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元防衛省キャリア・防衛審議官「太田述正」が解く中国漁船衝突事件
http://www.asyura2.com/10/senkyo96/msg/626.html
投稿者 死ぬまで生きる 日時 2010 年 10 月 02 日 13:08:03: utLJNUmqLELy.
 

http://www.ohtan.net/
太田述正コラム#4289(2010.10.2)
http://blog.ohtan.net/archives/52030627.html
なお、コラム#7で、「1999年の3月、日本海で二隻の北朝鮮の不審船を海自と海保の艦艇等が追いかけたが結局取り逃がした事案が起こりました。この時、この不審船情報を最初にもたらしたのが米国政府であったことは公然たる秘密です。日本政府に「いいかげん何とかしたらどうだ」とせまったわけです。」と書いた・・実はこの話、私が1999年防衛白書の事前説明に官邸に赴いた時、1人の内閣参事官から直接聞いたものだ・・けど、そもそも、今回、海保が中共の漁船に強くあたったのも、その裏に宗主国米国からの陰に陽にの圧力があった可能性は排除できないぜ。
 そこへ、飛んで火に入る夏の虫じゃないけど、中共の方からちょっかいを出してきた。
 そこで、米国に言われた通りに海保が動いたら、中共が異常なほどいきり立った。
 で、今度は米国が事態を収めにかかり、外務省を通じて検察を動かした、と読むわけ。
 要するに今回の件、日本の属国政府が、宗主国のマッチポンプに振り回されて踊らされただけって可能性が大なんだわ。

太田述正コラム#4283(2010.9.29)
http://blog.ohtan.net/archives/52029691.html
私は、中共が今回、尖閣諸島でことを起こしたのは、「国内における「期待値」と現実の落差の問題」が深刻化して中共当局にとって「断末魔の苦しみ」に転化する前に、ナショナリズム・カードが今なお有効かどうか(イザという時に本格的にこのカードを切れるかどうか)を小出しにやってみて検証しようとしたのだと見ている。
 しかし、結果的には、中共国内で反日ムードが全く高まらず、もはや日本をダシにしたナショナリズム・カードなんて切れないことがはっきりしてしまったってわけさ。
 それどころではない。
 中共は、本件で、米国を始めとして、その豹変ぶりがはっきりした・・というか、ネコかぶってた本来の正体が露見した・・として、世界中の国々の顰蹙を買ってしまった。
 胡錦涛体制の大失態だと言うべきだろう。


太田述正コラム#4275(2010.9.25)
http://blog.ohtan.net/archives/52028369.html
私は、下掲の冒頭記事からにじみ出ているところの宗主国米国の意向、及び中共に係る諸事情(いずれも外務省が下掲の中程に出てくる外務省課長等から検察に伝達したと考えられる)も踏まえつつ、最高検限りの判断で船長の不起訴処分(釈放)を決定したと見ています。
 仙石官房長官が内閣を代表して検察に内々指示(事実上指揮権を発動)した、なんてことは考えにくいですね。
 そんな指示をされたら、検察、拒否して正式の指揮権発動を求めたことでしょう。
 そんな指示に従ったら、政治家の口は軽いから必ず漏れ、その結果、今年2月5日に小沢一郎民主党幹事長(当時)を不起訴処分にしたことについてまで、鳩山内閣から指示があったからではないかとの疑義が生じかねないからです。

 「クローリー米国務次官補(広報担当)・・・は、決定は「正しい判断だった」と述べ、「成熟した国家同士が、外交を通じてどう問題を解決するかを示した」と評価した。
 一方、米国は日中両国との会談を通じて「双方が早期解決を望んでいると感じていた」と語り、日本政府が米国に「法令手続きと国際法に従って解決することを保証していた」と明らかにした。・・・」
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100925/chn1009250229000-n1.htm
 

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コメント
 
01. 2010年10月02日 15:43:19: DmCC9k6hHM
>太田述正コラム#4283(2010.9.29)
http://blog.ohtan.net/archives/52029691.html
私は、中共が今回、尖閣諸島でことを起こしたのは、「国内における「期待値」と現実の落差の問題」が深刻化して中共当局にとって「断末魔の苦しみ」に転化する前に、ナショナリズム・カードが今なお有効かどうか(イザという時に本格的にこのカードを切れるかどうか)を小出しにやってみて検証しようとしたのだと見ている。

 わたしも同感である。管内閣は外交力を試されたのだろう。しかし、双方にとってマイナスの結果が出てしまった。「中華思想」と、管内閣の「無力さ」である。


02. 2010年10月02日 15:58:18: vQUQNtBSgQ
この元防衛省キャリア・防衛審議官「太田述正」氏の物語りは、米国の成果を隠そう、喧嘩に負けた子の後での強がりみたいな屈折したものを感じる。

だって、現実は当事国間で成果を得たのは中国で失ったのは日本でないか。そして、中国より成果を得たのは米国ではないか。


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