財政難の中で、金持ちの相続税を免除してどうする。
完全に金持ちのための優遇政策だ。

政府はいい気になって、赤字国債をまた増やすことにもなる。
野田が言っているように、フランスの大失敗例もある。

こんな政策を考えているなら、小沢には投票できない。

菅陣営、早く具体的な政策出してちょーだい

しかし、国債が一定期間無利子ということは、受け取れるべき利子分が国庫に入っているのと同じだから、反復して控除に利用されない限りは、誰も損も得もしないはずだ。

また相続税の税率は、相続額による累進税率だから、金額によっては、追加課税することも検討すべきである。

受け取れなかった利子の額と、控除された相続税額が同じだったとしても、相続人にとっては、一時に多額の相続税を納めなくとも良い、というメリットがある。

東京に住居を持つ人などは、住居を売却しても相続税に足りないなどという現象が、バブル崩壊直後などにはよく見られた。
生前から相続税を分割前払いしておく方法としても、無利子国債は有効と考えられる。

以下検索の結果の目ぼしいもの。
１９４５年、ルクセンブルグ政府が、ベルギー政府に無利子国債を発行。
ドイツマルクに言及されているから戦争処理の一環として行われた？
http://www.legilux.public.lu/rgl/1945/A/0679/2.pdf
国同士、または国際機関に対して無利子国債が発行される。
中央銀行、銀行、ファンドに対しても発行されるようだ。
フランスはＩＭＦに対して無利子国債を発行した。
http://www.assemblee-nationale.fr/12/budget/plf2004/b1110-a43.asp
公的債務を減らすためにレバノン政府、無利子国債発行。レバノンの銀行が購入。
サイトからは消去されてキャシュにのみ残っている。
＞ LES ARCHIVES DU QUOTIDIEN
Enjeux-International
Jeudi 12 décembre 2002
LIBAN - Les banques achètent des bons du Trésor sans intérêt
Les banques libanaises se sont engagées à souscrire à des bons du Trésor sans intérêt, pour participer à l’effort national de réduction de l’énorme dette publique du pays, a annoncé la Banque du Liban (BDL, banque centrale), dans un communiqué reçu mercredi. Dans ce texte, la BDL a fait état d’»un accord conclu avec l’Association des banques sur un mécanisme de contribution à la réduction du service de la dette», qui consiste principalement en «une souscription à des bons du trésor sans intérêt sur deux ans», pour un montant d’environ 4 milliards de dollars.
http://www.agefi.com/Quotidien_en_ligne/Archives_quotidien/Archive_Detail.php?articleID=182915&PHPSESSID=0ed27656c97a3db317af40870fa7d108
１８４３年に無利子国債発行されていた。
無利子国債は、フランス語でLes bons du trésor sans intérêt
ドイツ語でUnverzinsliche Schatzanweisungen

無利子国債のほかには、永久国債等の方法もある。

これは国には資本金に相当するものがないから国債の発行が膨らんでしまうから、永久債という資本金国債を発行しようというものだ。

永久債まででなくてもアメリカではいま企業が１００年社債を発行している。
２００年国債などを発行すればほとんど資本に匹敵する。

日本国の資産から見れば数百兆円の資本金があってもおかしくない。

つまり色々な考え方がある。

考え方一つで、借金が資本金になるのである。

無利子国債とどちらがよいか検討すればよい。

だからデフレ時に国債を発行しないで税金で取るなどというバカなことはしてはいけない。

官僚が特別会計のどこに、埋蔵金を隠しているのかデータも全て官僚が持っている。出資金、余剰金、予備費、積立金、会費、名前もいろいろ。

それでも私の仕事館、グリーンピア、スパウザ小田原、かけた金の十分の一も回収できないものに大きな金が動く。何度も不良債権を積み上げる。そして一般会計以外の金は国会で審議もされない。阿呆は税収40兆で予算が80兆などの寝ぼけた数字つまり財務官僚の数字を信じてしまう。これは一般会計のみの数字。

何とかしなければならないことは確かだ。