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民主党代表選（９月１４日）をめぐり、小沢一郎前幹事長（６８）と鳩山由紀夫前代表（６３）のグループ連合が、菅直人首相（６３）の再選阻止に自信を見せている。臨時国会中に開いた会合などでメドがついたという。両グループ内では、海江田万里衆院財務金融委員長（６１）が出馬の意向を示しているが、事実上、次期首相を選ぶ選挙だけに「もっと大物を出すべき」（党内ベテラン）といった声も出てきた。
「（いくつかの会合を開いた結果、人数や顔ぶれから）代表選で勝つ可能性が出てきた。当然、責任が出てくる。重量級を出す必要がある」
民主党の中山義活前首相補佐官（６５）は８日、フジテレビ系「報道２００１」で、こう語った。鳩山氏が「雨天の友」と呼ぶ側近中の側近が、公然と「勝てる」と語ったことの意味は大きい。
前日７日の新聞各紙では、同じ鳩山グループの海江田氏が出馬意向を示したことが大きく伝えられていたが、中山氏は「（海江田氏の擁立で）決まったわけじゃない」といい、小沢氏の擁立については、「選択肢の中にないわけではない」と含みを持たせた。
参院選で惨敗しながら首相ポストに居座り続け、「消費税増税」など、２００９年衆院選のマニフェストを大幅に修正しようとしている菅首相や支持グループ。これに対し、小沢氏や鳩山氏らは「増税の前にやるべきことがある」として、０９年衆院選のマニフェストの原点に戻ることを主張している。
民主党の国会議員は衆参合わせて４１３人。現時点で、小沢グループ（約１５０人）と鳩山グループ（約５０）の合計は、菅首相の再選を支持する菅グループ（約３０人）、前原誠司国交相（４８）のグループ（約３０人）、野田佳彦財務相（５３）のグループ（約３０人）の合計を大きく上回る。
中山氏が「勝てる」と見たのは、臨時国会終盤に開いた小沢、鳩山両グループの中核メンバーの会合に約１５０人が集まり、「小沢チルドレン」と呼ばれる当選１回の衆院議員の勉強会には１００人近くが参集したことが背景にありそう。
ただ、小鳩連合の悩みは、国民の多くが「この人なら」と納得する首相候補がいないこと。海江田氏は知名度こそあるが当選５回（菅首相は当選１０回）。小沢氏は「政治とカネ」の問題を抱え、検察審査会の議決待ちの立場だ。
小鳩連合は１９日、長野県軽井沢で決起集会といえる研修会を開く。今後、水面下でどのような綱引きがあるのか。
民主党代表選（９月１４日）をめぐり、小沢一郎前幹事長（６８）と鳩山由紀夫前代表（６３）のグループ連合が、菅直人首相（６３）の再選阻止に自信を見せている。臨時国会中に開いた会合などでメドがついたという。両グループ内では、海江田万里衆院財務金融委員長（６１）が出馬の意向を示しているが、事実上、次期首相を選ぶ選挙だけに「もっと大物を出すべき」（党内ベテラン）といった声も出てきた。
「（いくつかの会合を開いた結果、人数や顔ぶれから）代表選で勝つ可能性が出てきた。当然、責任が出てくる。重量級を出す必要がある」
民主党の中山義活前首相補佐官（６５）は８日、フジテレビ系「報道２００１」で、こう語った。鳩山氏が「雨天の友」と呼ぶ側近中の側近が、公然と「勝てる」と語ったことの意味は大きい。
前日７日の新聞各紙では、同じ鳩山グループの海江田氏が出馬意向を示したことが大きく伝えられていたが、中山氏は「（海江田氏の擁立で）決まったわけじゃない」といい、小沢氏の擁立については、「選択肢の中にないわけではない」と含みを持たせた。
参院選で惨敗しながら首相ポストに居座り続け、「消費税増税」など、２００９年衆院選のマニフェストを大幅に修正しようとしている菅首相や支持グループ。これに対し、小沢氏や鳩山氏らは「増税の前にやるべきことがある」として、０９年衆院選のマニフェストの原点に戻ることを主張している。
民主党の国会議員は衆参合わせて４１３人。現時点で、小沢グループ（約１５０人）と鳩山グループ（約５０）の合計は、菅首相の再選を支持する菅グループ（約３０人）、前原誠司国交相（４８）のグループ（約３０人）、野田佳彦財務相（５３）のグループ（約３０人）の合計を大きく上回る。
中山氏が「勝てる」と見たのは、臨時国会終盤に開いた小沢、鳩山両グループの中核メンバーの会合に約１５０人が集まり、「小沢チルドレン」と呼ばれる当選１回の衆院議員の勉強会には１００人近くが参集したことが背景にありそう。
ただ、小鳩連合の悩みは、国民の多くが「この人なら」と納得する首相候補がいないこと。海江田氏は知名度こそあるが当選５回（菅首相は当選１０回）。小沢氏は「政治とカネ」の問題を抱え、検察審査会の議決待ちの立場だ。
小鳩連合は１９日、長野県軽井沢で決起集会といえる研修会を開く。今後、水面下でどのような綱引きがあるのか。
民主党代表選（９月１４日）をめぐり、小沢一郎前幹事長（６８）と鳩山由紀夫前代表（６３）のグループ連合が、菅直人首相（６３）の再選阻止に自信を見せている。臨時国会中に開いた会合などでメドがついたという。両グループ内では、海江田万里衆院財務金融委員長（６１）が出馬の意向を示しているが、事実上、次期首相を選ぶ選挙だけに「もっと大物を出すべき」（党内ベテラン）といった声も出てきた。
「（いくつかの会合を開いた結果、人数や顔ぶれから）代表選で勝つ可能性が出てきた。当然、責任が出てくる。重量級を出す必要がある」
民主党の中山義活前首相補佐官（６５）は８日、フジテレビ系「報道２００１」で、こう語った。鳩山氏が「雨天の友」と呼ぶ側近中の側近が、公然と「勝てる」と語ったことの意味は大きい。
前日７日の新聞各紙では、同じ鳩山グループの海江田氏が出馬意向を示したことが大きく伝えられていたが、中山氏は「（海江田氏の擁立で）決まったわけじゃない」といい、小沢氏の擁立については、「選択肢の中にないわけではない」と含みを持たせた。
参院選で惨敗しながら首相ポストに居座り続け、「消費税増税」など、２００９年衆院選のマニフェストを大幅に修正しようとしている菅首相や支持グループ。これに対し、小沢氏や鳩山氏らは「増税の前にやるべきことがある」として、０９年衆院選のマニフェストの原点に戻ることを主張している。
民主党の国会議員は衆参合わせて４１３人。現時点で、小沢グループ（約１５０人）と鳩山グループ（約５０）の合計は、菅首相の再選を支持する菅グループ（約３０人）、前原誠司国交相（４８）のグループ（約３０人）、野田佳彦財務相（５３）のグループ（約３０人）の合計を大きく上回る。
中山氏が「勝てる」と見たのは、臨時国会終盤に開いた小沢、鳩山両グループの中核メンバーの会合に約１５０人が集まり、「小沢チルドレン」と呼ばれる当選１回の衆院議員の勉強会には１００人近くが参集したことが背景にありそう。
ただ、小鳩連合の悩みは、国民の多くが「この人なら」と納得する首相候補がいないこと。海江田氏は知名度こそあるが当選５回（菅首相は当選１０回）。小沢氏は「政治とカネ」の問題を抱え、検察審査会の議決待ちの立場だ。
小鳩連合は１９日、長野県軽井沢で決起集会といえる研修会を開く。今後、水面下でどのような綱引きがあるのか。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100809/plt1008091257000-n2.htm
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