今、総力をあげた一大キャンペーンが失敗に終わる。総がかりでただ一人を追い詰めようようとして出来なかった。

多くの人にマスコミの欺瞞、偽善、狡猾、陰険、欲深、悪辣、虚位流布、問題すり替え、さもしさ、論理破綻、の本質が見えてきた。もはや信頼は永久に戻らない。

＞　野党との合従連衡も視野にいれて、政権を起動させていくことになるであろう。

＞　それが起動して、政権運営が軌道に乗ったら、たぶん小沢氏は、自ら後見役にまわることを希望するであろう。

＞　小沢氏個人は自らの政治権力に執着・拘泥するような人ではない。総理大臣になっても、その身分に魅力を感じることがないであろう。これは今までの小沢氏の政治経歴を省みれば理解されよう。

◎菅氏とX氏との２人だけの代表選になりそうです。
　X氏としたのは、未来が予測不可能だから。
　菅氏が若手1年生議員との会談で言った「向こう3年は政権は続く、それまで・・・がんばっていこう」は、実現可能性を言ったのであり、ある意味、言えて、ある意味、当たらないでしょう。

　菅氏が代表（総理）続投した場合、このことをマスコミも支援（？）していますが、3年先まで菅政権が持たない可能性がある。
　理由は、衆参ねじれ状態では、法律は1本も通りませんので。　唯一の例外は、他政党と連立ないし協力関係を結べる場合です。

　公明党は菅氏ではダメと言っているようで、X氏が代表になった場合、公明党は連立を考える可能性がある・・・。

　どちらが民主党の代表になった場合も、ねじれを解消できる数（参院で協力）か、衆院の３分の２勢力を確保するか、絶対条件。

　もちろん、より多くの政党が「民主党政権に協力する」ほど、安定した政権になるのですが、どの政党が協力するのか予測がつきません。（ということは、もう他党と水面下で交渉しているのでしょう）
　それが実現できなければ、民主党政権は３年どころか、半年も持たないと考えます。

　さらに、菅氏続投、或いはそうでない場合も、今は静かにしているマスコミや旧勢力･自民党らが、「国民に信を問え」、「衆議院を解散せよ」と大合唱するにちがいないと、実は考えているのですが・・・。どうなんでしょう。

「小沢氏が菅内閣に入ると言うことはないだろうか」とのことだが、
これは絶対にありません。

なぜなら小沢さんは、国民側政治家、菅は、利権・官僚側政治家、更に未熟。
と言うことは、政治の基本が、１８０度相違しているからです。

また、小沢さんが社長（経営者）なら、菅は、一般管理職（従業員）、
つまり、従業員級菅に、経営者級社長が、部下にはなれません。

格が、違いすぎるのです。

９月の民主党代表選は、選挙しなくても良いほど、小沢さん勝利、それも圧倒的。
いよいよ待望の小沢内閣総理大臣誕生、国民主権の政治がスタート。

原口総理大臣。

細野幹事長。

来年の統一地方選、東京都知事選を前に、自民も公明も安易に民主党と連立を組む状況にない。
そういった状況で、小沢総理が誕生したら事態は一変するのだろうか。
逆に、小沢総理の退陣が「連立や政策合意のための条件」にされてしまうだろう。
参議院での「ねじれ」が解消できなけば、予算関連法案が通らないから、そこで政権は行き止まる。（誰が考えたって予想できるだろう）
政権運営における青写真が見えない。自民党を割る方策でもあるのだろうか。

また、「政治とカネ問題攻撃」に対する明確な反論も出ていない。
現状では、郷原氏の主張が「理論武装」の最たるものであるが、他にはない。。
月刊誌などで、御厨貴（名前は思いつき）などに「小沢一郎本人および秘書の政治とカネの問題は、政権交代を阻む目的で仕掛けられた国策逮捕だった」という総括をさせられないものか。そのような計略も必要だろう。

小沢総理誕生を期待するのはいいけど、民主党の中のコップの中だけの思考では、寒風の中に裸で放り出すような事になってしまう。

小沢総理になると国民新党・社民党がすでに連携しているのですから、３党連立内閣になります。（衆院での三分の２確保）そうなると、与謝野や舛添などが擦り寄るでしょう。勿論、辺野古も消えるでしょう。公明党も連立に色目を使い始めます。さらに、参院・自民党の一部が、これまた擦り寄り始めます。政治力とは磁石のようなものです。ただ、心配は側近に優れた参謀がいるかです。

小沢氏が首相になると覚悟したら、「政治とカネ問題攻撃」に対し、堂々と国会の場で反撃するでしょう。これまでは、記者会見で述べていたことをマスメディアが報道しなかったのですが、今度は報道せざるを得なくなります。その国会の場を利用して、検察庁、特に特捜部解体にまで持ち込むかもしれませんよ。既に、大阪地検特捜部の郵政不正事件のデタラメナな捜査、それ以上に酷いと言われる一連の小沢氏関連の捜査が暴露されると、特捜部の組織解体論が起きても不思議ではありません。

生中継がベスト!!　編集が出来ないですからね。