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余りにも予想通りだった読売新聞の清武批判記事 −「北朝鮮労働党機関紙と大差ない」との声も
http://www.asyura2.com/10/social8/msg/511.html
投稿者 尚林寺 日時 2011 年 11 月 23 日 07:39:35: JaTjL5JPya4go
 

http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/d426faa3b36144d7c1ad54f11c7511a6?fm=rss

読売新聞の記事(特に政治・経済)を見ていて、このメディアはトップダウンでさぞかしイエスマンが多く、「思想統制」が厳しいのではと推測していたがここ数日の「清武の乱」で改めてその感を深くした。

もし清武元GMの言動が球団の名誉を損ねると言うのなら、プロ野球界や他球団の命運までもが自分に決定権があるかのような渡辺会長のこれまでの言動とどちらがより名誉を損ねると考えるか是非とも世論調査して公表して欲しいものだ。

ネットでは北朝鮮の党機関紙と大差ないと揶揄する声も出ているとか。
私はかつてのソ連の「プラウダ」みたいだと思っていたが、労働党機関紙の比喩の方が分かり易い。

ところで今週の東洋経済が面白い取材記事を出しており、以前から「粛正」や「強権発動」があったらしい。
正力氏から続くトップの権力への並々ならぬ固執は読売新聞社のDNAなのかもしれない。

メディアの通弊として他人の批判は巧みだが自己の客観視や自浄力に関しては著しく拙劣という例が多い。

政府の過失を厳しく批判する一方で、自らの提言力の低さや無責任な放言には口をつぐみ、省庁より或いは深刻な無謬性信仰の病に冒されているのではないか。

それも人間らしいと言えば人間らしいのではあるが、メディアの特権を許されているばかりではなく何かと言えば「公器」や「公共性」を持ち出す以上、厳しくおのれの社会的責任を問われるのは当然である。

自浄力を示し国民を納得させられるのか、それともカダフィのように非を認めない姿勢を貫くか。
今後の論調の変化に注目したい。

…日本社会には、大王製紙ほどの非常識ではなくとも
特定の経営者の強権ガバナンスで腐っている企業が少なくないからだ。

吉田望氏はそれを企業の「所有と占有の混同」と呼んで日本企業の病弊とされているが全く同感である。

読売新聞は、「反乱会見」時とはうって変わり、今回の「清武氏解任」は大きく報じた。ところが、「清武氏批判」のトーンばかりが目立ち、プロ野球巨人の体質も問題視するほかの一般紙と比べ、かなり異なる印象を与える紙面となったようだ。

「ポーズだけでもバランスを取ろうという姿勢すらゼロ」。読売新聞を皮肉るこんな指摘がインターネット上で相次いでいる。
「巨人、清武代表を解任」。2011年11月19日付朝刊で毎日新聞は社会面トップ(東京最終版)で、清武英利・球団代表兼GM(ゼネラル・マネジャー)の解任を大きく報じた。
朝日新聞も、社会面の左肩(東京最終版)を最上部から最下部まで使って大きく伝えた。
読売新聞はどうだったか。

前回、清武氏がナベツネこと渡辺恒雄・球団会長を批判する「反乱会見」を開いた11日のニュースの扱いは、スポーツ面のみに小さな記事が出ただけだった。社会面や1面で大きく扱った朝日新聞など他の一般紙に比べ、あまりの扱いの小ささに、ネット上で「失笑」や「失望」の声が上がっていた。
今回の読売新聞は1面から社会面、スポーツ面とかなり目立つ大きさで報じ「反乱会見」時との違いをみせた。

しかし、その内容は、たとえば掲載している3人の識者コメントが、「組織人として失格」などいずれも清武氏に厳しい声であるなど、「反清武ムード一色」と言われても仕方なさそうな紙面だ。巨人や読売新聞側への問題点指摘は見あたらない。

「『清武の乱』にサラリーマン9割共感」?
一方、他紙をみると、「渡辺氏は骨のある人間を辞めさせ、後悔するのではないか」(朝日、作家・江上剛さん)「球団内で批判なく解任が認められるようでは、球団の体質は何も変わらない」(毎日、弁護士・郷原信郎さん)「『清武の乱』は私も含めサラリーマンの9割は共感したと思う」(産経、読売OB・堀紘一さん)といった清武氏に同情的な声や巨人の体質に関する話も載せている。勿論、清武氏に批判的な声も紹介しているし、読売新聞も、清武氏本人の反論を短めながらも伝えてはいる。

こうした読売新聞の報じ方を「一方的だ」と感じた人は少なくないようだ。
ツイッターには、「会社の体を保つためとはいえ、みっともない」「ポーズだけでもバランスを取ろうという姿勢ゼロは、むしろ清々しさすら感じてしまうな」といった書き込みが相次いでいた。中には「北朝鮮労働党の機関紙と大差ない(笑)」
という指摘もあった。

清武氏は18日の解任後、さっそく顧問弁護士を訪れ対応を協議した。報道陣に対し、弁護団を形成して法的措置を取る考えを示し、日本シリーズ終了後にも改めて会見を開くことを表明した。
この種の問題が最も出易い新聞社だと思っていたので会見を見た時には「遂に来るべきものが来たか」と感じたが同時に「清武氏は作戦初動に失敗したのでは?」とも考えた。

向こうに解雇させて会見し相手の強権ぶりを印象づけた方が賢明だったろう。

渡辺会長側は当初明らかに不意を衝かれて動揺していたので、清武氏側もまだまだ攻勢に出る余地がありそうだ。
何らかの勝算があるのだろうし、どう巻き返してゆくかに注目したい。

 

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