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6月19日 クルド人武装組織「クルド労働者党」: トルコ南東部の国境近くでトルコ軍を襲撃【AFP】
http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/146.html
投稿者 hou 日時 2010 年 6 月 21 日 07:39:14: HWYlsG4gs5FRk
 


http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2736636/5899911

【6月20日 AFP】イラク北部クルド自治区に拠点を持つクルド人武装組織「クルド労働者党(Kurdistan Workers' Party、PKK)は19日、トルコ南東部の国境近くでトルコ軍を襲撃した。

 トルコ軍は、この襲撃でトルコ兵11人が死亡したが、反撃してPKK戦闘員12人を殺害したと発表した。また、トルコ軍機がPKKの標的とみられる場所を空爆したと、双方が発表している。

 19日の襲撃はトルコ軍にとって過去2年で最悪の事態となった。トルコ軍は、同日夜から20日朝にかけて国境を越えてイラク側に10キロほど進入し、この際に3人が死亡したと発表した。しかし当局は、死亡したのがPKKの戦闘員なのか、民間人なのかは明らかにしていない。

 トルコ軍は5日前の16日にも、トルコ南東部シルナク(Sirnak)県からイラク北部ドホーク(Dohuk)州に進入していた。PKKの報道官は18日にイラク・クルド自治区の区都アルビル(Arbil)でAFPの取材に応じ、16日に起きた武力衝突でPKKの戦闘員2人が死亡したと語った。

 この報道官は武力衝突の激化を受け19日、トルコ軍が軍事的圧力を強めれば、PKKはトルコ全土の都市に攻撃を加えるだろうと警告した。

 クルド人国家の樹立を目指すPKKは、トルコを含む多くの国に「テロ組織」とみなされている。トルコ政府は、PKKが武装蜂起した1984年以降、4万5000人以上が犠牲になったとしている。(c)AFP/Cat Barton
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コメント
 
01. 2010年6月21日 12:21:22: PQIhT09Seo
世界はトルコ南部とイラク北部へクルド人国家の樹立を容認すべきだ。

02. 2010年6月21日 16:47:02: FqDvXxU8vI
クルドは米英に魂を売って仕舞った。
英国軍に教育された、ソマリア海賊(最近、中の1人が法廷で口を滑らせ、つい「英国の下請けですぅ〜」と内実をばらして隠蔽に一大騒動が…ッ!)の二の舞だ。
もう如何にもならない。
南米でもコロンビアが麻薬戦争の結果米国の軍門に下った様に、其処は「最もブラックな拠点として機能するだろう」。
最終的に、ありとあらゆるゲリラや騒乱を引き起こす者達の「シャングリラ」だか「アシュラム(休息所)」だかになって仕舞う。
麻薬は蔓延するし、地獄絵図ですよ…。

03. 2010年6月22日 10:45:12: lM0OGHeDS6
クルド人国家というけれどフセイン体制のイラクでもクルド人がバース党員や大使級の官僚に登用されてきた事実は一向に報道されてないのは何故ですかね。
イラク、イラン、トルコ、シリアに跨ってクルド人は住んでいていずれもいながらにしていないことになっている流浪の民だと腫れ物を触るように報じます。
勿論それはそのとおりでクルド人は国を持たぬがゆえにいつも近代史の悲哀を受けてきたのは事実であり、それはパレスチナ人と並ぶアラブ独立を巡る悲劇だという指摘もそうだとは思います。
けれど、そうは言ってもたとえば独立を巡って各宗派各民族が入り乱れて政変で血を流し続けてきたイラクだと様相は必ずしもそうとばかりもいえません。
世俗主義を唱えたフセイン、バース党政権では国教はイスラムにしてありますが政教分離、侵さざるべからずでとくに政体への反発は治安重視の観点から激しく取り締まったのでこれが西側から反体制派少数民族派異宗教弾圧独裁軍事政権と厳しく批判され湾岸戦争終結後もアメリカはこれを言い分けにイラクに対し、体制弱体化の希望も含め強固な経済制裁を安保理決議に盛り込みました。
大量破壊兵器破棄にイラクが協力しないからだというまったくの嘘をアメリカは安保理で言い続けたばかりでなく、大量破壊兵器査察に協力し9割強破棄したと査察チームのアメリカ人スタッフがリポートしたのにもかかわらずです。ちなみにこのアメリカ人こそ湾岸戦争にも従軍したバリバリの共和党支持者のスコット・リッターだったわけでリッターは後に査察チームを降りますが、それは精査し正しい情報をノートに記して安保理に提出しイラクの経済制裁解除を申し出ても英米が潰してしまうことに大いなる怒りをもったからです。
後年彼はイラク戦争に突き進む母国を批判しメディアにイラクから金を貰って言わせられたのだとバッシングを浮けますが、彼の批判が正鵠だったことはいうまでもありません。
横にそれましたが、そういうわけでクルド人問題もイラクでは独立を巡っては地政学的事情や治安から反逆とみなし弾圧します(シーア派も同じ)が、イラクという国家の中でクルド民族という営みを普通に歩んでいくなら(分かりやすく言うと恭順するなら)世俗主義国家として民族、宗教、出自の別なく能力あるものは上に上がることは普通だったわけです。
とくに首都バグダッドは世俗主義が行き渡っていてクルド人とアラブ人の婚姻、シーア派とスンニ派の婚姻はごく普通に行われ親族にクルド人とかスン二、シーア、キリスト教徒なんてのはざらでした。
地方の部族でもスン二派とシーア派がそれぞれ住み分けて普通に行き来していたり、おおらかな部分がかなりあったことはついぞ報じられることはなく、政治闘争反対勢力=クルド、シーアという対立図ばかりイラクに関してはいつも報じられてきたわけですが、治安が崩壊し各民族宗派がむき出しの権力闘争に出て、かつて世俗主義で穏やかな関係を保ってきたイラクのコミュニティーを崩してしまったのは誰あろうアメリカやそれを追認した日本の西側世界です。
人権や人道といえば聞こえはいいですが、複雑な歴史的背景を持つアラブを線引きで勝手に傀儡植民地国家を作らせて部族の長を王に見立てていくつも石油だけ出させて骨抜きにさせてきた欧米の政策にこそ矛盾の原因があるのに、そこはまったく触れられずクルド人可哀想だけで国境線と地政学的因果を抜きにすればこの地域は血で血を洗う陰惨な戦争になることをわかろうともしない報道には正直異論というより怒りを禁じえません。
パレスチナ問題も含めてクルド問題もヨーロッパが残した大いなるツケであり、アラブ諸国家やトルコにだけ問題を転嫁させるような論理は単なる誤魔化しだと思います。

04. 2010年6月22日 15:59:33: FqDvXxU8vI
勿論03の仰る通り、フセイン政権下のクルドに関し、ケミカル・アリだけが有名になってる旧西側諸国の印象は操作に因るものです。
しかしね、米英の第二次湾岸戦争に前後して、クルドだけが別天地の様になって明らかに囲い込まれ、英国軍がクルドを軍事訓練した事も事実です。
まあ言えば、実に便利に使われて仕舞ってますよ。
例の「定規で引いた様な」国境線を引いた当時に其処迄の計画が有ったかどうかは別にして、散々スパイだの密偵だの「冒険家」だの英国は放ってますし、クルド民族の存在自体を知らないなんて事は無かった筈ですけども。

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