だいたい政党助成金とか議員会館とかそういうのは雀の涙というもので、
本当にどでかい特別会計に手をいれないならパフォーマンスにしかみえない。

バッシングする矛先が議員になってしまう時点で官僚の思う壺というものだろう。

たしかに、竹原市長が言うまでもなく、議員にろくな奴はいないことが多いが、
今以上に特殊な人間が議会に増えたってどうする？
現にサラリーマンだけじゃなく商店主などでも仕事を止めない限り、
議員としてまともな活動は出来ないのだから。

減らすのは、議会に夜間開催を義務付けるとか対策を施して、普通の市民が
本当にボランティアとして人生の一時期を政治に費せるような環境が整ってからだ。

国会議員数削減は、彼らの巧妙な罠である。国会議員数は国家公務員数に比べて少ない
ので、それほどの削減効果はない。官僚の暴走を止めるには、それなりの数と費用が
必要なので、国会議員数削減はむしろ官僚暴走を助けることになる。政党助成金の廃止
には、同じ理由で反対。金を工面することに追われて本来の活動ができなくなる。

「今でも何しているのかわからないような国会議員がいっぱいいる」ことの原因は、有
権者あるいは選挙制度にある。従って、数を減らしても、そうした国会議員はなくなら
ない。（有権者が容易に国会議員の活動を監視できるようにしなければいけない）

地方議会は、国とは状況が違う。活動もきわめて限定的なので、首長の自由度（いまだと
首長が改革しようとしても阻止される）をあげるために、首長の権限を強化する、議員数
は削減するが報酬はあげる（専業の議員として生活できる）など（例えばの例です）の改
革が必要だと思う。

世の中には、一見よさそうにみえてその実、逆効果に成る「だまし」のテクニックが
横行している。自分で納得するまで、いろいろな意見を聞き考える必要がある。だいたい
新聞、TVの記事は、だましか洗脳か、論理的におかしいかなど信用しない方がいい。
ここ阿修羅でも、工作員が多数出没しているので注意。