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韓国の李明博大統領:「随分我慢してきた、もう1回挑発があれば強硬対処」(朝鮮日報
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/695.html
投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 30 日 06:59:30: HWYlsG4gs5FRk
 

(回答先: 北朝鮮の崔泰福労働党書記(最高人民会議議長): 30日、北京入り (時事通信 投稿者 hou 日時 2010 年 11 月 30 日 06:51:40)

http://www.chosunonline.com/news/20101129000024

北朝鮮砲撃:胡錦濤主席の特使、急きょ来韓(上)
北朝鮮砲撃
■変化みせた中国

民間人の犠牲には無関心

北朝鮮の責任に言及なし

韓半島の安定・対話のみ要求

■断固とした韓国

李大統領「随分我慢してきた、もう1回挑発があれば強硬対処」

6カ国協議の提案に回答せず

 中国の外交実務担当者としては最高位にある戴秉国国務委員(外交担当)が27日に急きょ韓国を訪れ、28日に李明博(イ・ミョンバク)大統領と会談を行った。中国側は今年3月の哨戒艦「天安」沈没事件の当時と比べ、特に立場の変化は見られなかったという。

 国家元首である大統領が、副首相クラスの人物と2時間15分も会談したのは、外交的に異例のことだ。しかし、韓国大統領府(青瓦台)関係者は会談終了後、「副首相クラスという地位が高い人物が来韓したこと自体に意味があるのではないか」と述べた。言い換えれば、外相(閣僚級)ではなく、副首相クラスが韓国を訪問したこと以外、特に評価すべき点がなかったということだ。ある当局者は「会談開始から1時間近く、中国はこれまでの主張を長々と説明した。そのために時間が長引いた」と説明した。

 中国側は同日、戴国務委員を通じても、「6カ国協議を早急に再開すべきだ」という立場を伝えてきた。しかし、李大統領は回答する必要がないと感じたのか、それにあえて反応を示さなかったという。そして、会談後には「現在は協議すべき場合ではないという点を明確にした」と発表した。

 戴国務委員はまた、李大統領に「韓国側の犠牲に哀悼と慰めの意を表し、南北間の平和のために、状況が悪化しないよう共に努力しよう」と述べた。李大統領は事件発生以降、「民間人居住区域まで無差別に攻撃した蛮行だ」と強調してきたが、中国政府は民間人の犠牲という点には全く関心を示さなかった。

 また、大統領府の公式発表によれば、中国は「状況が悪化しないように」とし、韓国と北朝鮮に同じ責任があるかのように言及した。「パートナー」を名乗る隣国からやって来た特使が、被害国の首脳と会った席上でも、違法攻撃を加えた側の責任には一言も言及しなかった格好だ。

http://www.chosunonline.com/news/20101129000025

北朝鮮砲撃:胡錦濤主席の特使、急きょ来韓(下)
北朝鮮砲撃
 中国の立場が過去とは特に変わっていない点を確認した李大統領は、「われわれもこれ以上、北朝鮮の行動に耐えてばかりはいられない」という考えを中国側に伝えたとされる。大統領府高官は「戴国務委員に言うべきことはすべて言った」と語った。

 戴国務委員が、韓半島(朝鮮半島)の平和と安定を強調しながら、北朝鮮と対話することを求めたのに対し、李大統領は「韓国戦争(朝鮮戦争)以降、北朝鮮の度重なる挑発に耐えてきたが、今回さらに挑発があれば、強硬に対処する」と述べた。韓国政府が今後取るべき措置について、中国側に理解を求めた形だ。

 李大統領は「北朝鮮の現在の状況は過去とは異なる。高濃縮ウラン開発プログラムを公表し、民間人まで無差別に攻撃しているのだから、中国もそれに対応し、北朝鮮への態度に変化があるべきではないのか」と注文を付けた。李大統領はまた、「中国が今のように北朝鮮の側にばかり立つ行動を続ければ、国際社会における中国の地位にも影響が出る。北朝鮮が誤ったことをした場合には、確実にそれに対処するところを見せてこそ、公正で責任ある姿勢と言える」とも語った。

 韓国政府当局者は「中国側の訪問目的は、『中国は何をしているのか』という国際世論を意識し、自分たちが韓国と意思疎通を行っているようアピールしたかったようだ」と指摘した。ただし、対話を行ったということ以外、これといった進展はなかった。

 あえて中国側の変化を挙げるとすれば、天安沈没事件当時とは異なり、原子力空母が参加した西海(黄海)での韓米合同軍事演習に対し、公式には反対の立場を示さなかったことぐらいだ。ただし、韓国政府当局者は「(会談では)反対するという言葉はなかった」としながらも、「緊張がエスカレートしてはならないという形での言及はあった」と説明した。中国は韓米演習について、遠回しに懸念を伝えたと言える。

 中国側は今回の訪問を27日午前に急きょ打診。戴国務委員らは同日、チャーター機で韓国入りし、28日に帰国した。

権大烈(クォン・デヨル)記者  

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