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投稿者 印象派の感想 日時 2010 年 10 月 04 日 03:31:33: IyUKKioRWEpiI
 

2010年10月3日(日)鈴 木 宗 男
 昨日、諏訪大社をお参りする。山に囲まれ、厳粛な雰囲気の諏訪大社に歴史を感じながら、頭を垂れ、しばし黙考(もっこう)する。自らを反省しながらも、ねつ造調書を作り、人を訴え、そのデタラメな調書をもとに人を裁く権力側の自己保身、心の無さを自ら見聞し経験した者として、神の前で公平、公正とは何かを自問自答する。
 「鈴木さん、おのれ見ておれ、の気持ちを忘れてはいけません」と言った声が聞こえてきた思いである。心洗われるひと時を過ごすことが出来、感謝の気持ちでいっぱいであった。
 本日の信濃毎日新聞31面に検察内部捜査中で「調書そのものが捏造(ねつぞう)」という見出し記事がある。全文紹介したい。
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検察内部捜査中「調書そのものが捏造(ねつぞう)」

 かつて東京地検特捜部に在籍していた現職の男性検事は、同僚の特捜検事が自嘲(じちょう)気味につぶやいた言葉が忘れられない。
 「ぼくの作った供述調書は全部うそ。上司のオーダーに合わせて取ったものだ。だましですよ」
 当時、2人は中央政界を巻き込む大型汚職事件の捜査を担当しており、容疑者を取り調べる東京拘置所(東拘)内で偶然一緒になった。
 その東拘で男性検事は、奇妙な光景を目の当たりにする。同僚検事らが容疑者を取り調べている最中なのに、それに立ち会うはずの複数の検察事務官が検察官控室で待機していた。
 「なぜ、ここにいるんだよ」。男性検事が尋ねると、事務官の一人はこう答えた。
 「担当検事に『いなくていい』と言われたので…」
 取調べ中は事務官を外し、容疑者に調書の署名を求めた後などに部屋に入れる。その間、どんなやりとりがあったのか当事者以外には分からない―。「これが東拘の実態」と男性検事。自身はこの慣習≠おかしいと思い、受け入れなかったという。
 捜査官が容疑者を取り調べたり、参考人から事情を聴いたりした内容をまとめる供述調書。押収資料のフロッピーディスクを改ざんしたとされる大阪地検特捜部の前田恒彦が主任検事を務めた厚生労働省文書偽造事件の公判では、検察の強引な取り調べが判明し、調書の大半が証拠能力なしとされた。
 男性検事は特捜部の経験を踏まえ吐き捨てるように言った。
 「供述調書そのものが捏造(ねつぞう)だ。主任検事らが取り調べ全体を見回し、内容を修正させる。調書をいじりながら、容疑者が言っていないことを言ったように作るんだ」
 <捜査段階の供述は、真実体験した者でないと語れない迫真性に富んでおり…>。刑事裁判の判決で頻繁に登場するこの表現について、東京地検特捜部時代に大型疑獄事件に携わった元検事は冷ややかに言う。
 「検事だって小説を読む。小説を参考にすれば、誰でも迫真性のある調書ぐらい取れる」
 かつて検察首脳だった別の元検事は、功名心を抱える「古巣」の危うさを認め、「前田も学生時代は正義感にあふれていたのだろう。うちの文化がこういうことをさせてしまったと考えると、わたしの責任も重いと痛感する」と打ち明ける。前田の上司だった前大阪地検特捜部長の大坪弘道らの逮捕に、組織の存亡を懸けた検察の執念を感じている。「もうメンツとかそんな状況じゃない。事実をきっちり調べ上げ、国民に公表しないとどうにもならない。最高検は本気だよ」(呼称略)

(2010年10月3日(日)信濃毎日新聞31面)
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 読者の皆さん、現職の検事が言っているのだ。これが検察捜査の実態である。「僕の作った供述調書は、全部ウソ。」この言葉は正直な表現だ。そのウソ・デタラメな調書を信用性が高い、公判での証言は信用性が低いという判決は正しいのだろうか。
 冤罪で泣いている人がいる。作られた事件で、人生を無くした人がいる。その人達の為にも、私は真実を求めて、先頭に立って行動していく。私は朝起きると「運」という字をなぞる。軍(いくさ)がと書いて「運」である。努力しないと闘っていないと、運は無い。私の人生観である。しっかり心してやっていきたい。
   

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コメント
 
01. 2010年10月04日 06:04:37: C651Ls5D8c
私も、島育ちの女を取り合った高級官僚と衆議院議員秘書の隠微な、激しい争いに巻き込まれて、「天皇陛下の御信任を受けた立場の人」から「公式」に「問答無用」の取り調べをうけて、最後には「何の証拠もなく、単なる痴話喧嘩だったが、話の出所が議員秘書だったので我慢してくれ」と、捜査の指揮をした人に頭を下げられたことがあります。しかし問題は、この秘密捜査の噂がもとで、私の人生は壊されてしまいました。私は、あなたのように強く生きたいのですが、今は、世をすねて日陰者の侘しさを味わっています。死のうかと思う日もあります。でも、貴方が生きているかぎり、私は市井の片隅で、世の行く末を見ています。

02. 2010年10月04日 06:38:20: s9M4ZB96sA
>>1
そんな人のために日本版Wikileaksが必要だと思います

03. 2010年10月04日 07:49:03: HejJwkupBk
1年前まで、この国が、北朝鮮やミャンマーと変わらないなんて、思ってもみませんでした。この理不尽で、不正義なこの国をどうしたらいいのかと思い、その頂点が宗男さんの最高裁上告棄却でした。この国に、正義を取り戻すために、市井の人々が、今こそ、大いに声を上げる時だと思います。特捜の綻びが出た今度の事件こそ、天祐です。神も仏もいると言うことです。現在の日本では、神や仏を商売にする人々しかおらず、神仏から見放されていると諦めていましたが、漸く、健全な国になるチャンスが、与えられました。中途半端な決着は、付けさせないよう、其々の立場で、声を上げましょう、決してあきらめずに!
伊東鉄男最高検検事は、鈴木宗男さん事件の検事だということも、天祐ですもの。この事件の世間への発覚の直前に、最高裁上告棄却は、いかにも恣意的だと言うことは、家庭の主婦さえ、大いなる怒りを覚えます。
組織を持たない市井の一人一人の意志表示こそ、この国を正す最も近道です。

04. 2010年10月04日 12:18:04: kbjD6Oqr1Y
検察やマスコミの横暴や無責任な振る舞いを
糾弾、断罪にするシステムが必要です。

検量ある者には、厳罰を科さないといけません。


05. 2010年10月04日 22:41:26: r7NXseWDDE
鈴木先生へ。

私、時間通りに電話いたしました。
男性が電話に出ました。

お会いできず残念ですが、これも縁と思い、あきらめます。

お体、大事にしてください。


 亀。


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