その 1

中学生22名を乗せた大型バスが交差点の中央近くで右折のために待っていたところへ右側から白バイが突っ込んできて衝突、その警官が死亡した事件です。

運転手は右折のために止まっていたところへ、白バイが猛スピードで突っ込んできたと言い、同乗の生徒達も、先生も止まっていたことは証明し、右の窓際に座っていた一人の男子生徒は丁度白バイが突っ込んでくるのを目撃したと証明しました。

ところが、1審で採用された証拠としては、其のとき対抗斜線を走ってきた同僚の白バイの警官の意見を取り入れて、バスが進入してきて白バイと衝突した事にされて、運転手は禁固1年4ヶ月の刑罰を言い渡されました。業務上過失致死にもとわれ職も辞すことになりました。

生徒がはっきりと止まっていたことを証明し、当時付近を走行していた他の自動車の運転手も、遠目であるが、動いていたようには思わないと言っています。
第一、交差点に右折をするために進入する場合、衝突によって死亡をきたすようなスピードで入るわけがありません。

事故の場所は殆ど交差点の中央なのです。
ところが事件から8ヶ月過ぎて、警察はバスが急ブレーキをかけた証拠とタイヤ痕の写真を提示しました。
1ｍあまりのタイヤ痕など、それなりのスピードが無いとつく訳がなく、この事件を取り上げていたメディアによって再現実験も行われました。

それによると交差点に入る通常と思われるスピードで急ブレーキをかけてみても、たかだか30ｃｍくらいの、それもよほど見なくては解らないくらいの痕跡よりつかなかったそうです。

こう言う状況説明がありながら、生徒や他の目撃者の後述調書は殆ど裁判には用いられることはなく、一部の生徒（窓際には座ってなかった）の口述も其の生徒の意に反した形で採用しました。

全ては、対抗斜線を走ってきた同僚の警官の言うなりとなったようです。

警察のデッチ上げである事は明白なのですが、控訴した高裁も殆ど審議せずに地裁を支持しました。
今回報道があったのは、最高裁の判決が出たからです。
最高裁では、30分くらいの審議1回で、却下の結論が出たそうです。

警察と司法界がこぞって、一人の無実な人間を罪に落としいれた例なのです。
たかだか、事故で無くなった同僚警官の名誉、おそらく保険など金銭関係の優遇が目当てと思われますが、そんなことのために、人の人生を踏みにじりました。

本人は、今頃、刑に服しているでしょうが、インタビューに答えて、出てきてからも生涯をかけて不正と戦うと言っていました。
自分は何もして無いのに、ただ交差点で右折のために止まっていただけなのに・・・

皆さん、こんなことが現実に起きているのです。
幸いにも、彼を支援しているメディアもあるようです、事件は終わった訳ではありません。
直接の支援は出来なくとも、このような官憲の横暴を糾弾し、彼を励まそうではありませんか。

その 2

証拠写真について、弁護側やメディアが公開を要求しても一部の写真の公開以外は応じなかったようです。

結局は裁判が結審してから全てが公開され、それを見た関係者が、写真の不合理を見つけたが、肝心の裁判が結審してしまっているので後の祭りの様だったそうです。

また、事故直後の検証で、白バイの破片（ﾌﾟﾗｽﾁｯｸ類）がバスの前面に散らばっていつ写真があり、それにより白バイをバスが跳ねたことになっていたようですが、
実際に証拠写真を解析して、光の反射などから、極微細な破片がバスの車体の下に見えるそうです。

これは、事故直後、駆けつけた警察官が白バイの衝突位置をずらすために散らばった破片を故意に移動させたが、肉眼では見えにくい部分は気がつかなくて実際の衝突位置に残っていたということのようです。

白バイがバスの先端に跳ねられたか、バスの胴体に突っ込んで行ったかはどちらに過失があったかを見分ける重要な事のはずで、交通事故の処理になれている警官はとっさに思いつくことでしょう。

これを見られても、最初から警官の捏造があり、後は芋づる式に上層部が加担したことになります。

片岡氏の弁護団は、同上の中学生の聞き取りや、不合理な証拠を突きつけて、最高裁で争うことにしていたようですが、最高裁は全ての内容を無視し、数行の文章で棄却を申し立てたそうです。

この様に、警察、検察の捏造を示す数々の情報にも関わらず司法は粛々と冤罪を作っていったのです。
抗議のこえも、メディアの報道も全て無視し、押し通す傲慢な姿勢は、とても民主国家のそれではありません。

それも、高々一警察官を殉職扱いにし、手厚い保障をつけるために片岡さんの家族を犠牲にしたのです。
日本の司法を踏みにじったのです。

そして、この件でだれも責任を追及されてはいません。
このようなことが片岡さんだけに起きたとは信じることは出来ないでしょう。

その 3

日時： 2010/10/22 23:25
名前： 遂犯無罪 ID:3De6UtN.
参照： http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/

いや最近に新事実がでたようです
現場検証の際に運転席の片岡さんを写した　この時間が問題となっているのです
この写真には定期バスが写っており　これが撮影時間を特定できるというものです
これからスリップ痕の捏造が証明されます

この運転席にいる片岡さんの画像は工作されたものと主張している　つまりネガを見れば判明するのです
　

コメント
01. 2010年10月23日 13:05:14: ZTceO6aYDc 止まっていたか、動いていたかにかかわらず、優先道路を右折待ちのためにふさいだバスに非があるのは明白。
02. 2010年10月23日 13:25:02: kbjD6Oqr1Y 裁判所の検察との癒着が問題。 全体主義国家の司法と同じ。
03. 2010年10月23日 13:34:19: wNRuGIK4t2 証拠画像を捏造したということは、片岡さんの無罪を警察自身が証明したことになりませんか。 これでは町でチンピラに出会うよりも警察官に出会うことの方が恐ろしい。また車を運転していても、歩行者に注意するより、警察がいるかいないかの方が気になってしまう。
04. 2010年10月23日 13:56:01: LRkIGYPJRw >>01 は警察関係者だよな。もう、お前たちの言いなりにはならないぞ。 天罰は下るんだよ。
05. 2010年10月23日 15:35:44: DhtGT4Wu4U 　この事件の冤罪作成の動機は、個人の保険とかなんやらではなくて、一般道路を白バイの練習に使っていて、日頃から１００キロくらいのスピード違反を警官自身がやっていた組織犯罪を隠蔽するため。 　仲間内の検察裁判所なども荷担した点、特筆すべき事件である。
06. 2010年10月23日 16:50:01: nuTFj7zHJ6 では、公開する。 俺は、元雷族。 そして、改造マニア。 エンジンをチューンナップしてバイクを作ったら、交通機動隊が察知して性能テスト。 この時白バイで並走した、おまわりが言った言葉「本官が居ない時はやるな」 何だか分かるかな。 技術にトコトン興味あるのが、自分では実現出来ないライダー。 興味には、官も民も無いよ。 　横須賀たより
07. 2010年10月23日 17:26:54: nuTFj7zHJ6 もう一言、別に定年だから、官も名前公表しても良いがね。 名刺も残ってるし。 あっはは、此処で反論してみな。 ２gBc97V69Qくん。 　へっへへ
08. 2010年10月23日 17:43:10: hXBfPQY1nM 「高知県バス運転手事件｣は、テレビでも取り上げられ、その報道を聞く限りは、冤罪の可能性を強く思った。本投稿のように｢生徒や他の目撃者の後述調書は殆ど裁判には用いられることはなく、一部の生徒（窓際には座ってなかった）の口述も其の生徒の意に反した形で採用しました。｣や｢控訴した高裁も殆ど審議せずに地裁を支持｣ということになると、地裁や高裁の裁判官の｢著しい怠業｣になると思う。裁判官弾劾法には、｢職務上の義務に著しく違反し、又は職務を甚だしく怠つたとき。｣には、裁判官の罷免ができるとなっている。このような裁判官が、国民を今後も裁くとなると、いつ冤罪に巻き込まれるか分からない。 昨今の検察不信に加え、裁判所も不信の対象になってきている。冤罪製造装置に成り下り、それを正義と思っている検察官、裁判官は、早く目を覚まして欲しい。
09. 2010年10月24日 00:49:10: DrmwuuSW9A 日本経済が安定成長していた頃、「日本の警察は世界一」「日本警察の検挙率は世界一」というウソがまことしやかに流されたものだ。だが、何のことはない。そのプロパガンダの影で、どれだけの冤罪、取りこぼし、不当逮捕が存在していたか。何しろ、交通違反取り締まりの大半は、検挙率を上げるためにやっているのが実情だから。 テレビで流される刑事ドラマと警察24時（ヤラセ）と水戸黄門は、B層を体制派に洗脳するための警察プロパガンダドラマに他ならない。本当は、警察は正義の味方でも何でもないし、一般庶民を守ってくれない。警察こそ、悪の巣窟の集団である。 ＊つい最近も、東京地検を英雄扱いするドラマや、オカルトネタをまぜた二流刑事ドラマが、行きつけの銭湯のテレビで流された。非常に不快だ。
10. 2010年10月24日 01:30:37: ZE9Fuwz60c ＞01. 2010年10月23日 13:05:14: ZTceO6aYDc ＞止まっていたか、動いていたかにかかわらず、優先道路を右折待ちのためにふさいだバスに非があるのは明白。 どうすんの？ 直進の車が進めないじゃないか。 非があったとしたって、白バイが突っ込んで来なければ事故にならないじゃん。 大型バスが高速で突っ込んだら、白バイなんか、１００ｍ先へ吹っ飛んじゃうんじゃないのか？ ＞大型バスが交差点の中央近くで右折のために待っていたところへ右側から白バイが突っ込んできて衝突 これで、バスの運ちゃんが捕まっちゃうの？ 恐ろしい国だね。 そうか。それで、最近のバスには、監視カメラがつけてあるのか？ 犯罪でっち上げられたんじゃたまらんもんな。

11. 2010年10月24日 02:15:55: cNfDksEeyc 先日、パトカーの後ろに車をつけて運転していたら、制限速度４０キロの所を７０キロで走っていたよ。おそらく、この白バイもスピードの出しすぎだろう。 すべて、裁判所が悪い！
12. 2010年10月25日 12:44:14: ZTceO6aYDc >>10 >直進の車が進めないじゃないか。 そういうことだ、だから直進のバイクがぶつかった。現場は交通量が少ないところだ。バス運転手は、白バイが来る方向（バス運転手から見て右）を確認して車両が来ていなかったから優先道路の中ほどまで進んで停止し、今度はバス運転手から見て左を確認したら車両が来ていたので優先道路のど真ん中でバスを停止させた。つまり優先道路をふさいだんだ。その後、白バイが来たんだ。自己中運転手がよくやる２段階右折だ。左右共に車両が来ていないことを確認して一気に右折するのが本来の正しい右折方法だけどな。 >>11 >非があったとしたって、白バイが突っ込んで来なければ事故にならないじゃん。 そーゆーこと。白バイにも非がある。しかし、バスに全く非がない（＝冤罪）と見るのもどーかと思う。そういう話だ。
13. 2010年10月25日 13:15:06: ZTceO6aYDc 12だが、 「>>11」は間違い、不要でした
14. 2010年10月25日 17:06:57: MoJp1THWBI エンジンがかかっている車輌同士の事故は、絶対に100対0にはならない。 ところが、この場合はなぜか100対0でバスが悪くなっている。 これが、冤罪の一つ目。 つぎに、この責任率を白バイに有利にしようとしている疑いがある。 こでが二つ目。 客観的にみて、白バイが制限速度を守っていたのに事故になったということで矛盾が生まれているようだ。警察は、警官に正義があり、裏も表も清廉潔白だと思っていることが間違いだ。 個人的に、この運転手さんを応援する。彼は被害者だと信じる。 webに同じようにバイクでテスト走行した映像があったが、制限速度を遵守していたら、バスが道路を塞いでいても十分に停止できた。 つまり、停止できないほどの速度で走っていた→速度違反 または、制限速度でわき見運転をしていた→安全運転義務違反 先に居たのはバスなのだから、、 そうでないと、青信号で渡っていたおばあさんが、途中で赤信号になった場合は、ひいても良くなってしまう。 やはり警察は変だ。検察はもっと変だ。
15. 2010年10月25日 18:42:22: ZTceO6aYDc >>14 ＞なぜか100対0でバスが悪くなっている。 確かに警察による捏造の臭いはプンプンするが、だからって100対0でバス無罪って事はないだろう。完全な冤罪ってことはない。 ＞彼は被害者だと信じる。 被害者の側面もあるだろう、でも加害者の側面もある。「エンジンがかかっている車輌同士の事故は、絶対に100対0にはならない」ならばね。 関連して脇道になるが ＞エンジンがかかっている車輌同士の事故は、絶対に100対0にはならない これは損保会社の論理だよ。刑事レベルでは別の論理、といっても絶対に100対0になるということではない。 ＞先に居たのはバスなのだから どうしてバスの運転手を擁護する人は停止してはいけないところで停止していたことを無視するのかな。 駐停車禁止場所に先に止まっていた車に暴走車が突っ込んだら、暴走車だと言うだけで、駐停車禁止違反車の非はなくなるか？ もちろんそういうことはない。 ＞青信号で渡っていたおばあさんが、途中で赤信号になった場合は、ひいても良くなってしまう。 バスを青信号で渡りきれないおばあさんに例えるなら、その時点でアウト、整備不良のバスを運行していることになるから。
16. 2010年10月25日 19:36:47: MoJp1THWBI >> 15 ごもっとも。 事故というのは、異常な状態。 つまり、すべてが正常であれば、事故など起こらない。だから、100対0という結論はない。 100対0の可能性は、事故ではなく事件、犯罪になる。 だから、この件は白バイに過失がないということで矛盾する。 おばあさんの例えは、舌足らずでした、すまん。 つまり、自分が正しければ安全回避をしなくても良い、などという理屈はないことを言いたかった。 白バイは法定速度でキチンと走っていた。なのに、バスにぶつかったのは、バスが全面的に悪い、というのは納得がいかない。 俺は、以前に冤罪になりかかったことがある。偶然幸運にも証言者がいたので、無罪放免になったが、とにかくひどいものだった。 警察は犯人を捕まえるのではなく、犯人を作るところだ。
17. 真実の声 2012年3月14日 01:10:03 : Wdfd01xWNv4Kk : upOxFx0iVw 警官相手に事故を起こすと、こういうことになる。 やくざそのもの。 警察、裁判所とは、恐ろしいところだ。 良心のみじんもない。
18. 2013年3月05日 06:33:37 : OiAJXL8WnY 裁判官が警察検察に絶対服従を誓っているのはなぜ故？

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