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日本政治を蝕んでいる催眠術が解け始める『「2010.8.31民主党代表選ゴングの裏話」考』れんだいこのカンテラ時評794
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投稿者 韃靼人 日時 2010 年 9 月 01 日 23:32:41: XfUHcQiPmEZmc
 

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れんだいこのカンテラ時評794 れんだいこ 2010/09/01 21:57

【「2010.8.31民主党代表選ゴングの裏話」考】

 「2010.8.31民主党代表選ゴングの裏話」を確認しておく。民主党代表選が遂に一騎討ちとなることが確定したのを見届け、この間伝書鳩としてパシリを務めた鳩山前首相が思わずつぶやいた言葉が「ボクはいったい、何だったんでしょうね」だった。一見滑稽なのだが、裏舞台が見えてくると滑稽だけでは済まされない事情があるので、これを確認する。役職は煩雑なので呼び捨てにする。

 そもそも伝書鳩パシリがいつから始まったのか。確実なのは、8.24日の小沢出馬直前の動き辺りからである。小沢は、翌8.25日の「小沢一郎政治塾」での講演後、出馬表明する予定であったと思われる。これを阻止するべく鳩山が動き、8.24日夜、都内のホテルで小沢前幹事長と会談し、代表選への対応を協議している。当然、菅の要請を受けてのものである。この時、人事的配慮を媚薬にして「翌日の出馬声明」を思いとどまらせた風がある。小沢は渋々同意した。

 翌8.25日、小沢は、「小沢一郎政治塾講演」で「下世話な政局話をする場ではない」と述べ、出馬表明を見送った。この頃、菅が挙党体制論に転じ、小沢派に対するポストの冷遇をしないとする約束がアングラ情報として伝えられていた。小沢の出馬声明見送りは、これにハーモニーしている。

 「小沢の出馬表明見送り」を確認するや、その8.25日夕刻、鳩山が首相官邸を訪れ、前日の人事媚薬の裏取りを始めた。ところが、「小沢の出馬表明見送り」後の菅は強気に転じていた。いろいろ理屈を並べて渋り始めた。要請されているのは最高度の政治的密約であり、菅にはその度量がなかったとも読める。この辺りは市民運動上がりのキレイゴト云い師の限界かも知れない。こうして、鳩山周旋は「事実上の決裂」となった。

 8.26日朝、小沢は、東京都内で鳩山と会談し、話が違うではないかと事情を質した。鳩山は、前日夕の菅会談の内容を伝えた。小沢は「よし分かった」と述べ、恨み節を云うでもなく出馬の意思を伝えた。菅に頼まれて周旋したのにコケにされた鳩山は同調し、小沢支持を約束した。鳩山の顔を立てた小沢とメンツを潰した菅と云う温度差によったものと思われる。小沢は直ちに記者団に向けて不退転の出馬表明した。鳩山も、小沢支持を言明し、小沢発言を裏付けた。これにより、民主党代表選は菅首相対小沢前幹事長の対決構図が確定した。本来であれば、鳩山の伝書鳩パシリはこれでお仕舞いであった。鳩山はその後、確か息子の所用でモスクワへ向かった。

 問題はここからである。モスクワまで出向いている鳩山に度々匿電が鳴った。一体、誰が鳴らしたのか。又しても菅である。或いは菅派の別要人も鳴らしていたのかも知れない。こうして、モスクワからの帰国後、鳩山の再度の伝書鳩パシリが始まった。鳩山のこの行為は軽薄と云えば軽薄であるが宇宙人的感性の賜物であろう。なぜなら、一度コケにされた者は二度目は受けないのが普通だから。それとも、受けざるを得ない筋がらの要請もあったのだろうか。

 8.29日、鳩山が帰国する。仙谷官房長官が東京都内のホテルで面会を求め、「ギリギリまで妥協点を探りたい。争わずに一つにまとまる方向を追求すべきだ」との考えを伝えている。こうして、鳩山の伝書鳩パシリが再開した。鳩山がその後、菅と小沢の間を何往復したのか分からない。稲盛和夫・京セラ名誉会長(内閣特別顧問)とも会食している。他の誰それとも、ひっきりなしに会っただろうと思われる。

 確かなことは、8.30日夜、菅と鳩山が首相公邸で約1時間10分間にわたって会談していることである。両者は「トロイカ体制」の構築で一致した。鳩山は、会談後、記者団に対し次のように述べている。「(鳩山、小沢、菅の3氏に輿石東参院議員会長を加えた)『トロイカ+1』で行こうではないかという思いを首相からいただいたので、明日、私が責任を持って小沢先生に伝え、首相と会談していただく」。この日、小沢の意を受けた輿石が菅に「本当に受け入れる腹はあるのか」と詰め寄り、菅は「ある」と応じているともある。

 「トロイカ+1」を廻って、菅派、小沢派の派内でそれぞれ悶着した。対決回避の楽観論が広がる中、 主戦論と様子見論が二分した。菅・鳩山会談後の深夜、小沢側近は、「不出馬の可能性もある。相当高いポストでの処遇ということかもしれない」と語り、ポスト次第で小沢の出馬見送りアリ説を披歴している。但し、小沢派内では依然として「鳩山氏の調整には応じず、小沢氏は出馬するべきだ」とする声も根強かった。

 そして、運命の「歴史その時」を迎える。8.31日、鳩山のお膳立てで小沢と輿石が招かれ、菅が来るのを待ち受けた。ところが、菅が一人で行くことを嫌がった。鳩山が何度かアポしている。菅は、前原らとの相談の結果、小沢とのサシ勝負なら応ずると述べ、二者直接会談に切り替えた。菅は、如何なる話の展開になろうとも菅一任を取り付けて出向いた。夕刻、菅―小沢会談がセットされた。会談は30分に及んだが両者の人事談合はなく、代表選を闘う上での申し合わせに費やした。こうして、両者の代表選出馬表明へと雪崩れ込んだ。

 この経緯からすれば、鳩山は完全にダシにされたことになる。少なくとも、8.26日早朝の小沢の出馬声明時点で役目を終えていた筈である。それを再度引きずり出された挙句、何の効もなかったことを思えば、鳩山が、「ボクはいったい、何だったんでしょうね」と述べた言葉は滑稽であるが的を射ている。要するに、前首相ともあろう者がかくも安易に使われ、結果的にコケにされたことになる。宇宙人の鳩山ならではのトボケで済んでいるが、他の者では烈火となって怒るところであろう。れんだいこは、これが云いたかった。

 もう一つ云いたいことがある。板垣 英憲氏の「マスコミに出ない政治経済の裏話」の8.31日付けブログ「菅首相の伸子夫人が夫に与えた『潔く討ち死にしなさい』の叱咤から、小沢一郎前幹事長との一騎打ちに突入へ」が興味深い裏話を伝えている。

 それによると、「トロイカ+1」で決着せんとしていた8.30日当夜のことであろう、伸子夫人が「トロイカ+1決着」に異を唱え、談合ではなく討ち死に覚悟の決選勝負をけしかけたと云う。本文は、「これまで支持してくれた仙谷さんや前原さん、枝野さんたち仲間を裏切って、小沢さんに付いてはいけない。妥協してよいことはない。ここは格好よく討ち死にしなさい。これは、代表選なんですよ。負けて意地を通しなさい」と述べたとある。修飾句を取れば要するに談合解決を否定したことになる。「夫人の言葉に目が覚めた菅首相は、31日午前、周辺に『討ち死に覚悟で代表選を戦う。勝敗は時の運だ』と決意を披瀝した」とある。板垣ブログではその他いろいろ評しているが、「伸子夫人の一言働き」を紹介しているところに値打ちがある。

 れんだいこは、この話が本当だとして初めて、鳩山の「ボクはいったい、何だったんでしょうね」が得心できた。要は、菅が盟友の鳩山よりも夫人の言を採り入れたと云うことである。こういうもので歴史が作られるのかどうかは分からないが、滑稽でもある。これによれば、「鳩山よ、あきらめろ。妻は強かった」と云うことになる。まさに歴史は夜つくられるを地で行く話である。この逸話は後世に残るであろう。これを伝えた板垣ブログの価値も高い。

 れんだいこは、「伸子夫人の一言働き」を喝采する。伸子夫人よ、あなたはやはり偉かった。サスガと褒めたい。なぜなら、小沢が鳩山周旋に乗ったとすると、それは釣り針付きの疑似餌だったのであり危なかったと思うからである。恐らく、「トロイカ+1決着」は、民主党選に小沢を起たさない為の鳩山、菅をも操る政治マジシャンのシナリオであり姦計であった。そう気がつかせないよう、いろんな役者を使って政界を催眠術にかけながら用意周到に事が運ばれていた。結果的に、「伸子夫人の一言働き」が、これを突き崩したことになる。その言に従った菅は、政治的能力のない政局男でしかないが、憎めない奴と云うことになる。これが、れんだいこが初めて菅を好意的に評する言である。伸子夫人は、主人である菅も、その政敵である小沢も救った。

 確認すべきは、「小沢起つ」がそれほど嫌がられていると云うことであろう。小沢を嫌がる勢力は、これまで検察を使って小沢を金縛りにし、マスコミメディアの言論大砲を使ってパッシング大包囲網をつくり、何が何でも小沢を起たさないよう、あの手この手で策動してきた。しかし、その手が利かなかった。9.1日、両者の民主党代表選の立候補届け出が粛々と行われ、夕刻、共同記者会見が催された。今後も菅の口からは否応なく日本政界をワシ掴みにしている黒い魔手の囁きが聞かされることになるだろう。小沢の口からは否応なく日本の在るべき別の道が説かれることになるだろう。これと共に日本政治を蝕んでいる催眠術が解け始めるであろう。これが「9.14民主党代表選の裏意味」である。

 2010.9.1日 れんだいこ拝

 

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コメント
 
01. 地には平和を 2010年9月01日 23:44:02: inzCOfyMQ6IpM: dbgBWOeUqs
見事だ。見事としか言いようが無い。れんだいこ様はスゴイと思います。

02. 2010年9月02日 00:11:42: GdJAMKBIOQ
板垣を引用したのは失敗でしたね。
あと、同じように裏話を産経が書いてたけど、こっちは信じるというのも変な話だ。

03. 2010年9月02日 01:22:21: DtdutbwPRY
三文TVドラマの脚本の下書きですか?

04. 2010年9月02日 02:18:02: sIt2Pal6B2
別の妄想を書いておきます。鳩山、小沢サイドは菅サイドの代表辞任を待っていたと硬く信じている。、投機筋の急激な円高への対応で日銀は動かず、何ひとつできなかった時点で、劇的な権力構造の変化があったと妄想している。鳩山氏の帰国をまっての会談では菅氏の表情は物乞いのそれであった。トロイカなる表現で、菅氏の政治生命をすくったのは鳩山氏、小沢氏であって、人事取引云々は単に菅氏サイドの情報操作であろう。鳩山、小沢氏にとっては代表戦は菅氏が辞任しないならば、既定の方針であったはずで、今後も鳩山・小沢氏は陰に陽に菅氏を見殺しにはしないのだろうと思っている。出馬表明の力のなさをみれば、三者間でのなんらかの役割分担があるように思われてならない。

05. 2010年9月02日 05:16:40: DmCC9k6hHM
代表選への立候補の記者会見を見た。
小沢氏は背筋を伸ばし、質問には大局的見地から丁寧に説明した。
既に、一国の首相としての強い意思を感じさせるものであった。
対する菅直人は、発言の度に手を動かし、書類を何度も触るなど落ち着きがなく、目線にもぜんぜん勢いがなかった。人間の大きさの差であろう。

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