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争点は"小沢総理"だけ ああ菅直人君に何の志がありや〜過去の栄光にすがるのみ…。Because It'sThere
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投稿者 韃靼人 日時 2010 年 9 月 14 日 08:55:24: XfUHcQiPmEZmc
 

Because It's There
http://sokonisonnzaisuru.blog23.fc2.com/blog-entry-2136.html


ああ菅直人、君に何の志がありや〜過去の栄光にすがるのみ……。
2010/09/14 [Tue] 08:02:10

菅直人首相と小沢一郎前幹事長が立候補している民主党代表選は平成22年9月14日午後、都内のホテルで臨時党大会が開かれ、党所属国会議員による投票が行われます。国会議員による投票は午後2時半過ぎから始まり、同日午後3時半ごろ当選者が確定する見込みです。


1.民主党代表選を実施したことに対しては、世間からの批判も多かったことは確かです。公務を投げ出して代表選に励む菅直人氏を始めとする多くの閣僚の言動には、誰もが非難したくなるはずです。議員への戸別訪問まで行う菅直人氏には呆れるばかりです。


しかし、今回の代表選は、菅直人氏及び小沢一郎氏の政治家としての資質を知ることができた点では、評価できると思います。

作家の保坂正康さんは「角栄にあって小沢にないもの、小沢にあって菅にないもの」(週刊現代2010年9月25日号53頁以下)において、次のように論じています。

 「民主党代表選という政治劇は、図らずも菅直人と小沢一郎という二人の政治家の実像を丸裸にする過程にもなりました。

 私は最近、田中角栄元首相の評伝『田中角栄の昭和』(朝日新書)を上梓しましたが、田中角栄という人物を、二人の間に置いて見てみると、二人の政治手法の違いが際立って見えることに気付きます。

 小沢さん、菅さんの政治家としての資質が象徴的に表れたのは9月1日の共同記者会見の場でした。

 小沢さんは挨拶の中で、「戦後の民主主義が必ずしも十分に正確に理解されないままに今日に至ったと思う」という現状認識を示した上で、「約束した政策の実行はもちろん大事だが、その前提として政治主導、国民主導の政治が必要なんだ」と述べています。

 それに対して菅さんは、「今日も朝から防災訓練で静岡に出かけて、小中高生とともに土嚢・簡易担架の製作などを一緒にやってきた」などと防災の日に首相が当然やらなければならない仕事のアピールから始まり、「やるべきことは、一に雇用、二に雇用、三に雇用だ」と、雇用不安に取り組む姿勢を強調しました。

 つまり、小沢さんが政治哲学や思想を語ったのに対し、菅さんは語るべき思想や哲学がない。だから、ひたすら国民に対し、「私はみなさんのために働いていますよ。私を支持すればあなたの利益になりますよ」という利益誘導的な話をするしかなかったのです。

 田中角栄氏は、おいしいものを食べたい、便利な生活がしたい、もっと裕福になりたいという戦後の国民の欲望をストレートに政策にしてきた政治家です。「大衆迎合政治の権化」と言ってもいい。高尚な思想や哲学とは無縁でした。

 小沢さんは間違いなく田中角栄氏の政治的遺産を継ぐ人物ではありますが、政治哲学や思想を重視する部分においては角栄的なものと一線を画しています。この面だけ見れば、むしろ菅さんのほうが、大衆迎合的なポピュリストとしての性質を色濃く持っていることがわかります。」


 「私は特に小泉純一郎氏以降の首相を見ると、政治家の劣化が甚だしく進んでいると感じています。彼らに共通するのは、2世、3世の政治家であり、政治を「家業」としていることです。

 菅さんと小沢さんをここに当てはめると、菅さんは世襲議員ではありません。対する小沢さんは、父・小沢佐重喜氏の急死を受けて、大学院生の身分から立候補した紛れもない世襲議員です。しかしその後の歩みを見ると、菅さんの長男が2度、衆議院選挙に立候補したのに対し、小沢さんのほうは、少なくとも今のところ、3人いる息子たちが立候補するという話は出ていません。世襲である小沢さんは、政治家という家業を自分の代で止める覚悟があるのに対し、非世襲の菅さんは逆に、政治を家業にしようとした。菅さんは息子の立候補に賛成ではなかったとも言われますが、それは世間では通らない言い訳でしょう。

 代表選を見ていて、菅さんが小沢さんへの批判の意味を込めて「クリーンな政治」を連呼しているのも気になります。これもきれにごとだけを追求しようとする市民運動家の論理なのでしょう。

 しかし現実というのは、きれいな部分もありますが、半分は汚い部分もあります。それが人間社会であり、政治はまさにその両面の中で行われる権力闘争です。そのこと自体は、政治の泥沼の中に永年立ち続けている菅さん自身もよくわかっているはずです。だったら「小沢さん、政治とカネについて、もう一度きちんと説明してください」と一度言ったらそれで十分でしょう。それなのに、世論受けを狙って、きれいごとばかり繰り返している。そうした市民運動家の感覚で、一国の宰相が務まるとは私には思えないのです。」


小沢一郎氏と菅直人氏の政治家としての資質は実に対象的です。

政治哲学や思想を語る小沢氏に対して、政治哲学や思想を語ることができず、利益誘導を示すだけの菅氏。
世襲である小沢さんは、政治家という家業を自分の代で止める覚悟があるのに対し、非世襲の菅さんは逆に、政治を「家業」とし、世襲化をもくろんでいます。
政治はきれいごとでは済まないのに、それを知っているにも関わらず、「クリーンな政治」を連呼し、世論受けを狙う菅氏。

こうして比較すれば、過去の自民党的な体質であるのはむしろ菅直人氏なのです。比較すれば、宰相として相応しい資質を備えているのは、どちらかと言えば、政治哲学や思想を語る小沢一郎氏ということなるでしょう。党員・サポーター・地方議員、そして、民主党の国会議員は、両名のうちどちらを民主党代表として選択するのでしょうか?

2.派閥間の争いに慣れていた自民党と異なり、民主党代表選は、代表選後の挙党態勢が困難になるくらい、えげつない選挙活動となったようです。その点について触れた記事を紹介しておきます。


(1) 週刊現代2010年9月25日号48・49頁

「ああ菅直人、君に何の志ありや

ポストで釣るわ、スキャンダルは流すわ、過去の栄光にすがるわ

 「カネの次は下ネタか。あいつらはただの左翼じゃない。連合赤軍だ。仮にも同じ党の仲間を次々にリンチして殺そうとしている。こっちは大人だから黙っているけど、向こうがその気なら代表選後の挙党態勢なんて無理に決まっている」(小沢支持の中堅代議士)


 小沢陣営が怒っている。仙谷由人官房長官や枝野幸男幹事長、小宮山洋子財務委員長らが、代表選前に小沢代表・幹事長時代の組織対策費を調べ上げ、「小沢封じ」を画策したというのは、もはや永田町では知らぬ者はいない。それに次いで、今度は小沢氏の秘蔵っ娘・青木愛衆院議員が小沢氏と親密な関係にある、いや本当に親密なのは小沢氏の政策秘書で、一緒にホテルにも泊っていると週刊誌が競って報じたのである。これらが菅総理陣営のリークであるという確証はないが、小沢陣営にとっては、このタイミングでスキャンダルが報じられた時点で菅サイドの仕業。そう信じて疑っていない。

 たしかに、菅陣営の最近の動きをみると、小沢陣営が怒るのも無理はない。

 青木氏と小沢氏の関係について記事が出るらしいという噂が流れると、早速、菅陣営はそれを最大限に利用している。

 「うちの議員は早い段階で小沢さん支持を打ち出しているのに、菅さん陣営の同僚議員からは『小沢さんのスキャンダルが出るから、支持を止めたほうがいい』と電話がかかってきた。どちらに入れるか決めかねている議員のところは、もっと露骨な働きかけがあると聞いています」(小沢支持派の議員秘書)

 この秘書が言うとおり、代表選が終盤になるにつれ、陣営や菅氏のやり方はまさになりふり構わず。

 橋本勉(べん)衆院議員(当選1回)が語る。

 「菅さんからは2回、携帯に電話があり、岡田外相からも電話がありました。長妻厚労相などは、私が留守中にわざわざ地元(大垣市)の自宅まで訪問されたそうです。皆さん、『一緒にやっていきましょう』とおっしゃっていましたが、私は地元の声を聞いて、最後に判断するつもりです」

 そして、相手が簡単になびかないと見るや、ポストで釣ろうとする。ある1年生議員の所には菅氏本人から電話があり、

 「今度は政務官の人事まで、私が決めようと思っているから」

 と告げたという。1年生議員に閣僚を約束することはさすがにできないが、要は自分を支持してくれれば政務官にはしてあげますよというメッセージだ。露骨な“利益誘導”型の手法である。

 菅氏があまりに頻繁に電話をかけまくっているので、思わぬ批判も小沢陣営からは上がっている。総理としての公務があるからと伸子夫人が議員会館を回ったり、地方議員に電話をかけたりしていたが、実際は菅氏も公務中に官邸の電話を使ってかけているのではないか、公私混同ではないか、という批判だ。

 菅氏から電話をもらったという1年生議員の一人は、本誌の取材に対して携帯の着信履歴を見せてくれたが、首相動静によれば、着信があった時間には、菅氏は官邸の執務室にいたことになっている。しかも、電話では「菅事務所です。総理と代わります」と言って、すぐに菅氏が出たといい、公務中に事務所の人間を官邸に呼んで多数派工作をしていたとなれば、小沢陣営の言う公私混同批判もうなずける。

◆政策よりも悪口が得意

 だいたい菅氏は現職の総理なのだから、公務に専念し、堂々と小沢氏の挑戦を受けて立てばよかった。にもかかわらず、執拗なまでに「政治とカネ」で小沢氏を攻撃し、身内の蓮舫行政刷新相から「政治とカネの問題から、政策論議に移りましょう」と諫(いさ)められたほど。

 ただ、いかんせん政策論議になると途端に制裁を欠くのが菅氏の常だ。東京・新宿や大阪・梅田での立会演説でも、菅氏の口から出るのは、石川房枝記念展示室を訪れて市民運動家としての自分の原点を確かめたとか、薬害エイズで官僚の壁を打ち破ったとか、過去の栄光ばかり。集まった小沢サポーターからは「昔の自慢話はいい」と厳しい声が飛ぶのも当然で、政策らしい話といえば、お決まりの何の具体性もない「一にも雇用、二にも雇用、三にも雇用」だけ。

 代表選に入って内閣支持率がじわじわと上がることに気を良くし、「これまでやってきたことが評価された」と自画自賛している菅氏に、「小沢氏にも入れたくないが、菅総理のままではマズい」と悩む1年生議員の本音をお伝えしておこう。

 「毎日、両陣営から電話があって『菅だと国会が回らないぞ』『小沢派はもともとカネに汚い連中なんだ』と悪口ばかり聞かされる。私が聞きたいのは、この国をどうするつもりなのかという理念なんです。円高対策や景気対策がすぐにでも必要なのに、総理が身内の争いにかまけていていいのでしょうか」

 今回の代表選は、最初から最後まで「小沢氏が総理になるのを認めるか否か」が争点で、「菅総理が続投すべきか否か」ではなかった。それは、後者の問いの答えはあまりに自明だったから。官総理、この問いの答え、わかりますよね。」


政治哲学や思想を語ることができず、政策論争ができない菅氏側は、ポストで釣るといった利益誘導を行い、スキャンダルは流すことで小沢氏側を陥れようとし、薬害エイズ問題の取り組み――実は、この取り組みは間違いだったのですが――といった過去の栄光にすがるだけ、という情けない選挙活動を繰り広げたのです。

ただ単に政権維持のみが目的となっている菅直人氏の姿勢や、こうした選挙戦術を見聞きするたびに、「ああ菅直人、君に何の志ありや」と、心ある市民は嘆いていたはずです。

菅氏側以外、世論も含めて、菅直人氏を積極的に評価する者はおらず、ただ単に、「まだ3カ月しか首相に就任していないから」程度が首相に留める理由なのです。何の理念もなく無能な菅直人氏には、誰も期待していないのです。

ですから、今回の代表選は、小沢氏のみが中心となった選挙であり、「最初から最後まで『小沢氏が総理になるのを認めるか否か』が争点で、『菅総理が続投すべきか否か』ではなかった」のです。今回の代表選で、誰もが菅直人氏は無能で、宰相としての資質がないことを知ったのです。民主党代表選の結果如何にかかわらず、民主党代表選によって菅直人氏が代表の地位を失えば、その時、菅直人氏の政治生命は終わってしまうように思われます。
 

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