改ざん事件、公判部長が疑惑把握　検事正らに報告せず （共同４７ニュース 2010/10/17 18:22 ）
http://www.47news.jp/CN/201010/CN2010101701000447.html

　厚生労働省文書偽造事件の公判を担当する大阪地検公判部長が今年１〜２月、部下の検事から特捜部の元検事前田恒彦被告（４３）＝証拠隠滅罪で起訴＝による証拠改ざんの可能性について報告を受けていたことが１７日、検察関係者への取材で分かった。

　公判部長はその後、前特捜部長大坪弘道容疑者（５７）＝犯人隠避容疑で逮捕＝に対応を一任し、検事正らに報告しないまま、厚労省の元局長村木厚子さん（５４）＝無罪確定＝の公判を続けた。

　公判部長は共同通信の取材に「すべて最高検に正直に話しており、何らやましいところはありません」と釈明。最高検は公判部の対応について検証を進めている。
（引用おわり）

「やましくない」、ではなくて、「公判を続けた」、ところが問題なのですが。
　

コメント
01. 2010年10月18日 12:58:11: QXVaulDOhs これも検察関係者のリークでしょうから、大阪地検公判部長も逮捕されるんでしょうかね。その地ならしのリークかも知れませんね。
02. 2010年10月18日 18:57:29: Zuo9mHMINl 「検事正に報告していない」ということで、地検トップ（検事正）と最高検に責任が及ばないようしたいと言うことか？公判部長とトップ及び上級庁が口裏合わせをしている可能性がある。 上村局長にはＦＤがなくても十分な容疑（公判でバレたでっち上げ供述書）があったなどと、検察は言っているがでっち上げ供述書に対する過信に過ぎない。でっち上げは検察が自覚しているのだから、いざと言うときはＦＤが重要なことも当然自覚している。でっち上げする場合こういう二段、三段構えは常識だ。 上村局長の事件は「局長の部下への指示の有無」が最大の争点である。その決定的物証がＦＤでり、ＦＤの日付はでっち上げ供述書の成否を決める最重要物だ。そんな重要証拠物の改竄が、証拠・資料を目の前に各段階で逮捕協議する決裁ライン（検事正→高検検事長→最高検）に報告されず、公判部長以下の現場レベルで留め置かれたなどと誰が信じるか？ 投稿記事の流れから見て、検察はなんとしても組織全体に責任が及ばないようにしていることが明らかになりつつある。 法相傘下の見せかけ（身内が解明出来るわけがない）の第三者検討委員会などでなく、ここはどうしても、可視化議連など国会議員（国民）が主導する、強力な捜査権限を持たせた第三者機関による、地検から最高検に至る徹底的な組織犯罪の解明が絶対必要だ。

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