http://japanese.ruvr.ru/2010/06/09/9472506.html

安保理　対イラン制裁決議を採択　公海上の臨検可能に

タグ: 中東, 政治, 安保理, 国際, イラン, 記事一覧, 核問題

9.06.2010, 21:17
　国連安保理は９日、イランへの新たな制裁を盛り込んだ決議１９２９を採択した。インターファクスが報じた。
　イランへの追加制裁は同国が濃縮率２０％のウラン生産を開始した２月から議論が加速化。消極的な姿勢を示してきたロシアと中国を説得する事前交渉の後、先月下旬に決議案が提出されていた。

　採決では、全常任理事国を含む１２カ国が賛成票を投じ、トルコとブラジルが反対。レバノンは棄権した。

　同国にとって

４件目となる制裁決議では、

イランによる第三国でのウラン開発を阻止。

戦車など通常兵器８項目を新たに禁輸リストに加えた。

核・ミサイル開発関連物資を積んでいる疑いのある船を公海上で臨検することも可能になった。

決議には国外資産凍結、渡航禁止などの制裁対象となる法人・企業リストが添付されている。

　米国のライス国連大使は、合意した制裁について「賢明かつ正確」とコメントし、核拡散を促しうる銀行への制裁や核弾頭を運ぶ弾道ミサイル開発の制限など対象が明確な点を強調した。 　

コメント
01. hou 2010年6月10日 07:13:42: HWYlsG4gs5FRk: RfEdAtJpDQ http://japanese.ruvr.ru/2010/06/09/9475794.html プーチン首相、イスラエルへの制裁には反対 タグ: 中東, 政治, 国際, 記事一覧, プーチン, イスラエル, テロ, トルコ, ベトナム, バングラデシュ, イラク 9.06.2010, 22:42 　ロシアのプーチン首相は、先月末に発生したイスラエルによる人道支援船の拿捕事件について、同国の行動を非難する一方、制裁の導入には反対した。ノーヴォスチ通信が報じた。 　訪仏を前に、現地メディアから受けたインタビュー内の発言。９人が死亡したガザ地区支援船の拿捕について、「公海上での行動である点が特に悲劇的だ」と述べ、イスラエルを批判。再発防止のために入念な調査が必要とした。「地域に暮らす全ての人は安全な発展の権利を持つ。その点はイスラエルも同様だが、どんな方法で実現するかという問題は、悲劇の後では個別の議論を要する」とした。 　一方で制裁については、「制裁そのものが見込みの薄いものだ。全当事者が受け入れられる解決策が必要なのであって、制裁で誰かに圧力をかける必要はない」と否定的な立場を示した。さらに、ガザ封鎖については、「解除には常に賛成してきた。こんな方法で地域の問題が解決できるわけがない」とコメントした。 　首相も出席した８日のアジア相互協力信頼醸成措置会議（ＣＩＣＡ）首脳会合では、イスラエルに批判が集中したものの、同国が加盟国だったため、総括の政治宣言に非難を盛り込むことができなかった。議長国トルコのギュル大統領は、ほかの全加盟国が非難表明に賛成だったと述べた。 　ＣＩＣＡ会合は７日〜８日にかけてイスタンブールで開催。議長国がカザフスタンからトルコに移行したほか、ベトナムとイラクを正式加盟国に、バングラデシュがオブザーバー国に迎えた。採択した政治宣言では、中東の平和・安全を目指す国連決議の履行を呼びかけたほか、テロリズムに反対する立場を明確にした。
02. 2010年6月10日 16:55:26: FqDvXxU8vI １９２９の有効性を信じたいのは、キリスト教原理主義者と其の追随者だけ。 実効性の無い決議の典型。 むしろ、エルドリアンやマレーシアのナジブ等、イスラム諸国の背中を押した決議と見るべき。

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