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(回答先: 朝鮮人民軍最高司令部： 侵略者がわが国の空と地、海を０．００１ミリでも侵犯するなら、挑発者を容赦なく撃滅 【朝鮮新報】 投稿者 hou 日時 2010 年 3 月 14 日 20:16:43)
HTTP://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2010/03/12/0300000000AJP20100312000500882.HTML
【ベルリン１１日聯合ニュース】オーストリアで２０年間、北朝鮮の軍需担当情報機関要員として活動してきたキム・ジョンリュルさん（７５）が、韓国に亡命を試みたものの、韓国側の拒否でかなわなかったと明らかにした。
キムさんは１６年にわたり身を隠した末、先ごろ自叙伝を発刊し、公の場に姿を現した。１１日に聯合ニュースの電話インタビューに応じ、「２００６年に韓国亡命まで考え、オーストリアの韓国大使館関係者と接触したが、うまくいかなかった。大使館関係者が拒否したということは、韓国政府が拒否したということ。わたしが角を付けた共産党のだったためようだ」と述べた。
これに対し駐オーストリア大使館関係者は、「当時キムさんが大使館に接触してきたのは事実だが、ことが進んでる途中にキムさんが突然連絡を絶ち、再び行方をくらましたものと承知している」と説明した。
キムさんは１９９４年に姿を消すまで２０年にわたり、ウィーンを中心に欧州全域をめぐりながら、軍需・産業用品や建築資材などを購入し、北朝鮮に送っていた。今月４日にウィーンで故金日成（キム・イルソン）主席の私生活を暴露する「独裁者に奉仕して」というタイトルのドイツ語版自叙伝を出した後、オーストリアに亡命を申請した。キムさんは出版の背景について、「人も７０歳になれば死を考える。こうしてただ死なねばならないのかと自問した末、最後に一言言いたかった」と説明した。
当時は北朝鮮・朝鮮人民軍の大佐で、護衛司令部第１局・警備運輸部の技術担当副部長だったが、オーストリアでは朝鮮機械輸出入商事副社長などの肩書きで活動していた。金属探知機、毒ガス探知機などの身辺保護装備や窓、壁紙、タイルまで、金日成主席の別荘で使う物品を北朝鮮に送った。
１９９４年に金日成主席が亡くなると、北朝鮮が長くても５年ほどと判断し、死亡を偽装して行方をくらました。その後はウィーン郊外にある小さな農村の地下で、５６１９日間、毎日同じベッドに寝ていた。数カ月前から集めていた金で暮らしたが、苦しい生活からは抜け出せなかった。一日の平均生活費は、たばこ代にも満たない３．５ユーロ（約４３０円）だったと、これまでの困窮ぶりを明かした。家族にもまた会えるものと期待したが、今では生死も分からないという。
一方、キムさんは北朝鮮が崩壊する可能性について、「すぐには難しい。０．１％、大きく見積もっても１万人にもならない金正日（キム・ジョンイル）周辺の連中が独裁政権を維持しようとしている」と評価した。
キムさんは、今でも北朝鮮共産党に捕まるかとおびえる日々が続いているという。
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