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「我がこと」としての<小沢一郎抹殺キャンペーン劇> (世川行介放浪日記)
http://www.asyura2.com/10/senkyo98/msg/572.html
投稿者 pochi 日時 2010 年 11 月 02 日 13:33:05: gS5.4Dk4S0rxA
 

「我がこと」としての<小沢一郎抹殺キャンペーン劇>世川行介放浪日記

2010年11月02日 12時12分50秒


 この1年半、
 小沢一郎の抹殺を企図する勢力による<小沢抹殺キャンペーン劇>を見つめ、
 小沢一郎擁護の立場の人たちの、
 擁護のポイントを掴(つか)みきれていない自分自身への、
 <もどかしさ>や<無念>、
 といったものが、よく理解でき、
 彼や彼女たちの小沢一郎擁護の一助になれば、
 と、一冊のつたない書を著した。
 が、
 本の売れ行きから判断すると、
 それほどの役には立たなかったみたいだ。

 そうした立場の僕の眼に、
 小沢擁護の人たちの擁護運動は、
 彼や彼女たちの理不尽に対する憤慨の強度とは裏腹に、
 平成大衆からの理解を得られないままでいる、
 ように見え、
 それはどうしてなんだろうか?
 と、考え続けた。


 結局、僕がたどり着いたのは、以下のようなことだった。

 小沢一郎攻撃陣営は、
 検察、
 官僚機構、
 政治家、
 新聞、
 テレビ、
 雑誌、
 と、
 それぞれのセクションで、その道のプロを結集して、策を練り、
「これなら、平成大衆は、自分たちの言を信用して、
 小沢一郎攻撃に向かうだろう」
 という、セクションごとの攻撃を加え、それに成功しているのに対して、
 言ってみれば、
 小沢擁護陣営は、多勢に無勢の超少数派だから、
 ネット世界での小沢一郎擁護文章を覗く限りでは、
「小沢支持者は、一枚岩になって頑張ろう!」
 みたいな、「大同団結」に向かい始めた。

 小沢一郎擁護派が大同団結に向かうとすると、
 その時、団結の主軸に置かれるスローガンが、
「検察を弾劾せよ」
 という軸になるのは、
 必然の成り行きだった。
 が、

 その軸は、
 事の核心の一つを突いた軸ではあるものの、
 論理や説得性や戦術が不十分であり、
 大勢の大衆は、「自己正当化」の匂いを感じ、
 少し、眉をひそめた。
 そして、それは、いまだ改修されておらず、
 つまり、
 この擁護手法では、大勢の大衆の賛同を得ることは困難になりつつある。


 追い詰められる側の焦りから、
 小沢一郎擁護者たちは、
 「大同団結」に向かっているが、

 人は、一つの立場だけでこの社会に生存しているわけではない。
 会社員である人間もいれば、
 公務員である人間もいて、
 また、
 自営業、
 肉体労働者、
 飲食店従業員、
 そして、
 僕のような、社会の最下層に位置する放浪者もいる。

 このように様々な職種の人間を糾合しようと考える人間が、
 「小沢一郎擁護」を主張し、
 その軸として、「検察糾弾」を叫んだ時、
 彼や彼女にとって、
 今回の<小沢一郎抹殺劇>は、
「小沢一郎のために闘う」
「社会正義のために闘う」
 といった、
 「他人事としての闘い」、になっている。
 だが、
 その事実に、提唱者たちは、誰も気づいていない。


 人は、
 他人のために「闘い続ける」ことは出来ない存在だ。
 この国の歴史上、いかなる長い闘いも、
 すべて、「自らのための闘い」ばかりだったはずだ。

 僕たちは、
 今回の<小沢一郎抹殺キャンペーン劇>を、
 「我がこと」として捉え直す視線を持たねばならないのではないか。
 と、
 僕は思ってきた。

 つまり、
「<小沢一郎>とは、もう一人の自分である。
 <小沢一郎抹殺劇>とは、自分自身にかかわる重大事件である」
 という認識を持たねば、
 闘いは持続出来ないのではないのか、
 そのままでは、いずれ息切れして、負け戦さに 終わるのではないのか、
 という風に思ってきた。


 たとえば、
 小沢派と呼ばれる政治家たちは、
 その理念を共有する小沢一郎が斃(たお)れることは、
 自分自身が斃れることと同義だ。
 だから、彼らは、「我がこと」として、<小沢事件>に向かい合う。

 たとえば、
 中小企業経営者たちは、
 長引く不況の中で、自らの生存が危ぶまれるから、
 実力派政治家小沢一郎に、政策の大胆な改革を求め、
 「我がこと」として、<小沢事件>に向かい合っている。

 また、
 最下層に放浪者として生きている僕はと言えば、
 僕の生存条件である<自由>が、次第に圧迫され、
 このまま官僚社会主義が推し進められたなら、
 自分の生活圏から<自由>が奪われる、と、
 「我がこと」として、<小沢事件>に向き合ってきた。

 つまり、
 本来は、
 様々な角度から、
 「我がこと」としてとらまえねばならないはずの<小沢一郎抹殺キャンペーン劇>を、
 社会正義のような貌をした「検察糾弾!」の「建前」で一括りにしようとするから、
 運動にほころびが出るのだ、
 と、僕には思える。


 小沢一郎擁護には、いろいろな角度があっていい。
 それを、強引に、一点に集中させる必要なんか、どこにもない。
 「大同団結」などという手法は、
 僕の大嫌いな、
 そして、
 小沢一郎本人が一番大嫌いな、
 <群れの論理>にすぎない。
 「大政翼賛会」の平成的変形にすぎない。
 <無言の知>の人々は、
 安易に、そんな<群れの論理>に乗っかかってはいけない。
 というよりも、
 そんな安易な論理に乗っかかるはずがない。
 と、僕は思っている。

 それぞれの「我がこととしての小沢一郎」の角度を持った人たちが、
 別の擁護者たちの角度を十分に認め、
 或る時は共闘し、
 或る時は個別で闘う、
 といった「自立した闘い」の姿勢を持たなければ、
 せっかくの小沢一郎擁護運動もまた、
 泡(あぶく)のように消滅してしまうだろう。

 くだらない「社会正義」を振り回すのは、
 菅なにがしとかいう自称「市民派政治家」だけでウンザリだ。


 僕は、僕のそんな主張に賛同してくれた人たちと、
 この数週間、
 それぞれの<角度>を尊重した上での小さな運動を始め、
 週末には、この日記に公表する予定だが、
 <小沢一郎事件>を、
 それぞれが、それぞれに、「我がこと」として受け止め、
 実名を名乗り、
 住所、
 電話番号、
 年齢
 まで提出してくれ、公表も拒まない、
 と言ってくれる「自己責任を背負った人たち」が、
 たった1週間ほどで、全国から200人以上も集まった事実を、
 とても貴重に思っている。


 僕たちの現在の団体名は、
 「日本ラブラブ教」という、とっても素敵な名称で、
 僕は、
 68歳の小沢一郎とは、ラブラブなんぞ、死んでもしたくないが、
 <自由>とだけは、いついつまでもラブラブし続けていきたい、
 と思っていて、
 そのためなら、少し闘ってみたい、と思っている。

 人間、
 一生に一回くらいは、
 本気で闘ったって、いいのだ。


http://blog.goo.ne.jp/segawakousuke/d/20101102  

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コメント
 
01. 2010年11月02日 14:52:35: cnsdrRbUQs
わたしは(そして小沢氏への非道な弾圧に首をかしげている人たちのほとんどもたぶん)たんなる「小沢擁護」ではない。

おそらくみんな、世川氏と同じく自分たちのささやかな生活を守りたいのだ。
小沢氏がこのまま抹殺されれば、わたしらの生活が危機にさらされる可能性がある。だから小沢氏にかかわる検察やマスゴミや裁判所の(本来、不偏不党公正中立でなければならない機関の)腐敗を嘆いているのだ。

小沢教でもなければ小沢信者でもない。申し訳ないが小沢さんはあくまで「材料」にすぎない。
「運動」なるものもない。すばらしいデモが行われたが、あれはいわゆる「運動」ではない。自然発生した、この世でもっともすばらしい、なにか、だ。
あれをかんたんに「運動」とかいってもらってはこまる。

小沢擁護派なんてレッテルをかってにつくって、かってに本気で闘うだのなんだのと能書きを垂れているが、笑止千万だ。

きみはかってにきみがやりたいことをすればいい。他人のをかってにレッテルでくくっていい気になってるんじゃない。


02. 2010年11月02日 14:55:35: cnsdrRbUQs
>それぞれが、それぞれに、「我がこと」として受け止め、
 実名を名乗り、
 住所、
 電話番号、
 年齢
 まで提出してくれ、

↑みんな、こんな誘いに乗るんじゃないぞ。
検察やマスゴミ批判をするのに実名を名乗る必要なんかどこにもない。
こんなわけのわからないことをいってるやつはろくなもんじゃないと思ってまちがいない。


03. 2010年11月02日 14:58:51: QUeQji4mWs

>彼や彼女たちの小沢一郎擁護の一助になれば、と、一冊のつたない書を著した。
>が、本の売れ行きから判断すると、それほどの役には立たなかったみたいだ。

 上記は筆者の思い上がりではないか? 

 今起きている問題は、たとえ誰が書こうと一冊の著書でどうにかなる問題ではないだろう。
 
 さまざまな調査によれば日本国民の世論の圧倒的多くは、新聞、テレビなど大目ディアにより形成されている。英国の国民が新聞などを信用する割合は15%以下であるが、日本では70%以上という調査結果もある。

その大メディアは、新聞を例にしても読売、朝日、毎日、日経の5紙だけで、2500万部もある。

 英国、米国ではせいぜい1社で100万部である。また大メディアのテレビも上記の新聞社と資本提携する4大ネットワークに加え、産経新聞、フジテレビネットワークによって全国津々浦々まで新聞同様の報道が行き渡っている。

 今回の一連の問題は、それぞれ既得権益でもともと連携するその大メディアと自民党勢力、官僚勢力、司法勢力さらには民主党内の一部勢力が裏であうんの呼吸で談合していることにある。

 司法、とくに検察は情報公開法の対象となっていないことをいいことに、大メディアだけが集まる司法クラブ(記者クラブ)で敢えて情報を垂れ流し、それを司法関係者談などとして大メディアが連日、連夜新聞、テレビで垂れ流す。

 一方、NHKは第三者のフリをしながら国会中継で「政治とカネ」問題を連日訪英する。

 さらに言えば小沢氏の政治理念には<米国追随>はなく、随所で米国側の権益に抵触する言動がある。大メディアはじめ外務省、民主党議員を含む政治家の多くは、いまだ盲目的に米国追随者が多い。

 そもそも小沢一郎氏迫害の端緒は自民党の森法務大臣(当時)が検察庁幹部に指揮権発動に類することをしたことで始まったというかなり角度の高い情報がある。

 我々から見れば完全なデキレースでも、一般国民の圧倒的多くは、上述のように大メディアを信用し、大メディアを通じてしかニュースを得ないから、いくらインターネット時代とはいえ、大メディアから集中豪雨的に垂れ流される一方的情報には未だ太刀打ち出来ていないのが現実といえる。

 私見では、我々が捲土重来、全員が足を使い、目を使い、インターネットを使って無責任でない事実そして真実を流布することが問われている。大メディアのジャーナリストが社会の木鐸の役割をまったく話さない現在、大メディアに期待は出来ないからだ。

 さらにジャーナリズムだけでなく、我々はどんどん司法、立法、行政の現場に踏入、おかしなことをおかしいと叫び、議論し、訴訟を提起しなければならない!

 いずれにせよ、自分が書いた一冊の本で云々という言説は間違いである。もちろん、

 


04. 2010年11月02日 15:03:31: QUeQji4mWs
誤字を訂正します。

 連日訪英する → 連日放映する 


05. 2010年11月02日 15:05:57: F09mtM0MAQ
訂正2


5紙だけで、2500万部もある。→ 4紙だけで、2500万部もある。
 


06. 2010年11月02日 17:13:52: zvFYPaBVt2
今回の抹殺劇のような前例を残しては絶対にいけない。

07. 2010年11月02日 18:48:37: G8jfLpBkcI
いくつか問題点のある投稿だが、基本的に理解できる。
小沢抹殺が国民主権の否定、憲法の否定に直結することを明示する必要がある。
だから、ただの反検察では十分でないということ。


08. 2010年11月02日 22:14:08: q3KNNpeHy6
なにか思い違いをしていると思うねこの世川という人は。
小沢一郎氏は1000人が自発的に集まって催されたデモを聞いて涙していたという。
『実名、住所、職種』の証明が自己責任であるとかそうでないとか、覚悟のありようとかどうして世川という人に規定されなくちゃいけないのかね?
またどうしてあなただけが小沢一郎をこうだと決め付けられるんだ?
自発性というものに定義づけがなぜ必要なんだ?定義づけを強要するような物言いはまるで思想統制みたいで不快この上ない。
日本ラブラブ教が素敵かどうかもわれわれの知ったことではない。
うぬぼれるなと言いたいね。

09. 2010年11月02日 23:14:55: b92pvRw1Ck
いいんじゃないか。
この人には力を感じる。しかも新鮮な力を。

10. 2010年11月03日 00:06:00: 05UhnFBHRM
私は小沢一郎総理を熱望、この危機を小沢一郎は跳ね除ければ誰も文句は言わない。今がチャンスだと思っている。そこにアメリカに負けない総理大臣が生まれる。跳ね除ける力がなければあきらめる、それまでの政治家!!
一度は総理大臣にしたい政治家。

11. 2010年11月03日 08:05:11: pRi1tWRShQ
>>09

ぜんぜん感じないね。w
新興宗教のカルト教祖じゃあるまいし。w


12. 2010年11月03日 13:32:14: FqALtuEijE
日本ラブラブ教の名前が気に食わない。”教”は、カルト教団に間違われやすい。

”ラブラブ”も十代が使うならいいけど、大の大人にはまじめさが伝わってこない名称だ。


13. 2010年11月04日 02:26:21: MJCuURRj3o
pochiさん
投稿記事の選択は時期的にも内容的にも非常に良いと思います。
ただ一点、記事を放り投げるように掲載するのではなく、pochiさん自身の意見も述べて欲しいものです。
そうでないと赤かぶさんや仕事屋さん達と同じに見られますよ。>>03さん
世川氏が、今起きている問題をどうにかしようと思ってこの本を書いた、と何処に書いてあるのでしょう。
03さんご自身が1行目・2行目に既にコメント(引用)しているではありませんか。
世川氏は、小沢一郎擁護のポイントを掴みきれずに、<もどかしさ>や<無念>を抱えた彼や彼女たちに向けて
その擁護の一つの助けになればと考え、上梓されたのでしょう。
実際にそう書いてありますし、私もその様に理解しました。

>上記は筆者の思い上がりではないか?

「思い上がり」とは、また随分傲慢な言い方ではありませんか。
私には、「それは、そう言う貴方の方ではないか?」と思えますが。
ま、余り良い表現だとは思えませんね。

この様な思考回路を持つ方々に声高に支持を叫ばれている小沢一郎氏が、少し哀れに思えます。私も含まれますが。
彼は、自分の支持者同士がこう言い合っているのを聞いて、はたして嬉しく思うのだろうか・・・。>>12さん
「日本ラブラブ教」・・・・・。これは世川氏独自のユーモアだと思いますよ。
御心配には及ばないと思います。世川氏も「大の大人」なんですから。安心して入信して下さい。


14. 2010年11月04日 02:35:19: MJCuURRj3o
13です。

03さんと12さんへの呼びかけが何故か行頭に表示されませんでした。
改行したのですが読み難くなりました。宜しくご理解下さい。


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