今後はこの事実から導きだされる「教訓」をどう活かすか、我ら主権者国民の手にボールは委ねられたのだと肝に銘じたい（しっかりこの落とし前は選挙や各種の解職・解散運動に結びつけさせてもらう）。

小沢の金問題も検察の政治介入だったと白状したようなものだな｡

仙石よ検察を玩ぶのはもう止めよ｡ そのうち天誅が下るぞ｡

　尖閣諸島沖での漁船衝突事件で、自民党の谷垣禎一総裁は２４日、
中国人船長の釈放を決めた那覇地検の次席検事が日中関係を考慮したなどと発言したことについて、
「捜査機関が言うべきことではない。外交を考え、政治的判断を加える役割は政府が担うべきだ」と問題視した。
その上で、「きちっと検証する必要がある」として、
１０月１日召集の臨時国会で追及していく方針を明らかにした。党本部で記者団に語った。
　石破茂政調会長も「こんなことをする権能がいつ検察に与えられたのか。
検察は証拠捏造（ねつぞう）も政治的判断もできるようになったのか」と
厳しく批判した。

時事通信（2010/09/24-18:57）

いずれにしても、衝突事件（私は事故レベルの認識だ）が外交問題に発展したのは、契機がどうあれ日本の逮捕行動にあったことは事実だ。

日本船や日本人が言われ無き拿捕や拘束されたにも係わらず引き下がったのならいざ知らず、逃げ出すにわけにもいかないこのアジアに住む日本は、中国に限らず周辺国と摩擦を起こさないよう最大限努力するのは日本の国益である。
そのためには、ときに譲歩もし毅然として臨むという大人の対応が必要だ。
今回の事故か小競り合い程度のちんけな出来事で、大げさに毅然を叫んでアジアの共存という重要な対外関係を損ねてどうする。
米英のメンバーが主体になっておりかつ米国に本拠地をおくシーシェパードの衝突などで外交問題に発展させているか？

釈放決定した命令系統は日本の国内問題で別問題。中国とはなんら関係はない、切り分けが重要だ。

衝突事件については外交ルートで（言い張るのではなく）事実関係をしっかり解明し、もし中国に完全な非があると結論づけば厳重な抗議をし、今後同様なことがもし繰り返されるなら、外交的な領有問題とは別に、法治国家の立場上あくまでも事故や傷害事件としてそれなりの対応を取らねばならないことは理解してくれるよう毅然と申し渡せば良い。

繰り返すが最重要なことは、このアジアでいかに極東の安定と日本の国益に沿うよう立ち回るかである。

どうせならシーシェパードの逮捕・裁判についても自己批判して刑罰無効にしろ。

菅売国政権の擁護など何もしてない。私の過去コメントを見れば判るだろうがこいつらは打倒せねばならない。が、今回の衝突事件の決着は仙谷や菅や検察の魂胆や思惑がどうであろうが、結果としては当然な方向だということだ。悪者があちこちこねくり回しているうちに、どこで間違ったかいいことをしてしまったというジョーク劇だ。やらなければならない菅売国政権の打倒と今回の事件の処理は切り分けて考えなければならない。悪者が間違っていいことをしてしまったら、その件についてはそれはそれでオウンゴールで良かったねということだ。笑