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「オレが透視した敵潜水艦、誘拐犯。そして臨死体験」(『ボーダーランド』96年6月創刊号)
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/656.html
投稿者 不動明 日時 2010 年 11 月 28 日 17:20:56: yX4.ILg8Nhnko
 

(回答先: リモートビューイング(遠隔透視)−スパイ活動とESP 投稿者 不動明 日時 2010 年 11 月 28 日 17:16:49)

 
 
 
 
「オレが透視した敵潜水艦、誘拐犯。そして臨死体験」(『ボーダーランド』96年6月創刊号)
http://www.asyura2.com/sora/bd14/msg/48.html
投稿者 SP' 日時 2001 年 7 月 27 日 16:17:46:
 
 
「オレが透視した敵潜水艦、誘拐犯。そして臨死体験」(『ボーダーランド』96年6月創刊号)

スターゲイト計画──知る人ぞ知る、アメリカ政府が国をあげて行ってきた超能力作戦である。時には敵国の基地の内部を、ある時はテロ組織の犯人の居場所を、超能力で探ろうとしてきた。その作戦に従事してきた超能力者の1人が、彼、リモート・ビューアー001である。リモート・ビューイングとは、ある情報の断片をもとに遠隔地の物体や情景を透視することだ。“遠隔視”でズバ抜けた能力を発揮した彼が、日本のマスコミで初めて真実を語る!
インタビュー/編集部 取材協力/浅川豊、坂井みほ、Chiaki Kang 撮影/若松正英


Joe McMoneagle
PROFILE
ジョセフ・マクモニグル。1946年フロリダ州マイアミ生まれ。高校卒業後、陸軍に入隊後、保全局に採用され秘密任務に就く。日本を始め、タイ、ベトナム、バハマなど世界各地で情報収集活動に携わった。長期の海外勤務のあと陸軍情報保全コマンド本部に配属され、1978年から国防情報局のスターゲイト計画に情報将校として参画。スタンフォード研究所を通じ、CIA、FBIなどから要請された諜報活動、事件捜査などにあたる。軍事・国家安全保障関連では、250以上の秘密情報を当局に提供、「もっとも信頼できるリモート・ビューアー」といわれた。イタリアでの米高官誘拐事件への協力などの功績で勲章を得ている。1994年の軍退役後は独自に超常現象の研究につとめ、現在は自ら設立したIntuitive Intelligence Applicationの所長をつとめる。著書に『MIND TREK』など


●Aa……ある人物の写真を見せられ、「この人物はサンフランシスコ・ベイエリアのどこかにいる」といわれ、マクモニグル氏が描いたのがAの図。aは実際に知人がいたショッピングセンターの写真。
●Bb……これもAaと同様に描いた絵と現場の写真。このときは「彼はアメリカ国内のどこかにいる」といわれてリモート・ビューイングした。
●Cc……実際の諜報活動に応用できるかどうかを試されたケース。ある人物の写真を見せられ「彼がどこで働いているか?」と問われた。約2時間かけて8枚の絵を描いたが、Cはそのうちの1枚。絵とともに、80ページにおよぶ陳述も行ったが、伝えた情報は86%の正当率だったという。cは実際の現場写真だが、中央の建物は原子爆弾の部品を製造している工場だった。

●リモート・ビューイングをする対象は場所、人物、物、時には概念の場合もある。実験は窓のない部屋で、たとえばこんなふうに行われる。100通の封筒から1通がランダムに選ばれ、封をしたまま「アウトバインダー」といわれる役目の人間に渡される。もちろんビューアーは封筒の中身を知らない。アウトバインダーは実験室のある建物からクルマで出掛け、予め指定された時刻に封筒を開け、中の紙に指示された場所に出向く。現地に到着する時刻も予め指定されている。一方ビューアーは、アウトバインダーの現地到着指定時刻になると、インタビューアーに「彼がいまどこにいるか」と尋ねられる。ビューアーは約15分間、質問に口頭で答えたり、絵で表したりする。その描写の精度が、リモート・ビューアーの資質として問われる。

ジョー・マクモニグル氏は現在ヴァージニア州在住。ワシントンD.C.からクルマで4時間ほどの山中に居を構えている。講演やコンサルティング活動のかたわら、たまに時間があけば書斎にこもり、インターネットの自らのホームページのコンテンツ制作も。書棚には、退役時に軍から贈られたという『ブリタニカ百科事典』がずらりと並ぶ(写真右)。下は、京都に在住したこともあるというナンシー夫人と

常ならざる能力をもったがゆえに、苦悩の日々を送ったこともあった。しかしインタビュー中も、その過去をふり返る言葉は淡々としている。「万物は流転する。そして、変化はたいてい一瞬のうちにやってくる」──自らの体験からつかんだ“超常世界の法則”の1つだという。自宅前で


 昨年アメリカのABCテレビが、政府の20数年間にわたる“超能力作戦”をスッパ抜いた。のべ2000万ドルもの国家予算が使われてきた事実も明るみに出て、他のマスコミも注目。中でもマクモニグル氏は、元情報将校でありながら、自ら超能力者として関わってきた人物としてクローズアップされた。
 しかし結果的に、スターゲイト計画への予算は昨年、政府部内の懐疑派の圧力で打ち切られてしまった。昨年すでに退役しているマクモニグル氏だが、プロジェクト打ち切りへの不満はいまだにつのる。それが、マスコミ取材に応じた背景にある。
──まず、あなたの関わってきたスターゲイト計画について改めて教えてほしい。
マクモニグル氏(以下マ氏) スターゲイト計画は1977年、国防総省のもとで始められた。ESPの利用でソ連に遅れることを恐れた軍部は、超能力者を集めて、実際の諜報活動を兼ねたリモート・ビューイング(以下RV)の研究を始めたのです。
 まず軍の情報将校の中から、実戦的でリスクを恐れない人物が100人ピックアップされた。さらに、警察が超能力者を使って解決した事件に意見を求められ、超常現象にオープン・マインドであるかどうか調べられたり、私生活や個人的な信条なども調査対象になった。結局、90日間の面接調査で“リモート・ビューアー候補”として残ったのが6人。その中に私も入っていたというわけだ。
──しかし、そんな映画やスパイ小説のような計画を、軍や政府関係者が本気でやろうとしていたのか。
マ氏 じつは、CIAはスターゲイト計画以前に、スタンフォード研究所(SRI@)などに超能力研究を依頼している。SRIはもともとはスタンフォード大学の研究部門。先端分野の研究・調査では定評のある機関だが、そのSRIではすでに超能力研究が行われていた。インゴ・スワンという有名な超能力者や、元警部でこれまた超能力者として知られるパット・プライスに、ソ連国内にある建造物を透視させたりしていた。
 そのSRIでの研究成果に目をつけた国防総省が、正式にリモート・ビューアー探しに乗り出したのがスターゲイト計画というわけです。当然、選ばれた私たち6人も、まずSRIに送り込まれた。
──いったいどんな訓練を?
マ氏 行ってすぐに、2週間の実験が待っていた。最初、能力者がRVをしてる場面のフィルムを見せられたあと、6種類の実験を行い“能力”がどの程度あるか試された。結果的に私は、6種類中5つのターゲットを当てることができた。さらにさまざまな実験が続けられたが、私は、信頼できるリモート・ビューアーとして最初に採用された。で、私に付けられた番号が「001」というわけだ。
編集部注/ここで彼は、左ページのような絵と写真が1セットになったシートを何枚も見せてくれた。絵はマ氏がRVによって描いたもの。写真は、実際の現場の風景や状況である。その酷似には驚く。詳しくは解説文を参照してほしい。
──ターゲットを当てるとはどういうことなのか。もう少し詳しく聞きたいのだが……。
マ氏 結局18年以上にわたりリサーチと諜報活動を合わせて約4000件以上のリモート・ビューイングを行った。そのうち53%はターゲットを当てている。ターゲットが正しかった場合、そのターゲットに関する詳細な情報に関しては65%から86%の正当率。もちろん100%正しかった場合もある。
──100%? その65%とか、86%という数字は、どういう基準で判定されたものなのか。
マ氏 実験の場合「判定者」というのが別にいる。RVした情報はターゲットごとにまとめられ、現場の写真と共に判定者に渡される。彼はどの情報が写真と一致するか答え、その結果で正誤を判断する。さらに私の描写した形や特徴などを実際のターゲットと比べ、どこまで詳しく、正しく答えたかを見る。これが情報に関する正当率になる。
 諜報活動の場合は、事件解決後または他のスパイ活動を通じて得た情報と私の提供した情報を比べ、どの程度一致したかを判断する。
──旧ソ連の原子力潜水艦の位置も当てたといわれているが……。
マ氏 航海中の原潜という意味じゃない。まだシークレットの部分があるので多くは話せないが……。ある時、軍当局は、ソ連がセベロドビンスクAあたりに大きな建造物を新築したという情報をつかんでいた。しかし中に何があるのかわからない。その建物のドアを遠くから撮った写真があったので、それをもとに、私ともう1人がRVした。20分くらいかかって、私たちは、建物の内部にあるのは新型の潜水艦だという結論に達した。
──なぜ新型だと?
マ氏 私の提供したミサイルの特徴描写が、それまで知られていたソ連製のものと違っていた。それで彼らは「新型」と判断した。
──で、結果は?
マ氏 のちの諜報活動で建物内の航空写真が入手できたのだが、たしかに新型の原潜「タイフーン」だった。
──超能力者として、あなたが係わっていたのは諜報活動だけ?
マ氏 いや、RVの依頼は、DIA(国防情報局)やCIAをはじめ、FBIやシークレット・サービスからもあった。後者はいわゆる事件捜査だ。
──話せることがあったら……。
マ氏 (しばらくの沈黙のあと)1981年、ドジャー准将がイタリアのテロ組織「赤い旅団」に誘拐された事件では、私を含めた4人のリモート・ビューアーが監禁場所を特定するように依頼された。私は、彼が監禁されている建物がある通りの絵をまず描いた。町の名は、ベネチア近くのパドアBだと。監禁されているビルや部屋の内部も描写した。
 だが、この情報は結局使われずじまい。というのは、情報を持ってDIA局員がイタリアに着いた時には、イタリア警察が誘拐犯の親戚から得た情報で、ドジャーを解放していたからだ。しかし私が描写した建物、通り、地名などは85%の正当率とされた。
 他のリモート・ビューアーの中には、ドジャー准将が部屋に張られたテントで椅子に座らせられて手錠をかけられ、イヤホンで大音量の音楽を聴かされていると細かく描写していた者もいる。面白いのは、複数でRVを行う時は、それぞれが違った情報を得て、それがジグソーパズルのように組み合わされ、問題が解決されることが多い。
──RVをする時、あなたの頭の中は、いったいどうなっているのか。
マ氏 一種のゲシュタルト、つまり全体の構造的な絵がすばやく浮かぶ。このゲシュタルトから、個々の情報をどう取り出すかがポイントで、慣れるまではけっこうむずかしい。情報は過去に自分が体験したイメージと結びついて送られてくることが多いが、それがどんな形で表現されるのか予想がつかない。たとえば、あるビルの情報が、昔の自分の家のイメージを使って表現されることがある。それを自分で解釈しなければならない。
 情報は単にイメージだけでなく、物の感触や匂い、味なども伝わってくる。私の感覚では、心の中に“特別な窓”のような場所があって、そこに精神を集中すると、最初は一瞬のうちに伝わってきたすべての情報が、少しずつ整理され不必要な情報も区別できるようになってくる。
──RVには特別な環境が必要なのか。
マ氏 静かな場所で、部屋は暗めのほうがいい。始めたばかりの頃は、焦るあまり、まわりが気になってなかなか集中できなかったが、いまは15分ほどで準備ができる。
──では、いまここでもやってもらえるだろうか。じつは……(編集部では、ある事件の逃走犯の顔写真付き手配書を準備していた。そのポスターを見る前に、マ氏は「それはメイに相談してくれ」と断った。メイとは、スターゲイト計画でディレクターをつとめた核物理学者エドウィン・メイ氏のことである。彼とは、このインタビューの2日後に会うことになっていた。本記事の最終ページを参照)
──なぜメイ博士を通さないとできないのか。
マ氏 RVをする前に私が写真を見るのは手続きに反する。RVは一定の手続きを踏まなくてはならない。メイならそれを知っている。彼に写真を渡せば、それを封筒に入れて封をして、私に送ってくる。そして「封筒の中の人物についての情報が欲しい」と言ってくるはずだ。それで私がRVをすることになる。
──時には失敗することもあるのか?
マ氏 その通りだ。たとえ結果的にRVに成功してもフラストレーションがたまることもある。幼児誘拐事件の捜査に協力した時のことだが、誘拐犯は居場所を頻繁に変えるので、場所を特定するのがむずかしい。最近になってようやく、2人の行方不明の子供がメキシコにいることを特定できたが、結局、ビューイングを開始してから3年半を費やした。
──子供たちの生死は?
マ氏 2人とも無事だった。5歳と8歳の男の子だったが、誘拐されている間は、毎日コーヒー園で働かされていたそうだ。
──それにしても、RV能力をもった自分を怖いと思ったことはないのか。
マ氏 じつは私は臨死体験をしたことがある。
──えっ?
マ氏 どこから話せばいいのか……あれは1970年、当時の妻とオーストリア旅行した時の話だ。友人を交えて食事をしていて、食前酒を一口飲んだところで急に気分が悪くなった。新鮮な空気を吸おうと、出口のドアを開けようとした時、パッと何かがはじけるような感じがした。次の瞬間、敷石の上に立っていた私の手を雨つぶが通り抜けていた。
 私は混乱した。自分がどのようにして外に出たのかの記憶もないのに、振り返ると、開いたドアから体半分つき出すように倒れている自分がいる……体外離脱というやつだ。
 救急車が呼ばれ、自分が運び込まれるのを私は見ていた。空中浮遊したまま、病院に向かう救急車についていった。病院に着くと緊急治療室に運ばれ、看護婦が私の服を切って脱がし、胸に注射器の針が差し込まれた。それを私はずっとそばで見ていたのだ。
 しばらくすると、突然、見ている自分が浮き上がって、その場から遠ざかっていく。いつのまにか、体外離脱した自分が、きらめく白い光に包まれているではないか。光はとても心地よく、やすらかだった。
 ところが「まだ死ぬ時期ではない」という声が聞こえ、またパチンと何かがはじけたように感じた。気がつくと、私は病室のベッドカバーに包まれ、座っていた。
 あとで聞かされたのだが、私は突然けいれんを起こし、舌を喉に詰まらせたらしい。瀕死の状態で病院に運び込まれ、数日間、昏睡状態だったそうだ。この体験が私を完全に変えたようだ。
──つまり、死の恐怖感であるとか、自分が普通じゃない能力のもち主であるということへの恐怖感もなくなった?
マ氏 自分のRV能力に気づいたのは、その体験から7年後のことだが、少なくとも死への恐怖感は離脱体験以来なくなった。仕事へも積極的に取り組むようになったと思う。RV研究にここまで心を開いて打ち込めたのも、あんな体験をしていたからこそだろう。
──そのRV能力というのは、あなたのような特別な人にしかもてないものなのか?
マ氏 いや、ほとんどの人間に共通の、一種の直観だと私は考えている。これはSRIなどの研究でも明らかになったことだ。音楽や運動競技の才能と同じで、誰でもある程度はできる。ジョギングを楽しむ程度で終わるか、オリンピックにまで出る才能を秘めているかの違いだ。才能さえあれば、数年の訓練でRVができるようになる。
──ホントに? この私でも……。
マ氏 才能の芽があれば、もちろん。ただ訓練を重ねる過程で必ず、ある種の世界観、考え方の変化が起きる。時間や空間の概念が覆されるからだ。経験と共にそういった変化が起これば、どんどん上達する。必要なのはオープン・マインド。可能性に対して心を開くことだ。いったんRVに対する自信がもてると、チャレンジするという意気込みも必要ない。自転車に乗るのと同じだ。
──その言葉を信じたい(笑)。最後に、本来なら国家の機密事項にも係わるようなスターゲイト計画のことを、なぜ公表する気に?
マ氏 真実を犠牲にすることだけは避けたかったからだ。1994年、米下院がスターゲイト計画の管轄を国防情報局からCIAに移そうとした時、CIAはAIRCという調査機関を使って計画の見直しを行った。逆スパイ事件など最近ゴタゴタ続きのCIAは、超能力研究などでマスコミにまた叩かれるのを嫌ったのだろう。そしてAIRに、スターゲイト計画には不利なレポートを恣意的に書かせた。しかもAIRはレポートを機密扱いせず、議会に提出。それをABCテレビが察知して、ニュースリポート番組で流した。
 当初、私はCIAが計画を引き継ぐことはいいことだと思っていた。実際CIAは、15年以上、さまざまな問題の解決にリモート・ビューアーを使ってきたし、その成果Dに不満をいう者もいなかった。ところが彼らは、本来の仕事である諜報活動より政治的志向が強くなる一方だった。結果、CIAの責任者は計画に理解を示さなかった。
 提出されたAIRのレポートは、私たちの24年間にわたる研究データと国防情報局への貢献をないがしろにするものでした。自分の生活を捧げた多くの人の業績や信用、そして名誉を傷つけた。一部のCIA当局者の誤解のために、真実を曲げることだけはできないと思ったのです。


スターゲイト計画に係わった

核物理学者●
Edwin C. May
エドウィン・メイ 2人の学者が
語る ●統計学者
Jessica Utts
ジェシカ・アッツ


マクモニグル氏とRV( リモート・
ビューイング )能力研究


<写真左>エドウィン・メイ博士(左側)とジェシカ・アッツ博士。メイ博士は1976年からSRIの物理学研究員となった。アッツ博士は外部研究員として1987〜1988年の2年間SRIの研究に参画した。<同上>2人の博士とのインタビューを行ったカリフォルニア大学デイビス校。<同下>メイ博士がCIA批判を展開した論文(Journal of Scientific Exploration)


 マクモニグル氏(以下マ氏)のインタビューの中で出てきたエドウィン・メイ博士(核物理学)は、25年間続いたスターゲイト計画の中で約10年間ディレクターをつとめた人物である。同計画の政府予算が打ち切られてからは、自ら研究調査会社を設立。マ氏らスターゲイト計画に係わった超能力者を率いて、独自に超能力研究を進めている。「赤い旅団」によるドジャー准将誘拐事件の時は、一研究員の立場で“RV捜査”に携わっていた。
「実は誘拐事件が起きた12月17日の2週間前に、たまたま政府の情報部に脅迫電話が入っていたんです。それは誘拐とは別件だった。毎年ホワイトハウスで行われるクリスマス・ツリーのライティング・セレモニー会場で、レーガン大統領の身に何かが起こるというものでした。我々研究員は複数のリモート・ビューアーに、2週間後の12月17日に何が起こるのか聞きました。するとビューアーの1人が『米軍の長官がイタリアで誘拐される』といった。その日が12月17日だと。私たちは大統領の問題と関係ないと気にとめていなかったのですが、実際に12月17日にドジャー准将が誘拐されたのです」
 最初に誘拐事件を口に出したのはマ氏ではなかったが、誘拐事件が明るみに出てからは、マ氏はその能力をいかんなく発揮したという。
「彼のビューイング結果を政府がもっと積極的に使っていれば、准将の救出はもっと早かったに違いありません」
 メイ博士は、現在研究に携わるリモート・ビューアーのうちマ氏の能力は総合的にズバ抜けていると断言する。
 一方、マ氏をはじめとするRV能力者の有用性について統計学的な実証を行おうとしているのは、カリフォルニア大学デイビス校の統計学者、ジェシカ・アッツ博士である。彼女はスターゲイト計画を統計学的な見地から分析、リポートを発表している。
「わかりやすくいうと、たとえば5つの中から1つのものを当てる実験があるとします。普通、当たる確率は20%です。しかしマ氏の場合は、40〜45%の確率になる。それくらい高いレベルのビューアーなのです」
 そう自信をもって断言する2人だが、RVの大脳生理学的なアプローチや他の科学的分野からの研究は、まだこれからだと認めている。
「実験を通じて、ある程度の推論はできます。RVは何らかの“変化”をとらえる能力ではないかということです。同じ光でも電球の明かりより、ロウソクのチカチカした光のほうが読み取りやすい。RV能力と大脳のニューロンの関係については、さらに実験を重ねて調べるつもりです。しかし超能力研究に関しては、いまだ大半の科学者が関心を示さないというのが現実。我々の目的の1つは彼らの目をこの分野に向けさせることにある」(メイ博士)
 アッツ博士は、テレビの討論番組などでも、懐疑派といわれる心理学者やサイコップ団体Eと積極的に議論を交わしてきた。ではあるが──、
「彼らは手品師の種明かしに明け暮れていて、統計学的に実証されている事実を無視しようとする。まったく私たちの研究をシリアスにとらえていない」ともどかしさを隠さない。
 しかし、彼らはけっして悲観的ではないようだ。スターゲイト計画の予算打ち切りという、冷戦終結の1つの余波が、皮肉にも超能力研究への耳目を改めて集める結果になった。
「懐疑派の学者はよく、超能力研究には理論がないという。しかし科学の歴史をたどれば、90%以上の場合、実験データの統計後に学説、理論が生まれているのです」(メイ博士)
 その理論確立を待たずとも、RV能力が必要とされる場面は依然として絶えないに違いない。たとえば、事件捜査。今回、我々はマ氏に一担断わられた逃走犯の手配書を、メイ博士の元に持参した。博士は数人のビューアーを使ってRVすることを約束。実はその結果は既に編集部に届いている。しかし「警察への情報提供は構わないが、事件解決まで、一切の報道は困る。関係者全ての人命に関わるからだ」とメイ博士にクギを刺された。来たるXデーまで詳細報告は待って欲しい。


注@SRI=Stanford Research Institute。かつてユリ・ゲラーの超能力研究もここで行われている。現在はStanford Research Institute International(スタンフォード国研究所)として、独立した民間研究機関になっている。
注A現ロシア最北西部に位置するカレリア共和国の軍港都市。マクモニグル氏はRVをした当時、その地名さえ知らなかったという。
注Bパドアというのは「パドヴァ市」の旧名。犯人たちはまさに、そのパドヴァで捕まった。
注CAIR=American Institute Research。政府の依頼による科学的調査・研究活動を主に行っている。
注Dスターゲイト計画擁護派は「実際に役立った例は20%もある」といっている。しかしその判断基準をめぐっては、懐疑派との議論の対象になっている。予算打ち切りの背景には、マクモニグル氏やメイ博士がいうように、純粋な学術論的論争より、政治的あるいは、生理的といってもいい当局者側の拒否反応があるようだ。
注ECSICOP(the Committee for Scientific Investigation of Claims of the Paranormal=超常的主張に対する科学的調査委員会)。超常現象に対する懐疑派の科学者たちなどで組織されている。
 
 
 
 
 

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