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小沢政権誕生で日本社会を立て替えへ「2010.9.4たすけあい党時局声明(800号記念)」れんだいこのカンテラ時評800
http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/115.html
投稿者 韃靼人 日時 2010 年 9 月 05 日 09:34:22: XfUHcQiPmEZmc
 

http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1000013618/bbs_plain

れんだいこのカンテラ時評800 れんだいこ 2010/09/05 00:04

【2010.9.4たすけあい党時局声明(800号記念)】

 2010.9.1日、民主党の代表選が始まりました。菅首相と小沢前幹事長の一騎打ちとなりました。9.14日が投開票です。序盤の論戦に於いては、菅首相の饒舌能弁だけの空疎性、傲慢不遜な態度、ネガティブキャンペーンが際立ちました。反対に小沢前幹事長の訥々と語る政界実力者としての弁、マスコミ虚像の剛腕イメージとは違う素顔が好感を持って迎えられました。これにより、国会議員レベルでは小沢候補の優勢が伝えられております。但し、地方議員レベルではマスコミメディアの菅エールプロパガンダの影響を受けている者が多いと伝えられております。党員、サポーターレベルでは、更に影響を受けているのかも知れません。

 いずれ、終盤戦になると大きく小沢候補優位に傾くでせうが、問題は、菅派及びその背後の国際金融資本派がどんな手を使うか分からないことにあります。彼らが云うところのクリーン政治は表向きで、裏では汚い手を使うことが十分考えられます。何せ、彼らの言葉は全部マヌーバー(策略的言辞)です。何一つ、言葉通りのものはありません。2009年衆院選マニュフェストの不履行がその好例です。本来ならすぐさま着手して、然る後に徐々に見直されるべきです。しかしながら、実際に起こったことは碌に取り組むことなく放置し、取り組む段になるや見直しです。つまり、政権交代こそが狙いで、マニュフェストは愚頓な大衆を引きつける為の撒き餌にしか過ぎなかったと云うことになります。

 先の参院選でもそうでした。この場合は逆にしなくても良いことをやりました。官邸権限で消費税増税案を持ちだし、低所得者層の保護基準に対して意図的故意に云い違いし、有権者に民主党に対する幻滅を与えました。つまり、トップが民主党を敗戦に導くように逆指導し、驚くことに何ら誰も責任を取らぬまま今日に至っております。菅首相派は、これに口をぬぐったまま「三ヶ月では何もできない、これからが本当の仕事だ」と云って支持を取り付けようとしていますが、信じられるでせうか。何事も一事万事ではないてせうか。何をしでかすか分からない、云うかわからないとして警戒するのが当たり前でせう。

 幸い、あらゆる妨害の仕掛けを乗り越え、小沢候補が出馬の運びとなりました。伸子夫人の土壇場の機転が代表選談合を砕いたようです。これにより正々堂々とした代表選が執り行われる運びとなりました。二週間に及ぶ代表選の一日一日が、代表選談合を仕掛けた陰謀派の目論見を砕くことになるでせう。今、久しぶりの爽やかな選挙戦が行われております。この流れを加速させ、代表選候補の弁舌に耳を傾けるべきです。両者は智力を尽くして代表の座を争うべきです。今これが理想通りに進んでいるのは幸いです。本来であれば、マスコミメディアは両者の弁舌を正確に報道し、評論すべきです。残念ながらこれは期待できません。しかし、それでも良いのです。マスコミメディアがこれほど狂っているサマを確認すれば良いのです。この連中は飼われているので直りません。我々がこれを押しのけて判断を獲得すべきです。

 以下、れんだいこ及びたすけあい党の見解を発信します。我が党は断固、小沢候補を支援します。小沢氏の政治履歴の総決算として思う通りにさせて見たいと思います。小沢候補は、今日まで花も嵐も乗り越えて参りました。菅首相のように「首相になりたい」と思ったことは一度もなく、こたびは万止むを得ず立候補しております。西郷どんの無私の精神に通ずる義挙と受け取るべきでせう。それ故に、我が党は、これを左から支えたいと思います。ちなみに菅首相は、西郷どんを評して「明治維新には西郷隆盛の力が必要だったが、西郷さんはああいう(西南戦争で敗れて自決する)末路をたどった。西南戦争があって、本格的な明治政府ができた」などと述べております。「西郷用済み論」を唱えておりますが、許し難い歴史観だと考えます。れんだいこは、歴代首相の中で「西郷用済み論」を唱えた者を知りません。こういう見識の者に首相を務めさせるわけには参りません。

 我が党は改憲を許さず、自衛隊の武装派兵を許さず、国際貢献は現地に真に効果が有る場合にのみ検討したいと思います。国際金融資本派の要請のままに世界中へ派兵され、次第に前線に押し出され、交戦も止むを得ないとする目下の流れを断じて許しません。「アジア人をアジア人と闘わせる」、「アジア人をアラブ人と闘わせる」企みに引き入れられてはなりません。核廃絶に向かうのではなく非核三原則、武器輸出禁止を崩す動きにも反対します。鳩山政権、菅政権の防衛論、日米同盟進化論は自民党のそれとハーモニーしており、それよりもさらに右傾斜しております。原子力発電にも力を入れようとしており、非常に危険な政権です。こういうことがはっきりして参りました。

 沖縄基地問題も然りです。沖縄全土に於ける米軍基地の過重存在、特に沖縄中央部における嘉手納基地の存在は沖縄経済の正常な発展を阻害しております。普天間基地の存在は危険過ぎます。これまでにも事故を多発させており、これ以上の存続を認める訳には参りません。米国は既に戦後冷戦構造の構造的変化や財政事情から、世界各地へ展開している米軍の再編成に向かっております。グアム移転は米軍の必要から生まれております。普天間基地移転問題で云えば、日米の軍事利権派が辺野古案を策しているに過ぎません。彼らは常に危機を煽り、時には実際に緊張関係を創り出し、その度に軍儒族としての利権に与っております。そういう連中です。騙されてはなりません。

 軍事防衛費は大幅に削減すべきです。イージス艦を購入した歴代の首相は中曽根と小泉です。一艦五千億円で購入しております。その他その他目いっぱいの御用聞きをしたのが中曽根と小泉です。その対価が、名宰相の誉れの授与であり、首相引退後の身分保障と云う仕掛けになっております。引退後、褒美として利権的な財団をつくって貰い、その顧問として末代まで一族郎党が食うに困らない安穏が保証されております。愛国者然として靖国神社に公式参拝しましたがトンだ曲者売国奴です。許すわけには参りません。ところが、マスコミメディアは名宰相の誉れで称え続けております。反対に、田中角栄、小沢一郎になると手のひらを返し、悪の権化としてパッシングしております。我が党は、この虚構を撃ち続けます。

 我が党は、小沢政権の政治を内治優先にさせるべく左から支えたいと思います。且つ大盤振る舞いではなく、真に効果のある景気対策を提案したいと思います。その秘訣は、真に有益かどうかでセレクトされた公共事業の振興です。公共事業の抑制は大間違いです。国は、民間経済活動の裏から支援として計画的に施行するのが責務です。日共式詭弁に騙されてはいけません。

 同時に公務員給与の見直しを致します。労働意欲に関係しますので中間層の給与は手厚くします。基準は年収八百万円に設定したいと思います。年収1千万円以上の給付は大幅に削減します。天下り問題も然りです。天下り自体を禁止しようとは思いません。高額報酬天下りを全面禁止したいと思います。退職金の谷渡りなぞは許しません。この基準で国家公務員、地方公務員まで見直しますと、ン兆円が浮く勘定になります。国の地方への交付金配分も小沢代表の云う通りです。不合理なヒモ付きを見直し、地方の能力において采配させることでン兆円浮きます。これらを財源すれば消費税を上げる必要がないばかりか廃止できます。人民大衆は助かり、勝手に徴収義務を負わされた企業も助かります。消費も増えるでせう。

 もう一つの内治の要は、政府系金融機関、民関系銀行の融資基準の見直しです。国内企業に向けて融資させなければなりません。或いは起業を援助しなくてはなりません。経営基盤の発展が雇用に繋がるのであり、雇用だけを目的にしても意味がありません。現行は融資の敷居を高くして門前払いする他方で甘言につられてハゲタカファンドの餌食にされているのが現状です。みんな外国へ投資させられております。その挙句大損させられ召し上げられております。たまに国内に向かいますが企業買収、不当廉売価格での資産購入、或いはその転売に使われております。全く日本の政治経済をバカにしております。これを構造改革と称して更なる御用聞きをしたのが小泉政権でした。菅政権は第二小泉改革化する危険性があります。

 凡そ以上のような観点及び処方箋から、小沢政権の創出を祈念し、左バネとして監視し又は協力して行きたいと考えております。目指すべきは日米同盟の深化ではなく、序序にでも自律自存の国造りです。これが却って良好な日米関係を築くことになります。逆は逆です。日本社会には歴史的に陶冶されたきめ細かい助け合いネットワークが構築されております。これは誇って良いことです。このきめ細かい助け合いネットワークこそ日本の真の財産です。今これがズタズタにされようとしております。妙な犯罪の激発は、このことを危険信号しております。異常な自殺者増も然りです。家庭内の不和も然りです。今やこれらの立て直し、世の立て替えに向かうべきです。

 その最初の歩みが小沢政権の誕生ではないでせうか。菅政権は僅か三ヶ月でしたが余りに無能です。同時に、仙石官房長官、枝野幹事長、岡田外相、前原国交相、野田財務省は共通して異常人格者です。彼らの、こたびの選挙戦での言動が証左しております。国家機関の枢要なところにこういう人物を登用した鳩山−管政権は任命責任を問われるべきです。日本は決して良くなりません。真っ逆さまに転落させられる可能性が大です。こういうことが分かっていて菅政権を続投させるのは自殺行為です。

 以上、目下の政局に鑑み、れんだいこ党首責による助け合い党声明と致します。人民大衆的議論、討議が生まれることを望みます。危機とチャンスは紙一重です。この危機をチャンスに切り替えねばなりません。日本人民大衆には、そういう能力が有ると確信しております。

 2010.9.5日 れんだいこ拝

 

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