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検察の犯罪・不祥事原点は小沢一郎氏周辺捜査だ (植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/10/senkyo97/msg/381.html
投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 10 月 11 日 12:16:46: qr553ZDJ.dzsc
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-f990.html 
2010年10月11日 (月) 11:45

検察の犯罪・不祥事原点は小沢一郎氏周辺捜査だ 


検察の犯罪がようやく明るみに引き出されつつある。

 厚生労働省村木厚子元局長の刑事事件裁判では、村木厚子氏がまったく無実潔白であったにもかかわらず、検察当局のねつ造によって犯罪者に仕立て上げられていた事実が判決で明瞭に示された。
 

 公判に出廷した関係者が真実を述べて、村木氏の無実の主張が裏付けられたからである。
 

 また、証拠物とされたFDに記載された文書更新期日が村木氏の無実を証明する形で開示されていたことも重要な物証になった。
 

 このFDについては、開示資料とは別に返却されたFD本体の最終更新期日が大阪地検特捜部の主任検事であった前田恒彦容疑者によって書き換えられていたため、証拠改ざんの犯罪で前田容疑者が逮捕されるとの付録まで付いた。
 

 村木氏の無実が明らかにされたことは喜ばしいことだが、無実が明らかにされたのは、検察ストーリーの破綻をもたらす文書更新期日が明らかになったこと、関係者の証言が得られたことなどの条件に支えられたものだった。
 

 逆に言えば、関係者が法廷で真実を語らない場合、真実を語ったとしても裁判所が法廷での証言よりも検察官が作成した供述調書を重視する場合、無実を証明する物的証拠が提示されなければ、無実であるにもかかわらず有罪とされる可能性があったということになる。
 

 現実の裁判、犯罪立証では、まったく信用性のない証人が証言台に立ちウソの証言を行うことが少なくない。検察が現職警察官などを証人として申請し、認められると警官が嘘八百を並べることなどは日常茶飯事である。「うそつきは警官の始まり」と呼ばれる状況が存在する。
 

 また、共犯者などとされる関係者が密室での取り調べにおいて、「検察のストーリーに乗って供述調書を作成する、あるいは法廷で証言すれば、実刑ではなく執行猶予になる」などの「司法取引」の言葉に応じて真実とは異なる証言をすることも非常に多いと考えられる。
 

 こうして冤罪が生み出されるのだ。
 

 したがって、冤罪を生み出さないための、基本中の基本は、取り調べ過程を全面可視化することなのである。逮捕されて取り調べを受けている前特捜部長などが全面可視化の要求を声高に求めていることが、全面可視化の必要性を如実に物語っている。


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 検察の不正、犯罪がようやく取り上げられるようになったが、一連の検察不祥事のなかで最大の問題は、小沢一郎氏周辺に対する無理な捜査および立件であると思われる。
 

 一連の検察騒動の端緒になったのは、2009年3月3日の小沢一郎氏公設第一秘書大久保隆規氏の逮捕だった。容疑ならびに起訴事実は、新政治問題研究会および未来産業研究会からの献金を事実通りに記載したことが、「虚偽記載」とされたことだった。
 
 ところが、2010年1月13日の公判で、西松建設元総務部長が証言し、二つの政治団体に実体があったことを明瞭に証言し、大久保氏にもそのことを伝えていたとの重大な事実が判明した。つまり、大久保氏の逮捕、起訴は冤罪であったことが明らかにされたのである。
 

 そこで、検察は1月15日、別の犯罪を仕立て上げて大久保氏をはじめとする3名を逮捕した。2004年と2005年の収支報告書に虚偽記載があるとの指摘だった。
 

 しかし、その内容は、不動産取得の時期の「期ずれ」などで、常識的な判断として、犯罪性のかけらもないものだった。
 

 マスゴミは、これらの記載の背後に水谷建設からの裏献金があるのではないかとの憶測に基づく無責任情報を氾濫させたが、検察による数次にわたる強制捜査によっても犯罪事実は立件されなかった。
 

 刑事事件における鉄則は、間違っても無実の人間に罪を着せないこと、冤罪を生み出さないことである。犯人を取り逃がすことよりも無実の人間に罪を着せることの方が、人権尊重の視点から、はるかに重大であるとの判断が底流にある。
 

 この視点に立てば、検察捜査もマスゴミ報道も、この基本原則から大きく逸脱していることは明白である。
 

 さらに、この過ちを拡大しているのが検察審査会である。
 

 これらの誤った検察行動がなければ、小沢一郎政権が誕生し、日本政治構造刷新がいま、大胆に進展しているはずであった。歴史の歯車を根底から狂わせてしまったのが、検察とマスゴミの暴走であった。
 

 検察問題を掘り下げるなら、まずは三三事変、一一五事変、四二七事変、一〇四事変を、しっかりと検証することが不可欠である。


───

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コメント
 
01. taked4700 2010年10月11日 12:49:56: 9XFNe/BiX575U : lGNDKvYXUp
全面可視化も確かに重要ですが、例えばトイレに行っている時に「これを話せば、執行猶予が付くぞ」と言われたり、全面可視化と言ってもその他の場面でいくらでも同様のことができるという話もあります。

それよりは、調書自体を自分で書く、つまり、取調べ側が調書を書き、取調べを受ける側が単に同意のサインをするのではなく、取調べを受けた側が自分の意志で調書の文章を書くという形のほうがいいのではないでしょうか?

これなら、検察側の抵抗も少ないはずです。まずはこれから始めて、そののち、全面可視化をやればいいと思います。


02. 2010年10月11日 12:52:24: jfFAZGb6iI
三三事変……大久保隆秘書の逮捕
一一五事変…石川知裕議員の逮捕
四二七事変…小沢一郎議員に対する検察審査会による一回目の「起訴相当」
一〇四事変…小沢一郎議員に対する検察審査会による二回目の「起訴相当」

ですね(間違ってたら訂正してください)。

中村てつじ氏が「一一五事変」について動いております。
「物証が出たという報道がない」
http://twitter.com/#!/NakamuraTetsuji/status/26946483801

「単なる「期ズレ」で代議士が逮捕・起訴されるのであれば、政治資金規正法違反事案で捜査の公平さはなくなり、検察の裁量で恣意的に政治家が抹殺されることに繋がりかねない」
http://twitter.com/#!/NakamuraTetsuji/status/26946963855

中村氏、がんばってください。もちろん石川氏も。
検察ごときに「国民の声を議会に届ける代表者」が抹殺されてたまるもんか。ここは民主主義の国なのだから。


03. 2010年10月11日 15:57:02: Zuo9mHMINl
とにかく検察は、郵便不正料金事件の前田犯罪を契機に、地検から最高検まで検察全体の組織責任を、強力な捜査能力と権限を持たせた第三者捜査機関を設立して徹底的に追求しなければダメだ。そうして抜本的な検察・法務省改革、裁判所改革までに結びつけねばならない。
前田犯罪をトカゲの尻尾切りで幕を引く矮小化は絶対許さない。
この機会の手を緩めたら、子供代まで今後数十年と暗黒社会が続くことになる。

04. 2010年10月11日 17:42:53: Nzj1xlX8Ak
強力な捜査能力と権限を持たせた第三者捜査機関を設立して

そんなもの創って、そこが不正したらどーすんのよ?
更に強力な捜査機関でも創りますか?
ばかばかしい

既存のシステムでも活用すれば役立つものがある
例えば今は全く機能していない検察官適格審査会
例えば三権分立 司法=裁判所vs行政=検事総長≧検察組織vs立法=国会議員 の緊張感ある関係
 この中には指揮権発動の正しい理解と適宜実施がある
・・・etc.

この国の国民は国のシステムについて無知過ぎ


05. 2010年10月12日 11:03:22: Zuo9mHMINl
60年間でたった一人の検事の罷免、それも不祥事審判などでなく行方不明検事という体たらく。そんな年間予算16万円の検察官適格審査会がまともに機能すると思うとは。三権分立が機能してると思うとは。最高裁と検察のズブズブを知らないとはなんたる認識。
この国の国民は国のシステムの腐敗状態に無知すぎ。

犯罪を行いあるいは容認している当事者(司法も検察も法務省もすべてグルなのは、様々な証言やここまで露骨に白日下に晒されていればいちいち説明せんでも判るだろう。もちろん菅売国政権主導の議員らも同様である)が捜査・検証することなど不可能なのは言わずもがなである。泥棒が泥棒を捕まえると考えるほどお目出度い話しは無い。これまで何十年そういう茶番をやってきたか振り返ることだ。

これまで前例は無いとしても、本気で解決しようと思えば、犯罪者連中に秘密裏に設置させず衆人環視(強力な圧力)主導で設置する強力な捜査能力と権限を持たせた第三者機関が徹底的にやらない限り、トカゲの尾っぽ切りで終わり悪が温存されてきたのは歴史を顧みればバカでも判る。

私がこれまでコメントしてきたことを読んでから言ってもらいたい。


06. 2010年10月12日 19:18:38: Tl9Ki2w10I

最高裁と検察の依存関係に、
内閣の政敵つぶし、政権交代つぶし道具が「検察」。
三権分立の液状化・・・・ズブズブ関係。
マスコミの元検事、元特捜、弁護士が、検察擁護発言・・・ああ〜
暴走のチェックどこでやるの?
ネット族かい〜

07. 2010年10月12日 20:58:34: mp6fw9MOwA
検察の犯罪の原点は小沢問題の筋書きを書いて捜査させた事だ。
同様に村木事件でもこの事が言える。
大阪地検のトップに指示を出した人がいるのでhないか。
その意向を汲み、前田が捜査を担当したが、良き解を得られずプレシャーに負けて証拠を改竄したと考えると分かりやすい。
筋を書き、それに合わせて捜査し、矛盾点が出たら修正し完成させるとの手法は、筋を書いた人が捜査も行えば正しい。
しかし、筋書きが上からの押し付けで有れば、矛盾点が分かっても、それを解決するのが優秀な検察官と言われて、上司の筋書きを否定できるかの検証が必要である。
検察の捜査にはトップが筋を書いてその捜査を部下に押し付けるとのカルチャーが有るのではないだろうか。この辺の検証も不可避である。

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