(回答先: ロシアのメドベージェフ大統領：　「イラン側から無視され、情勢はかえって 投稿者 hou 日時 2010 年 3 月 02 日 20:03:31)

http://ruvr.ru/main.php?lng=jap&q=3113&cid=106&p=02.03.2010&pn=1

露仏首脳が会談　対イラン制裁、ロシア概ね合意

　ロシアのメドヴェージェフ大統領は１日、訪問先のフランスでサルコジ大統領と会談し、主要な国際問題のほか、２カ国の経済協力について意見を交わした。フランスによる最新軍用艦の売却も交渉が始まった。

　大統領の訪仏は１年３カ月ぶり３度目。露大統領府の発表によれば、会談ではロシアが提唱している欧州安保の新基本条約、イランの核問題、中東・アフガニスタン情勢に加え、Ｇ８やＧ２０、コペンハーゲンでの気候変動サミットなどもテーマに上った。
　会談後の共同記者会見でサルコジ大統領は、「ロシアは戦略的なパートナー」「友人としてメドヴェージェフ氏を招いた」と述べ、会談でも主要な問題に関して非常に近い立場が確認できた好意的に評価した。

　国際問題ではフランスが前向きなイランへの制裁強化について、メドヴェージェフ氏は従来どおりの立場である点を強調しながら、イランに対する国際社会の呼びかけが通じなければ、各国と調整した上で導入を協議する姿勢であることを確認した。一方で制裁の形式については「一般市民に影響を与えるべきではない」と踏み込んで言及した。
　米国との間で締結の準備が進められている新たな核軍縮条約に関しては、交渉終了が近いとの考えを述べた。

また、昨年から開催を提唱しているモスクワでの国際中東和平会議に関しては、「互いの話を聞かないことが問題だ」と当事者間の意見対立により実現できない事情を説明した。フランスの仲介も含めて打開を図りたいとも語っている。

　また旧東西陣営として最大級の兵器貿易となるミストラル級強襲揚陸艦のロシア売却に関して、サルコジ大統領は交渉が１日から始まったことを明らかにした。軍事設備を搭載しない形で４隻を売却するとのこと。信頼強化のため両国外相と国防相が一同に介す「２＋２協議」の開催も提案した。 　

コメント
01. 2010年3月03日 19:38:24 結局、イラクでもそうだったが、イランでも「自国内部の軍需産業の要請」が各国の行動を決める。 日本右翼は中国の軍需産業を過大評価したがるが、ジェーン年鑑を真面目に見ればそれが如何に非常識か解る。 こんな態度表明でも同様だが。
02. 2010年3月06日 19:48:44 エネルギー産業も付け加えたいね 温暖化対策による化石燃料から原発への流れの中で、 将来にわたる核エネルギー技術独占がねらいでは。

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