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驚愕の深層レポート 新たなる公安組織の全貌 後編
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投稿者 赤かぶ 日時 2010 年 8 月 21 日 08:37:21: igsppGRN/E9PQ
 

政・官情報をメディアに還流させ"事実"を作る
諜報機関の「真の目的」 青木理(ジャーナリスト)

 『日本の公安警察』の著者が辿り着いた、誰も触れたことのない「世論誘導装置」

 諜報機関・公安警察には「オモテ」と「ウラ」の極秘部隊が存在する。オモテの<I・S>が集める政界情報は、一見、他愛ない四方山話だ。が、その情報量でメディアを手玉に取り、"世論"を作っていたとしたら・・・。

[取材・文:青木理(ジャーナリスト)]

 私が知る複数のメディア関係者の元には、警視庁の公安警察官から電子メールが頻繁に送られてくるという。そこに記されているのは、主に永田町で飛び交う政界情報だ。

 最近では辻元清美・衆院議員の社民党離党の情報が"速報"された。参院選の期間中には民主党政権の支持率が数日ごとに伝えられ、当選が確実視されていた現役閣僚である千葉景子法相の敗色が濃くなる様子も、手に取るように分かったという。

 政局の話題ばかりではない。特定の政治家にまつわる"噂話"が記されることもある。メディア関係者の一人が言う。

「裏付けの取れない情報ではありますが、政治家の女性関係や金銭にまつわるものでした」

 別の夕刊紙記者は、他メディアの記者とともに、某県警の公安警察官を囲んでの"懇親会"を定期的に開いている。主に話題となるのは、やはり政界関連の情報だ。この夕刊紙記者の話。

「確度の高い情報から噂話の類に至るまで、とにかく永田町情報に詳しいので参考になるんです。特に(創価)学会や公明党絡みの情報は異常なほど精通していますね。それ以外ではメディア業界内部の動向も良く把握しています。幹部の人事異動や、どの記事を誰が担当したのかなど、私より知っていましたから」

 広汎なメディア記者と頻繁に接触し、政界情報などを提供する「公安警察官」の存在は、私にとって少々驚きだった。かつて公安警察を長く取材した経験に照らせば、幹部はともかく、一線の公安警察官は極めて特殊な分野の情報収集に邁進し、メディアとの接触など忌避するのが一般的だったからだ。

 奇異に思って彼らの言う「公安警察官」の素性を辿ってみると、いずれも確かに警視庁や某県警で公安部門に所属していた。ただ、従来の公安警察官とは決定的に違う役割を担っていた。政界を中心とした情報を広範囲に収集する<I・S(アイ・エス)>担当だったのである。

警察による非合法活動
 前号で記した通り、<I・S>は日本の公安警察の司令塔というべき警察庁警備局が管理する秘密組織である。公安警察は従来、共産党や新左翼セクト、あるいは右翼や外国諜報機関の動向などに関する情報収集を行ってきたが、<I・S>はまったく性格が異なる。その最大任務は、従来の公安警察の活動からこぼれ落ちてしまった分野の情報―特に地方レベルから国政に至るまで、与野党を問わぬ政界情報を幅広く収集することだ。

 あらためて概略を紹介すれば、警察庁警備局が<I・S>という組織を全国都道府県警の公安部門に整備したのは、 '90年代後半のことだったという。<I・S>とは「インテグレイテッド・サポート(Integrated Support)」、あるいは「インテリジェンス・サポート(Intelligence Support)」の略称とされる。公安警察は内部で怪しげな符牒を好んで用いるが、かつて警察庁警備局の「7係」が所管したことから<07(ゼロナナ)>と呼ばれることもある。

 この組織を管理するのは、警備局の筆頭課である警備企画課だ。同課には課長の下に「理事官」と呼ばれる幹部が二人配され、一人は「オモテ」、もう一人は「ウラ」の担当と位置づけられている。<I・S>を所管するのは「オモテ」の理事官であり、窓口は同課内の「総合情報分析室」とされる。

 こと政治にまつわる情報であれば、地方議会での出来事まで<I・S>が拾うべき「幅広情報」と見なされ、全国の警察網をも駆使して<I・S>に膨大な量の政治関連リポートが集まり、その集積は警察庁警備局長らの手に委ねられる。

 その情報が具体的にどのような使われ方をされているのか、現時点では謎が多い。しかし、公安警察といっても、あくまで警察組織の一部に過ぎない。犯罪捜査と治安維持を本務とすべき警察が、与野党を問わぬ政治情報などを広汎に掻き集めてよいのか。

 まして日本の公安警察は、「ウラ」理事官に率いられた巨大な秘密組織を擁し、過去に数々の非合法活動や謀略工作に手を染めてきた前歴を持つ。その実態を踏まえれば、公安警察が半ば公然と一般政治情報の収集にまで手を付けていることに、薄ら寒さを覚えるはずだ。

 <チヨダ>と呼ばれる公安警察内の秘密組織をご存知だろうか。私はかつて『日本の公安警察』でその実態を詳述した。

 古くは東京・中野の警察大学校内に本拠を置き、公安警察内で<サクラ>という符牒で呼ばれていたが、現在は霞が関の警察庁舎に本拠地を移し、内部の符牒も<チヨダ>にあらためられた。これを指揮してきたのが「ウラ」理事官である。

 この理事官は「ウラ」担当への就任と同時に警察庁の組織図や名簿から氏名が消去される。つまり警備企画課には表向き、理事官は一人しか存在しないことになっている。それほど隠微な「ウラ」理事官率いる<チヨダ>の任務は、全国都道府県警の公安部門による「協力者獲得作業」の一括管理だ。

 「協力者」という名のスパイ獲得作業は、現在も全国で盛んに繰り広げられている。公安警察が監視対象とする左右両翼の団体などに属する人物らをカネや情篭絡し、時には対象者の弱みを徹底調査した上で脅し、数えきれぬほどの人々が協力者に仕立て上げられてきた。中には自らの振る舞いを嫌忌して自殺してしまった若き共産党員もいる。

 しかし、これは<チヨダ>の活動の一端に過ぎない。秘匿撮影や信書の開封、さらには盗聴といった非合法そのものの活動も、<チヨダ>指導の下、全国の公安警察官が密やかに敢行してきた。

<チヨダ>から<ゼロ>へ
 古くから<チヨダ>は、都道府県警の部隊員を定期的に集め、直接教育を施してきた。それは非合法活動の技術にまで及び、講習に集まる部隊員は常に偽名を使用し、互いの所属や本名すら明かさなかったし、知らされなかった。 '86(昭和61)年に発覚した共産党国際部長・緒方靖夫宅への盗聴工作は、そうして遂行された非合法活動が露呈してしまった数少ない具体例だ。

 緒方国際部長宅は、東京・町田の住宅街にあった。そこから直線距離で100mのアパートが盗聴工作の遂行拠点だった。実行役は神奈川県警所属の公安警察官。指揮を執ったのが「ウラ」理事官だ。当時の内情を知る警察庁元幹部が今回、新たにこう打ち明けてくれた。

「最初は電波式の盗聴器を仕掛けたが、現場付近の環境が悪く、うまく聞こえなかった。そこで緒方宅につながる電話線を直接傍受してしまったんだ」

 これが工作露呈の原因になる。電話の雑音を不審に思った共産党の調査で盗聴の事実は暴露され、東京地検特捜部が捜査に乗り出す騒ぎにまで発展したが、公安警察は犯行を頑強に否定した。

 結局、当時の三島健二郎・警察庁警備局長や神奈川県警の中山好雄本部長らが自ら職を辞することで警察と検察が"手打ち"をし、公安警察は今でも「警察組織が盗聴を行ったことはない」という立場を堅持している。

 しかし、これが<チヨダ>による盗聴活動の氷山の一角であることは疑いようがない。この事件を取材した当時、大手補聴器メーカーの元技術者からこんな話を聞かされて驚いたことがある。

「警察庁は極秘の顧客でした。取り扱ったのはもちろん補聴器ではなく、盗聴器です。私が知るだけでも、100セット以上を納入しました」

 前出の警察庁元幹部も、新たにこんな話を聞かせてくれた。

「緒方宅盗聴事件の頃まで、全都道府県警に盗聴担当の工作員が配置されていた。すべて『ウラ』理事官が直接管理し、定期的に東京に集めて盗聴工作の技術指導や士気を高める訓練まで施していた」

 その<チヨダ>は、 '00年頃に再び符牒を一新した。<ゼロ>。それが新たな組織名だ。警備局元幹部らによれば、拙著などによって<チヨダ>の名が知れ渡ってしまったことから新たにつけられたのだという。前出とは別の警察庁元幹部が苦笑いしながら私にこう明かした。

「あんたがいろいろ書いたから、新たに<チヨダ>のキャップになった理事官が変更したんだよ。『存在しない組織だから<ゼロ>だ』なんてもっともらしく解説する公安幹部もいたけれど、本当は『<ゼロ>からの出発』という意味らしい(苦笑)。滑稽な話だけど、最近では、また<チヨダ>と呼ばれることのほうが多くなったみたいだな」

 確かに符牒の意味は滑稽だ。しかし、<チヨダ>にせよ、<ゼロ>にせよ、過去に数々の非合法活動に手を染めた隠微な組織が公安警察内に維持され、今も密やかに蠢いている。いや<チヨダ>ばかりか、新たに<I・S>という新組織まで作り上げ、「オモテ」の理事官の管理下で半ば公然と活動を繰り広げている。

有力政治家のスキャンダル
 特殊技能を持つ係員を抱えているのは、<I・S>も同様だ。警察庁元幹部によれば、首都圏の某県警の<I・S>には、政治家の選挙違反や汚職事件などに絡んで押収したコンピュータを解析する専門スタッフが配されているという。これも情報収集の一環なのだろうが、過去の<チヨダ>の性癖を踏まえれば、コンピュータからどのような情報を抽出しているのか、疑念は膨らむ。

 こうした公安警察組織が本気になれば、相当な深度の情報を手に入れることが可能だろう。狙い定められた人物は恐らく、私生活まで丸裸にされる。その情報がどのように使われるかに関し、かつてこんな話を公安警察幹部から聞かされたことを思い出す。官公庁の幹部人事をめぐって公安警察が暗躍した"華々しきエピソード"について、である。

 公安警察はある時期、<チヨダ>などを動員し、枢要な官公庁内の「共産党シンパ」を一斉調査した。その結果、幾つかの官公庁で公安警察が問題視すべき人物の存在が浮かんだ。特に某中央省庁では、最高幹部に数えられる局長人事が間近に迫り、公安警察が「共産党シンパ」と睨にらむ人物の就任が見込まれていた。

 危機感を持った公安警察と<チヨダ>は、彼らのプライベートまでを徹底的に調べ上げた。中には、女性との不倫関係を摑まれ、密会現場の写真を押さえられた者もいた。情報は非公式ルートで警備局から当該官公庁へと伝達され、問題の人物たちは静かに出世コースから外されていった、という。

 このエピソードを捉えて「共産党シンパ」ならやむを得ない、と一蹴するのは容易い。しかし、<I・S>は違う。与野党を問わぬ広汎な政治情報を、全国の警察ネットワークまで駆使して掻き集めているのだ。

 こうして集められた情報を警察幹部が恣意的に、あるいは私的に使ったらどうなるか。事実、警視庁公安部の中堅幹部はこう語る。

「政治関連の情報収集は<I・S>の持つ幾つかの顔のうちの一面に過ぎない。<I・S>の担当者には、与野党の幹部や閣僚はおろか、警察庁を管理する国家公安委員長の周辺まで徹底的に調査しろ、という指示が実際に出されている。

 過去に有力政治家のさまざまなスキャンダル、例を挙げれば外国人女性と元首相の交際疑惑がメディアで伝えられたことがあったが、<I・S>が発信源となった可能性は排除できない。私の知る限りでは、警察内部の派閥争いに<I・S>が使われたこともある」

 この中堅幹部によれば、数年前に警察庁幹部をめぐる女性スキャンダルが情報紙などに流布されたことがあった。結局、この幹部は警察内部の枢要ラインから外されていったが、その情報発信源が<I・S>であり、ライバルと目されていた公安系の警察幹部が意図的に情報を流させていたのではなかったか、というのだ。

"世論らしきもの"の正体
 これらが<I・S>の仕業だと断ずることはできない。ただ、<I・S>所属の公安警察官がメディア記者らと頻繁に接触し、異様と思えるほど積極的に情報を流しているのは間違いない。しかも、「ウラ」理事官に率いられた<チヨダ>が厚いベールの向こう側で数々の非合法活動に手を染めてきた事実を鑑みれば、公安警察内部で政治情報の収集を任務とする<I・S>担当者がメディア記者と頻繁に接触し、その情報を還流させることで意図的に"世論らしきもの"を形成するかのような動きに、私は極めて不健全な臭いを嗅ぐ。

 前出した警備局の元幹部ですら、こう吐き捨てる。

「メディアとの接触は情報収集の一環でもあるだろうが、一方で収集情報を警察に都合の良い世論誘導に使う側面も強い。狙い定めた政治家の醜聞はもちろん、特定の意図を持った情報を流すことは容易だ。大体、犯罪と無関係な政治情報を集める<I・S>の活動自体が警察の守るべき一線を完全に踏み越えている」

 繰り返すが、警察がこのような情報活動に乗り出す正当な理由は一片もない。だからなのだろう、警察庁関係者によれば、<I・S>の存在を初めて公にした本誌前号が発売された直後から、警察庁警備局内は大騒ぎになったという。

「国会で<I・S>の活動が追及される事態に備え、これを取り繕うのに躍起となっています」(同関係者)

 だが、国会は与野党の枠を超えて<I・S>なる組織を叩き潰さねばならない。公安警察が広汎な政治情報を収集し、それをメディアに還流させるなどという活動を容認すれば、政治は警察によって牽制、支配され、民主政治が破壊されかねないからだ。

(了・文中敬称略)

あおき・おさむ
1966年生まれ。共同通信社入社後、警視庁記者クラブで警備・公安担当に。その経験を基に『日本の公安警察』(講談社現代新書)を執筆。’06年からフリーに。著書に『絞首刑』(講談社)など
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1026  

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コメント
 
01. 2010年8月21日 12:11:40: ytJLPzC6dn
公安が本気出せば、この記事を書いた記者を消すことは容易だ。
上記の内容は、公安にとっては許容範囲であり、実態は決して表に出ない。
政治家のスキャンダルは、内閣官房内にあるセクションが担当している。

02. 2010年8月22日 06:47:16: wlfSlvS6Js
 
[創価学会による非合法活動とその実態]
 
http://freett.com/sokagakkai_komei/katsudou/soukagakkai_higouhou.html
 

03. 2010年8月22日 16:06:01: NtvqIzrEfs
 (^_^)/ 世論つくりは、どこでもあり。

ヤフーニュース記事に対する掲示板。この存在を知った今、世論つくりでないかと思う。

ozawaしに批判的なコメント掲示 それへの賛成イエスのクリックの多いこと。内容は、政治と金とか単なる罵詈雑言。この阿修羅掲示板に見るような情報は、一切なしです。

あのヤフーに正しい情報をコメントを投稿して、逆手にとろう。
世論の流れを変えるいいチャンスです。

はとやまさん、小沢さん、亀井さんが、アメリカにやられたということは、ヤフー読者は知っていません。皆さん是非、ヤフーへ投稿をお願いします。

株の掲示板にもそういう記事はあるが、株記事では、半々で、阿修羅掲示板の内容も数多くあります。しかし、孫正義さんは、副島氏の説ですと、d・ロックフェラー組だそうです。

9月選挙に絶対小沢氏を出したくない勢力が蠢いています。


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