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実態がナゾだらけ「検察審査会」メンバーはホントに存在するのか?(週プレNEWS)
http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/552.html
投稿者 pochi 日時 2010 年 11 月 02 日 09:01:12: gS5.4Dk4S0rxA
 

実態がナゾだらけ「検察審査会」メンバーはホントに存在するのか?週プレNEWS
[2010年11月01日]


東京地検特捜部が、民主党・小沢一郎氏を不起訴処分にしたのは、今年2月のこと。4月には一般市民からなる検察審査会の1回目の審査が行なわれた。その議決を受けて検察は再捜査したが、嫌疑不十分でまたもや不起訴処分に。しかし、検察審査会は引き下がらず、9月に2度目の審議を行ない、今度も「起訴議決」を出した。

小沢氏を起訴へと追い込んだ検察審査会、そのナゾだらけの実態を、週プレ記者が追った!

平均年齢をめぐるふたつのナゾ

検察審査会で「強制起訴」が決まり、民主党・小沢一郎元代表が法廷に出るのも時間の問題となった。

それにしても、強制起訴にいたる検察審の対応には、いまだ釈然としないものがある。その最たるナゾが、この事件を担当した東京第5検察審査会メンバーの平均年齢にまつわる一件だ。

強制起訴の議決を公表した10月4日、審査会事務局は検察審メンバー11人の平均年齢を「30・90歳」と発表。
すると、「審査員は選挙人名簿から選ばれるはずなのに、平均年齢が若すぎるのでは?」という指摘が殺到したため、事務局は再計算の結果を「33・91歳」と訂正した。その理由は「37歳の審査員の年齢を足し忘れて、10人の合計年齢を11で割っていた」というもの。

しかし、ここでも事務局はミスを犯す。37歳を含めて再計算しても「33・91歳」にはならないのだ。その理由について事務局は、「最初に公表した『30・90歳』がそもそも間違っておりました」と答えている。

最終的に「34・55歳」に落ち着いたのは、当初の発表から実に10日もたってからだった。検察審査会は、11人の審査員の平均年齢を出すのに、10日間もかけていたことになる。

問題はそれだけではない。

「2度の修正はお粗末すぎますが、それだけなら単純な『事務的ミス』で済んだはず。問題は、計算し直された平均年齢が、なぜか半年前の1回目の議決のときと同じ数値であること。1回目と2回目で審査員メンバーが替わっているにもかかわらず、『34・55歳』という数字がピタリと一致しています。こちらの計算では、そんな若いメンバー構成が2度も続く確率は0.1%以下。これはあまりにも不自然です」(全国紙政治部記者)

こんなことが起こるには、メンバーが実は1回目とまったく同じか、あるいは意図的に年齢の近い人をそろえたのか……いずれにせよ検察審の運営上、問題があることに間違いない。

検察審査員OBのA氏が言う。

「今回の小沢検察審は、あまりに透明性がなさすぎます。平均年齢の公表で初歩的なミスをしたのだから、せめて審査員11人全員の性別や年齢だけでも公開すべきです。メンバーが入れ替わってるはずなのに、平均年齢が同じになるなんて、何かあるんじゃないかと勘繰ってしまいます」

てなわけで、この審査会の運営を担当した東京第一検察審査会・総務課の手嶋健課長を直撃した。

――平均年齢が小数点以下までそろうなんて、やっぱり間違いなんじゃ?

「いいえ。その後、課内の職員全員で検算していますので、間違いはありません! 若すぎるのでは?と言われましても、たまたまそうなったとしか言いようがないんです」

だが今回、「小沢を起訴すべし」の議決を下した審査員について、事務局が公表しているのはこの平均年齢のみ。

――せめて、審査員の年齢と職業くらい公表してもいいんじゃないの?

「こちらで把握しているのは選挙人名簿に記載されている氏名、住所、生年月日のみ。その中から何を公表するかは審査員たちが決めることなので、こちらから教えることはできません」

でも、37歳の人がいることは公表したわけでしょ? なのに、他の人の年齢は公開できないの? それとも37歳は審査員が「公表していい」と決めたわけ?

――だいたい、審査員は国民を代表して会議に参加したわけでしょう。それなら、われわれにだって知る権利はあるはずでは?

「私たち事務局はすべて審査会の決定に従うことになっていますので……」

検察審査員は、いるのか、いないのか?

――では、審査員の選び方は?

「くじです。パソコンでワンクリックすれば結果が出てきます」

――クリック一発で?

「裁判所が管轄する自治体の有権者名簿からパソコンを使ったくじで、毎年秋に翌年一年分の候補者400人を選びます。ただ、通知を受け取っても70 歳以上や学生、過去5年以内に審査員や裁判員を経験した人などは回答書で『辞退したい』と申し出て、こちらの資格審査を通れば辞退することもできます」

――資格審査は誰が?

「前任の審査員です」

――審査員? ってことは、一般人が審査員を選んだわけですか?

「そういうことになります」

――その資格審査は何をもって候補者を絞り込むのですか?

「通知と一緒に送付する質問票への回答で判断します」

――ぜひその質問票を見せてください。

「それはちょっと……手元にないので見せられません」

――審査方法も審査基準もわからない。せめて、審査員の肉声を知りたいので議事録を見せてください!

「議事録といったものはつけておりません。会議の実施日時や参加者を記録する会議録ならありますが……」

――議事録がない! てことは、審査員の誰が何をしゃべったか、一切記録に残っていないってこと?

「そうなります」

――えーっ! 重要な資料になるはずの議事録を残していないなんて。

「それは検察審査会法に明記されておりませんので……」

――誰が何をしゃべったかなんてどーでもいい話だと……。じゃ、会議は何月何日に計何回行なわれたの?

「それも答えられません」

審査員の顔も見えなければ、声も聞こえてこない。議事録もなければ,会議の開催日程もわからない。こんな審査会に小沢氏は裁かれたのか……。

――そもそも、手嶋さんは審査員の姿をその目で見たんですか?

「あの日、廊下ですれ違った人が審査員だったんじゃないか、と」

――はぁ!?

「ただ、選任された審査員にはそれぞれ『検察審査会法に則り、公平・誠実に審査を行ないます』と宣誓してもらい、宣誓書も提出してもらいます。その際、宣誓書を受け取った担当者がいます」

――ぜひ、その人に会わせてください!

「それはできません」

――なぜですかっ!?

「担当者には会わせられません」

――じゃ、会議がどこで行なわれたのかも……教えてもらえませんね?

「そのとおりです。教えられません」

――審査員はホントにいたの?

「いた……と思います」

――思いますって(苦笑)。その審査員に足はありましたか?

「……」

審査員の実像を求めて事務局に乗り込んだものの、結局2時間のやりとりの末にわかったのは、審査員の要望の名のもとに、「何も教えられない」「見せられない」という事実だけだった。そもそも、なぜ彼ら(事務局)はこれほどかたくなにすべてのことを隠そうとするのか? 前出のA氏が言う。

「私が数年前に担当した詐欺事件にかかわる案件で、審査の途中、実際に捜査に当たった検察官の説明を聞く場面がありました。話に迫力があり、それもあってか、その後の会議は検察寄りに流れていったのを覚えています。一方で被疑者側の話を聞く機会は一度もなく、『これで本当に議決を出していいのか』と真剣に悩んだものです」

まさか審査員を“ある方向”に誘導している……? 密室の中でそんなことが行なわれていることを隠すために、事務局は審査員の姿を見せまいとしているのか? そう疑われても仕方がない。

http://wpb.shueisha.co.jp/2010/11/01/919/  

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コメント
 
01. 2010年11月02日 09:25:05: tdKmsOMFkk
日本の「腐敗」はここまで進んでいる。「政治と金」の問題こそ蜃気楼。

02. 2010年11月02日 09:39:47: KLT08CD8lU
 ならば、法律のド素人の審査委員が、プロの検察陣より権力が上となる?
最高権力者を自負する官僚の掟では、民間人が官僚の決定に口出すことを最も嫌がるはずだが、この検察審査会に限ってはそうでない。
 やはり、足が無い連中だ!

03. 2010年11月02日 11:42:11: XIgeXz433s
 全国に、検察審査会の事務職員が、2000名以上いると言われている。職員の平均年齢は分からぬが、退職引当金、福利厚生費を含めた人件費を考えると、年間100〜200億円支払われていると思われる。一体、職員の業務は如何なるものなのか。投稿の内容が事実ならば、ムダ以外何物でもない。
 また、審査員、弁護士に支払う日当を含めたならば、年間どのくらいの税金が使われているのか。このように不透明な検察審査会に多額の税金が使われているのかと考えると、「ふざけるな!」と言いたい。
 さらに、不透明な日当ほど「裏金」作りの温床になりかねない疑惑も生じてくる。会計検査院は、キチンと検査を実施いるのか、はなはだ疑問である。検察審査会は、治外法権になっているのではないか。
 検察審査会の実体調査が進めば、不正がボロボロ出てくると思われる。だからこそ、職員が審査会内容開示を拒否しているのではないか。しかし、早晩、不透明な税金の使われ方は、明らかになるであろう。



04. 2010年11月02日 11:51:13: DhtGT4Wu4U
 小沢氏が承認喚問に応じるとしたら、喚問の終わりに20分でもいい、自らのこの事件に対する感想を述べる時間の確保を条件とすることだ。そして、さまざまな事件の疑問点を洗いざらいぶちまけることだ。
 そんなことをされては困る勢力がメディアをはじめ大勢いる訳だから、あるいは、喚問事態が沙汰止みになるかもしれない。

05. 2010年11月02日 11:52:06: kbjD6Oqr1Y
裁判所が、信用できない。
日本は、先進国でない。
民主の政権閣僚の程度の低さ。
亡国の空き缶内閣。

06. 2010年11月02日 19:47:49: CytKqHFhaU
情報?ですよね。

受け取る人々の問題なのでしょう。

なんて 苦しい世の中に成り果てたのか。

我が家には、ねこ、わんこ、人間 居ない。

自然あるのみ。

それすら、これから どうなるの?


07. 2010年11月02日 22:15:54: hVMQMcdtqU
市民が情報公開する手立ては、ないのでしょうか?
これだけ不透明な機関に、小沢先生が起訴されたなんて
到底承服できません。

08. 2010年11月03日 00:12:23: J0o6rialnc
>07. 2010年11月02日 22:15:54: hVMQMcdtqU さん
誰かが検察審査会には誰にも暴けないように何重にもくさびが打ち込んであるというので私も検察審査会とか言うものをちょっと見てみました。

第26条 検察審査会議は、これを公開しない。
第44条 検察審査員、補充員又は審査補助員が、検察審査会議において検察審査員
    が行う評議の経過又は各検察審査員の意見その他の職務上知り得た秘密を
    漏らしたときは、6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

誰かがこれを書いていましたからを見てみました。
なるほどこれでは絶対取れないくさびです。
でも悪法はやっぱり、正すべきです。

それではこれから 検察審査会法 なるものを私もざっと読んで見ようかと思います。
しかし便利な時代になったね〜。
私のような法律オンチでも字さえ読めれば 検察審査会法 なるこんな厄介と思われるものも読んで調べる事が出来るんですから。


09. 2010年11月03日 07:58:37: tYXzDOfLsA
検察審査会法に詳しい方おられましたならば、ご教示ください。
マスコミなどが、4月に小沢起訴相当を議決した検察審査員が、9月の議決にも半数近く、参加したように報道していましたが、以下検察審査会法では、4月の審査員は第一群ですので、9月には誰一人残っていない筈です。
例によって、マスコミの虚偽報道でしょうか?

第14条 検察審査員及び補充員の任期は、第1群については2月1日から7月31日まで、第2群については5月1日から10月31日まで、第3群については8月1日から翌年1月31日まで、第4群については11月1日から翌年4月30日までとする


10. 2010年11月03日 13:29:21: SPtnMDxJ8A
>>09
さま

今回の第五検察審査会に限って、
@4月に小沢起訴相当を議決した検察審査員が7月31日に任期が満期になる。

A富士ソフト製のパソコンソフトによる「公正なクジ引き」と称する事務局の作業で統計的に殆どありえない「偶然」で半数以上が「タマタマ」もう一度選ばれた。

B一度、小沢起訴相当議決をした審査員が今回の審査員の半数以上「11人中6人以上」もう一度、8月1日に就任して(経験者がリーダーシップを発揮して)審査を行い、新任の審査員の2名以上を起訴させる方向に巻き込んで起訴議決。

ということではありませんか?

新聞報道通りなら、(1回目11人、2回目8人?で)重複を除けば、
今回、小沢起訴議決した審査員の延べ人数は、
11人+2人=13人 では?

検察審査会法第8条の5に
第八条  次に掲げる者は、検察審査員の職務を辞することができる。
五  過去五年以内に検察審査員又は補充員の職にあつた者
とあります。

「辞することができる」ということは、逆に言えば「辞退しなければ、クジで選ばれれば何度でもできる。」となります。

再度選ばれた人が自分から辞退を申し出なければ、同じ審査員が何度同じ審査を行っても違法ではありません。

今回は珍しく、「正しい報道」だと思います。

だから、確かに事務局員の言うとおり「やましいこと」=「違法なこと」はやっていないのですね?

今回の第五検察審査会の審査に限っては、「宇宙から巨大隕石が落ちてきて地球が滅亡する」くらいの確率の事象でもゼロでなければ、何度でも平気で起きますから何があっても不思議ではありません。

この不思議なパソコンソフトのソースリストはいったいどうなっているんだろうか?

マスコミが1回目と2回目の延べ人数を報道してくれたら、上記の内容に確信が持てるんだが?


11. 2010年11月03日 13:40:11: F8OfyXBK8y
検察審査会の審査での起訴相当の議決は、全くのシロウトにメス渡して患者の診断と手術をさせるようなもので、リンチです。小澤さんを「検察権力を使い追い落とすためのうまく計画した謀略」です。マフイアなみのリンチといえます。「小澤の息の根を止めて「殺処分」にすると言う計画に仙谷や野中などが動いたらしいと昨日の週刊誌に掲載されていました。

12. 2010年11月03日 14:46:40: ebLu6MQwUM
第一回と第二回は同じ審査員だよ。
間違いない。
会議録の公開を法務大臣に求めればよい。
民主党の国会議員は何をしているのか?

小沢氏も会議録の公開を正々堂々と求めればよいよ。
菅、仙谷は公開に反対するだろうが、多くの国会議員が求めれば公開せざるを得ないだろう。
もっとも会議録を偽造される可能性もあるが。


13. 2010年11月20日 16:12:53: gVd0oewgqo
柳田法務大臣はやめないで居座ってほしい。

なぜなら、今後法務委員会で民主党小沢派議員から検察審査会の疑惑などを追及されても「個別の事案には答えられない」と言う答弁は出来なくなる。逃げることができない。

身を守るためには法務官僚を追及せざるを得なくなるだろう。
森ゆう子議員・川内・辻恵・しな猛・有田芳生の各議員の追及から逃れられなくなること必定だ。


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