身内を持ち上げ記事にする。読売はここまで落ちた。

一定以上底に住んでいないと投票できないようにしないといけないんですよ。

　来春の統一地方選で大阪府議会などで、過半数の議席獲得を目指す地域政党「大阪維新の会」（代表・橋下徹知事）は３日、統一選の候補選定者会議を非公開で行った。この日は以前から政界入りのうわさがあった読売テレビの解説委員長、辛坊治郎氏の退社が明らかになり、早くも有力候補者として取りざたされている。一方、維新との二重党籍問題に揺れる自民は同日、党本部で対応を協議。統一選に向けた動きが活発化してきた。

　出演番組で「（選挙には）出ません」と説明したが「将来は白紙」と含みも残した辛坊氏。橋下氏と親交が深く、知名度も抜群とあって、関係者の期待は膨らむ。「まず、来春に府議選で立候補。半年程度の議員経験を踏まえ、知事選に出る構想がある」。ある維新関係者は打ち明ける。

　知事の任期は平成２４年２月までだが、橋下氏が２３年１２月に任期満了となる大阪市長選に知事を辞めて立候補し、知事選と同日選とするプランがすでに浮上。辛坊氏と橋下氏の連携で知事選、大阪市長選の双方を維新が獲得し、一気に大阪都構想を進めようという狙いも見え隠れする。

　さらに、別の関係者は「来春の大阪市議選で維新が仮に過半数を獲得できなくても、橋下知事が大阪市長になれば、議会を解散して信を問える」という強気の見通しも披露した。

では、橋下氏は知事続投、大阪市長選に辛坊氏という構想はないのか。ある府関係者は「橋下氏は知事になって大阪改革の本丸が市役所だと分かった。だからこそ自ら市長になろうとしているのではないか」と分析した。

　橋下氏本人は３日、健康診断で人間ドックに入り、終日姿を現さなかったが、維新は午後、大阪市中央区の事務所に幹部議員を集め候補者選定会議を開いた。

　ホームページなどの公募に応じたのは１００人以上。所属議員の推薦を受けた人が目立つというが、引退予定の現職府議の親族や若手経営者、モデルらの応募もあったという。近く１次公認を発表する見通しで調整を進めている。

　一方、自民党は党本部で、大島理森幹事長が谷川秀善自民府連会長と会談。自民党籍を持ったまま、維新に移った３８人の地方議員の処分について協議した。

　谷川会長は「維新の問題は府連だけの問題ではない」と説明したが、この日は、最終的な結論を出さず、再び府連内で協議を行うことになったという。大島幹事長は「府連でもう少し議論してもらい、本部でどう関与できるか考えたい」と話した。

　参院選で躍進したみんなの党との連携も模索している橋下氏。自民にとって、維新は今後、さらに大きな脅威となる可能性があり、二重党籍問題では離党勧告を含む厳しい処分を行うべきだという声も根強い。

　自民の判定を待つ、ある維新府議は「処分するというなら、粛々と処分すれば良い」と割り切るが、別の府議は「これまで世話になった自民党を離れる事態はできるだけ避けたい」と苦しい胸の内を明かした。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100804/lcl1008040809000-n1.htm

朝鮮学校補助「文科省に左右されず判断」

　一方で、府と大阪市の二重行政の解消について辛坊氏が評価していることに「心強い。大阪出身で、唯一といっていい全国的に影響のある有識者」と強調。そのうえで、「辛坊さんの考えは多くの府民が考えている代表的な意見だと思う」と述べた。

　また、同じメディア出身の平松邦夫大阪市長を引き合いに、「辛坊さんの意見をどう考えるのか。平松市長は完全に役所と一体化している。どんどん市民から離れており、危惧（きぐ）している」と批判した。

　一方、高校授業料の無償化をめぐり、文部科学省が朝鮮学校の除外措置を解除する方向で検討に入ったとの質問に対しては「大阪は朝鮮学校とかかわりが深い地域。文科省に左右されることなく判断する」と話した。

　府は、私立高校生に独自の補助を上乗せしているが、朝鮮高級学校（大阪府東大阪市）については執行留保しており、朝鮮総連との関係を絶つことや北朝鮮の指導者の個人崇拝につながる教育をしないことなどを要請している。
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100804/lcl1008041147002-n1.htm

　９月末で読売テレビを退社する人気キャスターで同社解説委員長の辛坊治郎（しんぼうじろう）氏（５４）が４日朝、毎日新聞などの取材に応じた。取りざたされている大阪府知事選や大阪市長選への立候補について「天命があるとは思えない」と否定したが、橋下徹知事が提唱する大阪都構想には「今の府と大阪市のあり方はいびつだ」と賛意を示した。橋下知事も「心強い」と歓迎、テレビをにぎわせてきた２人が政治の舞台でもタッグを組むか注目が集まる。

　２人はテレビ番組でたびたび共に出演するなど懇意で来春統一選や続く大阪市長選、府知事選で連携するとの見方が広がっている。

　辛坊氏は退社の理由を「残りの人生、やりたいことをやりたい」と説明。知事選や大阪市長選への出馬については「自分の子どもよりも、国民・府民を優先させる心意気が必要」と否定的な見解を示した。出演した番組内で府議への転身に言及したことについての質問に「あれはバラエティー番組での発言なので」としながらも、明言を避けた。

　橋下府政については空港戦略や府庁舎移転を挙げ「一つ一つは正しい。馬力があって実現できる橋下さんに任せるのがいい」と評価。橋下知事が代表の地域政党「大阪維新の会」については「講演に呼んでもらえるなら行く」と関心を寄せた。

　◇橋下知事は連携に含み？

　一方、橋下知事は同日午前、記者団に辛坊氏について「大阪出身で全国区の数少ない識者。辛坊氏の考えは多くの府民の代表的な考えだ」と高く評価し、将来的な連携に含みを持たせた。【堀文彦】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100804-00000016-maiall-pol

　大阪府の橋下徹知事は４日、府議会の長田義明議長や各派代表者と非公開で懇談し、予算編成への参画など、自身が提唱する「議会内閣制」の導入などを提案した。各会派は持ち帰って対応を協議することとした。

　出席者によると、橋下氏は「引き受けてくれるなら、明日にでも予算編成権を議会側に渡します」と発言したという。

　議会内閣制は予算編成への参画のほか、議会側が積極的にさまざまな政策立案に関与、首長と責任を共有する考え方で、橋下氏の持論。

　橋下氏は、国会の党首討論のような形で議会質疑をすることも提案。議場前方の演台で知事と質問者が向き合い、質問ごとに着席せず起立のまま行う形式で、議論をより白熱させるのが狙いとみられる。

　また週に１回程度、知事と議員らが公開で政策協議する場の設置も求めたという。

　多岐にわたる提案を一度に受けた議員らは困惑気味。取材に対し、１人は「いきなりで驚いた」などと漏らした。長田議長も「技術的な問題もあるができることを検討したい」と述べた。

2010/08/04 21:36 【共同通信】