http://www.gendai.net/articles/view/syakai/125592
2010年8月3日 掲載

　ついに死者！自殺した社外取締役　赤坂弁護士を追い込んだ「木村剛」の罪

　経済事件につきものと言ってしまえばそれまでだが、またしても自殺者が出た。日本振興銀行社外取締役で、弁護士の赤坂俊哉氏（５１）が先月３１日、自宅でロープで首を吊って自殺していたことが２日わかった。
　振興銀は、金融庁から「検査忌避」などを理由に「一部業務停止命令」を受けている。その上、銀行法違反の疑いで創業者兼前会長の木村剛容疑者（４８）ら新旧経営陣５人が逮捕される異常事態に陥っている。なぜ社外取締役は命を絶たなければならなかったのか。
　赤坂氏は振興銀行の設立（２００４年）に深くかかわり、設立後も社業を軌道に乗せるために熱心だったようだ。振興銀関係者によれば、「赤坂氏からは、法律にかかわる業務などを中心にアドバイスを受けていました。取締役会にほとんど出席していたし、知恵袋としてリーダーシップを発揮していました」と話す。
　振興銀への思いは人一倍だったのかもしれない。だが、たとえそうだとしても、赤坂氏は経営に直接タッチしない社外取締役。自殺というのは解せない。
　金融事情に詳しいジャーナリストの小林佳樹氏がこう指摘する。
「木村剛にとって、赤坂氏は信頼できる数少ない人です。木村剛は大変な自信家で、基本的に他人を信用しない。部下が少し意見をしたらすぐに怒るので、辞めていく人が多かった。ところが、赤坂氏に対する態度は違ってとても親しい感じでした。馬が合ったのでしょう。社員の前では言えないことを赤坂氏には腹を割って話し合っていたはずです」
　そこまでの盟友を失ったのだから、木村の心中は穏やかではないはずだが、意外にも「自殺でホッとしているのは、木村氏ではないか」などという話が金融関係者の間で流れている。
「赤坂氏は、木村容疑者のことを“知りすぎた人”でもあります。赤坂氏はそのことを気にしていたのかもしれません」（金融関係者）
　過去の金融不祥事では、総会屋事件にからんで第一勧銀の宮崎元会長が、りそな銀準国有化の前には、監査法人の担当者が自殺した。死者が出れば捜査は幕引きというのが通例だから、木村はこれで逃げ切るかもしれないとの見方まで浮上し始めた。「死＝封印」を許してはダメだ。

コメント
01. 2010年8月09日 08:46:57: 1Z2PiyktOM 自殺じゃないでしょー、As usual。
02. 2010年8月09日 09:48:14: 7vQ9t26PPY 悪逆非情勢力、永久戦犯小泉・竹中＋黒子飯島＆西川・宮内・マスゴミ等が赤坂氏に死を迫った。証拠隠滅の為に誰かを犠牲にさせ、小泉グループの犯罪は永遠に闇の中。 政権交代も機能せずとは情けない！
03. 2010年8月09日 13:00:54: yZ9oDLELCI 赤坂氏のご冥福をお祈りいたします。
04. 2010年8月09日 16:12:12: FSyPN1ESQM 私もお祈りします。 「罪を憎んで、人を憎まず」が徹底される社会にしましょう。
05. 2010年8月09日 17:25:59: lZuXHssisE ＞社員の前では言えないことを赤坂氏には腹を割って話し合っていたはずです。 ＞赤坂氏は、木村容疑者のことを“知りすぎた人”でもあります。 赤坂氏は経営に直接タッチしない社外取締役、だからこそ社内の人間には隠しておきたい闇の勢力との繋がりを相談していたのだろう。 そして、闇の勢力によって殺害されたのだろう。 具体的には「ヤミ金融対策法」(平成１６年１月１日施行)、「グレーゾーン金利廃止」(平成１９年１２月１９日施行)によって、商売がやり難くなったヤミ金業者(=暴力団)に不正に銀行の金を融通して手数料を得て売上に計上していたのだろう。 又、もっと言えば振り込め詐欺の集団(犯人グループのほとんどが暴力団準構成員、又は在日コリアン)に預金者の個人情報を提供し、手数料を得て売上に計上していたのだろう。 闇の勢力はどのように赤坂氏の自宅に侵入したのか？ おそらく木村剛の弁護人を名乗る男が取り調べの経過と今後の対応(不正行為を相談されていた赤坂氏にも捜査の手が伸びる可能性があるので口裏合わせが必要だ)その為家族がいない時に自宅に伺いたい、と約束を取り付けた可能性が高い。 弁護人を名乗る男は２人で赤坂氏の自宅へ入り、計画を実行した。 自殺に見せかけた他殺の場合、１人で犯行を行うのは難しい。１人が顔見知り、又は事前に連絡をして会う約束をしていた者、で油断をさせもう１人連れを同行させるのが合理的だ。３人以上連れていくと相手に用心されるのでプロはやらない。
06. 2010年8月10日 11:28:51: vD9WYa3O82 小泉、竹中がからむ事件が起きると関係者の不信死が多い。 やはり闇の勢力が動いて口封じをするように思えてなりません。 しかし近代的な科学捜査する警察も簡単に1日か２日で自殺にしてしまうところがなんかオゾロ恐ろしいです。
07. 2010年8月10日 11:48:06: AiChp2veWo 罪の定義は別にして、罪や犯罪と、その当事者の人の心とを分けることはできるのでしょうか？。本当に立派な事を為した人があれば、「誉れを称えて　人を称えず」、ということでは変な感じがします。「逆も眞なり」はケースによると思いますが。 憎む心はないほうがよろしいが、憎しみを受けそうな行動も、よほどの事意外慎むべきでしょう。 広場の中央に縛りつけられた罪人を、民衆が投石の刑にしようと囲んでいたところ、「皆さんの中で、罪の全くない人だけが石を投げてください」とキリストがいうと、民衆は一人づつ退散したという話を読みましたが、厳密に言えば確かにそうだと思いますが、あまり厳密にこれを言うと、処罰ができなくなりそうです。 戦争や犯罪や喧嘩や憎しみのない社会、穀物や果物、野菜や魚類を主食とする社会、飢餓や天災、嘘や事故や病のない社会、勿論、それぞれの国のお国柄や民族の神や先祖を尊ぶ社会などを希望していますが、たいへん大きな長年月の国や世界のうねりも感じています。 なんていうのでしょうか、無責任な意味ではなくて、今の時代はといいますと、隠されてきたよい事、と、悪いことが、いやおうなしに、社会の表面に浮かび上がってくる、そんな時代のように感じます。個人の小さなことも、世界的なことも、ひっくるめてですが。その意味では、まことに畏怖すべき時代ではあるでしょうね。
08. 2010年8月10日 12:02:44: SSCEFonzhs どの事件も、殺されたり、自殺するのは、No2 一般ピープルは、殺されたり、自殺すれば、何が悪いことをしていて、恨まれたり、言えないことがあるんだなと思う。 事件を起こした側の人間は、さぞかし怖がり、気鬱になり萎縮する。 殺しの場合、殺人者はたいていキチガイかヤクザ。その事件とはまるで関係のないことを喋る。 自殺の場合は、不審な点はあるが、調べる警察が自殺と言うのだから、それ以上はどうしようもない。 最終的に得をするのが、旧財閥系企業、官僚、大企業、それと癒着する政治家。 警察はその下で日夜働いている。
09. 2010年8月10日 23:13:05: FTsXsV0ndw だいたい、重要な鍵を握っていると思われる人物が なぜか捜査前後で自殺っておかしいでしょー。

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