「鹿児島県庁　不祥事」「鹿児島県警　不祥事」でぐぐれば
大量にヒットする。

伊藤にも握られたくない尻尾があるはずだ。
正義感の権化の仙波がそのうちしゃべるだろう。

しかし竹原市長が全国に地方公務員給与がいかに民間とかけ離れて
驚異的に高いかを知らせた功績は大きい。
いずれ日本は２０年後にギリシャと同じく公務員で財政破綻確実だが
その時には竹原市長は日本の歴史に残る偉人として賞賛されるだろう。
まだ若いので２０年後は衆議院議員として破綻後の日本再生に活躍して欲しい。
国民は熱烈に支持するであろう。

薩摩のため・孫子のため何をなすべきか？
よー考えて仕事せ〜

記者会見で仙波敏郎副市長（左）とともに質問に答える竹原信一市長＝２３日午後１時４０分ごろ、鹿児島県庁　議会を無視した専決処分の乱発などで住民からリコール（解職請求）運動の署名活動を起こされている鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は２３日、４カ月ぶりの議会開会となる臨時市議会の２５日招集を報告するために県庁を訪れたが、伊藤祐一郎知事に「リコール運動中のパフォーマンス」と面会を拒否された。竹原市長は県庁で記者会見を開き「リコール運動に踏み込んだ発言は知事の値打ちを下げる」と批判した。

　竹原市長が、すべての報道機関の取材に応じるのは約９カ月ぶり。ブログに障害者を差別的に記載したことが昨年１２月に問題化して以降、自ら選ぶメディア以外は拒否していた。

　県によると、市側の面会要請は２３日朝にあり、知事側は「リコールの手続きが始まっている」と拒否した。しかし、竹原市長は仙波敏郎副市長を伴って同日午後、知事室を訪問。対応した布袋（ほうたい）嘉之知事公室長は「はっきりと断ったにもかかわらず、マスコミを連れてみえるのは明らかにパフォーマンス。付き合えない」とする知事の考えを伝えて面会させなかった。

　伊藤知事は７月、市議会と対立して６月定例会を開かず、臨時会招集請求にも応じない市長に対し、地方自治法に基づき２度も是正勧告したが、市長は従わず、仙波副市長の選任なども専決処分。伊藤知事は「違法状態を是認するのか、市民が意思を示してほしい」とリコール運動への期待を語っていた。

　竹原市長は記者会見で、臨時議会の招集について「仙波副市長の進言で専決処分は議会で不承認となっても有効と分かり、開かない理由がなくなった」と方針転換の理由を説明。リコール運動が成立した場合の出直し市長選にも「出る」と、立候補の意欲を表明した。今回取材に応じた理由は「メディアへの敵意が和らいだ」と述べた。

＝2010/08/24付 西日本新聞朝刊＝
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/192736

「リコール手続き中に公式な形でコメントを出した知事が、手続き中だという理由で市長と面会しないのはおかしい」
「（面会を求めたことについて）知事が『パフォーマンス』と言うのは、行政トップとしていかがなものか」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20100823-OYT8T01194.htm

いわば行政、法律の専門家ではないと思われる仙波氏に、行政の専門家たる伊藤知事が、看破さ
れた形で、伊藤知事は面目丸つぶれだろう。伊藤知事は仙波氏を甘く見ていたのか。伊藤知事は
もともと目線が上からだから（住民目線ではない）、竹原市長、仙波副市長にもっとたくさん学ぶべきだろう。

多くの自治体で、こうした改革の動きが出てくることを期待しています。それが地方から政治を
変えて行くことになると思います。（もちろん国の対応や法整備が必要ですが）

　取材拒否を続けてきた阿久根市の竹原信一市長が２３日、自らが副市長に選任した仙波敏郎氏とともに、県庁で記者会見に応じた。昨年１２月に自らのブログ上での障害者への差別的な発言が報道されて以降、竹原市長は特定の報道機関を除いてマスコミの取材を一切拒否。この日はそれ以降の市政運営について質問が集中し、会見は４０分以上にわたった。だが会見に応じた理由については、仙波氏の進言があったとしたものの、明確には答えなかった。竹原市長との主なやりとりは次の通り。

　――これまで行った専決処分は、必要な条件を満たしていると考えるか

　「完全に満たしている。今の議会は事実上不信任状態。最低限あるべき信任関係がないのだから、専決は正当だと判断した」

　――市議会が専決処分の報告を不承認にした場合、政治的責任はどうとるのか

　「私の責任の対象は市民の暮らし。そこに向けて一生懸命やらせていただく。私が辞めればいい、損をすればいいという問題ではない」

　――今後は定例議会は開くのか

　「（２５日の）臨時議会が終わってから考える。私は先のほうまで考えない人間なので。今の時点では考えていない」

　――自身の解職請求（リコール）の動きをどう受け止めているのか

　「運動そのものは望ましいと思っている。おかしな人が市長になったら住民が立ち上がって辞めさせるのは大事なこと。私は住民に育っていただきたい。選挙でよく分からないまま名前を書き、終わりではまずい。住民が自分の判断でかかわってほしい。出直し選挙になれば立候補する。副市長選任や係長復職はリコールに関係ない」

　――専決処分による副市長選任の違法性の判断を司法だけに委ねるのはなぜか

　「合法か違法かは司法が判断すればいいこと。（一方）リコール運動も進んでおり、私が市長を続けられなくなれば、住民が私と仙波副市長を否定したと判断する。リコールで住民が判断する機会が生まれたので、それでいいんじゃないか」

　――懲戒免職訴訟など、竹原市長はこれまでの裁判で「裁判所に自治はできない」などと判決を無視し、司法を否定していた。今までの言動との整合性をどう考えるか

　「それは内容が違う。別の次元の話。ごっちゃにしすぎです」

　――久々に会見したのはどういう理由か

　「仙波副市長の説得に応じたから。マスコミに対する不信感から（取材に）応じなかった。それは今も払拭（ふっしょく）していないが、私への敵意みたいなのは前ほどじゃなくなった」
http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201008230041.html