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尖閣諸島、中国漁船船長逮捕劇の主導者は誰か?
http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/933.html
投稿者 taked4700 日時 2010 年 9 月 25 日 21:55:57: 9XFNe/BiX575U
 


尖閣諸島、中国漁船船長逮捕劇の主導者は誰か?
 
 9月7日、尖閣諸島沖で中国漁船の船長の逮捕は、この記事の終わりに引用した報道などによると海上保安庁の上層部だけではなく、外務省、法務省の幹部も協議に加わり、仙谷官房長官も了承したうえでのものだったようだ。
 9月14日、代表選後の外務省記者会見で当時の岡田克也外相は海保が撮影したビデオがあり、漁船が意図的に巡視船にぶつかってきたのは明らかだとと述べている。しかし、その時、同時に、漁船のぶつかった傷が巡視船の船腹や船尾側についていること自体が中国漁船のほうからぶつかってきたことの証しであり、ビデオを見るまでもないとも述べている。
 9月19日に勾留延期がされている。そして、この日以来、中国側の強硬姿勢が際立ってきた。勾留延期は船長が容疑を認めていないと言う証しであり、そのことを中国側は改めて確認したからこそ、強硬姿勢を取り出したのだろう。
 本来、ビデオが十分に中国漁船側の故意の衝突を証明できるものなら、当然、海保側でそれを材料に船長の取り調べに当たるだろうから、船長が容疑をすぐに認めていたのではと思える。
 そもそも、9月8日、衝突があった時、漁船側の故意が明白なら海保の現場の判断だけで逮捕がされていたはずだ。それがされず、外務省や法務省、海保の幹部など関係者が協議しなければならなかったのは、逮捕できるだけの根拠に乏しかったからではないのだろうか?
 現実に海保の巡視船には傷がついている。しかも二隻だ。だから、現実には海保の巡視船が中国漁船を取り囲み進路をふさぐ形で停船させようとして、中国漁船がそこへぶつかったのではないだろうか?実際、中国漁船の左前方にあった巡視船に左舷をぶつける形で衝突しているとのことで、右側に逃げる漁船を巡視船が追いかけて並走しているときにぶつかってしまったと言うことだろう。海保側が漁船の進路をふさぐように動いたことが伺える。
 海保の監督官庁は国土交通相であり逮捕時の大臣は前原誠司だ。そして、彼はその後外相に就任している。前原の外相就任を望んだのは岡田克也だと言う。
 つまり、巡視船に中国側との接触をさせたのは前原誠司で、逮捕に踏み切らせたのは岡田克也ではないだろうか?党員・サポーター票での優位がほぼ確実になった9月8日、人事面での切り札にするつもりでこの事件を起こしたのだ。
 中国漁船の船長を一人残し、最終的には容疑を認めさせ裁判を開かずに罰金刑で終わりにさせるつもりだったのだろう。ただ、代表選が終わり人事がある程度固まるまで引き延ばす必要があった。そのため、取り調べを多分かなり間延びしたものにしたのではないだろうか?余裕のある取り調べを受け、中国漁船の船長は実際に何が起こったかを自分自身でよく確認でき、却って罰金刑に服したらいけないと言う判断をさせることになってしまったのではないか?漁船員を全員帰国させ、漁船も返したのは、事実を確認できるものを消し去り、船長一人を孤立させ、マインドコントロールで罰金刑を受けさせるためであったはずだ。
 ところが、船長のマインドコントロールがあまり聞かず、略式起訴の罰金刑では済ますことが出来なくなった。普通の裁判になれば証拠も開示する必要があり、ビデオも公開することになる。しかし、そこに映っている映像は海保側が意図的に漁船を取り囲んでいる映像であり、海保側が意図的に事件を起こしたことがあらわになってしまう。
 そこで、元々逮捕には消極的だった仙谷官房長官が動いて釈放を非公式に検察側に求めたのではないだろうか?
 以上述べたが、これはあくまで推測だ。ただ、現状で明らかになっていることを矛盾なく説明することはできているはずだ。

http://escala.jp/news/news_category_list.php?record_id=61890&category_id=1よりコピー:
[2010年9月8日0時44分]
中国漁船の船長逮捕へ=停船せず、公務執行妨害容疑―尖閣沖衝突事件・海保
 尖閣諸島の久場島沖の日本領海で7日、中国のトロール漁船「※(※=門がまえに虫)晋漁5179」(166トン、全長約33メートル)が第11管区海上保安本部の巡視船2隻に衝突した事件で、海上保安庁は同日夜、公務執行妨害容疑で漁船の中国人船長(41)の逮捕状を請求した。
 関係者によると、船長は7日午前10時55分ごろ、海上保安庁法に基づく立ち入り検査をしようとした同本部の巡視船「みずき」(197トン、46メートル)の停船命令に従わず、漁船を衝突させ、海上保安官の公務を妨害した疑いがあるという。
 漁船には、いずれも中国籍の計15人が乗っていたが、船長以外の立件は見送る見通し。船長については逮捕状が発布された後、洋上で執行し、石垣海上保安部(沖縄県石垣市)に同行するとみられる。
 事件をめぐっては、同庁次長や外務省、法務省など関係省庁の局長級が対応を協議。同日午後9時ごろからは仙谷由人官房長官らも加わり、船長を逮捕する方針を確認した。 
 パトロール中の巡視船「よなくに」(1349トン、約89メートル)が同日午前9時すぎ、久場島付近で漁船を発見。違法操業の疑いがあり、領海外に退去するよう警告したところ、漁船は同10時15分ごろ、よなくにに接触して逃走を開始した。
 約40分後、漁船を追跡していたみずきの右舷側に左舷側を衝突。みずきは左側に押され、船体が横約3メートル、高さ約1メートルへこんだ。漁船は逃走を続けたが、午後0時55分ごろ、排他的経済水域(EEZ)内で停止。同本部の海上保安官が乗り込み、立ち入り検査した。けが人はなかった。海上保安庁によると、日本の領海やEEZ内での外国漁船の摘発は、2005〜09年の5年間で26隻。船籍別では韓国が最も多く14隻、台湾が6隻、中国が3隻で続いている。(了)※晋漁(ミンシンリョウ)
[時事通信社]

*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<182>>
 

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コメント
 
01. 2010年9月25日 22:38:34: FKLD5wGxok
前原って偽メール事件の反省が全然ない。
先読みせずに勝手な思い込みで行動することは危険なんだよ。

今回の事件

1、従来、領海内違法操業の中国漁船は領海外へ追い立てるだけで、拿捕も逮捕もしなかった。
2、しかし、今回、前原は展開予測もせずに安易に拿捕、逮捕にGOを出した。
3、そして単に「粛々と対処」だけ言って、外務大臣として何の手も打たず。
4、中国側が予想外に強硬姿勢を示す
5、驚いてアメリカに泣き付いてヒラリーの協力を求めるが、逆に早急な妥協を求められる。
6、地検に責任をかぶせて、異例の釈放。
7、ほっと、胸をなでおろした前原はまたまた大口をたたく「今度同じことあったら、厳正に対処」
8、あほか!もう同じことはないんだよ。領海内違法操業は拿捕も逮捕もできなくなった。


02. 無断活用 2010年9月25日 22:48:00: /i12ljNrIf0YU : PG1nqWSNAg
事件後、漁船をいち早く返したことがどうしても腑に落ちなかった。普通は、裁判
などの手続きが終わり、罰金などの支払いが済んでから、漁船は返すものと思って
いた。船は証拠になるし、罰金の担保にもなる。

だから、裁判に持ち込まれることはないと思っていた。船長が容疑を否認している
のだから、29日の拘留期限で釈放になると思った。予想より早かったのは、フジタ
の社員が拘束されたからだろうが、司法的にはもともと無理な事件ではなかったの
か、とも思う。

だから、読むと、この記事の通りかもしれないとも思える。もちろん、真相はわ
からないが。

ただ、日本でも中国でも、権力中枢では暗闘があるようだから、この事件が利用
されて、一歩間違えれば戦争になっていたかもしれない。あとは、日中両国の平
和と互恵を望む勢力が、この事件に伴う一連の措置をどのように処理するかが見
たい。


03. taked4700 2010年9月25日 23:12:10: 9XFNe/BiX575U : A95BwvurYs
記事投稿者です。

一点書き忘れたことがあります。

それは、なぜ、中国漁船を追い回し、船長を逮捕したのかです。

 もともとアメリカ側のバックアップを受けている岡田克也・前原誠司は、中国側ともめても、あまり大したことでなければアメリカの後ろ盾を生かすことで中国との妥結を得る見込みがあったのでしょう。そのため、例えば、「今、中国漁船を捕まえてある。このまま起訴に持ち込めば、中国との摩擦は必至だ。岡田幹事長、前原外相という人事を飲めば、略式起訴で終わりにすることができる。」とでも、菅さんや仙石さんを脅したのではないでしょうか?そのため、代表選の前日の9月13日に漁船員や漁船自体を返した。略式起訴で済ますための準備行動であったのでしょう。

 こういった経緯があったからこそ、中間派であり最初に幹事長の打診を受けた川端氏などが幹事長職を受けなかったのでしょう。

 最初の予定とは異なり、船長が罰金刑に同意しない。裁判になればビデオの公開が必要でそれは避けたい。中国側も、漁船員からの聞き取りや勾留延長になっていて船長が否認を続けていることなどから、情勢有利と判断して、対日強硬策をどんどんと取り出した。

 結局、なんでも事実を操ることができると思っているから今回のような失態を演じることになるのです。

本来なら、岡田克也も前原誠司もそれなりに判断力がある人であるはずで、今回のような失態は演じないはずですが、結局、傀儡政治家であることが彼らの本来の志のようなものを曲げてしまっているのでしょうね。


04. 2010年9月25日 23:45:01: OU45NNHkXI
>>03
「中国との摩擦は必至だ。岡田幹事長、前原外相という人事を飲めば、略式起訴で終わりにすることができる。」
は同意しかねます。前原を外相に望んだのは米国でしょう。なにしろCIAエージェントでなんでも
いうことを聞きますから、非常に都合がよい。ツーカー(表と裏で物事を進められる)。米国は
前原が外相ではだめとは決して言いません。

「前原が、外相就任時の米国への土産のつもりで事件を起こした (拿捕を許可)」とか
「前原が、中国政府に揺さぶりをかけた、外相になるあいさつがわり」といったものではないでしょうか。

菅内閣としては、円高阻止でドル買い介入した際のドルで、米国債を購入したので、これも
手みやげになっているでしょう。


05. 2010年9月26日 00:33:41: xUs9uh3LGw

 ビデオを公開していない時点でアウトだろ。

06. 2010年9月26日 00:52:48: uClMRWvfck
ビデオでは中国は都合のよい場面だけだすなといってきている。きっと日本じゅんし艦が中国漁船を追い回したのだろう。きょうゆ報道官が言及している。中国はバカではない甘くみるととんでもないことになる。

07. 2010年9月26日 01:17:02: xUs9uh3LGw

 >06 意味不明。痴呆症は消えろ。 


  マエハラはさっさとビデオを公開しろよ!!できねえんだろ!!


08. 2010年9月26日 01:55:10: 1Z2PiyktOM
これは又いつもの人たちが企んだ、日本人を中国人嫌いにさせるための騒動ですか?

09. 2010年9月26日 02:25:00: bWAqBi5Qpg
落し所も何も考えずに鼻っからムリな引っ掛けで拿捕して、中国側には外交攻勢のジャブを打ちまくられ、挙句の果てにシドロモドロで説明のしようもなくなって「釈放」って、一体これは何の芝居だったんだよ? 大体、中国の漁船1艘捕まえて「有罪判決」を出したところで、それで中国が尖閣列島の領有権を放棄するはずもないだろう。何のために今、中国とこんなつまらないことで揉めなきゃならないんだ? これで得をするのは一体誰なんだ?

俺の読みでは、絵を描いたのはアメリカの軍産複合体で、猿芝居を演じたのが前原だったんだと思う。それでこの事件が起きた時は、カラ菅は何にも知らなかったんじゃないだろうか。それと海上保安庁って言うのも、その出自からしてアメリカのスパイが埋め込まれている可能性は大だな。大方、この騒ぎを利用して、「だから沖縄の米軍基地は必要だ」という世論操作を狙ったんだろう。アメリカ政府というのも内実は全くまとまっている訳じゃないから、オバマが言うことと別のことをやろうとするヤツはゴマンといるわけだ。でも、この「世論操作」はあんまり成功したとも思えないな。

それと中国も4人の日本人を拘束しているが、これも日本がやったと同じ程度のチョンボだ。これはどうやら中国国家安全局の地方の出先が、日本と揉めているのに便乗して手柄を立てようと焦ってやったんじゃないかと思う。大体、あの河北省石家荘って所は例の「毒ギョーザ」だの「有害ミルク」だのといった事件を起こしてこの2、3年は失態続きの場所だったわけで、バカな地方役人が「ここらで手柄を」と勝手に起こした可能性が非常に高い。当たり前に考えれば中国側は漁船問題では外交手段で競り勝ったんだから、こんなミエミエの下手糞な口を使う必要は何もないわけで、報告を受けた中央政府としては地方役人のバカさ加減に怒りまくったんじゃないだろうか。だがそんなことは表には出せないし、また恐らく中国の指導部での胡錦濤派と強硬路線を突っ走ろうとする江沢民派の対立があって、なかなか落し所が決まらないんじゃないかと思う。これも日本がやったのと同じように、解決を引っ張るほど受身の立場に落ち込むことになるだろう。だから日中米それぞれの内部の暗闘が絡まって、今回の不可解な事件が起きているんだと思う。ところで江沢民(派)っていうのは実は親米派なんだよ。中国がアメリカ国債を大量に買い始めたのは、ヤツの時代にアメリカに取り入るので始まったわけだから。ところがアメリカは同じく親米派の小泉とは徹底的に対立させた。こうしておけば操り易いからだ。   


10. 2010年9月26日 04:10:05: BDDFeQHT6I
ぶつけられた巡視船の傷が証拠ならぶつけた漁船の破損状態も証拠のはず、それを中国側に返還したと言うことは「中国漁船がぶつけて来た」と言う事実は無かったのかもしれない。
事件の証拠物件である漁船を手放してビデオを開示しないと言うことは、この事件は海上保安庁と那覇地検の捏造かもしれない、少なくとも漁船を停船させようと巡視船側が漁船の進路へ進入したため衝突したのが実態ではないのか。
何しろ検察が絡むと何が真実なのか、証拠は信じられるかと思わざるを得ない、漁船の破損状態は検察にとって有利な証拠ではなかったと言うことは確かだろう。

11. 2010年9月27日 19:48:26: FHVyh15Kso
これは、外務省の失態か、意図的な自爆テロ。
外務省は、当初の情勢分析に重大な誤りがあり、官邸に「中国は怒らない、せいぜいガス田問題がこじれる態度」
という情報を提供して、従来とは「異なる対応」の下地を作る事となった。
また、丹羽大使に対する嫌悪感からか、大使をバックアップする、というより「お手並み拝見」的な態度に終始した。

中国の丹羽大使に対する呼び出しにも、中国側の「事態がこれ以上悪化した場合、強行手段に訴えるぞ」といったサインを読み取る事もできず、
(マスコミに、外交上非礼な態度だといった感想をリーク)この判断ミスが「船長の拘留延長」へと繋がった。
結果的にこの決定が中国への真珠湾になってしまった。
また、交渉のパイプも作らなかったと思われ、結果的に、中国側の「人的交流・貿易停止措置」が強行された後、
政府が中国側と接触できない環境(そういった情報が出せない)になってしまった。

上記の様な信じられない外務省の失態に、何ら疑問も持たなかった官邸の思考回路の弱さも大問題だが、
(民主党も大議員団が訪中していたにも関わらず、何の役にたたなかった)
外務省にキチンとした思考回路があれば、官邸がムノーならばこそ、ガス田問題等を理由に事を荒立てない方策を提示できた筈。
ところが、実際はその逆で、「問題はないです、どんどんうやって下さい」という態度だった。
海保の判断は、検問を突破しようとした暴走車両を見逃せない、という行為と一緒のため、それを自制しろ、とは言えない。
ムノー官邸に誤った情報分析を流し続けた外務省の罪は大きい。


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