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尖閣列島問題について−勇ましい言葉では解決できない
http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/731.html
投稿者 日光仮面 日時 2010 年 9 月 23 日 15:25:24: OoLe8DavfKStc
 

日本人として残念なことではあるが、前原前国交相・現外相を信用できない。

中国と軍事的な緊張状態を作ることが日米同盟の強化につながり、普天間基地問題を解決するための国内世論喚起に繋がるとでも考えたのではないか。「中国が領土問題の存在をアピールするために漁船を使って意図的に巡視船に衝突させた」、との観測もあるが、船長が中国領事館の担当者と面会してから「中国領土で操業していたから違法でない」との主張を始めた所から考えて、違法操業はともかく、トラブルを起こすために意図的に領海侵犯下とは考えられないのではないか。逆に何隻かの巡視船で包囲するように執拗に追跡していたのは事実のようである。

尖閣列島が日本の領土であることには日本人として疑いはない。しかし中国側には別の論理がある。尖閣列島は日本が実効支配しているが、中国側はケ小平の『知恵』で中国としての面子を保ちながら日本側の実効支配を尊重して来た微妙な問題を抱えているのである。「中国側の配慮など関係なく尖閣列島は日本の領土だ」と勇ましく叫ぶのは簡単であるが、現に実効支配している領土問題で中国と対立して日本にとって何のプラスになるのか。アメリカだって『中立』を装い、日本側の立場を全面的に支持していないのである。

『勇ましい言葉と断固とした行動』で領土問題が解決できるのであれば、日本領土でありながら現に他国が実効支配している『竹島』と『北方領土』の問題を解決したらよい。

日本が実効支配をしており、中国は言葉上はともかく行動の上では尊重してきた微妙な状況は慎重に扱わなければならない。日本領海で中国漁船が行っている違法操業を阻止するのは当然であるが、中国との無用の軋轢を避けるため『領土問題化を避ける』など慎重な対応が必要であり、これまではそのように対処してきたという。

『衝突して来た』など今までと事情が違う犯罪行為なので船長を逮捕したと言うのであれば、実務段階でビデオなどの証拠を示して逮捕に対する中国の理解を得ることが必要であったのではないか。それを主権がからむ『公務執行妨害』で逮捕して実務的な解決をする努力もしないと言うのなら意図的に緊張状態を作り出していると言われても仕方がない。このような状況で「ハイレベルの会談」を呼びかけても相手側は応じてくるはずがない。恐らく国内向けに解決に努力しているというゼスチャーなのだろうが、日本を危険な方向へ導く『火遊び』に感が免れない。

 

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コメント
 
01. 2010年9月23日 15:35:01: 4ZVHnBbFFw
この犬クソの(犬に申し訳ないが)前っ腹は、一種の学歴詐称があるんだな

てめーの出来損ないのクソ親父は自殺したが、そのクソは裁判官であったとしていたそうだ
実際は犬の書記官だ

要するにカッコウをつける嘘つき野郎ということだ この 前原 犬糞野郎は


02. 2010年9月23日 15:48:40: 4ZVHnBbFFw
しかし、本当の犬馬鹿だ クソの犬の父親が鉄道に飛び込んで 大迷惑かけたにもかかわらず

鉄道ファンだとは 神経を疑う というかすでに神経が参っているな(^^)

ロクでもないメールに飛びつき部下を殺すに至ったのも頭が鮫の脳しかないことを証明している(^^)

こんなケーセッキ、シバルが日本の大臣だとは、世界中から嘲られ、相手にされないのは当然であり 明々白々だ!

そもそも、インチキ選挙で姦が当選したから 始まった喜劇のはじまりだ(^^)


03. 2010年9月23日 15:59:00: 1Znk1SV4nY
中国の領土侵略の暴挙は、平和ボケした日本人にとってこれ以上の薬はない。 平和は言葉の遊びでは守れないし、平和は何よりも自分の国は自分で守るという国民の意思が、はっきりしていなければ維持できない。 平和憲法と日米安保は、アメリカが日本占領を永続させるために造り押し付けたものだと言う認識が必要である。 そのことと過去の日本の侵略・膨張政策を復活させようと言うものではないことは勿論のことだろう。 中国の動きは日本人の意識が代わりつつあるかどうかを試していると考える方が良い。 昔のフォークランド紛争の時のサッチャーとそれを支持したイギリス人を想い出すべきである。 暴力を持って他国の領土を占領しようとすることは、現代では認められない暴挙である。 竹島が良い例で、毅然とした態度を取れなかった当時の日本政府の弱腰が、今日の情況を作り出してしまった。 竹島を不法に占領した韓国政府と、弱腰で何も出来なかった自民党政府を支持し続けた日本人がその原因であると言える。 今回の中国の暴挙を許してはならない。 日本政府と日本人が、この問題にどのように対処するかどうかを世界中の人が見ている。 不法な犯罪行為を行った中国人船長に対して、法を持って処分することは当然のこと。 もし繰り返すようなことがあれば、同じ様な対処で望むことを明言するべきであろう。 N.T 

04. 天橋立の愚痴人間 2010年9月23日 16:26:44: l4kCIkFZHQm9g : Xgjc3xTIKU
>日本が実効支配をしており、中国は言葉上はともかく行動の上では尊重してきた微妙な状況は慎重に扱わなければならない。日本領海で中国漁船が行っている違法操業を阻止するのは当然であるが、中国との無用の軋轢を避けるため『領土問題化を避ける』など慎重な対応が必要であり、これまではそのように対処してきたという。


これまでは、そのように対処してきたから、舐められて、竹島は実質韓国の実行支配となり、そのうちに尖閣諸島もそのようになる。


>『勇ましい言葉と断固とした行動』で領土問題が解決できるのであれば、日本領土でありながら現に他国が実効支配している『竹島』と『北方領土』の問題を解決したらよい。

結局は、日本に欠けていたのは「勇ましい言葉と断固とした行動」ではなかったのかい。
日本は大人しくても、相手はそうじゃない。
国連に提訴しても、こんなもの、何処の国が真剣で理解してくれる。
理解どころか、300年以上遡れば、中国の領土であるとも判断できる要素があるのだ。
領土問題は、あくまでも実行支配が重要な要素であり、ここ100年は日本がやっていた。

しかし、今後100年は中国にもなるのである。
大人しくしていれば。
また、
大人しくしていれば、中国が引き下がるとでも言いたいのか。

交渉に当たる政府はともかく、日本の民意と言うものはどうかね。
中国は、でっち上げにせよ、民意を後ろ盾にして迫ってきている。

投稿の論旨は、
結局火中の栗を拾いたくない臆病者の言い分である。

まあ、尖閣諸島など中国にくれてやっても良いつもりなら
それは、それで良いのだが。


05. 天橋立の愚痴人間 2010年9月23日 16:55:14: l4kCIkFZHQm9g : Xgjc3xTIKU
こういう論調が主流であるが、

それは評論をするもの自身の限界を正当化するための言い訳であって、本当に日本のために何をすべきかなど言及はしていない。

結局は、何の反応もせずに相手が静まるのを待つということだ。

これまでのように静まればよいが、静まらねばどうするのか。

中国が尖閣諸島に漁業基地を設置することも考えられる。

国連の仲介などは、双方が軍事衝突をして、相当血が流れた後でないと期待できない。
そういう戦闘を起こさないために何をするのかと言うことが今は問題であるのであり、それはただ大人しいだけでは日本にとって良い結果を生まないのである。

多くの人間が民族主義を丸出しに騒げとは言ってはいない。
少なくとも中国当局が演出している分くらいの、対応はあっても良いのではないか。
それは政府の意思としてやる訳ではないので、これによって政府が困ることはないのである。

掲示板という性格は、この分野を担当しても良いのではないか。
中国のように。


06. 2010年9月23日 17:09:56: jfFAZGb6iI
「ビデオなどの証拠を示して逮捕に対する中国の理解を得ることが必要であったのではないか。」

池田香代子氏
「海保は脛に傷ある身で、そのことを日本の市民はあまり知らなくても、中国の人びとはよく知っています。今回に限って海保は潔白だと主張したいなら、ここは(ビデオを公開するという)政治判断があってしかるべきではないでしょうか。」
http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51477635.html


菅氏。ここでも求められるのは「可視化」のようですよ。


07. 2010年9月23日 17:51:24: h6XQ0qoT3g
船長を釈放しないのならこのまま法的処理を続けるしかない。

>>06
裁判前に手の内を明かす行為になる裁判の証拠品を公開するものではない。


08. 日光仮面 2010年9月23日 18:17:17: OoLe8DavfKStc : QXVaulDOhs
中国が尖閣列島の支配権を奪うために意図的に漁船を使って巡視船との衝突事故を演出して来ているのが事実なら、日本としても経済上も多大な不利益は覚悟しても断固たる対処が必要であり、最悪、中国海軍との交戦も覚悟してことに当たらなければならないだろう。

しかし、どうも漁船が危機を作り出すために意図的に衝突してきたのではないようである。船長は中国領事館の担当者と面会してから、中国領海内で操業していたから領海侵犯ではないと主張を始めたようですから。また数隻の巡視船が取り囲んで執拗に追跡しているのも事実のようなので、この事件は日本側が挑発して起こしたものではないかと勘ぐりたくなるわけです。そして前原ならやりかねないと想像できます。包囲して追跡して逮捕と大掛かりにやっているので少なくとも逮捕時には前原前国交相は知っていたはずです。もしかしたら追跡開始から知っていたかも知れない。もし、中国の攻撃的な侵犯となると自衛隊も中国海軍との戦闘の覚悟を持って対処しなければならない。自衛隊も事件の真実を知りたいはず。だから防衛大臣がビデオを公開すべきだと主張している。

中国の攻撃的な侵犯ではなく、追跡を逃れようとして起きた『事故』であるなら摩擦を起こさない方法で解決することを試みるのが現実的だと考えるが、追跡開始から意図的に事を大きくして、今になって成す術がない状態にあるのではないか。これから前原大臣の『火遊び』の代償を払わされることになるのではないかと恐れる。


09. 2010年9月23日 18:18:22: 1Znk1SV4nY
ちっぽけな島のことで大人気ないなどという論調が一番よくない。 世界中何処の国でも領土を守ることが、自国の安全保障につながることだと考えている。 19世紀のヨーロッパで制限戦争と言うルールが存在したが、それはヨーロッパのキリスト教国同士だけに通じるもので、それ以外の国は未開野蛮の非文明国家だから適用されなかった。 坂本竜馬の話に出てくる万国公法がそれで、当時の日本は半文明国としてしか扱われなかった。 非文明の野蛮人と見なされたアメリカ・インディアンや、オーストラリアやニュージーランドのアボリジニーは殆ど皆殺しの目に合わされた。 自国の領土を守ることが勇ましいといわれることかどうか知らぬが、不法に了解に立ち入って、それを咎めた海上保安庁の巡視船に体当たりしてくるのなら、船長が逮捕されても仕方が無い。 承知の上でやっているのであれば、悪質だと見なされるのは当然。 逆の話なら逮捕では済まず、射殺されることもあるだろう。 船長は逮捕しても、船と船員は釈放したのは至極柔軟な処置である。 中国政府は判っているにもかかわらず、内政上の理由で強がって見せているだけのこと。 法に照らして裁判にかけるのは当たり前の話。 妙な形で妥協することの無いように、菅政権のやり方を監視しなくてはなるまい。 海保の処置は適法で批判される話では全く無い。 N.T

10. 2010年9月23日 18:27:00: a4nANbovbU
シーシェパードの妨害のときは、ビデオをすぐに公開していたのに今回はなぜ公開しない?
勾留延長した理由もわからない。
証拠があるならさっさと起訴して司法手続で処理すべきなのに、勾留延長などするから問題が大きくなる。

政治的配慮で不起訴にする含みがあるのか、さもなければビデオでははっきりわからないということではないのか。


11. 2010年9月23日 19:06:34: p4PrzQB7Rc
こういう意見もあります。
http://www.tanakanews.com/100917senkaku.htm

12. 2010年9月23日 19:39:46: EJniQ3GxYY
前原大臣の火遊びで、チキンレースが始まりました。
さて、どこまで突っ込んでいくのでしょうか。
日本企業の中国内での物流停止、資金移動停止くらいまで考えの中にあるでしょう。

前原さん、今回は最後まで尻を拭いてくださいね。


13. 2010年9月23日 19:48:57: h69tTYryng
いざ尖閣列島へ出撃だ。

  http://www.youtube.com/watch?v=fUdKEaTLl_c


14. 2010年9月23日 20:16:59: VM7uhwyQHs


  中国の理解を得る?
  ばかばかしい。
  中国が日本の理解を得るべき事件だろ。
  謝罪ひとつしない国に、犯罪者を逮捕したことをどう理解してもらうのだ。あほ。

                   .


15. 天橋立の愚痴人間 2010年9月23日 21:22:55: l4kCIkFZHQm9g : Xgjc3xTIKU
>いざ尖閣列島へ出撃だ。

ところが、実際にやれば、これが負けるだよな。

だからこそ、口先でも威勢よくやれといってるのだが、

口でも勝てない。

だめだ!

こりゃ!


16. 2010年9月23日 23:06:45: B1ZhhZMSbM
これは国際世論を喚起する必要がある問題だ。
尖閣列島の帰属は宣言したのが日清戦争の最中であり、終戦の3ヶ月前であること
からも、占領の謗りを免れるのは簡単なことではない。
まずビデオを公開して、今回の衝突は中国船に非があることを示す必要があったが
それが出来なかったとこみると何か不利なことがあるのかもしれない。

外交が馬鹿なのか。外交は馬鹿ではないが何か不利なことがあるのかよく判らない。

どっちなのか判らない国民は不幸だ。


17. Nico 2010年9月24日 00:49:35: YXSXgaBkuk2IA : 7aNeVov3ys
>>10さま

同意!
私もすぐにそれを考えました。
シーシェパードの時はビデオをすぐ公開したのに、今回は出さないのかと。
中国がこれだけ反発し、ビデオ公開を求めているにも拘わらずです。
自信があるならすぐに公開して正当性を訴えることができるはずですが・・・。

何かまずいものでも写っているのでしょうか。
ビデオを特殊効果を使って改竄でもしている作業中なのかと疑われても仕方ないのでは。


18. 2010年9月24日 17:24:47: ud8JMr2Hkg

船長釈放。  検察上層部のほうがまともだな。

19. 2010年9月24日 19:54:11: FHVyh15Kso
今回の件は中国側から見れば、当初は、よくある些細なアクシデントに過ぎなかった。
ところが、日本側の対応が強行だった。何度も大使を呼んで日本側に「なぜだ」と尋ねても、
自分達が納得できる(一般、中国国民を納得させられる)理由が得られなかった。

そこで、中国側が取った対応が、実に計画的で既然としていた。
今回の些細なアクシデントを「外交攻勢のチヤンス」として積極的に「仕掛けてきた」。
中国側は、日本が中国の主権を侵害した、という事実認定を行い、他国との紛争として対応し、実行に移したのだろう。
・日本国の外交団と国際会議上においても一切関係を持たない。
・人的交流、貿易を止める。(日本にとて止められると困るものについて)
(日本政府が北朝鮮に対して行っている「制裁」と事実上同じ様な事なのだが、日本政府は完敗だった)

日本政府は、本来、そういった「中国の反応」は予想しうる想定で、事を運んでいた、と思えたが、
マスコミの「中国との関係の悪化は死活問題」という一部国内事情(確かに間違いではないが)を野放しにした事や、
「尖閣に領土問題はない」発言と、国からの「尖閣紛争は日米安保条約の範囲内」発言を引き出すのみに留まった事から、
「政府に考えなし」という事が露呈してしまった。

そして、「中国の反応」を「解決させるための方策」として、船長の釈放を認めてしまった。
何もできない、ノー・アイデアなら、騒動になる前にとっとと釈放する事も、
中国に付け入るスキを与えない「外交」のひとつだっただろう。

今回の件は、尖閣海域において「日本の実行支配に付けられたクレーム」を、日本政府が認めてしまったという事になり、
結果的に、尖閣に中国の主権が介在しうるきっかけを与えてしまった。
国益上「大実態」だ。


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