民主党代表選を境に特権勢力の横暴は、蛇の道の蛇が姿が顕していると言う様相を呈している。
　以前も権力の横暴は存在したが、一応踏むべき手続きは踏まれて来た。以前から検察は恣意的に微罪で起訴し、明らかな犯罪を野放しにして政治家を脅かしてきたが、“証拠がない”だの“起訴便宜主義”などで一応合法的な形を装ってきた。蛇の道が何処にあるのか、どいつが蛇か、蛇以外にはなかなか気がつかなかった。
　しかし最近は様子が変っている。まず、民主党代表選挙の党員・サポーター投票で不正の疑惑が噂されている。実質的に首相を選ぶ選挙であっても、公的なものではなく、正直、真相は不明である。しかし普通、このような重要な選挙を実施する場合は、不正が行われたのではとの疑惑が出ることのないように細心の注意を払うだろう。ところが今回の投票は裸のはがきを貼ることも無く郵送で受付、密室で誰に投票したか分かる票の選挙区別の分類作業が行われた。公開の開票作業と称するものは、事前に分類された票を数えるだけの儀式であった。これでは不正が無かったと証明することは不可能である。常識的に、不正をする意図が無ければあえて不正を疑われるような不名誉となる選挙を運営しないだろう。
　検察審議会は小沢氏の強制起訴を議決した。ところが検察審議会の構成が定かでない。コンピューターのソフトウエアで抽選して選出されたことになっているが、平均年齢が30歳少しと統計確立的に考えられない結果になっている。しかも平均年齢を２回も訂正する始末である。検察審査会事務局が最大限恣意的裁量権を行使して、例えば選出したい人間以外全てに不適格のチェックをいれてコンピュータから恣意的に選んだ人間の名簿を吐き出させて構成した審議会で議決した、などの可能性も考えられるかも知れないが、議決に至った経過には時間的に無理が多く、恐らく審査会は開いていないのだろう。年齢訂正にしても、１か月半の間に過半数が誕生日を迎えたなどあり得ないので、恐らく検察審査会の委員には足が無かった幽霊だったのだろう。
　ほんの少し前までも色々な方法で権力者に都合のよい恣意的な行為があったが、一応合法的な体裁は装って、蛇の道は蛇以外には見えない配慮をしてきた。今や形式的な合法性すらもかなぐり捨て去っている。一寸目を凝らすと蛇の道は誰にでも見えるようになったのである。
　ほんの少し前まで朝日新聞は比較的リベラルな新聞としてかなり多くの知識層からも信頼されてきた。時々の政治情勢でも、特定勢力とは一定の距離を保つスタンスを取り、比較的真っ当な主張をしているものと評価されてきた。ところが最近では「あいた口がふさがらない」などと明白に特定勢力の代弁者としての姿をはっきりさせている。他の新聞も似たり寄ったりで、ＴＶとともにマスゴミと蔑まれるに至っている。朝日新聞はじめマスゴミと呼ばれ始めた報道機関も、蛇の道にいる自身の蛇の姿を見せ始めているのである。
　現在の所、蛇の道や蛇はマスゴミの精力的な情報操作もあって、比較的多くの国民の目から覆い隠すことに成功しているようである。しかし蛇の近くにいる人・官僚やマスコミ関係者などは立場上否定したとしても、蛇の道も蛇も良く見えているだろう。蛇の道とは正当な手続きを否定することであり、しかも現在ではそれをあからさまに行うことになったことである。民主国家にあって政治家も官僚も、使命は法律の支配に服し、それに基づいた正当な手続きに従って職務を行うことである。
　白昼堂々と政治家や特権官僚が違法行為を行い、それをマスゴミが正当な行為のように煽り立てる。これを見たら真面目な公務員の諸氏も自分の職分が否定される事につながると考えたとしても不思議でない。今は海上保安官の造反ですんでいるが、その内に自衛隊の上層部が蛇の道入りするのではないかと心配している。 　

コメント
01. 2010年11月17日 18:25:37: 0ruzAX9hXM 　対中国に対する防衛として軍備増強を開始。購入先はどこか？アメリカであろうと思うがアメリカの軍事産業にいよいよ日本は加担。日本の国が戦争の道に進むような気がしてならない。 　いままで民主党が野党としてこれらの問題に歯止めをかけてきた。今やその民主党が野党時代をわすれ右翼化しているようで空おそろしい。 　南沙諸島海域等の警備に中国が船を出した。ヘリコプター搭載の大きな船である。 　管政権は打倒しなければならない。
02. 2010年11月18日 00:21:48: zqmoWUxTKo 非常に、いい投稿内容だ。同意する。 自衛隊が出てきたら、それこそ国家が崩壊していく。 これが、世界支配層の狙いなのだ。 一般の自衛隊員、警察官は、この点に気が付いていない。 １，戦前、戦中とは、情報拡散、情報源の多様性が違う。 　　軍部がコントロールする事は、もう出来ないのだ。 ２，市民の意識が向上し、武力であっても、もう支配は出来ない。 　　もちろん多くの人が殺される。しかし、流れは武力では止められない。 　　国民全てから、総スカンを食らう。 　　もし自衛隊が反乱を起こせば、即、近隣住民からの抵抗を受けるだろう。 　　近所は、誰が自衛隊員かは、知っている可能性が高い。 　　家族が、危険に晒される。時代が違うのです。 　　若いチンピラ連中が、容赦なく襲いかかるだろう。 　　反軍事は、反権力は、今も多い。 ３，自衛隊が国政に口を挟めば、挟むほど、自衛隊は立場がなくなる。 　　戦後のシビリアンコントロールの影響が、活きているのです。 　　思想統制は、もう、無理。 　　一度、民主主義の自由さを、味わった市民は、逆戻りはしない。 ４，国民に銃を突き付けた戦中は、教育が違うのです。 　　某国のように、何十年と、本人が、生まれる前から独裁政権なら、 　　教育で感化、強制できるが、日本では、無理。 ５，軍人は、外国の侵略に対する防衛のためであり、本分を忘れた軍は、 　　いずれ崩壊し再編成される。 ６，G7の先進国では、今も軍の反乱、革命は起きていない。 　　国民が容認しないのです。 　　ここが、中国、ロシアや、後進国とは、根本的に違うのです。 　　国家の成熟度の違いなのです。 　　このポイントを間違えば、反乱軍は、自衛隊員同士で、殺し合いをする。 　　反乱軍は、制圧され、処分される。自ら墓穴を掘る様なものだ。 ７，日本国内で、自衛隊の内乱が起これば、中国が 　　必ず介入してくる。 　　中国にとっては、チャンスになるのだ。 　　この事を、良き自衛隊隊員は、知っておく必要がある。 　　アメリカは、助けませんよ。助ける振りはする。 　　そして、中国が、日本領土に侵攻したら、 　　即、ロシアが北海道を取りにくるだろう。 　　日本分割統治で、アメリカ、中国、ロシアで、支配するだろう。 これが、李鵬元首相が、言った、事なのだ。 　第二次世界大戦で、日本の敵は、正しく、アメリカ、中国、ロシアだったのを、 忘れては、いけない。 　特に、中国は日本に対して、 　　　　恨み、 　を持っている。 油断していたら、戦争は、繰り返すのですよ。 　日本人の悪い癖、相手を殺した事は、すぐ忘れる。
03. 2010年11月18日 00:34:54: zqmoWUxTKo 追記、もう一発。 この話は伝聞ですよ。 　戦後、アメリカは、日本が必ず報復すると、考えていた。 そのために、アメリカ軍を駐留させているのです。 日本人が、アメリカを再攻撃するのを予想していたのです。 　従って、ドイツ、日本には、アメリカ軍を置いているのです。 白人の支配階級、エスタブリッシュメントは、賢いのです。 　このことは、はっきりと白人支配層の中で、注意されているのです。 はっきりと、言っていましたよ。 　これが、現実なのです。

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