２００７年ちょうど３年前にも、韓国キリスト教福音主義者団体が送り込んだグループが、アフガン武装勢力に拉致され、２名が殺害されるという事件が発生している。

　翌２００８年には、タリバン勢力が実権を握る前から現地で活動していた、宗教色の全くない日本の「ペシャワール会」の隊員だった伊藤和也さんまで殺害される状況にあるアフガニスタンである。

　現下戦争の最中にあるアフガニスタンは、各国外務省が最大限の警告を発している地域であることを忘れてはならない。

　そのアフガニスタンがどういうところか、今回被害にあったグループが知らないで、純粋に宗教的善意に溢れてアフガンに入国したとは、全く考えにくい。

　今時敵意みなぎるイスラム世界の真っただ中でキリスト教の布教伝道活動とは考えにくく、なにがしかの目的あっての行動だったのだろうが・・・

　かつて帝国主義華やかりしころ、キリスト教「伝道団」はその尖兵として働いてきた過去がある。英国国教会の派遣した「内陸伝道団」などは、その最たるものであった。

　中東を皮切りに日本や朝鮮中国紀行で名を残したイザベラ・バード（結婚後ビショップと改名）女史なぞ、１００％軍事探偵ともいうべき行動を取っており、遺した著作物が、いまでは当時の日本や中国、朝鮮事情を知る手掛かりとなっているのは、なんとも皮肉というしかない。

　ISAF(独立国家連合軍）を構成する各国軍が、タリバン勢力に勝てない＝負け戦の中、撤退していく趨勢の中で起きた今回の事件、裏があるように思えてならない。

ましてや、犯罪的に攻め込んできた白人どもがキリスト教を布教するなど

犯罪者共がさらに犯罪を重ねていることだ　当然の報いはしかるべきだ

歴史的に見ても、イスラムと他文明との対立は、少なくとも第二次大戦後、ここ最近の出来事。これだけ見ても、それが何を意味するかが分かる。

結論から言うと、過激なイスラム原理主義ゲリラを作ったのは、アフガンでアルカイダを創設したのと同じ、アメリカによるもの。

イスラム過激ゲリラと北朝鮮＝世界の悪者というイメージ作り工作をしたのも、中身は同じ。北朝鮮を建国したのは、米ソ＝ソ連建国は米ユダヤ資本。つまり北朝鮮は、完全なアメリカ支配が、建国から今現在も続いている。

これは、日本が今現在も、完全にアメリカの支配化にあるのと全く同じ”事実”である。

他にも、「シーシェパードの日本叩き」「トヨタ叩き」とイメージダウン工作をしたが、何れも失敗に終わっている。

イスラムの大半は、民主主義をも可能にする普通の人々である。

中東の過激ゲリラを創設し、維持する為に、アフガンに麻薬工場＝ケシ畑を作り、今も破壊せず大事に保管運営しているのが、アメリカ。

敵を自分たちの手で作っては、ミサイルをぶっ放し、侵略を正当化する。これがアメリカの世界侵略手法の黄金率テーゼ。

私的には、世界中の神々が、釈迦仏の気づいた「事実」に基づいて生きることが、世界の平和に繋がると考えてますけど。

アフガニスタン：改宗で死刑、今すぐ司法改革が必要（アムネスティ）
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=110

おこがましいのでは？　イスラムを変えようというの？

これはアムネスティが言っていること。
コーラン、シャリアを変えることは出来ません。
ムスリムではその掟を守って生きるのです。