イスラエルの入植拡大批判相次ぐ＝アラブ首脳会議開催

　【カイロ時事】リビアの地中海沿岸の都市シルトで２７日、アラブ連盟（２２カ国・機構で構成）の首脳会議が２日間の日程で開幕した。国連の潘基文事務総長は演説で、米国が仲介するパレスチナ自治政府とイスラエルの間接和平交渉を支持するよう呼び掛けたが、同国による東エルサレムでの入植拡大計画への批判が相次ぎ、そうした雰囲気にはないのが実情だ。
　連盟のムーサ事務局長は「和平プロセスが完全に失敗に終わる可能性について検討しなければならない。代替案を持つ必要がある」と述べ、和平交渉は困難との認識を示した。自治政府のアッバス議長も「イスラエルが（現在の）入植政策を維持する限り、間接交渉を再開することはできない」と強調した。
　主催国リビアの最高指導者カダフィ大佐に招待されたエルドアン・トルコ首相も、イスラエルがエルサレムを東西不可分の首都と主張していることは「狂気だ」と同調した。２５日の外相級会合で東エルサレムのパレスチナ人に５億ドル（約４６０億円）を支援する方針が決まっており、首脳会議で最終決定される見込み。
　

01. 2010年3月28日 06:16:40
いつも良い情報をありがとう。新聞よりもうネットだし阿修羅だね。それにしてもイスラエル、シオニストたちの、この激しい挑発の背後になにがあるのだろうか。

02. 2010年3月28日 15:29:35
デスベレートなんでしょう。
もう後が無いから、死に物狂い。
ユダヤ人が、どんなに右翼や極右だろうと、少なくとも日本の右翼・極右より優れている点があるとすれば、其れは経済が否応無しに解って仕舞う事。
ま、それでも死に物狂いに逆効果な事ばかりしてたんじゃ、良いのか悪いのか解らないけれども。
もしかして、やってる事は経済が解らない日本の右翼・極右と同じ…？

03. 2010年3月30日 02:10:47
「自治政府のアッバス議長も「イスラエルが（現在の）入植政策を維持する限り、間接交渉を再開することはできない」と強調した。」

PLOアラファト亡き後PFLPと主導権争いの末、シリアの影の強いPFLPをアメリカのロードマップに便乗するかたちで避けたファタハの首領アッバスくん。
はじめから穴だらけのロードマップに飛びついてみたものの、ガザで熱狂的人気を誇っていたハマースにロードマップの欺瞞とアメリカに懐柔されたと選挙戦でパレスチナ民衆に疎まれあっさり負けるのだが、自治政府の威光を笠に着て民主的選挙で選ばれたハマースを政権党として認めずガザで篭城戦を挑むもこれまたハマースに力で追い立てられヨルダン河西岸のパレスチナ自治区へ逃げ込みアメリカ、イスラエルの庇護のもとガザの正統政権を批判しあまつさえイスラエルのガザ封鎖さえ黙視し続けハマース政権を支持するガザ住人がイスラエルの日干し作戦で植えて死のうとも自らの政治的正当性が優位になることを優先し、パレスチナ同胞のシオニストによる苛烈な責め苦による攻撃で失われた命の責任の所在をハマースに押し付け、ヨルダン河西岸住民からも「腰抜けの裏切り者」と非難されたアッバスくん。
アラブ連盟総会で口に出したこの言葉の現実的な遂行を切に願う。
実行されない空威張りだと分かっていてなおのこと、それは無論困窮するパレスチナのそして陸の孤島と化したガザの住民たちを救うためにこそ・・・

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