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50歳の同窓会で会ったら、男性の5人に1人が独身 若者まで孤独死を恐れ始めた「生涯未婚時代」の衝撃 1980年には2.6
http://www.asyura2.com/10/social8/msg/709.html
投稿者 MR 日時 2012 年 6 月 11 日 12:43:12: cT5Wxjlo3Xe3.
 

http://diamond.jp/articles/-/19804
宮崎智之 [プレスラボ/ライター]
50歳の同窓会で会ったら、男性の5人に1人が独身 若者まで孤独死を恐れ始めた「生涯未婚時代」の衝撃 1980年には2.6%

結婚したくても結婚できない!
男性の5人に1人が「生涯未婚」の衝撃
 いよいよ訪れた「ジューンブライド」の季節。幸せな結婚式を挙げ、未来への希望に胸を膨らませているカップルも多いことだろう。しかし、世はまさに「結婚氷河期」の時代。未婚・晩婚化に歯止めがかかる気配がなく、生涯未婚率もうなぎ上りの状況だ。
 6月5日に閣議決定された平成24年版『子ども・子育て白書』によると、男性の生涯未婚率(45〜49歳と50〜54歳未婚率の平均値であり、50歳時の未婚率)は20.14%で過去最高。実に5人に1人が生涯未婚であるという恐ろしい結果となっている。つい30年ほど前の1980年には2.60%だったことを思うと、驚異的な伸び率である。
 数字だけを追っていても実感が沸かないので、具体的な例に落とし込んでみると、つまり、50歳で高校の同窓会を開いて男性が100人集まったとしたら、そのうちの20人は結婚していないということになる。そう考えると、結構な数だ。
 さらに想像を膨らませてみるならば、同窓会の2次会が終わり、「家族が待っているから」と既婚者が続々と帰路につくなか、30年前なら2人の独身者が「3次会」と称してしみじみとバーで一夜を語り明かしていたかもしれない。しかし、現在なら居酒屋の座敷席で独身者20人がドンチャン騒ぎ、なんてことも考えられる。
 もちろん、結婚という選択をあえて選ばずに生きようと決めている人もいる。しかし実際には、結婚願望はあっても、結婚できない人が増えている現状があるのだ。そんななか、聞こえてくるのは若者たちの悲痛な「結婚不安」の叫びである。
「もう6年も彼女がいないし、仕事が忙しくて出会いもありません。たまに誘われて合コンにいくけど、年収がそんなに高い職業でもないし、イケメンでもないので、反応が悪いですね。5人に1人と聞くと、自分が入っていない方が不自然な感じがしちゃいます(笑)」(30代男性)
次のページ>> 未婚率は30〜34歳で47.3%、彼女がいる男性にも広がる焦り
「いま29歳なのですが、昨年くらいから友人の結婚式に呼ばれる回数が一気に増えて……。まだ20代だから大丈夫と思っていたけど、今年は30歳になるので、将来のことを考えると少し不安になってきました」(20代男性)
「結婚はできればしたいと思っている程度ですけど、老後のことを考えるとやっぱり不安ですよ。弟がいるのですが、その家族が面倒を見てくれるとも考えにくいですし。1人で寂しく最期を迎えるのは、やっぱり切ないです」(20代男性)
未婚率は30〜34歳で47.3%
彼女がいる男性にも広がる焦り
 ちなみに、年齢別の未婚率(男性)を見てみると、25〜29歳が71.8%、30〜34歳が47.3%で、いずれも過去最高。晩婚化が進んだことで、若者の間に結婚に対する焦りが広がっていることがうかがえる。
 さらに、都道府県別の婚姻率では、東京が最も高く、人口千対で7.1組。一方、最も低かったのは秋田県で4.0組だった。出会いが少ない地方ほど、苦戦しているのだろう。
 また、前述の3人には彼女がいないが、交際相手がいる男性のなかにも、結婚への不安を抱えている人がいる。
「4年半ほど付き合っている彼女がいて、何度か結婚の話しが出たのですが、その都度、貯金がまだ足りないとか、転職した直後だったりとか、色々な理由があって断ち消えになっています。結局現在では、お互い結婚熱が冷めてしまって……。
 今思えば、多少お金がなくても思い切って結婚するべきだったと思います。結局、結婚ってタイミングなんですよね。結婚する気がない2人が、いつまでもずるずる付き合っているのも、そろそろ年齢的にどうなのかと思い始めました。もし、次に付き合う人がいたら、絶対に1年以内に結婚したいと思っています。生涯未婚の話とかを聞くと、やっぱり不安になりますから」(30代男性)
次のページ>> 結婚できないことよりも、もはや1人で生きる「老後」が心配
もはや1人で生きる「老後」が心配
理想と現実の間に広がる視界不良
 さらに、こんな声も。
「仮に、自分が生涯未婚で過ごすとして、老後の蓄えはどれくらい必要なのか、老人ホームへの入居も含めて諸々の手続きがちゃんとできるか、葬式はどうするのか、と考えれば考えるほど、たくさんの悩みの種が出てくると思うんです。ただでさえ、年金制度が将来的にどうなっているかわからないご時世ですし。『寂しい』などの感情的な不安より、そっちの方が大きいですね」(30代男性)
「生涯未婚」という言葉が持つ漠然とした不安の背景には、一生1人でいることに対するライフプランが明確に描きにくいことがある。5人に1人ともなれば、独居老人の孤独死対策など、政府も何らかの新施策を打ち出さざるを得なくはなると思うが、「結婚せずに、1人でも幸せに健康で生きられる」というビジョンを想像しようとしても、今のところモヤっと霧がかかった視界不良な状態の人がほとんどではないか。
________________________________________
● ロス婚の福音
 結婚支援サービス「パートナーエージェント」が新入社員の結婚観について聞いた調査によると、79.3%が「将来は結婚したい」と回答。そのうち、結婚時期について「社会人5年以内」と回答した人が最多で36.3%だったという。
 大学を出て22歳で就職したとしたら、27歳までに結婚したいということだろうが、現実的には厳しい数字であることは、言うまでもない。
 さらに、「40〜50歳で独身だったらどうするか」の質問には、54.9%が「諦める」と回答。30歳で未婚の場合に諦める人は9.2%であることを考えると、40歳という節目が「生涯未婚の入り口」だと考えている人が多いようである。
 今後、「生涯未婚」という生き方が一部の少数派ではなくなるのは、統計上から見ても明白だ。政府としては、当然、婚姻率を上げる努力は必要だが、同時に結婚しなくても安心して生きられる社会制度の設計も重要になってくる。
 50歳の同窓会で居酒屋に残った未婚の20人が、将来に不安を感じずに明るく酒を酌み交わすことができてればいいのだが……。
質問1 未婚の読者に質問です。あなたは、一生に一度は結婚できると思う?

 

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コメント
 
01. 2012年6月11日 15:55:43 : w18f1GkoJs
振り返れば、健康ならば誰もがほぼ100%に近く結婚できた時代というのは実はそうなないのかもしれない。江戸時代の武家や農家では基本的に後継ぎ以外は結婚できなかった。嫁や婿に行けなかった人たちは一生、生家で下働きをするか、江戸や大阪などの大都市へ奉公に行くしかなかった。その奉公先の商家だが、男性の場合、結婚して一家を構えるには出世して「通い番頭」になるか、のれん分けで独立するしかなかった。いずれにしろ、誰もがそこまで行けたわけではないし、今の上場企業に当たるような、りっぱな大店に勤められたわけでもない。大人になって都市へ出た場合は、多くは雑業と呼ばれた職に就き(現在の非正規雇用やフリーター?)、その日暮らしの生活になる場合が多かったようだ。江戸の町は男性人口が女性人口よりも圧倒的に多く、かつその多くが独身か単身赴任者であったのが、吉原や岡場所が流行った所以でもある。江戸時代というと、飢饉の際の間引きのような悲しい話もあるが、非婚率が高かったこともほとんど人口増がなかった理由のひとつかもしれない。

再びそんな時代になっていいとは思わないが、それにはどうしたらいいのか、みんなで考えよう。


02. 2012年6月11日 22:33:48 : ZV5aAjkEXc
20代で、ひとり寂しく老後を迎えるのが不安だから結婚をしたいなどというのも悲しい話である。
老後の不安なども結婚すれば解決するのだろうか。
配偶者というものは、ただ自分の世話をしてくれる存在だと思っているのか。
まずは共に生きるパートナーというのが第一ではないだろうか。
貯金が貯まらかろうが、結婚くらい役所に行けばすぐにできる。
指輪も式もよっぽど余裕があればの話。
仮に二人とも一人暮らしで仕事をしていたのであれば、一緒に暮らせば安く上がる。


03. 2012年6月12日 23:31:38 : vZ4AjZKXl2
結婚などしてもしなくてもどうでもよかった、と今は思える。

思えば、夫の親の介護をして子どもの面倒も見て夫の親戚ともそれなりに
つきあって、自分の時間もお金もなく過ごしてきた。
友人の娘たちは、30代、美人姉妹だが結婚していない。
友人が夫に暴力を受けたり何十年も夫の親の下の世話に明け暮れてきたの
をみて、結婚に慎重になっているかもしれないとも思う。

厚生労働大臣が、女は産む機械だと言ったが、あれを聞いたとたん自分は
なんでこの国でこどもを産んだのか後悔した。


04. 2012年6月13日 07:14:03 : Z5jeBlWuxk
< 結婚できないことよりも、もはや1人で生きる「老後」が心配>
これ切実ですよ。

近所の独り暮らしの婦人が、たまたま息子さんが尋ねてきた夜、お風呂で倒れて救急車で運ばれました。

この方は、3人の子供さんが独立した後、ご主人と二人暮らし、その後ご主人を亡くされ今に至っています。

結婚や子供を持つことが、老後の保険にはなかなかなりにくいですね。

結婚や子供は、その時々の人生を豊かにはしてくれると思いますが。


05. 2012年6月13日 12:44:33 : w18f1GkoJs
> 結婚や子供を持つことが、老後の保険にはなかなかなりにくいですね。

たしかにそれは言える。うちの近所でも子どもが結婚すると大体、別居暮らしで、あの家もこの家も老夫婦のみの世帯ばかりが増えた。老老介護の後で一人が亡くなれば、後は独居老人。子どもがいても経済的には頼れない場合が多い。むしろ、収入の少ない子供世帯を年金で助けたりしている。

いずれにしろ、国民全体の所得を上げるか、あまりお金がなくても生活できるシステムを作らない限り、この非婚化傾向は止まらないだろう。


06. 2012年6月13日 23:18:34 : KzsvvEJo8k
少子高齢化の進む先進国に子供に対する愛情がなくなったとかは大嘘。
昔他産だったのは、保険とか社会情勢とか価値観とかが原因。戦争のために他産が推奨された。良いか悪いかは別としてそういう事象からそうなっていたんであって、今から政策で何とかできるってことはありえない。昔はふしだらなものは徹底して差別されていました。今は逆?

欧米は移民でなんとかしていますが、早晩別の問題で再起不能になるでしょう。人間は人間なのだから、縄張りも人種で分かれて暮らすのも単純にああだこうだと決めつけられないです。わからないからこそ市場原理主義なわけですが、それも機能しなくなってきたわけで。



07. 2012年6月14日 14:44:55 : hNV3zbeWvM
>02さま
同感です。

亡母がよく言ってました。
「一人口は過ぎられんでも二人口は過ぎられる」
なにかと、二人のほうが安上がりですもんね。

それと
「人には添うてみよ。馬には乗ってみよ」ていう言葉もありますね。
「手鍋提げても・・・」もよい表現です。

それと・・自分で考えた言葉ですがw
「兄弟は他人の始まり・・だけど、他人は身内の始まり」(笑)
いいでしょ?だめ?


08. 2012年6月16日 01:45:44 : Y2OAjADy0o
私なんかは大人になれば結婚するのが当然と思っていました。
今は先が見えない時代だとかなんとか言っていますが
いつの時代だって先が見えた試しなんかありません。
お金があろうが無かろうが結婚して子供を育ててというのが普通の事だと思っていました。
特に大恋愛しての結婚ではありませんでしたが
夫婦喧嘩などは一度もしたことなく
子供も三人作り平穏無事な毎日、と思っていたところ
三男が小学校低学年の時に脳出血で入院。
それ以来数度の脳出血を繰り返して今は寝たきりの状態。
施設に入れっぱなしにしたくない一心で在宅介護の道を選んで15年目。
辛くなかったと言えば嘘になりますが
でも今が一番夫婦らしい生活かなと思える毎日です。
私も妻を困らせるような事をしたことは一度もないと自負しているし
妻も私に逆らったり小言を言うタイプではなかったのが良かったのかもしれません。
私の父を長年見てくれましたが私に愚痴を言う事もありませんでした。
結婚して良かったかのかどうかなんて事も考えた事はないし
妻を介護しているからと言って後悔しているわけでもない。
ただ淡々と時間が過ぎ去ったという感覚です。
いずれにしても妻が先に逝けば自分は孤独死の確率高いですし
自分が先に逝けば妻は施設に入って孤独死は無いかもしれません。
結婚したってどちらか残った方が孤独死の可能性があるのですから
そんな事考えながら結婚を考えるのは
私の感覚からすればおかしいです。
結婚は人生の流れです。

かく言う我が家も30代半ばの長男次男は結婚する様子もなし。
三男はまだ20代前半なのでなんとかなるかな。
と言う状況です。
 でも昔は手鍋提げてもなんて言葉もあったのに
何でこんな状況になったのでしょう。
女性が男性に多くを求めすぎるのではと思ったりします。
白馬の王子様なんて居るわけないです。
男なんかは女なら誰でも良いと思っているのに(笑)。多分。



09. 2012年6月17日 16:50:52 : 6kuobrWeYc
女性が必ずしも男に頼らなくても生きていけるようになったこと。
また関係するが、男性の経済的地位が相対的に下がってきた。

さらに昔なら親戚、職場の上司などの紹介もあったが、「恋愛結婚」が一般的になり、そこでこぼれ落ちた人間を「救済」するシステムがないから。


10. 2012年8月27日 15:17:45 : xhfie73IOM
私は五十代後半の男です。もう結婚はほとんど諦めています。今後も何も縁はないと思います。寂しいですが今の厳しい世の中では仕方ありません。悲しいですが、、、。

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