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2010⁄09⁄23(木) 00:00

「見せて隠す」逮捕劇に思う　by インナーマザー　

「インナーマザー」様のコメントを転載させていただきます。

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「見せて隠す」逮捕劇に思う

前田という司法官僚の拘禁は「逮捕」ではなく「保護」です。「取り調べ」は身内の「作戦会議」です。前田氏は「いけにえ」なのではなく他の司法官僚を守ってくれる「ヒーロー」でしょう。
今、見せられているショーは、官と報の既得権益保全劇場だと思います。

ただし劇場は観客がいて完成する物語です。

痛快な「ニュース」には罠があります。痛快な情報は人間を餓鬼道に落とします。前田逮捕は国民の「何か」を麻痺させるために見せられているトリックです。

悪代官が捕まる時代劇は快感を覚えます。スカッとします。そして水戸黄門や大岡越前に対して無意識に感謝しています。無意識だから観客は気づきません。こうして江戸の武士官僚による国民支配は維持されて来ました。観客はいつも体制を維持する共犯にさせられて来たのだと思います。

前田氏の生活は守られるでしょう。官僚機構によって一生、手厚く保護されます。彼の求刑で死刑になった人はいるかもしれませんが、彼が野垂れ死ぬことはないでしょう。
人間は転向します。前田氏を「転向」させないために、いち早く「保護」した身内の判断は合理的です。

前田氏は田中森一さんのような社会の側に立って土着する天の気骨はないと思います。今のままでは。

しかし、この現象を逆から見れば、国民にとってはチャンスです。

官僚機構に乗っかる形で内側から崩せるかもしれません。

植芝盛平先生が創始した合気道に「先の先」という言葉があります。結果を先取りする。先回りして起きる結果をイメージする。相手が投げ飛ばされるのは、投げ飛ばされる結果を知っているからです。
そんな不思議なことが起きるのは、相手の魂と繋がり結ばれるから。相手を受信し私を送信する。

天の意思によらないで官僚機構が根絶されることはありませんが、分散することは出来ます。

国民の一人ひとりがすでに合気の流れを掴んでいるように思います。

そして忘れてならないのは、今起きている現象は生きている我々だけのドラマではないという感覚です。
幽明境を異にした者達も参加しているドラマなのだと思います。光が当てられることもなく、名誉の回復もなく、忘れられている者達も見えないプレーヤーになってる神話の感覚です。

合気道が先取りする魂は対峙する官僚だけではなく、同時に背後にある「何か」と結ぶことなのかもしれません。

結果を先取りするというのは、結果を待つことの逆説なのかもしれません。
小沢さんは今起きているドラマを「何か」を感じて待っていた。そして次のドラマも待っていると思います。

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コメント
01. 2010年9月23日 08:34:48: lVsxvE7RHU 大阪地検の証拠捏造に関して「検察は自らにこれほど厳しく律する」で国民を洗脳〜第二幕は小沢・検察審査会＝不起訴不当　を正当化する〜仙石の作戦〜とすれば日本社会は暗黒・悪魔の時代に突入する。冤罪の小沢４億円を問題にしないで、国の借金３００兆円（債務９００兆ー債権６００兆）を何時・何処で誰がムダ使いして時系列的に増やしてきたか〜徹底検証して欲しい。優先順位を考えて対応しろ。 高収入のテレビ芸者どもが（消費増税賛成と国民を洗脳）しているが、国民生活が困窮している実態も理解できない大バカか、国民を蔑視している非国民だ。
02. 2010年9月23日 08:37:09: HQhRd0LIso 同意します。 見せることは隠すことなのです。 これは、例えば薄暗い中で、何か起こってそうと感じた時、スポットライトを特定の箇所に当てるということを連想してみると良い。 スポットライトの当った部分はクッキリと見えるだろうが、他の全ては逆に見えにくくなって仕舞うということ。　そして、スポットライトを当て当てた部分が何であるかの「解説」はリークに依る。　 無論、この「リーク」＝漏らすということは閉じる（統制する）ということでもある。 情報を統制することで、一定方向へ導こうという意思の顕れです。
03. 2010年9月23日 10:27:27: FMdMRKf5Fw 興味深い推理だし、的を射ていると感じられます。 ただ、前田検事の勾留は「保護」でしょう。それは、前田検事と他者との接触を断つことで、前田検事の身の安全のためではないのです。 被疑者の取り調べと同様に、検察組織に類が及ばないための、真の黒幕を守るための「ストーリー」を作るためであるはず。ストーリー創作はお手のものだし、マスコミがそれに乗ることもこれまでと同じ。 「あそんでいたら・・・」のばかげた供述？も、検察の予定内。「こんな変な供述もちゃんと出していますよ」との目眩まし。 われわれとしては、検察がこれまでもやってきたこと（全体）を、どんどん暴露することですかね・・・＞０２さんのコメントは素晴らしい。
04. 2010年9月23日 12:29:24: mnawpm9fSs <<０２、０３様、敬服です。全体が暗く部分的にスポットライトがあたっている状態は、全体の意識水準が低下し部分的に意識が狭窄している状態です。このような意識の狭窄は例えば、解離性障害などでも出現するそうです。隔絶された状況で被暗示性を亢進させると、集団内で複数の人間が次々と意識の狭窄を連鎖的に引き起こし、結果的に集団ヒステリーと形容される状態になる場合がある、らしい。 隔絶された状況の意味は、特定の情報が大量に投入される受け手側、意を受け特定の利害を死守せんとする送り手側、そして、焼け太りを狙う検察側、と三者三様か。検察官の業務上の違法行為の捜査を検察がすることのお笑いをなんとしても視野の外におきたい検察は、国会での国政調査権の発動を阻止し、自前の検察官を対象とした捜査機関をつくって、国会、即ち、国民の権力の外にこれまで以上に立ちたいとおもっているでしょう。
05. 2010年9月23日 13:49:44: 0ruzAX9hXM ０２と意見が違う。 　前田さんは保護は保護でも、自殺（他に考えられる命のおさめ方）されてしまえば、黒幕が暴けなくなる。それゆえに、その防御策であると考えるべき。黒幕は巨大である。本日午後大坪前上司が聴取されることから考えても、最高検は並々ならぬ覚悟で臨んでいる。 　騒がずに黙って見守りたい。どのような結論が出るかをみてからマスコミは批評するべし。 　マスコミは、今日只今まで、小澤さん抹殺に加担したという意味では、村木さん事件に論評する資格なし。堕落のマスコミは国を滅ぼす。
06. 2010年9月23日 14:44:40: bdBxHMhspA 本件について阿修羅の投稿もそれに対するコメントも「検察が自浄作用を発揮した」とか「朝日新聞よくやったとか」といったものは皆無と言っていいでしょう。 新聞の論調やテレビのコメンテーターの意見が浮いてしまっている。 少なくとも検察が正義だとかマスコミの伝えることが真実だとは殆どの人が信用していない。にもかかわらず検察やマスコミが解体されず権力を振り回してる。そして政権がそれに支配されている。 国が壊れるというのはこういう状態なのでしょうか。
07. 2010年9月23日 17:22:14: KciZ2zhHB6 確かに「保護」かもしれない。 身の確保を「逮捕」なら早すぎると思っていたが、「保護」なら 早かったのもうなずける。

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