しかし、すべての犯罪容疑者は現行犯逮捕であれ、自供していようが否認していようが、有罪判決が確定するまでは“推定無罪”である。有罪確定するまでは、その容疑に関して、マスコミは一切報道してはならないということであれば、国民は何も知ることはできない。特に政治家の場合は、結果が有罪であれ無罪であれ、容疑を掛けられた段階で報道の対象になるのは、至極当然である。

　報道されるだけでなく、本人はもちろん、秘書が起訴されただけで、議員辞職に追い込まれた例は多い。最近では民主党小林千代美衆院議員は、本人が起訴されたわけでなく、関連団体の政治資金疑惑事件の責任をとって辞職した。小沢の場合は、まさに本人が強制起訴に追い込まれたのだから、マスコミが大々的に報道するのは当然で、国民もその報道を注視している。

　小沢擁護者は、検察審査会の議決をも非難しているが、そもそも検察審の権限強化は、民主党も賛成して成立したものである。小沢がそのとき国会欠席せずに賛成投票したかどうかまでは知らないが、まさに“自縄自縛”というべきだろう。
　

さて、政治家の政治活動は、基本的人権以外にも、特に守られなくてはならない理由があります。簡単に言えば、政治家は半分が「自分のため」に働き、半分は「選挙民のため」に働くのです。その「政治活動をとめる＝政治休職する」というのは、選挙民の活動を停止させるということです。マスコミごときにそんな権利が、この日本国で与えられているでしょうか？　いいえ、日本国はおろか地球上のナンピトタリトモ、ありません。あえて言えば「本人だけ」です。

憲法５０条には「不逮捕特権」が記されています。
不逮捕特権があるのは、官憲による不当な逮捕、勾留によって議員活動が制限されるのを防止するためです。政治家がエライからそうしているのではありません。
ある法案に賛成する議員を何か理由をつけて逮捕、勾留させ表決に参加させないという、適切な民主主義が反映されない表決を防止するためです。「人」としてその人が悪くても、もう半分の「選挙民の代表」に手錠をかけることはできないのです。
政治活動を停止しなければならないのは、有罪確定後です。

　どのコメントに反論されているのか分かりませんが、「マスコミは一切報道してはならない」という私の言葉が引用されているので､感想を述べます｡

　ここで下手な憲法論議をするのは本意ではありませんが、政治家が国民やマスコから辞職を迫られること自体が、直ちにその政治家の基本的人権を侵すことになるとは、到底思えません。小沢にも基本的人権があることは当然ですが、その権利は「公共の福祉のためにこれを利用する責任」を負っています(憲法12条)｡しかも「すべて公務員は､全体の奉仕者であって､一部の奉仕者ではない」(憲法15条)のです｡

いうまでもなく､国会議員である小沢は､彼を支持した民主党議員国会200人に対する「奉仕者」でも無ければ､代表選街頭演説で「小沢！小沢！」を連呼したり､阿修羅に投稿している熱心な支持者だけに対する「奉仕者」ではありません｡全国民に対して責任を負っています｡その国民のかなり多数が「小沢やめろ」と言っています｡その声を､『天声人語』が代弁するのは､決しておかしいことではないでしょう｡

貴方は「政治活動を停止しなければならないのは、有罪確定後です」と結論されています｡つまり､私が例示した民主党小林千代美議員も､辞職する必要は無かったとおっしゃるのですか｡今､一々正確な固有名詞を調べるのは面倒なので省略しますが､今までに有罪確定前に辞職した自民党をはじめ多くの議員も､辞める必要は無かった−ということを主張されているのですか｡「小沢だけは例外」というのは､ちょっと無理でしょうね｡　

　いるなんてお笑い草だな。

　既に逮捕者が出ている腐りきった検察の悪事をスルーして、「小沢やめろ」とは一体どういう頭してんだ？（失笑）調書取った担当検事が逮捕されてんのに。

　アホなテレビとしんぶんの見過ぎじゃないの？？

＞秘書が起訴されただけで、議員辞職に追い込まれた例は多い。最近では民主党小林千代美衆院議員は、

だからさ、小林千代美さんの秘書は起訴されてないって。

政治家は、選挙で落選するまで、政治家として働くように務めるべきでしょう。辞めれば潔いとかいう薄まった道徳感が、政治家を操るツールとして官報複合体に都合良く利用されている気がします。

相手にすると、スレが荒れます。他のスレでも荒れています。
冷静に対処しましょう！

>>11さま
＞だからさ、小林千代美さんの秘書は起訴されてないって

　それは分かっているから、02に「関連団体の…責任をとって」と書いてあるでしょう。

>>13さま
＞この人は何様なのでしょう？…マスコミが正しいと思っている貴方はマスコミ関係者ですか？

　私はただの一国民です。貴方の議論からすると、小沢批判を持っている多くの国民は、みな“マスコミ関係者”になるのでしょうね。一般的にいうと、阿修羅の小沢支持者も、マスコミ報道を罵倒しながらも、実は結構読んでいる(見ている)ことが分かります。その受け取り方が違うだけでしょう。貴方と違う受け取り方をする人はみな“工作員”ではないのです。

＞岩手選挙民の代表を小沢、小沢と呼び捨てにし

　阿修羅で盛んに登場する「菅、仙谷、前原…」などという呼び捨てに対して、貴方はいつも注意しておられたのでしょうか。東京都民から選ばれ、国会でも選ばれた首相を“空きカン”などと“あだ名”で呼ぶのも、ケシカラン、ということになりますね。

日本国憲法第31条　何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。

→講学上、「適正手続の保障」「推定無罪原則」を定義したとされるこの条項を百回読め。

刑事訴訟法第336条 被告事件が罪とならないとき、又は被告事件について犯罪の証明がないときは、判決で無罪の言渡をしなければならない。
→これも百回読んだ後、「何故」「なんのために」この条項が設けられたか、その意義を自分の頭で考えてみよ。

＞「百回読め」

　ご指摘の条文によって、拙文を何ら変更する必要はありません。

　政治家が政治責任を問われて国民やマスコミから辞職を迫られることは、憲法にいう「生命」「自由」「その他刑罰」とは関係なし。

　刑訴法336条は､政治問題の論議とは関係なし｡

>>06さま(追加)
＞憲法50条には「不逮捕特権」が記されています

　小沢は「逮捕」されたわけではありません。憲法には議員の「不起訴」特権は規定されていません。

本当に読者がみかぎってるようですね。

きっと悪あがきなのでしょうが、
ますます落ちていきます。
きわどい事を良しとするなんて低俗です（笑）

全く不買で潰したいですね。

ところが新しい学習指導要領の国語と社会に「新聞活用」が明記されたそうです。
新しい学習指導要領は小学校では2011年度、中学校では2012年度から実施されるそうです。
今日読売新聞の広告が投げ込まれました。
だから新聞は菅氏を勝たせるために夢中だったんですね。
新聞は購読料が減って菅氏に泣きついたのか？
菅氏は勝たせてもらうのに取引したのでしょうか？
こんなの何時決めたんだ！
新聞でもＴＶでもこんな事見ていない！
誰か見た人いますか？

朝日のクズ新聞は、発行部数はどれくらいなのですか？
生命線以下ということは、あのゴミ産経よりも下と言う事ですか？
あと、もし分かるようなら今現在の読売の部数は分かりますか？

>>02
>小沢擁護者は、検察審査会の議決をも非難しているが、そもそも検察審の権限強化は、民主党も賛成して成立したものである。
>小沢がそのとき国会欠席せずに賛成投票したかどうかまでは知らないが、まさに“自縄自縛”というべきだろう。

そうではない。論旨がすりかわっている。

この文章は検察審査会の議決に対する批判である。
検察審査会制度自体の批判というよりも、今回の如何にも恣意的な、偏った、しかも検察審査会法違反の議決に対しての批判が主なのだ。
法改正当時、このような恣意的おろか違法な運用がされるとは、民主党議員らは想定だにしていなかっただろう。

今回のようなことが行われる以上、この制度を改めていく必要性があるのが筋だ。

>>08
>その国民のかなり多数が「小沢やめろ」と言っています｡その声を､『天声人語』が代弁するのは､決しておかしいことではないでしょう｡

その前提である胡散臭い世論調査(詐)自体が信用ならないのだ。
今回の小沢さんの一連の強制捜査や議決の内容などを、どのくらいの国民が知っているのか。
そのことを、朝日新聞をはじめ大マスコミがどのくらい報道しているのか。

>今､一々正確な固有名詞を調べるのは面倒なので省略しますが

例示ができないから逃げているだけだろ。

>今までに有罪確定前に辞職した自民党をはじめ多くの議員も､辞める必要は無かった−ということを主張されているのですか

そのとおり。
しかし、議員が自発的に辞めたケースは、本人の判断だからしょうがない。

小沢さんのケースは、そもそも有罪になる要件がゼロだ。つまり冤罪。
だから、辞める必要は無い。

>>16

>私はただの一国民です。貴方の議論からすると、小沢批判を持っている多くの国民は、みな“マスコミ関係者”になるのでしょうね。

そりゃ、みんな一国民だ。
しかし、>>02>>08のように、如何にも工作員風にマスゴミ擁護し、他のコメント者にからんでいる有り様は、マスコミ関係者のごとく写っただけだ。
短絡的に、小沢さん批判＝マスコミ関係者と持っていく>>16の思考は単純といわざるを得ない。

ただ、マスゴミに騙されている、洗脳されているという意味では、
マスゴミ洗脳者（いわゆるB層)と言えるかもしれない。

>>21

>政治家が政治責任を問われて国民やマスコミから辞職を迫られることは、憲法にいう「生命」「自由」「その他刑罰」とは関係なし。
>刑訴法336条は､政治問題の論議とは関係なし｡

>>19の書いていることが理解できないからといって、議論をすりかえるんじゃない。
>>19は「適正手続の保障」「推定無罪原則」のことを言っている。

政治問題に対していっているのではない。

つまり、朝日新聞の一方的な論陣にのっかり、推定無罪なのに辞めろを言わんばかりの考え方に対して、ちょっと待てと言っているのだ。

それに、小沢さんは政治責任を問われているわけではない。
なぜなら冤罪だからだ。
刑訴法336条も、憲法31条の関連で挙げているんだ。

冤罪に対し、容疑者のように扱っている大マスゴミは、どのような責任を取るのか。

>小沢は「逮捕」されたわけではありません。憲法には議員の「不起訴」特権は規定されていません。

憲法50条
「両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があれば、会期中これを釈放しなければならない。」

書いてあるな。
解釈ではなく、条文上に明記してある。

無知をさらけ出して、恥ずかしくないのかね、バイト君。

＞バイト君、君はピックル所属かね

何を言ってるの？と思ったら､どうやら先の私の投稿4件が昼夜連続しているので､「無職」と思ったのでしょう｡たまたま､その日は休暇で在宅していただけです｡

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＞恣意的おろか違法な運用がされるとは、民主党議員らは想定だにしていなかっただろう。

　今回のが「恣意的、違法」かどうかの議論は別として、国会議員が「想定だにしていなかった」では困るのです。検察審だけでなく、裁判員制度についても、立法当時からそういう危惧はマスコミでも多く指摘されていました。

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＞一連の強制捜査や議決の内容などを、どのくらいの国民が知っているのか。

　詳しく知らない人も多いのでしょうね。しかし、阿修羅の小沢擁護論を書く人に対しても同じように問いたい気はします。“推定無罪”という単語だけに飛びついている人もいるでしょう。一般に政治問題は難しいですが、多くの人が理解を深めるほど、民主主義の質は高まるでしょう。いずれにしても、情報を詳しく知るためには、マスコミ報道は欠かせません。阿修羅掲示板には、議決要旨も載っていませんからね。

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＞例示ができないから逃げているだけだろ

　逃げる必要などなく、面倒だからです。阿修羅でよく見る「菅」を「管」としたり、「仙谷」を「仙石」とするような誤りをしたくなかっただけです。

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＞小沢さんのケースは、そもそも有罪になる要件がゼロだ。つまり冤罪。だから、辞める必要は無い。

　それは貴方のお考えです。それと正反対に考える国民も多いのです。

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＞胡散臭い世論調査(詐)自体が信用ならないのだ

　信用するしないも自由ですが、私は“ネット調査”などよりずっと信用しています。多くのメディアの調査が、ほぼ似た数値傾向を示していることは“マスゴミ捏造”説では説明できないのです。

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＞政治問題に対していっているのではない

　私は政治問題を言っているのです。マスコミ報道も、司法上の有罪だと言っているのではなく、小沢の政治責任を言っているのだと思います。「推定無罪」だと言っても「政治責任は」別です。私が思う政治責任については、ここでは書きませんが、貴方が改めて「逃げている」などとおっしゃるなら、書きます。

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＞解釈ではなく、条文上に明記してある

　どこに“不起訴特権”が書いてありますか。貴方の読み間違いでしょう。

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＞無知をさらけ出して、恥ずかしくないのかね、バイト君

　忘れていたころに、拙文を読んで、長文コメントを下さり､ありがとうございました。“答弁漏れ”があれば、ご指摘下さい。

　ただ、いくら阿修羅上の論議であっても、あまり汚い言葉はやめましょうね。そういえば、先日国会質問で、自民党女性議員の質問に対して、菅が「言葉が汚い」と言い返したが、実は過去の管自身が随分汚い言葉を使っていることを、どこかのテレビが例示していました。

マスコミの伝統的手法ですね。

この戦後から続く「検閲・洗脳・空気作り工法」は現在も変わることなく継続中と云えるでしょう！

もうこの辺でこの手法に引っかかるのは辞めましょう！

マスコミが空論を無人の浜辺で海に向かって騒いでいるうちに、真実で国中を覆い尽くし空気を作り上げマスコミの「裏」を掴みましょう！