「英首相 イラク戦争を正当化

3月6日 7時53分
イギリスで、イラク戦争に至った経緯などを検証するための公聴会に、当時のブレア政権でナンバー２だった現職のブラウン首相が出席し、戦争に踏み切ったことについて「正当な理由で正しい判断をした」と主張しました。

イギリスでは、イラク戦争に至る経緯や根拠を検証するため去年、政府が独立調査委員会を設置し、ことし１月にはブレア前首相が出席したほか、政府高官などが公開で証言を行ってきました。５日に委員会に出席したブラウン首相は、戦争に踏み切ったことについて、「フセイン元大統領は、国際社会のルールを守らなかったのであり、われわれは正当な理由で正しい判断を行ったと考えている」と述べました。ブラウン首相は開戦当時、政権ナンバー２の財務相で、戦争で死亡した兵士の遺族などからは、装備などに十分な予算を与えなかったことが犠牲者の拡大につながったと責任を追及する声も上がっています。これについて、ブラウン首相は「予算上の障害はなかった」と述べ、十分な予算措置を講じていたとの認識を示しました。イギリスでは、ことし５月にも総選挙が予想されており、国民の政治不信を招いたと言われるイラク戦争をめぐるブラウン首相の証言が、今後の選挙の情勢にどんな影響を与えるかが注目されています。」

http://www3.nhk.or.jp/news/t10013027191000.html

関連
ブレア英前首相の証言に衝撃、英各紙が論評 イラク参戦調査委公聴会 （AFP）
http://www.asyura2.com/09/warb2/msg/657.html
投稿者 ダイナモ 日時 2010 年 1 月 30 日 20:47:23: mY9T/8MdR98ug

イラク開戦反対の英閣僚締め出し　ブレア氏証言を否定(河北新報）
http://www.asyura2.com/09/warb2/msg/700.html
投稿者 近藤勇 日時 2010 年 2 月 03 日 17:30:35: 4YWyPg6pohsqI 　

コメント
01. 2010年3月06日 11:39:50 苦しい言い逃れ？ 根本的な問題はイスラエルを建国したこと自体問題 問題の原因を作っておきながら
02. 2010年3月06日 18:25:41 「反逆者を訓練、重武装させ、都合が悪くなると見捨てる」。 これはＣＩＡの十八番ではあるが、最初に始めたのは英国だ。 ひたすら彼方此方でこの手法を続けると、当然ながら矛盾を来たす。 今や、見捨てたり反乱を煽られた経験がある国が増え、米英は世界中から白眼視されつつある状態だ。 強気で果たして乗り切れるのか？

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