政府の国家戦略室は、菅総理大臣に対する政策提言を積極的に行いたい考えですが、戦略室の役割が、政府・民主党内で、いまだに明確になっていないことなどから、提言のための機能の強化は、進んでいないのが実情です。

　民主党政権が政治主導の柱と位置づける国家戦略室の役割について、菅総理大臣は、先月、安全保障や外交も含めた政策提言を行う組織に改めたうえで、機能を強化する方針を打ち出しました。これを受けて戦略室では、東京大学の北岡伸一教授や、ＪＩＣＡ＝国際協力機構の緒方貞子理事長らを招いて会合を開き、外交などの政策提言に向けた取り組みをスタートさせました。しかし、政府・民主党内で、戦略室の役割について、「予算編成の基本方針の策定や総合調整機能を残すべきだ」といった異論が出ているほか、従来の政治主導確立のための法案は秋の臨時国会で審議される見通しで、戦略室の役割が、いまだに明確になっていません。また、来月には民主党の代表選挙を控え、戦略室のメンバーが交代する可能性もあることから、政策提言のための機能の強化は、進んでいないのが実情です。(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100813/k10013332231000.html

　政策提言のための機能の強化が進んでいないのは、概ね菅直人らが勝手に国家戦略室の役割を改めるなど2009衆院選のマニフェストを次から次へと覆滅させていることによるものだ。まさに失われた3か月である。 　

コメント
01. 2010年8月13日 09:15:53: H04xHKlNYM 大田総理も視聴率低下で退陣するらしいし、日本の総理も早いところ退陣して欲しい。
02. 2010年8月13日 10:16:02: DmCC9k6hHM ＞戦略室 提言の機能強化進まず・・・失われた３か月 　戦略を持たない菅直人が首相だから、戦略室が機能しないのはあたり前。 しかし、あと一ヶ月すると機能し出すだろう。 ただし、竹島問題や尖閣諸島での中国のガス田開発問題を不問にしたままで、在日朝鮮人や中国人への参政権供与や国費の供出には絶対的に反対である。
03. 2010年8月13日 11:35:49: TFeIJGOv3Y 思えば鳩山時代に菅が国家戦略室を担当していた当初は、政権交代の高揚期で 鳩山も菅も日本には珍しい理系出身者ということもあり、かなり期待したんだよな。 いつ世界を引っ張っていくような戦略を発表するのだろうかとそればかり待っていた。 ところが、待てど暮らせどコンセプトをまとめる様子がない。 その内に、菅が元東大総長の小宮山の家を訪れ(建築的には見るものがないが、ソーラーパネル・雨水再利用 蓄熱などとりあえずのエネルギー住宅となっている。NHKアナ出身の小宮山議員の一族だと思う。) その直後知ったかぶりのソフトエネルギー論などをしゃべり始めたとき、 菅の発言の浅さに、何だこいつは？と思い始めたのが、疑問の最初だった。 その後、財務大臣として国際会議に出た際も何を言っているわからず、プライベートタイムのセーターが妙に 場違いだったことを覚えている。あの寒さでは、周りの官僚に助けを求めざるを得ないな。 トイレでは、流れ出る冷や汗をぬぐうこと仕切りだったろう。 まあ自民の林デブに冷笑されては終わりだよなあ。 あの時以来、イラ菅は官僚の言うことさえ聞いていれば、こんな辱めを受けずにすむと学習したのだろう。 そんな能天気が、選挙管理内閣と思いきや、まだ続けるつもりという。 とんでもない亡国論だ。 菅や仙谷の頭には、国家戦略も何もあるはずがないことは今まで何もできなかったことで証明されている。 国家デザインを明確にするために1ヶ月といわずすぐに内閣を変えてもらいたい。

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