


34. 2010年7月30日 16:14:17: z5EOrERPBc
>>01殿。
>アメリカの巨大な軍事力は、冷戦が終結した時点以後は不要かつ有害なものでしかないと思う。

そのとおりですね。アメリカに限らす、巨大な軍事力というものは巨大な浪費であり、その浪費を維持するため戦争を必要とするとい愚劣な悪循環を宿命づけられています。

日本が武器輸出に携わる可能性が取り沙汰されていますが、麻薬に手を出すのと同じことです。
一度手を出せば止められなくなり、破壊的にこそなれど、生産的とは言い難い産業構造が創設されてしまいます。

管内閣の下、武器禁輸緩和が提唱されているようですが、コストのかかる新兵器開発に手を出せば、武器開発援助に絡んで、更なる思いやり予算を要求されるのが落ちではないでしょうか。


35. 2010年7月30日 16:27:49: z5EOrERPBc
武器禁輸緩和の裏側にある目論見は、おそらく、防衛省を軸として、米国軍産複合体とも黒くて太いパイプで繋がった利権構造の新規立ち上げの画策なのではないか。

これは、断固潰さないといけない企みだ。
消費税増税分の本当の拠出先は、武器開発費とそれに関わる利権集団への配当にあるのかもしれない。


36. 2010年7月30日 17:54:49: rnxoCeviYQ
週刊朝日もふくめて、テレ朝系は、オリジナル民主に舵を切ったようですね。

そういえば最近「日刊ゲンダイ」も怪しくなってきた。

「官房機密費」も今は、ポストの方がはるかにマシ。


37. 2010年7月30日 18:03:29: zN2OkRh4iU
昨日の、参議院選挙の大敗に対する総括、

誰が作文したか知らないけれど、真実を隠蔽している。

真実は、昨年の衆議院選挙で、民主党が歴史的な

勝利をおさめたが、その最大の功労者は、小沢氏だった。

ところが、小沢氏がスローガンとして掲げた

「国民の生活が第一」、「脱官僚による政府主導による政治」

は、既得権益を失う、 霞が関、腐ったマスゴミには、都合が悪く

小沢氏を叩くべく、検察の執拗な人権を侵害する取り調べ、

それに呼応し、マスゴミの異常な誹謗中傷、国民の世論誘導で

小沢氏は、窮地に立たされた。

この様な事態の時、民主党議員は、一枚岩となり、小沢氏の

無実を訴え、皆で、横暴な権力に立ち向かうべきであった。

ところがどうであったか、菅・仙谷、枝野、前原、などの輩は

私利私欲にに走り、最大の功労者である、小沢氏の背中から矢を放ち、

追い落としに躍起となった。そして最後には

「自分の為にも、党の為にも、国民の為にも静かにしておれ」

と、国民が選んだ小沢氏の議員の資格まで、侵害して

幹事長を辞任に追い込んでしまった。

この様な、人間としても、政治家としても資格の無い

菅・仙谷・枝野・前原・玄葉などに嫌気がさして、NOを

突き付けたのが、敗因の最大要因なのである。

しかも誰も責任を取らず、取らせない、菅にリーダシップは全く無い

これでは、支持者を失い、自民党と同じ道を歩む事は間違いない。

自分の延命しか心に無い菅、および執行部には

「党の為にも、国民の為にも責任を取り早く止めてくれ」と言いたい。

そして、民主党を出て行ってくれ。


38. 2010年7月30日 19:14:03: JNt4FPkdeY
37様に賛同!(拝)

39. 2010年7月30日 19:21:45: rnxoCeviYQ
もはや「逆立ち」しようが「裸踊り」をしようが、「嘘つき内閣」を国民は許さない。
国民から選ばれた、(少なくとも)意識の高い民主党議員も許すことは、選挙民への冒涜である。

「嘘つき官」やら「転向サヨク」の酔っぱらい達に印象付けられた「嘘つき」というレッテルを消し去ることは到底不可能だ。

「シンジランナーイ」のである。


40. 2010年7月30日 19:22:45: lZuXHssisE
37様に賛同!
政治家としての政策論・ポリシーはもとより、人間としての誠がない。

このような人間に、人の上に立ち国を治める資格はない!!


41. 2010年7月30日 20:25:50: rX9v1XnIME
前原は、両院議員総会に出ずに、結婚式が日テレで放送されるので、渡辺オーナーに媚を売ったのか。小沢が結婚式に出たら、大騒ぎだが、前原ならスルーか。ふざけた話だ。渡辺オーナーは神で絶対的支配者だもんな。

42. 2010年7月30日 20:34:03: ZsUNOgGnko
民主党:代表選は9月14日に 小沢グループの動き焦点

第175回臨時国会開会式が終了し、立ち上がる小沢一郎民主党前幹事長=国会内で2010年7月30日、藤井太郎撮影 民主党は30日、菅直人首相(党代表)の任期満了に伴う党代表選を9月14日に実施する方針を固めた。来月2日の常任幹事会と代表選管理委員会で正式決定する。告示日は9月1日。党員・サポーターが参加する代表選は02年以来。菅首相は29日の衆参両院議員総会で出馬の意向を表明しており、小沢一郎前幹事長のグループなど対立候補擁立の動きが今後の焦点だ。

 代表選では、国会議員(衆参413人)票は1人2ポイント(計826ポイント)、地方議員票は計100ポイントをドント式で各候補に割り振る。今回約35万人が登録している党員・サポーター票は衆院の300小選挙区ごとに最多得票候補に1ポイントを与える。国会議員150人分の重みがある党員・サポーター票の動向も焦点になる。【影山哲也】

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100731k0000m010032000c.html


43. 2010年7月30日 20:57:02: 2162A8ifdA
>>37氏に
賛同。 孟子に「治人不治、反其智。礼人不答、反其敬。」という言葉があります。(リーダーシップを取ろうとしても組織がまとまらないのであれば、自らの知恵のなさを省みよ。あいさつしても無視されるのであれば、自らが人を敬う気持ちのないことを省みよという意味です。)まるで哲人が2300年前の過去から眼下、我が国のお間抜けなシーンを凝視しているかのようです。
読売系バラエティー番組などでは、一時、「菅総理が小沢氏に面談したいと言っているにもかかわらず、無視するのは総理に対して余りにも失礼ではないか。」などと例によって小沢氏を悪者にしていましたが、上記の箴言からしても、どちらが頓珍漢かが良くお分かり頂けるものと思います。

44. 2010年7月30日 21:05:41: u99jEikflg
平野貞夫さんこそ現代の本物の黄門さまです。
政界の中を出て、外から政治を良くするために行動すると
言われた通りの事を実行されてます。
心より尊敬します。

45. 2010年7月30日 21:24:42: fGLN1b0dUo
平野さん、小沢総理誕生のために我々国民が出来ることを教えてください。そして小沢総理誕生の暁にはぜひ官房長官として支えていただきたい。そのためにも次の衆院選に出馬をご検討ください。

46. 2010年7月30日 21:30:49: fGLN1b0dUo
>45です。続けて投稿すみません。
平野さん、年齢的に次の衆院選は無理ですね・・今年75歳ですから・・はあー

47. 2010年7月30日 21:43:57: XICDc7XNcw
日本を愛し、大切に思う人は一度、資産を持って海外に移動しなさいと言ってきた私ですが、平野さんの文面を読み、日本で戦いなさいと言いなおさねばなりません。40余年前に大平降ろしで自民党を離れた方に惚れていましたが、その後の自民党議員のの「国を思う政治家」が少ないことに呆れはて、政治への参加を辞め、20年前に海外に移住。外から日本人へのサポートをやってきましたが、本当の日本を考える人がおられることに喜びを感じます。どうか圧力に服することなく、日本を正しい道に導いてください。

48. 2010年7月30日 21:54:56: eXFNDAktAg
 
「権力に擦り寄る記者と官僚たちの作文
なのに、それを政治家の思想だとする
嘘を批判し得ないのは、
 
ジャーナリスト自身がデッチ上げに加担し、
仲間がゴーストライターをしているからだが、
こういう馴れ合いが国の運命を
誤らせるのである。」
 
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/ichiro_ozawa.htm
 

49. 2010年7月30日 22:20:51: rX9v1XnIME
渡部黄門が仙谷の大連立に理解だって。小沢が大連立の話をしたときは、菅や仙谷・前原・野田たちが大反対だったが、仙谷の大連立ならOKなんだね。

50. 2010年7月30日 23:08:04: jvpEzkG1H2

小澤さんと仲良しの平野さんさえも知らない「隠された小澤」を
ここで、あえて一方的に言っておきたい…


  【小澤はかつて“全共闘”の学生であった】


それがガセ種、与太だとしてもwwww

(こら!ここ阿修羅でwwを使うなょ。おりこうさんの皆様から、てめぇは工作員かょ!ていわれるぜ)
_____

蛇足■でもよ。時代に乗り遅れた諸君!
 【われ連帯を求めて孤立をおそれず】
という時代を動かした沈黙の言葉が、かつてあったことを思い出してほしい。
思い出せないB層の諸君は、この言葉を検索でググって欲しい。

小澤さんがまだまだ若かった頃、この言葉に奮起して政治家への荒野の道を目指したことは間違いない。
現在までの彼の摩訶不思議な言動と、一徹した政治姿勢の謎の解明に触れることが出来るだろう。政治には右も左もない。政界の片隅で孤立させられてしまっても、小澤は多くの人達と連帯している。だから権力者達は彼が恐いッ、畏れている。


51. 2010年7月31日 00:09:14: u4bMvdSuzk
>>21
西松事件以来、モノが考えられないほどの怒りに何度も駆られてます。


52. 2010年7月31日 00:20:45: J0o6rialnc
>15. 2010年7月29日 23:05:38: ZsUNOgGnko さん

>菅首相の対抗馬として取りざたされているのは、6月の代表選で善戦した
>樽床伸二国対委員長に加え、このときの代表選で名前があがった原口一博
>総務相、海江田万里衆院財務金融委員長らだ。いずれも小沢氏を支持する
>グループが擁立を検討した

冗談止めてよチョ!
樽床氏はかつては七奉行の一人と言われた男、今度はそんな賭けは出来ないよ。
それこそ民主党の命取りだよ。

原口氏も自分の口で言っているじゃないか、自分達はオリジナル民主だ、私は枝野氏が大好きだ、小沢氏は改心して後から民主に入って来た人だ、とね。
こんな人物を小沢氏側だとあなたは言うのかね?
あまりにも勉強不足じゃないの?
阿修羅のみんなに聞いてみなよ。
すぐ教えてくれるから。
冗談キツイヨ!


53. 2010年7月31日 00:29:16: FLfyMuoXLM
おい小沢信者ども、

もっと景気いい政府転覆計画とかぶち上げて見ろよ。

管なんて所詮、論理のない日本の社会民主主義者のはしりだが、そんなこととうに分かってたじゃねえか。いまさらいじめても始まらないよ。

でもよ、あんたらの神様の小沢の政治信条も管と五十歩百歩なんだよ。ようするに管が、社会党などの社会主義政党から外れた一匹狼なら、小沢もその55年体制のカウンターパートの自民党のはみ出しもんだということだよ。

両者は結局、国家予算の配分を労働者や地方に比重を移すことが政治だと思っているビジョンなき機関政治屋なんだよ。


ちみらは激怒するだろうが、政治ビジョンという点では、小沢なんかより、中曽根や小泉、いや橋龍でもまだましだったよ。彼らは官僚の邪魔で達成できなかったが、確かに小さな政府を目指していたからな。(おっとこれもあんたらの嫌いなフレーズだったな。ごめんね)

でも、小沢ッチには何があんの?竹下の地方再生を焼きなおしたものくらいしか、何だもろくなってぼけかかった頭の中にはないでしょう?

まあ、こんな駄文書かなくても、若い小沢信者と違って長年小沢の所業をうんざりするほど目せられてきた国民もちゃんともう気づいているな。ごめん、この文は忘れてみんな早く寝てくれ。政治なんか云々するより個人個人が己の所業で道を切り開くほうがよっぽど社会改善の早道だろうからな。


54. 2010年7月31日 00:37:44: 2162A8ifdA
>>53
脳内出血しているのか? 医者に診てもらえ。

55. 2010年7月31日 00:44:38: dFQfn0xMh2
どうせ自民でも他の政党でも経済は無理
アメリカはもうすぐ破綻する。
たとえ少しとしても対米従属が解消になったとしても、
荒波は日本を押し寄せる。

56. 2010年7月31日 04:40:32: GCLyI5oWoU
阿修羅って年齢層高いよね

57. 2010年7月31日 07:59:05: rX9v1XnIME
原口が小沢を使え。だって、いつから原口は小沢の上司になったの。

58. 2010年7月31日 08:47:37: ZsUNOgGnko
民主代表選へ動き活発化=決め手欠く「非小沢」「反菅」

 菅直人首相が9月の民主党代表選で再選を目指す意向を示したことを受け、党内各グループの動きが活発化している。小沢氏と距離を置くグループが首相支持を相次いで打ち出しているのに対し、小沢氏支持グループからは参院選で大敗した首相への退陣要求が噴出。ただ、双方ともに明確な展望は描き切れておらず、行方はまだ不透明だ。
 「9月に党員の支持をいただければ、首相としてきょう申し上げたことに取り組みたい」。首相は30日夕、臨時国会召集に当たり行った記者会見で、再選への意欲を改めて示した。
 29日の両院議員総会で続出した責任論に低姿勢を貫き、代表選出馬を宣言した首相。「非小沢系」議員からは、首相を支持する発言が続いた。同日には、前原誠司国土交通相を中心とするグループと、岡田克也外相が再選支持を表明。野田佳彦財務相、蓮舫行政刷新担当相、玄葉光一郎党政調会長も30日、それぞれ同調した。
 もっとも、その発言内容を見ると「トップがころころと代われば(政治が)不安定になる」(野田氏)などと消極的な理由が目立っており、権力闘争を前にした熱気には乏しいのが実情だ。
 これに対し、参院選の敗北に加えて、政権発足時の「脱小沢」人事に不満を募らせる小沢グループは対決色を強めている。両院総会で「大惨敗なのになぜ責任を取らないのか」と首相に迫った議員の多くは小沢系で、代表選に向けて首相交代のムードを盛り上げようとの意図が透けて見える。小沢系議員の一人は「9月は首相を含め執行部を総入れ替えだ」と、「打倒菅」への意気込みを語る。
 複雑な動きを見せるのが鳩山由紀夫前首相だ。鳩山氏は先に首相の再選支持を打ち出したが、同時に「挙党態勢の確立」などの条件も突き付けた。小沢氏を支える若手議員でつくる「一新会」が29日開いた会合には、鳩山グループの松野頼久前官房副長官も出席。同グループが8月19日に軽井沢で行う研修会に、小沢グループを招待すると伝えた。党内最大勢力の小沢グループと連携して、代表選とその後の政局で主導権を握ろうとの思惑もちらつく。
 ただ、親小沢系にとって悩ましいのは、対抗馬擁立のめどが立たないこと。小沢氏本人が出馬すれば結束は強まるとみられるが、検察審査会が「起訴相当」とした政治資金規正法違反事件で2度目の議決を控えている。小沢氏は自身の代表選対応について一切語らず、周囲にも否定的な見方がある。
 6月の代表選でも一時名前が挙がった海江田万里氏や原口一博総務相も取りざたされるが、非小沢系グループからは「小沢氏以外の候補者が表に出てきた瞬間に(親小沢系は)求心力を失う」と冷ややかな声が漏れる。(2010/07/30-21:56)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010073001154


59. 2010年7月31日 12:53:29: ROzUCQFW7s
菅総理が、小沢氏に「静かにしろ。」

小沢氏が静かに沈黙すると、

菅総理が、沈黙に耐えかねて

「小沢氏にお会いしたいけど、会えないです。」

これは、笑い話か。


60. 2010年7月31日 13:59:39: 2162A8ifdA
中曽根元首相くらいの世代までは旧制高校というエリート養成機関があり、弊衣破帽姿で市中を闊歩し、飲んで騒げば「ソーレ、ヤーレ、デッカンショ」とがなったとさ
れています。このデッカンショというのは、デカルト、カント、ショーペンハウアー三人の哲学者を意味していて、エリートの彼らにとって哲学とは斯くも身近なものであったわけです。ところが、1990年以降の日本国総理大臣ほか重責を担う人の多くは「指導者としてかくあるべし」という修養・哲学を根本的に欠き、権力の保善のみに汲々としているように思います。「講孟劄記」等吉田松陰の全著作を読破したならまだしも「奇兵隊オタク」など論外でありましょう。


61. 2010年7月31日 17:48:52: RwczTInTro
>>07さんのコメントにある、「大手町の奥の院が中曽根の代理の与謝野を使者に」ですが、この「奥の院」というのは具体的にどの人をいうのかどなたかしっている人がいたら教えてください。何しろ「阿修羅」の初めての訪問者です。

62. 2010年7月31日 17:49:24: ydqpA50yI2
小沢氏が発言 → マスゴミ「小沢院政!闇将軍!」

菅「しばらくは静かにしていろ!」

小沢氏が沈黙 → マスゴミ「小沢雲隠れ!」

B層(日本人の8割チンパンジー)「やっぱり小沢は汚い政治家だ!」


先進国というより、国民の知能レベルは完全に文明発祥以前の原始人社会ですか・・・。アメリカさまのご指導のもと、頭を使わない一億総「歯車」になって安くて長持ちする工業製品の大量生産に専念し、単純労働でずっとアメリカさまに食わせてもらってきたんですね。だから理系の給与水準も、アメリカさまに安くご奉仕するため、経団連と裁判所が力づくで不当に低く抑えてきたと。

わかってみれば、物事は単純で合理的ですね。


63. 2010年7月31日 20:06:31: 1rPIF88ohQ
>>53
小沢はもともと悪党だからこそ、悪党の手口を知り尽くしているわけで、
味方にすればこれ程頼もしい人物は居ないといえる。

小沢は権力闘争の鬼だから、
霞ヶ関コングロマリットをぶっ壊してくれることは十分期待できる。
こればかりは他の人にはできない。
政策は…その後。


64. 2010年8月01日 07:03:18: 6i9UrJsHdU
>>62
日本人の八割はB層じゃないと言うのに、、、。

小沢氏が反転攻勢可能な状況を作ったは有権者なので、忘れないで欲しい所ですね。


65. 2010年8月02日 13:45:10: gXhGWEvCW2
>>64
阿修羅に入り浸り、現実が見えなくなった人間がここにも一人。

職場や実家の親戚の人々、勇気があれば街頭を通る人々に無作為に20人ほど、小沢さんの代表選出馬についてどう思うか聞いてごらん?検察vs小沢さんについてどう思うか聞いてごらんよ?

小沢支持者ですら検察・テレビは怪しい怖いと漠然と感じているだけで、ほとんどが容疑とされる内容も、なぜそれが濡れ衣かも説明できないから。これが日本人の現実。

事実関係を理解した上で小沢さんを支持しているのは千人に一人以下だろう、日本の現実は。ここ阿修羅ですら、人気スレッドでもアクセス数一日一万を超えることなどまず無い。人気のきっこ、植草ブログもせいぜい一日二〜三万だ。目を覚ませ!!!今も検察やマスコミ(=おカミの権威)を本気で疑うこと自体、日本人としては協調性のない変人も変人、警察にすぐにも狙われかねない天然記念物レベルだ。

知識として真実を知るだけでは全然足りない。日本人の現実を知らなければ今何をすべきかも見えてこない。64の幼稚な認識では、現実をわずかでも良く変えることはできない。


66. 2010年8月03日 11:11:26: jBqqcNShwU
この投稿がローカル新聞で掲載されると小沢氏への偏見も少しは変わってくると思うが・・・。

67. ダイナモ 2010年8月04日 12:54:03: mY9T/8MdR98ug: SFB6e5PgNo
「月刊 日本」 極右マスメディアのひとつ。 将来、日本にファシズムは不可避と主張し、ファシズム待望論を展開している。

鈴木宗男氏、植草一秀氏、佐藤優氏ら、いかにも極右が好みそうな顔ぶれだ。

日本にファシズムは発生しないから安心だが、阿修羅サイトの読者が「月刊 日本」の定期購読者で溢れる事態を想像すると面白いかも。


68. 2010年8月04日 22:44:39: jvpEzkG1H2


笑わせるwwww 
>>ダイナモさん。

今の日本こそが、柔らかいファシズム社会そのものなのに…
自民党を壊滅させ、民主を潰し、亡霊的な「美しい日本」を守れとかなんとか…


おれ自身は、もう二十歳で兵隊に取られるような歳ではなくなったから どうでもいいけど。ww

しかしなあ… 少子化のいま、これからの日本を支えるのは、徴兵制に組み入れられることになっているあなたたち世代だ。
あなたたちは、まったく力のないフロックな民主党とかそのへんの雑魚を叩くのは実にうまいけど、本命の鬼畜アメリカとドンパチやって「美しい日本を守る」気があるのかい??
_____
蛇足■しかし真夏の悪夢とはいえ、戦後60数年もたって「広島長崎の原爆慰霊祭にアメリカ大使が表敬」とか。見え透いた冗談はやめてヨ!。お義理の外交はやめろ!
広島長崎と靖国の英霊はともに等しい霊魂なんだ。無名の被爆者だけではなく、同時に、戦犯が祀られている靖国にも公式儀礼を果たせ!
______
補足■鬼畜米英軍にも、許すことのできない戦犯はいる。
熱い夏、暑い日本、緊張の夏、「金鳥の夏」


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