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尖閣諸島の次は、沖縄領有に照準合わす中国上海万博後に軍事行動に出る危険性も(織田邦男 元・空将)
http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/303.html
投稿者 Orion星人 日時 2010 年 9 月 28 日 11:31:26: ccPhv3kJVUPSc
 

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4537

 那覇地検は、9月7日の海上保安庁巡視船との衝突事件で拘束していた中国人船長を24日、急遽釈放した。船長逮捕以降、中国政府は即時無条件釈放を求め、ヒステリックなまでに次々と報復カードを切ってきた。

【実に情けない! ベタ下りの日本外交】

日本の領海を侵犯しながら何の咎めもなく釈放された中国の船長。帰国後は英雄に〔AFPBB News〕

 日本大使に対する非礼な深夜の呼び出し、官製と思われるデモ、閣僚級交流停止、ガス田開発交渉延期、スポーツや旅行など民間交流停止、レアアースの輸出停止、挙句の果てには日本のゼネコン社員を軍事施設撮影容疑で拘束するに至った。

 日本政府は当初、法的手続きに従い粛々と対応するとしていたが、ここに至って脅しに屈し、腰砕けの格好だ。まさにマージャンでいう「ベタ下り」である。

 那覇地検が総合的に判断し船長釈放を決定したのであって、政府はこの決定を了としただけだと、政府はメンツを保つために責任回避に躍起であるが、誰も信じていない。政府の狼狽ぶりは見苦しい限りである。

 中国は日本の決定に対し、これまでの日本の「司法プロセスは、すべて違法で無効だ」とし、謝罪と賠償を要求するとさらに追い打ちをかけている。

 強硬措置で脅せば日本は原則を曲げてでも必ず下りるとの確信を中国に与えてしまったことは、今後の日中外交に大きな禍根を残した。

【ポーランド侵攻を誘引したチェンバレンの宥和政策】

 中国との領有権問題を抱える東南アジア諸国も、日本の対応には失望したであろう。日本は法治国家としての矜持の欠片もなく、およそ主権を死守するという気概もないという印象を全世界に与えたことも大きな痛手だ。

 今後、尖閣にとどまらず、沖ノ鳥島など日本周辺海域において、中国海軍の無頼漢的傾向に拍車をかけることは間違いない。チェンバレンの宥和政策がヒトラーのポーランド侵攻の誘因となったように、このつけは大きく日本に跳ね返ってくるはずだ。

 そもそも今回の強硬な中国の態度に隠されたものは何であったのか。中国の真の意図が理解できない限り、今回のような戦略なき「その場しのぎ」の対応にならざるを得ない。

 今回の事件は決して偶発事案ではない。南シナ海での中国の動きと見比べてみると、中国の深謀遠慮が見えてくる。実は典型的な中国の領有権獲得パターンの1フェーズなのである。

 1970年から80年代にかけて、中国は南沙諸島、西沙諸島を実効支配して南シナ海の支配権を獲得していった。そのパターンはだいたい4つの段階に分けられる。

【中国の領土拡大、4つの法則】


南沙諸島で、フィリピンが領有権を主張するミスチーフ環礁に作られた建造物と掲げられた中国国旗〔AFPBB News〕

 第1段階として、領有権を主張し巧みな外交交渉に努める。

 第2段階は、調査船による海洋調査や資源開発等を実施する。

 第3段階は、周辺海域で海軍艦艇を活動させ軍事的プレゼンスを増大させる。

 最終段階の第4段階として、漁民に違法操業をさせたり文民を上陸させて主権碑等を設置させたりする。そして漁民、民間人保護の大義名分の下、最後は武力を背景に支配権を獲得する。

 中国は一党独裁の国であり、党の定めたパターン通りに行動する。ある意味、中国は分かりやすい国である。パターンさえつかめれば、次の一手が読める。今回の尖閣についてもまさにパターン通りの行動なのである。第1段階から振り返ってみよう。

 中国は1969年、東シナ海の海洋調査によって尖閣付近の石油埋蔵の可能性が取りざたされるまでは、全く尖閣諸島の領有権を問題にしていなかった。

【1978年、甘すぎた日本外交が火種残した】

 1970年12月30日、中国外交部は突如次のように声明を出している。

 「中華人民共和国外交部は、おごそかに次のように声明するものである。釣魚島、黄尾嶼、赤尾嶼、南小島、北小島などの島嶼は台湾の付属島嶼である。これらの島嶼は台湾と同様、昔から中国領土の不可分の一部である」

 日中平和友好条約交渉時、中国は尖閣諸島の領有権を主張したが、日本は領土問題は存在しないと一貫して門前払いしていた。

 だが、条約締結直前の1978年8月10日、ケ小平は園田直外相との会見で「われわれの世代で解決方法を探し出せなくても、次の世代、次の次の世代が解決方法を探し出せるだろう」と述べた。

 これに対し、日本側は「さすがは懐の深いケ小平」と肯定的に受け入れてしまった。この瞬間から「次世代で解決すべき問題」の存在、つまり領土問題が存在するのを認めたことになってしまった。

【50年、100年先を見越して着実に手を打ってくる中国】

南沙諸島のミスチーフ岩礁に中国が作った別の建造物〔AFPBB News〕

 まさに50年先、100年先を見通したケ小平の巧みな外交交渉にやられてしまったわけだ。

 その後、断続的に調査船による海洋調査を実施し、周辺海域で海軍艦艇を活動させ軍事的プレゼンスを増大させるなどして、既成事実を積み重ねているのは報道の通りである。

 この支配権確保パターンからすると、尖閣領有権問題は第3段階まで終わり、第4段階に入りつつある。

 今後、漁民の不法操業がますます増加し、同時に中国海軍の行動がさらに活発になり、民間人、漁民が上陸して主権碑を設置するといったことが予想される。尖閣領有権問題での中国の次の一手を読むため、南シナ海での第4段階を参考に見てみよう。

 中国は南シナ海を支配するためには南沙諸島を確保しなければならないと考えた。南沙諸島には多量の石油資源、豊富な漁場が存在し、中国、台湾、フィリピン、ベトナム、マレーシア及びブルネイの6カ国が領有権を主張している。

【南沙諸島を巡りベトナムとは軍事衝突に発展】

中国による南沙諸島、西沙諸島の違法な占領に反対して中国大使館の前でシュプレヒコールを挙げるベトナム人〔AFPBB News〕

 1980年代、まず海洋調査船による海洋調査を開始した。87年には海軍艦艇を行動させ、翌88年には南沙諸島の西方のある永暑礁に漁民を上陸させて、中国の領土の証拠になる主権碑を設置した。

 これに抗議したベトナムと軍事衝突になり、ベトナム海軍は3隻のボートを撃沈され、75人が戦死をして敗退に至った。

 中国政府は「自衛の行動であった」と声明を出し、永暑礁をはじめ付近の島を占領して永久施設を構築し、以後海軍部隊を駐留させている。

 1992年米軍がフィリピンから撤退したのを見届けたように、95年には南沙諸島東方に所在するミスチーフ礁に漁民避難目的と称して施設を構築。

 フィリピン政府は主権の侵害であると抗議したものの、中国海軍の方が優勢であり、中国は抗議を無視して中国艦艇や海洋調査船を派遣。強引に建設作業を行い、鉄筋コンクリートの建物、大型船舶が停泊可能な岸壁及びヘリポート等を建設して実効支配を確立している。

 西沙群島については1974年、中国は海軍部隊を派遣し難なく実効支配を確保した。

【尖閣諸島には次々と中国の漁船が入り込む】

帰国した船員たちは「日本は怖くない」と口々に叫び、再び尖閣諸島を目指すと息巻いている(写真は海上保安庁が拿捕した中国漁船)〔AFPBB News〕

 特に紛争にならなかったのは、前年のベトナム戦争終結に伴う米軍の撤退により同海域に生じた力の空白に乗じたという中国の巧みな戦略が功を奏したこと、そして領有権を主張するベトナムも戦後の混乱で中国に抗議する余力がなかったことが挙げられる。

 日本は南シナ海の手口を教訓として中国の次の一手を予測し、対応準備をしておかねばならない。

 中国政府は今回、尖閣の領有権を主張し続けた結果として日本が折れたという事実を大いなる成果として、さらにこれにつけ込むはずである。

 まず、大量の中国漁船が尖閣の領海内に堂々と入り、違法操業をすることが予想される。報道を見ても帰国した船長は英雄扱いである。「彼に続け」そして「みんなで渡れば怖くない」的な民衆心理を中国政府は利用にかかるだろう。

 その際、中国漁船を守るという理由で中国海軍が尖閣周辺に接近してくることも予想しておかねばならない。時には尖閣の領海に入ったりして、日本の態度を瀬踏みすることも考えられる。

 また、民間人が尖閣に上陸し、主権碑を設置したり、灯台や見張り台などの設置を試みたりするかもしれない。これを海上保安庁が阻止し逮捕したりすると、今回以上の強硬な報復カードを持ち出すに違いない。その後はいよいよ中国海軍の出番となる。

【日本は決して力の空白をつくってはいけない】

 日本は何を準備し、どう対応すべきか。先ずはパワーバランスに留意し、力の空白をつくらぬことである。

 中国は力の信奉者である。力の空白には躊躇なく入り込むのが力の信奉者の常套手段である。今回の事件も政権交代以降、日米関係がギクシャクし、日米同盟が漂流寸前なのを見透かしたうえでの中国の確信犯的行動と言える。

 領有権に関しては冷静かつ毅然とした態度で臨み、力には力をというファイティングポーズを崩さず、隙を見せぬことが大事である。

 次回また起こったら厳しい対応で臨むと警告を発し、揺るぎない姿勢を表明しておくとともに、挑発的行動をさせない対処力、抑止力を保持しておかねばならない。

 問題は、日本は現在、独力で中国に対峙できるだけの外交力、軍事力に乏しいことである。自衛隊はあっても平時の領域警備の法的根拠は与えられておらず、外交の後ろ盾としての軍事力の役割は果たし得ない。

【尖閣諸島について日米で早急な共同作戦計画を練れ】

バラク・オバマ大統領は「日米同盟は礎」と語ってくれたが、米国に頼るばかりでは何も解決しない〔AFPBB News〕

 菅直人政権も日本の弱さをつくづく思い知ったことと思う。今こそ、領域警備に係わる自衛隊行動の法的基盤を整備するとともに、日米同盟の再生に全力を傾注しなければならない。

 幸いにも、ヒラリー・クリントン米国務長官は「尖閣諸島には安保条約5条が適用される」と明言した。バラク・オバマ大統領も南シナ海における中国海軍の挑発的行動に対し懸念を表明したところである。

 日米の利害は一致している。早急に日米協議を開始し、尖閣諸島周辺における対応について共同作戦計画を詰め、島嶼防衛に関する日米共同訓練を実施することが求められる。

 その際、日本自身が犠牲を出してでも自国の領土、領海、主権を守るという揺るぎない意志と強い覚悟がなければならない。いかなる同盟であっても、自国を守ろうとしない国との同盟は成り立たない。

 再び事が起きた場合、まずは日本があらゆる手段を講じて初動対応しなければならない。国際法に照らし冷静かつ粛々と対応し、法治国家、民主主義国家としての威厳を示し、国際社会に対し成熟した民主主義国家日本をアピールできるよう行動することが大切である。

【「国交断絶もありえた」と怯えては、戦争すら招く危険性がある】

 他力本願では米国は決して尊い若者の血を流してまで日本を守ろうとはしない。安保条約5条は自動参戦を義務づけたものではないことを理解しておかなければならない。

 「戦争になるよりはいい。このまま行けば駐日大使の引き上げ、国交断絶もありえた」と首相に近い政府筋が語ったとの報道があるが、これでは中国が戦争をちらつかせた途端、すべて譲歩しなければならなくなる。まさに中国の思うつぼである。

 こういう敗北主義は極めて危険であり、戦争を抑止するどころか、むしろ戦争を誘発する結果となることは多くの歴史が証明している。

 今回、国際社会はいかに中国が理不尽な国かということを自覚したと思う。長期的には中国を国際ルールや国際法を守らせるように誘導し、国際ルールを守る方が結果的に国益にかなうことを思い知らせなければならない。関与政策の絶好のチャンスでもある

 これを契機に中国を誘導する関与政策で国際社会を一致させ、外交、金融、貿易、軍事など、あらゆる手段をリンケージさせた対中国カードを国際社会として切れるよう巧みな外交が日本に求められる。

 関与政策には、関与する側が軍事力や経済力で圧倒されないことが重要である。1国では台頭する中国に圧倒される危険性がある。今こそ、自由民主主義国家による連携が試されている。

【北京五輪、上海万博が終わり、中国には自重する必要がなくなった】

上海万博の終わった後は特に注意が必要だ〔AFPBB News〕

 北京オリンピックも終わり、上海万博もあと少しで終了する。中国は当面国家的イベントは計画されておらず、国際的に自重した行動をする必要性はなくなった。

 20年にわたる大軍拡で自信をつけた中国が、今後国益をむき出しにして行動し始めることは十分に考えられる。台湾とチベットに対してしか使ってこなかった「核心的利益」という言葉を南シナ海に適用し始めたのもその兆候だろう。

 尖閣諸島も「台湾の付属島嶼」ゆえに中国領土だと主張するように、尖閣領有権問題は台湾問題でもあるのだ。

【尖閣諸島の実効支配が中国の手に落ちると、次は台湾であり沖縄である。】

 今後、北東アジアに著しい不安定化を招来するか、日本が中華帝国の軍門に下るか、あるいは現状維持で平和を維持できるのか、今が分水嶺なのかもしれない。「寸土を失うものは全土を失う」の箴言を今一度思い出す時であろう。

 

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コメント
 
01. 2010年9月28日 13:08:16: JUuoY6LhDM

中国の新聞である環球時報は、沖縄は中国の領土だという論文を載せているね。

中国の新聞=大本営発表であり、論文を書いたのが商務省の役人なのだから、
これが中国政府の意向であることは明らかだ。
ソース元:http://www.asyura2.com/10/senkyo95/msg/521.html

つまり、尖閣諸島を侵略した後は、次は沖縄を狙うというのが中国の魂胆。

尖閣諸島の件では、中国の暴虐ぶりが改めて明らかになった。
中国は南シナ海も中国領だとわめき、周辺の東南アジア諸国やアメリカは非難、警戒をしている。
日本は、こういった国々とスクラムを組んで中国の暴虐に対峙すべきなのだ。
そうしなければ日本は危ない。

尖閣諸島だけですむ問題ではないのである。


02. 河内のおっさん 2010年9月28日 13:12:22: Yyy5HM2hjbLWg : hdQj9dXicQ
やってやろう!
中華が何だ。
俺は総理大臣だ!
自衛隊の総大将。
ここまでコケにされたら
黙ってられない!

伸子もヤレーと云ってる。
俺を選んだ責任は
お前らにあるんだぞー
窮鼠猫を噛む

孤菌豚何するものか
エイエイオー
自衛隊に海保君
俺に続けよ。
行くは尖閣海洋に
止めてくれるな仙谷君。
大和魂見せてやる。

なんだか冷たい気がしたら。
ここは閨のなか夢のなか。
ネションベンで水浸し。


03. 2010年9月28日 18:42:00: iUqPWksjJ6

自民時代は米にたかられ、民主になったら中にかじられ、露韓もその内ゆすりにくるぞ。

やがて日本国解体分割、日本民族消滅。 世界の笑いもの日本。

長生きしない方が良いかもしれん。
 


04. 2010年9月28日 19:09:45: F5G8yN1eoP
国外向けの自前の情報機関すらない、日本に、何ができるのか。

CIA,MI6,などなど、各国には、情報機関がある。

 日本国内は、公安警察でいいが、いかんせん、ジェームズ・ボンドがいない。

これでは、日本商社に、情報を貰ったほうが、早い。

 孫子曰く、秘密情報員を手厚くもてなせ。カネをケチるな。

      一流の海外情報員を育てるには、少なくとも10年は、かかる。

      中国4000年の歴史は、まさに諜報なのだ。

              マヌケな神の秘密諜報部員より。


05. 2010年9月28日 19:45:50: Gizwa93TSs
>尖閣諸島の次は、沖縄領有に照準合わす中国上海万博後に軍事行動に出る危険性も(織田邦男 元・空将)

元空将www ま、単なる米軍の手先の為にする発言。

なんでこう軍人(モドキかw)は政治オンチなんかね。(笑)
2ちゃんのゴミレベルなんだから、こういうメンタリティは変わらないのかねえ、呆れたものだよ。


06. 2010年9月28日 19:56:08: Zuo9mHMINl
織田、元など言わず現役に戻ってお前が特攻機で飛んで行け。二度と帰って来ないでいいからな。
悪党をはびこらし国民を食い物にする、骨の芯まで腐った野郎共が支配する国のために誰がお目出度く戦うか。バカヤロウめが!

07. 2010年9月28日 20:51:13: DwvxdS8AZo
>>05

あらあら、罵詈雑言だけで具体的な反論はゼロですね。

ということは、05は中国の工作員?


08. 2010年9月28日 21:01:36: Gizwa93TSs
>07.

ホウ、オレとギロンする気?www

では台湾の人が危機意識を持ってるというのかね?
現在の馬政権は、逆に、中国と訓練等色々やってるけど、彼等が中国から「侵略」されると感じていたら、そんなことはやるまい。

しかもな、台湾も尖閣の領有を主張しておるのだぞ!
オマエは尖閣領有を主張している台湾には何も感じないのか?


09. 2010年9月28日 22:10:32: DwvxdS8AZo
>>08

まず>>08は、自ら取り上げた下記について、罵倒ではなく論理的な反論をする義務がある。

「尖閣諸島の次は、沖縄領有に照準合わす中国上海万博後に軍事行動に出る危険性も(織田邦男 元・空将)」


10. 2010年9月28日 22:37:38: Gizwa93TSs
>09

では言おう。
今月、9月16日に中国と台湾は金門島の近海で合同海難救助の訓練を実施しておる。
いいかい?中国漁船の事件が起きて9日目だ。

中国の海事局や海上捜救センター、台湾の海岸巡防署や中華捜救協会などが実施した。中台双方で捜索船などが31隻、ヘリコプターが3機、衝突事故が起きたと想定した船2隻が参加。事故発生時から連携して救助するまでの訓練が約1時間行われた。参加人数約400人。

よりによって、日中関係が緊迫するこの時期に(中止もせず!)合同訓練しているのだ。 前後の状況を考えると、これは明らかに政治的なものだ。
無論これは、日本と今回の事件の黒幕であるアメリカへの政治的意思表示。

また、昨日の「中ロ共同声明」も同じ!

これは、アメリカが東南アジア及び日本を誘い、対中国封じ込めに動こうとする、即ちその(海洋)地政学的戦略への台湾の不同意の表明であるのと同時に、中ロ共同して牽制乃至(伝統的な)大陸連携的対処だった、ということ。
国際政治への無知な者が反論出来るかな?ww


11. 2010年9月28日 22:45:02: DwvxdS8AZo
>>10

あなたが罵倒だけした「尖閣諸島の次は、沖縄領有に照準合わす中国上海万博後に軍事行動に出る危険性も(織田邦男 元・空将)」に対する何の反論にもなっていない。

出直し。


12. 2010年9月28日 23:13:20: Gizwa93TSs
>11.


「次は台湾であり沖縄である」のではなかったのか?ww
その狙われるはずの台湾と中国が合同して訓練なんかするかえ?www

日中共同声明及び日中平和友好条約で、相互の領土の主権の尊重は謳われておる。
尖閣は係争地だから首脳の談話程度になっているが、沖縄については、これまで中国は一度も所有を主張して来なかったし、今もって主張もしていないし、言うはずも無い。  何故か? もし沖縄を領有するとなったら、それはベトナムや韓国・北朝鮮も同じ論理が当て嵌まるからだ。 つまり、台湾のみならず、それらの国も沖縄と同じ運命と宣告したことになるからだ。 国際政治ということを考えたら、絶対有り得ないのだぞ!


ヒトラーに擬えた行動パターンで論ずるのは米英の常套手段。お定まりだ。
それで、これまでのアメリカの軍事行動は正当化されてきた。

このパターン認識はどんな場合でも当て嵌められる。 相手を「悪」とすればいいだけだからな。
こんな単純乱雑なロンリを当て嵌めるコト自体、真剣に物事を考えていないということだ。



13. 2010年9月28日 23:21:17: Gizwa93TSs
>11.

オマエが言いたいのは「危険性」、要するに可能性はゼロではないということだけだ。

これを言い出したら何でもアリなのだぞ!


14. 2010年9月29日 00:54:01: DwvxdS8AZo
>>12=13
>沖縄については、これまで中国は一度も所有を主張して来なかったし、今もって主張もしていないし、言うはずも無い。

それが間違いであることは、すでに>>01で述べている。
>>01を読むこと。

出直し。


15. 2010年9月29日 01:09:41: xbN3uaLouY
沖縄は無理だよ。アメリカ領土だからね

16. 2010年9月29日 02:14:07: gjnZdMuQK2
 読者諸氏の中に眠っているナショナリズムがくすぐられるのか、どうにも情緒的な反応が多過ぎますね。諸氏のボルテージを刺激せず、自らの頭で考えてもらうため、敢えて櫻井よし子女史ふうに穏やかにコメントします。
 まず本ブログ主が引用した、この織田元空将といい、例の田母神元空将といい、元飛行機乗りにありがちな、若い時分コックピット内で高濃度酸素を恒常的に吸っていたせいか、「いつも酸素酔い状態」で脳内シナプスがうまく生成発達しなかった(よくいう単細胞ということですね)人物の言動は、相当割り引いて受け取らなければなりません。
 
>尖閣諸島の次は、沖縄領有に照準合わす中国上海万博後に軍事行動に出る危険性も・・・< 確かに、尖閣諸島は中国固有の領土であり、沖縄は古代より中国の領土であったと中国は広言していますが、これは中国国内に向けたプロパガンダであり、これから沖縄を領有支配するという意思表明と受け取るのは単純過ぎます。

 今の中国に尖閣諸島、ましてや沖縄を攻略支配するパワー・プロジェクション能力はありません。政治的プロパガンダは別として、中国軍部としてやる気もないでしょう。

 これはシミュレーションの域を出ませんが、中国軍部が尖閣攻略を決意、実行に移した場合の想定:
・2基の日本の情報収集衛星が、なぜか中国沿海部の兵力動員の動きを察知できな かった。
・米軍の監視衛星もなぜか沈黙していて情報の提供がなかった。
・日常的に哨戒飛行を行っている海自のP3C対潜哨戒機がなぜか飛んでいなかった。
・海保の巡視船がなぜか日常業務である周辺海域の監視を怠っていた等々・・・
 
 上記のような日本側の不作為の連鎖の結果、または夜闇か荒天時を狙い、中国軍が日中境界線を越え日本領海内に侵攻、尖閣諸島最大の魚釣島(久場島)に着上陸、数個中隊規模〜大隊規模(島の面積上からこの程度か)の中国海兵隊でしょうが上陸、島に五星紅旗を翻すことは、可能性としてあるでしょう。
 がそれまでです。中国上陸部隊は空軍の上空直掩がまったく期待できません。空軍の保有する戦闘機の性能からもエア・カヴァーが出来ないのです。
 上陸部隊が橋頭堡を確保、占領を継続しようとするならば、継続的な補給が必須ですが、この海域が大陸沿岸沿いに敷設された米軍のSOSUS(音響監視システム)と、いわゆる第1列島線沿いに敷設された日本のSOSUSに囲まれた日米海軍の「運動場」であることを忘れてはいけません。
 現実として尖閣に上陸した中国軍に想定される事態は、制空権、制海権もないまま、敵勢力下の無人島に携行食料のみで持久を強いられる絶望的な状態です。西側(日本も含む)兵士に比し窮乏生活への耐性は高いのでしょうが、それでも中国兵は、水は雨水に頼るのみ、食料は生息数不明の野生化した山羊のみなのです。
 島への兵站補給を試み強行せんとしても、3,4世代も遅れている中国海軍の対潜能力では、待ち伏せしている日本潜水艦隊の餌食になるだけでしょう。日本側は上陸部隊への物資補給を断つだけで事は済むのであり、上陸した中国兵に一発の銃弾も浴びせる必要もないのです。自滅を遠巻きで眺めておれば良いのですから。

 沖縄への攻略云々については、第二次大戦末期、1945年の沖縄戦を参考に上げておきます。米軍を主力とする連合軍は、沖縄攻略戦において制空権、制海権を確保した上で、上陸戦闘部隊19万、工兵、補給部隊等後方部隊を含む54万の兵力、1300隻の艦船を投入しています。中国にこの能力ありますか?
 
 国土防衛、島嶼防衛は一義的に自衛隊の任務とされており、安保条約上から米軍は手出しをせず高みの見物を決め込むことができますが、はたして中国軍は在沖自衛隊と米軍をピン・ポイントに識別し攻撃する能力ありますかな? 自衛隊を狙ったミサイルが誤って米軍基地に飛び込んだら、どうします?

 中国事情からいえば、中国は10の軍管区からなっており、各軍管区の長=司令官は、いわば地方軍閥の長でもあってその政治的基盤でもある以上、自らの基盤を毀損する行動は忌避するものと考えられます。やりつけない海上戦闘で、しかもぼろぼろに叩かれる事が明白な軍事行動は、利に敏い中国人がやるわけないと思うのですが・・・
 by S.S


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