http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/091ab064b59ac315b283e63a61725004

北朝鮮が韓国哨戒艦を魚雷で攻撃し５６名の兵士を殺したとされる「韓国哨戒艦沈没」事件以来、米軍と韓国軍は有事に備えた海軍合 同演習を日本海で繰り返し北朝鮮の猛反発で軍事的緊張が高まっています。

また「イランは秘密裏に核兵器を開発している」と主張するイスラエルは イランの核関連施設を空爆するのではないかとの観測が流れペルシャ湾沿岸での軍事的緊張が 高っています。

イスラエルがイラン空爆を開始すれば盟友の米国はイスラエル防衛のために参戦せざるを得ないのでしょう。

巨額な財政赤字と経済失速とアフガニスタンとイラクでの侵略戦争泥沼状態で敗北必死の米国がこれ以上「新たな戦争」に参戦するとは常識的には考えられませんが、常に「戦争」を起こすことで繁栄してきた米国の「血塗られた」歴史を見れば「第三次世界大戦」勃発の危険性は捨てきれません。

米国は「大きな戦争」か「デフォルト宣言」でしか切り抜けられないほど切羽詰まった危機的な状況に追い込まれているのでしょう。

■　「戦争」は決して偶然には起こらず意図的に起こされる

今年も8月6日の広島原爆投下、9日の長崎原爆投下、15日の戦争終結とアジア・太平洋戦争の記念日がきました。

大手マスコミはＴＶや新聞で「戦争の結果」である戦争の悲惨さや残酷さを強調する特集を組みますが「戦争の原因」を追及する報道は一切ありません。

なぜならば「戦争の原因」を追及すれば、昭和天皇の戦争責任を問うこととなり、また日本とナチス・ドイツとの戦争を希求した米国の支配層（ユダヤ 金融資本と軍需産業）の様々な「戦争誘導の仕掛け」が暴露されるからです。

「戦争」は決して偶然には起こらず意図的に起こされるのです。

階級や民族や人種や宗教やイデオロギーなどの「相違」を故意に煽りたて、「相違」を「対立」に、「対立」を「戦争」に誘導する勢力が「戦争」を起 こすのです。

「戦争」によって莫大な利益や利権を得る勢力が「戦争」を起こすのです。

「戦争」によって危機に瀕した支配体制を一挙に回復したい勢力が「戦争」を起こすのです。

なぜ「戦争」になったのか、誰が「戦争」を欲していたのか、どのように国民は「戦争」に駆り出されたのか、「戦争の原因」を追及する作業こそが今必要なのです。

「戦争の結果」だけを見てると、７０年前のアジア・太平洋戦争と現在米軍が進めているアフガニスタンやイラクでの戦争との関係が見えて来ません。

「戦争の原因」が分かればこれらの戦争は実は同じ背景で繋がっていることが分かるのです。

悲惨で残酷で非人間的な「戦争」の正体を見て「二度と戦争は起こしません」と誓っても新たな戦争を食い止めることは出来ません。

「戦争」を止めるには「戦争の原因」を知り「戦争」を仕掛ける勢力をあぶりだし、彼らの様々な「戦争誘導の仕掛け」を事前に粉砕しなけれならない のです。

（終わり）

コメント
01. 2010年8月18日 22:13:48: JIQHiilq6k アメリカの戦争は常に多数派工作に成功した後に行われてきた。　ブッシュJRのイラク戦争だって、9・11事件を利用して多数派工作に成功していた。　小泉・ブレア・シラクがNYでブッシュと並んでいたのを思い出す。　今回は北朝鮮に手を出せば中国の反対を無視することになるし、イラン（イスラエルによる）空爆にはロシアが言い顔をしない。　誰も付き合わない単独戦争になってしまう恐れが大。　その上相手が北朝鮮・イランであれば、戦争バブルと言うわけにも行かない。　テヘランやピョンヤンを爆撃したといっても、アメリカ国民の愛国心に火が灯るはずも無い。　来年以降の軍事予算は大幅に削減されるだろうから、やるなら今のうちにという焦りは良く判るが、結局は戦争も出来ないという結果になるだろう。　第二次世界大戦のあと、朝鮮戦争・ベトナム・イラク・アフガニスタンと続いたアメリカの戦争は尽く失敗だったと見ても良かろう。　戦争で挽回しようと言うのはもう無理。　4千万人以上の国民がフッド・スタンプで食っていると言うのに、戦争を夢見るのはやめたほうが良い。　アメリカは本気で核兵器廃絶に努力するべきではないか。　N.T
02. 2010年8月18日 23:32:00: k3sNTt83Vw おお、いい線いってるけど、足りないのは、 国対国みたいに書いてるけど、一部の独立戦争、半植民地闘争以外は、 「国」のための戦争なんかないってこと。 一部の利益のための戦争を、いろんなことこじつけで、 「国民のため」と思い込ませ、または、強制的にするのが戦争。 総動員体制をしいて、強制しないと、無理がきかない。 「欲しがりません、勝つまでは」で一部の集団が暴利をむさぼれるわけだ。
03. 2010年8月19日 08:47:12: bvpJxCWrWc 全面核戦争の危険を承知でしょうか？世界の戦争を企てる人達に聞きたい。「昔の原爆は今の水爆に比べれば花火みたいなものだ〉と言う専門家の論文を読んだことがあります。「米軍普天間の基地や海兵隊が居無くなれば、明日にでも敵が日本へ侵攻してくるぞよ」と恫喝するのが、日本の外務。防衛官僚や属国派メデイアらの手口ですが、大ウソです。フイリピンの米海軍基地撤去の時も同じ手口で恫喝しましたが２０年経ても何事も起きていません。普天間基地一つ撤去したからチャンスだ。それ日本へ侵攻しろと言つても、どんなにして攻めてくるのですか？。空軍降下部隊で？揚陸艦ふくめて海軍部隊で？。いきなり核ミサイル含む大陸間巡航ミサイルで？。確率的にゼロに近いと思う。万一攻められても「普天間基地無くても」日本には精鋭の陸。海。空。自衛隊が邀撃するし国連、アメリカの軍事支援も有るだろうし、現実的には有り得ないでしょう。
04. 2010年8月19日 17:51:12: 7ghGTOXtl6 日本に侵攻して何を得ようとするのよ？ 国土は小さいよ、資源も無いよ、在るのは､長年の支配層により痴呆化された多くの国民と一部の記憶力だけが頼りの官僚､それに極々少数の切磋琢磨した知識層と紙屑同然の米国債しかございませんよ。 　それでも良かったらどうぞ。 アメリカの支援も自衛隊の火力も何ら必要ありません。 侵攻する側に何の利益も無いのですから。
05. 2010年8月19日 21:05:43: xIqaLGZ4xY 戦争を容認する人ってまず自分や自分の子供は「余人をもって代えがたい存在である」とか言って危ない所に行かないんだろうなと思う。「者ども出合え！」と言って他人の子供は十把一絡げで戦地に送り込み、国民に非常事態であると言いながら自分は食べ物にも美味いの不味いのと文句を言い、暑いの寒いのと言い快適な場所で勝手な指図だけしていそうだなとどこかの首長を頭に浮かべながら思いました。

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