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NGO共同声明 : ガザの民間人の苦しみは続く (アムネスティ・インターナショナル)
http://www.asyura2.com/10/warb6/msg/885.html
投稿者 ダイナモ 日時 2010 年 12 月 13 日 15:35:50: mY9T/8MdR98ug
 

http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=882


アムネスティ・インターナショナル英国支部と、その他21人権団体および援助団体は、厳しい国際的圧力の結果、イスラエルは違法なガザ封鎖の「緩和」を目指す措置をとったが、ガザ地区の人びとの困難な状況にほとんど変化は見られない、と11月30日に発表した報告書で述べた。

「打ち砕かれた希望:続くガザの封鎖」と題した報告書の中で、上記の諸組織は、即時、無条件かつ完全な封鎖解除を確実にするために、新たな国際的行動を求めた。

報告書によれば、国際社会はイスラエルへの圧力を緩和したが、子どもが半数を占める、150万人にのぼるガザのパレスチナ人の日常生活に加えられている制限については、ほとんど実効的に緩和されていない。

ガザ封鎖の「緩和」措置の柱としてガザからの搬出禁止の解除があるが、イスラエルはこれへの取り組みを無視しただけでなく、過去に交わした主要な約束も守ってこなかった。

イスラエルは、国連その他の国際プロジェクトが切望する学校、保健施設、家屋、下水処理場用の建築資材の搬入を拡大促進すると約束していた。こうした建物の多くは、2008年12月から翌年1月にかけての軍事作戦で破壊されたものである。しかし実際には、この誓約から緩和措置は遅々として進まないだけでなく、限定的であることを報告書は記している。

これまでイスラエルは、国連救済事業機関(UNRWA)による学校や診療所建設に向けた25 の建設プロジェクト用資材の搬入を認めただけある。これはガザにおけるUNRWAによる再建計画全体のわずか7パーセントに過ぎない。これまでこうした承認済みのプロジェクトでさえ、必要な建築資材のごく一部しか、ガザへの搬入を許されていないのが実情だ。

報告書によれば、全般的にガザでは、住宅建設用だけでもトラックで67万台分の建築資材が必要だと国連は見積もっている。しかし、「緩和」声明以降、ガザ地区に搬入されたのは、月平均でわずか715台分の建築資材だという。この調子だと、必要とされている家屋を建設するのに何十年もかかるだろう。UNRWAが新校舎用の建築資材を入手できないため、新学期にあたって、4万名にのぼる子どもたちが国連の学校に登録することができない。

「ガザに封鎖された民間人に対して、必要な援助のごく一部しか支給されていません」とオックスファム・インターナショナルのジェレミー・ホブス事務局長は述べた。

「イスラエルが自らの約束を守らず、封鎖解除に向けた国際的な取り組みが不充分なために、ガザのパレスチナ人は清浄水や電気、仕事、平和な未来を奪われているのです。」

さらに現在も禁止されている搬出に対して、「緩和」措置は何の影響も与えなかった。そのためガザ地区の産業の3分の2は閉鎖され、残りは一部が稼働しているに過ぎないなかで最終消費財の流入量が増加し、それが搬出不能で業務再開の目途の立たない地域の生産者たちの苦境に拍車をかけている、と諸団体は述べている。

人の移動についてもほとんど変化は見られない。イスラエル政府は、人道援助に携わる職員のガザへの入出を合理化すると宣言したにもかかわらず、「緩和」措置発表後、実際には国連機関による人道援助の地域職員が出入りを拒否される事例が増えていることを報告書は示している。

一方ガザの一般住民たちは、旅行、仕事、勉学または家族や友人に会うためガザから出る移動の自由を奪われたままである。旅行許可が出るビジネス関係の人びとの数は増加しているものの、イスラエルの検問所を通過してガザを出ることを許されるパレスチナ人の全体数は増えておらず、2000年の第2次インティファーダ以前の1パーセントにも満たない。

EUのキャサリン・アシュトン外交政策代表は最近のコメントのなかで、「ガザの現状には満足できません。イスラエルは、ガザ地区の封鎖を緩和するとした約束を守っていないと、われわれは考えています」と述べている。

アムネスティ英国支部のケイト・アレン事務局長は、「いわゆるガザ封鎖の『緩和』は、全住民に懲罰を加える、残酷で違法な封鎖という事実に何の変化ももたらしていません。実際に緩和されたのは、この残酷で違法なやり方を終息させるためにイスラエル当局にかけられてきた圧力が緩和されたことだけです」と述べた。

アムネスティ発表国際ニュース
2010年11月30日

この報告書を協同して発表した組織は以下のとおりである。アムネスティ・インターナショナル英国支部、ブレーデルリック・デーレン(Broederlijk Delen:ベルギーのNGO)、CAFOD(海外開発のためのカトリック基金)、CCFD(反飢餓と開発のためのカトリック委員会)、テール・ソリデール(連帯する地球)、クリスチャン・エイド、スウェーデン教会、コルデイド(Cordaid:オランダのカトリック系NGO)、ディアッコニア(Diakonia:国際開発・協力のためのスウェーデンのNGO)、欧州地中海人権ネットワーク、ハンディキャップ・インターナショナル、パックス・クリスティ(IKV Pax Christi)、国際人権連盟(FIDH)、パレスチナ人のための医療支援、メディコ・インターナショナル、MSアクションエイド・デンマーク、ノルウェー難民評議会(NRC)、オックスファム、欧州問題のためのクェーカー評議会、拷問被害者のためのリハビリ・調査センター(RCT)、レッド・バーナ、セーブ・ザ・チルドレン・ノルウェー支部、セーブ・ザ・チルドレン英国支部、トロカイア(アイルランドのカトリック系開発援助NGO)。
 

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コメント
 
01. 2010年12月13日 19:31:36: R1UfxyyuqY
ちゃけると、既に以前からずっとイスラエルの態度はこんなもので、まあ一言で言えば和平の妨害ばかりして来た。
しかし、其れが明確に問題だ!と国際的評価の側が変化して来た、この事にこそ最近の意義がある。
つまり、9・11以降であり、ブッシュの戦争(突入)後の世界。

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