http://www.chosunonline.com/news/20100413000044

哨戒艦沈没：調査団130人以上、米英などからも参加
合同調査チーム発足
哨戒艦沈没
　哨戒艦「天安」沈没事故の原因究明を行う民間と軍の合同調査チームが、今週中にほぼ人選を完了することから、船体が引き揚げられると同時に本格的な調査が開始される見込みとなった。とりわけ調査チームには米国、英国、オーストラリア、スウェーデンなど4カ国の専門家も参加する。

　12日現在、調査チームの人数は総勢130人以上だ。事故発生直後は60人だったが、人数は徐々に増員された。軍関係者は「調査チームに参加する民間人は30人ほどだ。行方不明者家族協議会の代表や、国会から派遣されるメンバー、民間の研究所に勤務する研究員、大学教授など、幅広い人材が加わる」と述べた。

　軍当局が今回の調査で力を入れるのは、徹底した原因の究明と共に、韓国国内だけでなく国際社会でも認められる調査結果を発表することだ。国防部の関係者は「韓国軍と民間の専門家だけでも事故原因は十分に解明できるが、国際的に認めてもらうために、米国など他国の専門家にも参加してもらうことになった」と語る。

　米国はすでに海軍安全センターと海軍造艦チーム所属の軍関係者3人のほか、4人の政府関係者を派遣している。オーストラリアの調査官3人も、今週中には韓国に到着する予定だ。

　調査チームはまず、活動分野を「科学的調査」「船体構造調査」「爆発類型分析」の三つに分ける計画だ。「科学的調査」は行方不明者や死亡者について調べ、「船体構造調査」は天安の構造、組織、材質などについて調べる。また「爆発類型分析」は、天安の沈没が外部からの衝撃によるものだということが明らかになった場合、どのような兵器が使用され、またその兵器はどこの国のものかについて調査を行う。国防部の関係者は「これら三つの分野はすでに確定している。追加として、軍の報告や指揮体制などについて検討する情報・作戦運用分野を調査対象に含めるかは、まだ決まっていない」と述べた。

張一鉉（チャン・イルヒョン）記者 　

コメント
01. 2010年4月15日 18:08:53: FqDvXxU8vI スウェーデンか！ スウェーデンは良いよね！ 成る程ねえ。 流石、事務総長を出したら、色々と伝手が広がる。 相当信頼性が高まる。 でもなあ、今時のデルタ・フォースは何でもあり。 データとしては如何でしょうね。
02. 2010年4月16日 20:34:57: w9qFrWeX0Y http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=128291&servcode=400§code=430 この写真を見ると船体が真っ二つになっています。軍艦として設計、建造されていれば、装甲からいっても魚雷の一発ぐらいで、ここまで破壊されることは考えにくいです。大型の機雷ではないでしょうか。

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