http://31634308.at.webry.info/201008/article_10.html

民主党の山岡氏が副代表でありながら公然と菅政権の交替を求めた。ブログの世界と同じ状態になってきた。民主党支持者のブロガーが菅執行部を批判するごとく、民主党の山岡副代表が菅執行部を中途半端な執行部と決めつけ、このままでは３月には政権が行き詰って総選挙になると以下のように述べたという。

民主・山岡氏、中途半端な執行部ではすぐ選挙に
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100811/stt1008111732005-n1.htm
2010.8.11 17:31
−民主党の山岡賢次副代表は１１日、東京・永田町での会合で、９月の党代表選について「中途半端な執行部では来年の３月に総選挙になってしまう。強力なリーダーシップの下、『国民の生活が第一』の政治を実行できる人を選ばなければならない」と述べた。次期代表には、菅直人首相以外が望ましいとの考えを示唆したものだ−

この中で次期代表には菅氏以外が望ましいと述べた。小沢氏の側近が言っているので菅氏以外として小沢氏を想定していると思われる。党内においても雰囲気作りを行っているのではないかと考えている。所謂露払いである。その中で小沢氏の立候補が検察審査会の結果が懸案となっている。また第５検察審査会の結果を受けて小沢氏の事情聴取を行うことになっているが、こちらはもう聴取されていてもおかしくない時期だがまだ報道には出てきていない。

第一検察審査会の方は１１人全員のメンバーが全員交替したらしいので、もう一度振り出しに戻って検証しなければならいので議決は少なくとも9月の代表選挙以降になるらしい。それにしてもド素人が法律知識もなしに密室で感情（フィーリング）だけで議決することは、ある意味西部劇の公衆の前のリンチ裁判より手が悪い。

そもそも鳩山政権に続いて菅政権が誕生したのは、東京地検特捜部が陸山会の見込み捜査で小沢氏の代表の芽を摘んだことが元凶であった。この検察の横暴を指をくわえて見ていたのが千葉大臣であった。国民にはそう映る。菅首相は千葉大臣が選挙に落ちて、マスコミや野党、世論調査からも批判されも反対を押し切って留任させた。

これは個人的な穿った見方であるが、菅氏側として小沢氏関連の検察審査会など流れを司法側のトップの大臣を替えることによって変えたくないからと見ている。理由はもし法務大臣が千葉氏でなかったら、小沢氏、鳩山氏の東京特捜部の捜査、検察審査会、可視化法案、大阪地検特捜部の郵政不正事件などについてもかなり違った風景となっていたと考えるからである。これは私だけの見方ではないだろう。

千葉氏を留任させたのは、現在進行している司法関係の流れを別の法務大臣にして、その流れを変えさせたくないからと見ている。菅氏にとっては今や野党以上の政敵の小沢氏を今までの流れのまま足かせを嵌めておくか、もしくはそのまま失脚させておいた方がいいと考えているのではないか。

今、法務官僚にとって千葉大臣は怖くは無いし非常に扱い易いと報道されている。それこそ例えば次期法務大臣に弁護士でもある辻恵議員を当てるなどして、司法官僚への睨みを利かせなければ、国民の検察への信頼を取り戻すことは出来ない。特に官僚組織に手を加えようとしたら、大阪高検の三井氏の事件のように何か因縁を付けられ政治生命を断たれては何も改革を断行を出来ないからだ。

今手を打たなければまた何十年もより強固な官僚政治がはびこる。
　

コメント
01. 2010年8月12日 11:33:40: ItYiEOPgwA 閣僚の席は、本当に気持ちが良いのだろうな。国ががたがたになろうがそれを忘れさせてくれる程、気持ちの良いポジションなんだろうな。
02. 2010年8月12日 14:23:19: FJbK4TawSL 「中途半端な菅執行部&今の法務大臣ではこの国は持たない」同意。 米国、既得権益者、官僚、自公、マスコミの中へ、菅内閣が入り込んだ状態。 小沢内閣しか「国民の生活が第一」を、実践しないし、出来ない。 検察審査会？、小沢政権で廃棄処分、悪法は法ではない。 小沢さんのここでの登場は、天の与えた差配である。
03. 2010年8月12日 15:58:22: DmCC9k6hHM 　本当に菅直人という人物は救いようが無いほどのド素人だ。 選挙で落選した人物を法務大臣に据え置き、本人も、のっぺりと何食わぬ顔を死ながら死刑を実行した。 彼らは、人間の血が通っていないゾンビではないか？
04. 2010年8月12日 18:08:41: J0o6rialnc ＞例えば次期法務大臣に弁護士でもある辻恵議員を当てるなどして、 ＞司法官僚への睨みを利かせなければ、国民の検察への信頼を取り戻す ＞ことは出来ない。 ン〜、法務大臣に辻恵氏はバツグンの人事ですね〜。
05. 2010年8月12日 18:39:34: PMdrnQmxwE 空缶、火事場ドロボー内閣の後ろ盾は、霞が関と電通。 小沢さんは、霞が関と電通を駆逐して下さい。
06. 2010年8月12日 18:43:36: OU45NNHkXI >>00 「千葉氏を留任させたのは、現在進行している司法関係の流れを別の法務大臣にして、その流れを変えさせたくないから」 たぶんあたっているでしょう。 「菅直人首相、仙谷由人官房長官、枝野幸男幹事長らの小沢一郎除名、山岡賢次、輿石東買収作戦が大失敗! http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/0e194577b621c898299901eae548fc2f には、「菅直人首相、仙谷由人官房長官、枝野幸男幹事長の3人は、小沢前幹事長の「民主党から の追放」を画策した。」という記述があります。 仙石氏、枝野氏、千葉氏と弁護士出身の政治家の言論、挙動があやしいことを見ると、弁護士 に対する信頼がゆらぎますね。
07. 2010年8月12日 23:58:08: FJbK4TawSL >>06さん 弁護士法第１条に、弁護士は、社会正義実現のためにある、と規定されていますが、法は法、弁護士は、請負業、正邪無関係に、弁護料を払ってくれる者の味方です。 以前欠陥住宅で損害賠償請求裁判を起こしたとき、相手建設会社の弁護士は、正義感のかけらもなく、裁判も必ずしも証拠に基ずく判決ではなかったのです。 また、反社会的入居者追い出しに弁護士の力を借りましたが、この時は頼りになりました。 このように人の弁護、代弁者が弁護士、政治家は、また別な知識を要し、別次元の職業なのです。 法律に詳しく弁が立つと言うことと、政治力とは似ても似つかぬ仕事、したがって、弁護士政治家は、法に従うが、国家云々は畑違いなのです。（全部とは言いませんが。）
08. 2010年8月13日 01:01:04: VErS8w1yls ０７さん ＞弁護士政治家は、法に従うが、国家云々は畑違いなのです。（全部とは言いませんが。） 現内閣執行部に居る弁護士政治家達が、「法に従う」とは、到底おもえません。 彼らは、検察の暴走を許し、法のもとの平等が侵され、小沢氏や石川議員の人権が侵害されるのを見ながら、知らぬ振りをした。それどころか、検察や検察審査会の違憲行為を自分達の権力奪取に利用したのです。 一言でいうなら、弁護士でも政治家でもなく、菅を頭にみんな「人非人」というべきです。 あー！こんなのが、日本の内閣だなんて、悪い夢を見ているようです。 ９月が待ちどうしい。 小沢さん、早くこいつ等を片付けて、日本を民主主義の国にしてください。

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