イランの介入に抗議してスンニは選挙ボイコットを呼びかける
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/20100223_sunnis_call.html

イラクの選挙について知っておくべきこと
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/20100210_Layla_Anwar.html

イラクのスンニ派政党、選挙ボイコットを表明
http://www.cnn.co.jp/world/CNN201002210011.html
http://megalodon.jp/2010-0223-1150-09/www.cnn.co.jp/world/CNN201002210011.html

イラク総選挙の政治構図を読む：川上泰徳氏 [10/02/22]
https://aspara.asahi.com/column/chutowatch/entry/vlWXNX1I0f
スンニ派だけをみれば、４年前の選挙に比べても存在感が薄い。
イスラム党は民衆への影響力を弱め、さらに分裂した。ムトラク氏は立候補できなくなっている。
４年前の選挙では出ていなかった部族勢力が初めての国政選挙に出るが、
３つに分裂して、それぞれシーア派主要勢力に組み込まれている。
法治国家連合と、イラク国民同盟というシーア派主要勢力間の主導権争いが
熾烈となっているだけに、スンニ派はその草刈り場となっているようにも見える。

ムトラク氏が選挙から排除されたことで、シーア派と協力するスンニ派勢力が
スンニ派地域で票の上積みができる。
ムトラク氏排除の背景には、スンニ派取り込みにしのぎを削る
シーア派同士の熾烈な争いがあると考えられる。
ムトラク氏は、スンニ派民衆に投票ボイコットを呼びかけると反発しているが、
スンニ派には政治的な求心力はなく、シーア派主要勢力の脇役になっているのが実態である。
その意味では、シーア派対スンニ派という対立構図自体が、意味を持たなくなっていると言ってもいいだろう。

＜参照＞
イラク議会選挙に再び暗雲：スンニ派現職議員二人を出馬禁止
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/iraq/2010/02/post-81cb.html 　

コメント
01. 2010年2月24日 15:53:40 何とも微妙。 インド独立の際のパキスタンの様に、イラクとイランでシーアとスンニの住み分けが進んだ方が良いのか？ 混在していた方が（明らかに米英から煽られる）イライラ戦争が再開する抑止力になり得るのか？

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