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検審会による小沢氏起訴議決が、すでに郷原信郎氏を始め多くの有資格者の方がたからは完全に無効であると見られている。簡単に言えば１回目に議決されたときの検審会の起訴相当の内容（主旨）と今回の内容が違っている＝１回目で問題ではなかったことを２回目に問題にして起訴を決めたのである。

例えば、夕刻に法定速度４０キロの道路で全ての車がだいたい４１〜３キロで走行し、その中で小沢車だけが検挙・起訴されそうになっている。５０キロで走り過ぎている車もあるにも関わらずにだ。同時にたまたまその時にヘッドライトを点けていなかったのだが、夕刻でもあったしそれは問題にされなかった。　

車を運転して４０キロピッタリで走り続けることなど不可能であり、１，２キロオーバーなど通常であれば検挙などするほどのスピードではないし、しない。それを出世キャンペーン中だったために無理矢理検挙しようとしているが、どう見ても無理だから当局は諦めた。しかし後日当局が、ある弁護士に依頼し、現場も見ていない一般の人に考えを聞いた。

１回目
弁護士：「１，２キロオーバーだけどほとんどみなさんそういう方ばっかりで違法性があるまでいかない。ただ運転手と乗ってた人が外見が悪いんだよね。こんなことやあんなこと色々悪い話も聞くし」
検審会：「ま〜スピードは全然大した事ではないけど。でもな〜ん〜証拠はないけど、私たちも聞いた話によれば悪い事してるって話だから、とりあえず捕まえて起訴すれば？」
弁護士：「もう一回調べさせる。」　

２回目
弁護士：「やっぱり無理だ。起訴するほどでもない。起訴するんだったら検審会のあなた方も捕まえなきゃならん位の事になっちゃうし。またよ〜く調べたら彼らの仕事（収支報告書）は業界でも一番良いんだよ。」「でもな〜、あの時夜間だったけどヘッドライトも点けてなかったから捕まえちゃったというのもあるんだよね」
検審会：「あ〜じゃぁ、それも後付けの理由で起訴するべきじゃない？（９月１４日）」　「私たちも難しいこと言われても良く理解できないから、それも含めて（ヘッドライトの件）起訴しちゃいなよ」
弁護士：「じゃぁ、それでやってみるか。（逆にこっちが違法だけど）」

と、ま〜こんな感じだ。で、それが検察（東京地検特捜部）出身の有能弁護士：郷原信郎氏に「後だし起訴」＝違法を見破られた構図が現在である。こんなズサンな形で、国民に選ばれた、そして日本を唯一変えれる男「小沢一郎氏」を起訴しようとしているのだ。

また「国民目線」という言葉をマスゴミを使って流行らせているようだが、「私たちのためにやってくれている。私たちも国の活動に参加できる」などという甘い幻想を捨てなさい。　彼ら（米国や官僚組織）は、素人＝国民の無知で移ろいやすい感情を利用しているに過ぎない。だから佐藤優氏が言うように国民は官僚たちに「無知蒙昧な愚民」だと思われているのである。

マスゴミや官僚たちは、国民のことをファッション業界に群がるミーハーのように、こちら側が流行りを示せばホイホイついてくる心移ろいやすい愚民だと考えている。更には今回の検審会のメンツの平均年齢が３０．９歳と非常に若いのが驚きだ。ほとんどが２０代だろう。

あの小泉郵政改革で「強い者が勝つ」「弱肉強食」をもろ手を挙げて喜んでいたのも、無知な中高年と若者たちである。あの当時中高年だった者は、自然の原理（年齢など）で若者よりも早く死ぬ。それゆえ中高年が悪政で苦しむ期間は短いといえよう。しかし若者を食いものにし、騙し、そのツケを負わされるのは長期間、最終的に年老いて死ぬまで全て若者たちに降りかかってくるのである。

中高年の多くは、自民党を支持し続けた反省もなく、「若者の未来のために」と嘘ぶいている。若者はその無知な国民（親・じいさんばあさん）に教育され、政治にはほとんど無関心。そして米国の犬である検察などは、今回の検審会のように無知な若者を集めて「小沢＝悪」とだけ刷りこむ。そこには起訴するための内容など関係ない。法律も関係ない。　

数年後、増税され仕事もなく、こんな日本にしたのは誰だ！と若者が叫ぶ。官僚たちは心の奥底で二ヤついている。「それはあなた方国民が賛成し、選んだことです。それを今さらあ〜だこ〜だ言われても困ります」「我々は当時、国民目線で考え、あなた方を司法、行政の１部として活躍できるように招き入れたのです。」

綺麗なバラには棘がある。　うまい話には裏がある。　タダより高い物はない。官僚組織にとって「国民目線」とは、狩人が獲物を誘き寄せる「エサ」と同意と考えよ。何度も言うが「全てを疑え！」。これが騙されにくい一番良い考えなのである。　
　

コメント
01. 2010年10月06日 13:59:59: pd5EkF5z5E 「羮に懲りて膾を吹く」だな。 強制起訴の是非や委員の人選方法、審議内容の開示など、問題は当然指摘して議論すべきだが、検察審査会の制度自体を否定するのは行き過ぎ。 検察の独断専行に対するチェックは必要だよ。 まして、裁判員制度は公開法廷で裁判員自身も顔を晒して、全審理過程に関与している。 裁判員の存在が、裁判官と検察官のなれ合いで処理されていた刑事裁判に激震を引き起こしていることは明らかだ。
02. 2010年10月06日 14:53:35: 4MJDJvJmpc 要するに民主党に都合の悪いものは全て廃止しろってことだろ 裁判所も検事もいらんやろ。 全部民主のサポーターが都度やればいい。 新しい三権分立＝政府、民主党、民主サポーター これで満足やろ？
03. 2010年10月06日 17:57:18: wfEkCyjOdm 02さん、何をむかついているのかな。 ＞要するに、民主党に都合の悪いものは、全て廃止しろってことだろ ＞裁判所も検事もいらんやろ。 今回の検察審査会の平均年齢は30・9歳、「ゆとり世代」。もちろん彼らだけではなく「人間花の50歳」も入ると、30才平均にするには20代も多いということ？ さらに「委員が『資料2000ページ』読むのに、時間が必要。議決は10月末か、もっと遅れる」と国民は聞いていた。騙されたあなたも、その一人です。 9月7日、弁護士が決まりわずか一週間後、2010・9・14「起訴相当と議決」し、仙谷は国民にウソをつき、隠して待っていた。発表の時期を狙う汚いやり方。こんな事では、政権維持は無理。「検事も裁判所も正義に欠けるから正す」のに、仙谷政権がこれでは出来ないということですね。

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