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人気急落の「菅政権」を支える仙谷由人(ジャーナリスト 鈴木哲夫)
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/551.html
投稿者 判官びいき 日時 2010 年 7 月 29 日 18:18:17: wiJQFJOyM8OJo
 

http://opinion.infoseek.co.jp/article/965

「小沢一派」の追い落としで、「勝ちどき」を上げるのは早い。「反小沢」の面々の力量が試されるのは、これからだ。菅直人が首班指名された六月四日夜。官房長官に内定していた仙谷由人は上機嫌だった。「組閣は一部だけやればいい。ほとんどが留任だ。本格的な人事は参院選が終わった後でいいんだ」菅新内閣の人事は、仙谷、そして幹事長に就任した枝野幸男ラインで決まったといっていい。彼らの共通認識はただ一つ、「反小沢」である。

一枚岩ではない「菅─仙谷」 
仙谷は周辺にこういい放った。「小沢に近い議員から、『あまり反小沢の人事をやると、小沢さんが党を飛び出すかもしれない』といってきた。オレは、『ああそう』といって菅総理にも報告したが、総理も『それならそれでもいい』といってた。気にすることじゃない」仙谷による小沢一郎の完全なる排除と宣戦布告だった。鳩山由紀夫が去り、小沢が一線から退いたいま、民主党内で力を握る最右翼はやはり仙谷である。

前原誠司グループの顧問を務め、前原や枝野らのアドバイザー的存在の仙谷は、一貫して小沢の手法を批判。政治とカネについても、小沢に説明責任を求めてきた。「全共闘の戦士」(自民党・麻生太郎元総理)と揶揄されるのはこうした姿勢からだ。カネと人事は党内の求心力を高める。仙谷・枝野ラインは、これを掌握することに徹底した。党財務委員長には反小沢の小宮山洋子。枝野・小宮山ラインが党のカネを握った。

副幹事長に就いていた樋高剛、青木愛ら、小沢の側近をすべて解任し、小沢色を一掃した。しかし、考えてみれば、カネと人事に着目するところ等、実は、手法は小沢と同じだ。「仙谷さんは、民主党の中では比較的舞台回しができるほうだ。老獪だし政策通でもあるが、言い換えれば古い自民党にいるようなタイプだ(笑)排除の論理は党内に亀裂を生む。いまは調子に乗っているが、しっぺ返しを食うだろう」(自民党ベテラン議員)

実力者という点では、そんな仙谷を全面に出して政権運営する首相の菅も、またしたたかだ。「人事はすべて仙谷さんにいってくれ。任せてあるから」と、菅は側近の荒井聡国家戦略相だけにはこだわったが、後は全く人事に触れなかった。菅を古くから知る民主党ベテラン議員は、こう話す。

「仙谷さんをダミーにして、反小沢や難しい政策課題をやりくりしている。もし、何か問題が起きれば、『あれは仙谷官房長官がやっていること』と逃げればいい。リアリストで権力志向が強い菅さんは、一度総理の座を手に入れたら絶対に離さないだろう。場合によっては、自分は水面下で小沢さんと接触するかもしれない。仙谷さんをうまく使うしたたかさが見える」だが、仙谷も菅も鳩山・小沢と同世代。党内でいまは力を持ったとしても寿命は長くないかもしれない。

警戒される「原口」の動向 
これに続くのは、枝野と前原。二人がライバルとして、どんな形でしのぎを削っていくかが焦点になる。ただそれぞれ弱点はある。「枝野さんは政策に明るいが、党務経験は乏しい。三百人を超える大所帯、しかも小沢グループや鳩山グループの力はまだ残っている。きれいごとだけをいってもまとめきれるはずはない。与えられた幹事長職をこなせるかどうかで、次のリーダーになれるかどうかが決まる」(前原グループ中堅議員)

一方の前原は、鳩山政権末期に、メディアの世論調査で総理にしたい政治家としてランクアップされるようになったが、党内人気はいま一つだ。「八ッ場ダム、JAL(日本航空)問題、高速道路の無料化。さらに米軍普天間飛行場問題では、彼は沖縄及び北方対策担当大臣。そのどれもについて、机上の政策論だけは滔々としゃべるのに、何の前進もない。評論家然としたところに人を強烈に引きつける魅力が欠けている」(枝野に近い議員)

菅や仙谷のラインから考えれば、次期実力者の枝野と前原。だがその片鱗はまだ見えない。反小沢七奉行とされた中の岡田克也、玄葉光一郎、樽床伸二。玄葉は、かつて選対委員長として支えた岡田を総理にすると公言してきたが、独自の勉強会を立ち上げる等、実質的な岡田支援部隊を構築しつつある。しかし、反小沢が勝どきを上げるのは早計だ。「消費税率10%」に言及した菅内閣の支持率が急降下した上、前線から一歩引いた小沢が、後継者の一人と考えているのが原口一博。

「勝負しなければならない時はくる」と語り、九月の代表選挙に意欲を見せている。「政権交代後も、自民党時代の官邸スタッフにもヒアリングをする等、水面下で幅広い人脈と下地をつくりつつある。侮れない。民主党の保守系の次期代表格になるかもしれない」と、前原グループ中堅議員は警戒する。

代表選の前後に「天王山」
そして、仙谷や枝野が、やはり最大の脅威を抱いているのが小沢本人だ。小沢が政治生命をかけた政権交代は、まだ道半ば。その先に見据えた二大政党制を根付かせるところが終点である。「小沢さんはこのままでは終わらない。九月に行われる代表選挙に向けて、二つのシナリオを考えているのではないか。一つは、後継の一人とされる原口を担いで戦う。

もう一つは、小沢自身が出馬すること。その時には、敗れれば飛び出して政界再編を仕掛ける。小沢グループの中でも五十人ぐらいはついていくだろうし、亀井静香(国民新党代表)、田中康夫(新党日本代表)、与謝野馨(たちあがれ日本共同代表)、さらには自民党と手を組むかもしれない。保守の旗を掲げた新党をつくり、社民主義的な民主党とほぼ同規模の二大政党をつくる。単なる党内政局から、再び永田町全体を巻き込んだ政局を仕掛けることも十分あり得る」(小沢側近)

また、志半ばで涙を呑んだ鳩山グループも約五十人の大所帯。命取りとなった米軍普天間飛行場問題等で、意を汲んでくれなかった担当大臣の岡田や前原に対して、嫌悪感を示していることや、「財務官僚ペースにはまった菅や仙谷を快く思うはずはない」(鳩山側近)こと等から、小沢と行動を共にする可能性はある。鳩山退陣劇で勝利した反小沢の実力者たちが、参院選後にやってくるであろう第二幕に勝てる保証はない。(文中敬称略)
 

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コメント
 
01. 2010年7月29日 19:25:41: PMdrnQmxwE

空き缶は、既に断末魔。

汚物頭の仙石頼り。

電通が、空き缶の最大の味方。


02. 2010年7月29日 19:50:59: eNaRCjYIgg
空き缶がカラカラ転がるので石を詰めてみた。
今を表現するとそんな感じ。
空の菅は捨ててしまい、石は危なくないところに避けて置きたいところだ。
ついでに枝も取り除いたほうがいい。

03. 2010年7月29日 23:24:16: kbjD6Oqr1Y

電通が再選を支持して、マスコミをハンドリングする。と

仙石と密約したからといえ。

今日の総会で、鳩山との約束の人事で総括を無視はすごい。


鳩山も、空き缶を 堂々と非難できます。

しかし、いい根性してます。


04. 2010年7月30日 00:11:25: F7RW5rxiO6
仙谷さんは、汲めど尽きない金庫を得て、万能感に浸っているらしい。随分、仙谷さんを、買い被っておられるようですが、参院選で腕前を見せて戴いた後では、そりゃ、聞こえません、半兵衛さんです。昔から言うじゃありませんか、策士、策に溺れると。

05. 2010年7月30日 07:29:09: DmCC9k6hHM
 仙石はもうすぐ菅直人を追い出し、自分が首相になることを計画している。
まあ、無理な話しだな!

06. 2010年7月30日 10:05:38: btz7VpjWh2
>実力者という点では、そんな仙谷を全面に出して政権運営する首相の菅も、またしたたかだ。

全くこの筆者は何処を見ているんだろう。この菅、仙石の二人に実力もしたたかさも無い事は既に実証されているのではないか。


07. 2010年7月30日 12:13:03: ZsUNOgGnko
首相が続投に強い決意 蓮舫大臣ら閣僚からは代表選での支持相次ぐ
2010.7.30 11:21

 菅直人首相は30日朝、仙谷由人官房長官、枝野幸男民主党幹事長、輿(こし)石(いし)東(あずま)参院議員会長と首相公邸で会談し、「日本復活を行えるように前向き、創造的にメッセージを発信する態勢を作りたい」と述べ、続投に強い決意を示した。

 仙谷由人官房長官は同日午前の記者会見で、29日の両院議員総会で執行部批判が噴出したことについて「私どもに未熟なところは多々あるが、政権運営を確固とすることが課せられた使命だ」と強調した。

 閣議後会見では、菅首相の9月の党代表選出馬について「トップリーダーとして信念を持ち、腹を据えて政権運営に当たってもらいたい」(前原誠司国土交通相)、「わが国の政治のためにも1月や2月で辞めることがあってはならない」(北沢俊美防衛相)、「菅内閣の一員として(支持は)当然だ」(蓮舫行政刷新担当相)と再選を支持する声が相次いだ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100730/stt1007301121001-n1.htm


08. 2010年7月30日 12:58:06: ZsUNOgGnko
「しっかり支えたい」玄葉氏も首相の再選を支持
2010.7.30 11:55

 玄葉光一郎公務員制度改革担当相(民主党政調会長)は30日午前の記者会見で、29日の同党両院議員総会で執行部の責任を問う声が噴出したことを受け、「首相は前に進む決断をした。しっかり支えていかなければならない」と述べ、9月の党代表選で菅首相の再選を支持する考えを重ねて表明した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100730/plc1007301156009-n1.htm


09. 2010年7月30日 13:08:46: lFtrGPhedw
菅氏はもう終わりこれは仕方がない
一にも二にも参院選に勝てなかった事だ。
菅氏は今仙谷を裏切ってでも小沢さんに会いたくて会いたくて仕方が無いはずである。
なぜなら、仙谷やらに連立交渉が出来るはずが無いから。

10. 2010年7月30日 17:11:35: J0o6rialnc
筆者はジャーナリストか、道理で小沢氏が後継者の一人と考えているのが原口一博だって?

原口なんてダメに決まってる!

自分達はオリジナルの民主で、枝野が大好きで、小沢氏は改心して後から民主党へ入って来たと言っているじゃないか。

こんなの代表選に出したらとんでもない、菅よりある意味もっと隠れ悪質。

笑わせるんじゃないよ!

小沢氏が民主党を出る事も無い、無い。

つまりはジャーナリストの希望の星”菅に代わる民主党潰しの総理”が原口って事だな。


11. 2010年7月30日 17:27:57: ZsUNOgGnko
現役官僚が大量出向、衝撃のウラ…天下り禁止で“就活”?
2010.07.30

菅直人政権の正念場となる臨時国会が30日、召集された。が、霞が関の官僚の話題の中心は、もっぱら同じ7月末に予定されている人事異動の行方。「今年は独立行政法人などへの出向が大幅に増えそうだ」(ある官庁幹部)といい、なかにはそろそろ退官の時期を迎えるのに、なぜか出向となる官僚も少なくないようだ。

 現役官僚を大量出向へといざなうのは、7月16日に閣議決定された改正国家公務員退職手当法施行令。

 この法律は、独立行政法人などの役員に現役官僚が出向することを事実上“公認”するもので、関係業界や団体に原則2年間出向することで、公務員が定年まで勤務できる環境を整備するというのが建前だ。

 実際は、「官僚の天下り斡旋禁止に伴う人事の滞留を回避するため、事前に出向を通じて官僚の人柄を知ってもらい、時機をみて業界側から自発的に受け入れの声を上げてもらう」(霞が関関係者)のが目的。そのため事前の「就活のススメ」ではないかとも指摘されている。

 官民の人材交流の促進が叫ばれて久しいが、現役官僚の出向は細々と行われていたのが実情だ。ところが2008年から急増、昨年の役員としての出向者数は実に100人を超えた。まさに役人の就活花盛りで、出向者のなかには出向期間が切れた途端、退官してしまったケースもある。

 「これでは、出向先の独立行政法人が本省ポストの指定席になりかねない」(野党議員)と危惧する声も聞かれる。

 それでも政府は、改正国家公務員退職手当法施行令で、官僚が現役出向できる先として、日本郵政、NTT東日本、首都高速道路など38法人を追加し、計56法人への現役出向に道を開いた。

 現役出向は、官僚の天下りが批判され、とくに複数の独立行政法人など関係団体に転職を繰り返し、退職金をそのたびに受け取る「渡り」批判に応えた措置と説明されている。出向であれば退職金はないためOKという理屈である。

 しかし、これは詭弁でしかない。実は、「官僚の退職金は、退官後、渡りを繰り返して受け取る退職金と、本省でそのまま同期間在籍して受け取る退職金はほぼ同じ水準になるように調整されている」(霞が関関係者)とされるからだ。

 現在は早期勧奨退職制度が残っているので、早く退職した方が若干、得になるというが、実際はそれほど変わらない。要は退職金を前倒しでもらうか、後で一括してもらうかの違いでしかないというのだ。

 むしろ、親元の官庁による天下り斡旋が禁止された見返りに、これまで退官後2年間は直近5年間に在籍していた関係先に再就職することができないという規制が撤廃され、役人にとっては願ったりかなったりの状況が生まれている。

 このような状況では、政府の天下り斡旋禁止は「ヤブヘビ」(余計なことをして、かえって悪い状態になること)になりかねない。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100730/plt1007301603003-n2.htm


12. 2010年7月30日 18:09:44: fGLN1b0dUo
今の日本国民の中にどれだけの人間が仙石由人という名前を知っているだろうか。小沢氏とは格が違うんですよ、仙石さん。
批判なら誰でも出来ます、まずは行動で示してください。あなたは現政権でさえまともに統括出来ないじゃないですか。野党じゃないんですから、批判だけではなく実績が伴わなければ誰も評価しません。ましてや総理の椅子なんて戯言は夢の中でのお話です。ここらが潮時です、そろそろおままごとごっこはやめにしたほうがこれ以上政治屋としての人生に汚点の上塗りをせずに済みますよ。

13. 2010年8月09日 19:07:38: m49zcA7bWw
仙谷由人 クソ・チョンじじい 氏ね
日本人は貴様なんかに何も期待してないよ
貴様に期待してるのはバカチョンだけ
徳島の恥
四国のツラヨゴシ

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