現在、流通している求人募集に関しては、警戒する必要がある。ハローワークの求人票や求人誌の労働条件等と、実際の労働契約時の内容とでは、雲泥の差があることが多い。まったく別物ということもある。応募者は、そういうことを面接時ではなく、仕事開始の直前に知らされることが多い。そのときに驚愕してしまう。工場等では、あらかじめ作業現場を見学させる事が多いが、作業内容の詳細な事は、やはり働いてみないとわからない。不利なことは知らされない。雇用保険に関しては、一週間に二十時間以上働く労働者については、加入対象となり、会社側に雇用保険加入の義務がある。これは任意ではなく、義務である。ところが、求人票では、一週間に二十時間に満たない労働時間であると明記しておいて、契約時にもそのように伝えておきながら、実際には、一週間に二十時間以上の労働である事が多い。それどころか、普通に八時間労働だけでなく、残業までしなければならない。それでも何か意見を述べると、即座に解雇される。それが不当な違法解雇であろうとも、一切救済はされない。労働局も労働基準監督署も何もしない。また非常に危険で、汚く、人体に有害な、健康を害する過酷な労働が多い。以前は、そういう労働に関しては、最低賃金にプラスされて、賃金が支給されていた。今はそれがなくなり、ほとんど最低賃金と同額となっている。男女雇用機会均等法により、女性でも過酷な労働現場に入ることが増えてきたが、やはりとても厳しいものだ。現在募集しているものは、ほとんど最低賃金と同額か、それに少しだけ、プラスされた額である。自給千円というのは非常に少ない。ほとんどは、自給八百円以下である。それも人体に有害な化学物質を取り扱う現場や、死の危険がある過酷な現場が多い。労働時間も長時間で、休憩時間もまともに取れないところが多い。現在の日本では、研修という名目で外国人が多数働いている。それがさらに求人数を減らしている原因でもある。xxハローワークでは、生活困窮者に対する説明や行政サービスの内容については一切教えない。生活困窮者に対しては、家賃補助制度がある。失業保険以外にも生活支援制度があるが、財政難を理由に、門前払いの強固な窓口対応が多い。xxハローワークの求人票は、嘘の内容ばかりであり、あれこれ調べてみると、すべて嘘である。結局はすべて嘘の固まりであり、現実とは似ても似つかない虚構の募集である。もしも窓際族であろうとも、まだ働いている人は、失業したらまったく再就職の見込みはないものと覚悟した方がよい。また中小零細企業は次々に倒産しており、こういうところに就職しても、職場が消滅する危険性が高い。各種の会社、企業、事業所内では、解雇圧力が高まっており、次々に不当解雇が強行されている。今後も失業者は増え続けるだろう。xxハローワークの職員に、完全失業率の数値の算出根拠は何かと質問をした。すると、何も知らないと答えた。要するに、こういう公式データというものはでたらめで、いい加減なものであり、必ずしも正確ではない事を知らねばならない。 　

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